こんにちは!IRODORIオペラの水戸です。
今日から、ドン・ジョヴァンニのストーリーや見どころを、稽古写真を添えながらお伝えしようかなと思います!
まず、主役のドン・ジョヴァンニはスペインの貴族です。相当なプレイボーイで、女であれば年齢も肌の色も関係なく誰でも口説き、そして最後は裏切る…というか逃げる。。これを永遠に繰り返し生きている様子。まぁおそらく敵も相当いるはず。しかし当の本人はあまり気にしていないのか…?
本公演のドン・ジョヴァンニ役
左:岩田健志さん(10日) 右:大石洋史さん(11日)
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オペラ最初の場面は、ドン・ジョヴァンニがお目当ての女性の屋敷に忍び込んでいて、従者レポレッロが外で待っているシーンからスタートします。
レポレッロ役…松井永太郎さん(11日)
レポレッロが『もうこんな主人に仕えるのはごめんだぜ!』とぼやいていると、なんと屋敷から逃げ出してくるドン・ジョヴァンニ。女性に騒がれてしまったようです。女性の名前はドンナ・アンナ。
右手奥…ドンナ・アンナ役 吉田真澄さん(10日)
★自分を襲ってきた男を捕まえ、正体を知りたいドンナ・アンナ。
★面倒なことが起きる前に早くここから逃げたいドン・ジョヴァンニ。
★トラブルなのか?何が起きたかわからず、離れたところから様子を見ているレポレッロ。
この3人の三重唱が響き渡ります。
すると騒ぎを聞きつけたドンナ・アンナの父、騎士長がやってきます。
そして剣を抜き、ドン・ジョヴァンニと決闘に。
このシーンは音楽も迫力がありますので是非ご注目を!
写真右…騎士長役 髙橋雄一郎さん(両日)
アンナは怖くなり、婚約者ドン・オッターヴィオに助けを求めるため、部屋へ戻ります。
しかし、
彼女が戻ってくる前に、騎士長はドン・ジョヴァンニに殺されてしまいます。
まずいことがおきた…ドン・ジョヴァンニとレポレッロはその場を去ります。完全に人殺しですね。。
急いで戻って来たアンナとオッターヴィオは、父が息耐えている姿を見て悲観し、殺した相手への復讐を誓い合います。
左…ドン・オッターヴィオ役 岩本識さん(11日)
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シーンは変わり、ドン・ジョヴァンニとレポレッロは1人の女性と出会します。何やら男に振られたのか、嘆いたり怒ったりと情緒が不安定そう…彼女の名前はドンナ・エルヴィーラ。なんとドン・ジョヴァンニの元婚約者!!
ドンナ・エルヴィーラ役 梁瀬彩加さん(10日)
エルヴィーラだと分かったドン・ジョヴァンニは、ここにいてはマズイと思い、その場をレポレッロに任せて逃げ出します。逃げ足の速いやつなんですよね。
レポレッロは『エルヴィーラさん、旦那に泣かされたのはあなただけではないのです。ほら、このリストを見てください』とカタログを取り出し、有名な【カタログの歌】を歌い出し慰めます。しかしエルヴィーラは呆れて立ち去ってしまいます。
一幕はまだ続きますが、ひとまずこの辺りで。。。続きは次回!