さて、ドン・ジョヴァンニのあらすじ、二幕に突入いたします。
二幕頭は、ドンジョヴァンニ と レポレッロの言い争いをするシーンからスタート。レポレッロは「もう…辞めてやる!」と怒っています。
しかし、ドン・ジョヴァンニ から金貨を差し出されまんまと気持ちが負け、次はエルヴィーラの侍女を狙う作戦を決行することになりました。
窓辺にエルヴィーラを呼び出し、ドン・ジョヴァンニ に変装したレポレッロが、ドンジョヴァンニの真似をして甘い声で口説きます。エルヴィーラは騙され、レポレッロと二人でその場を去ります。
ドン・ジョヴァンニは一人になり、女中に向けて美しいセレナータを歌います。するとそこへマゼットと村人が登場!「ドン・ジョヴァンニを懲らしめてやる!」と怒り心頭です。ドン・ジョヴァンニ はまだマゼットの恰好をしたままだったので、「私もねぇ、主人の行いに義憤を感じているんですよ!」と言い、仲間に加えてもらいます。しかし、マゼットが一人になった瞬間、マゼットをうちのめし、去ってしまいます。
助けを求めるマゼットの声に反応し、ゼルリーナが登場。マゼットに「薬屋の歌」を歌い介抱します。
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場面は変わり、ドンナ・アンナの邸宅の近く。ドンナ・エルヴィーラと、ドン・ジョヴァンニの服を着たレポレッロが、ここに逃げ込んで来ます。
エルヴィーラはまだドン・ジョヴァンニと一緒にいると信じたままで、レポレッロは早く逃げたいと考えています。タイミングを見計らって、門から逃げ出そうとした瞬間、そこから出てきたのはドンナ・アンナとドン・オッターヴィオ。
やばいと思い、二人に見つからないようにこっそり移動していると…そこにマゼットとツェルリーナが!
レポレッロは見つかり、捕まってしまいます!
「ドン・ジョヴァンニ !ついに見つけた!懲らしめてやる!」
すると、レポレッロが「私は…ドン・ジョヴァンニではありません…」と変装を脱ぎ、本来の姿に戻ります。一同ビックリ。まぁ一番びっくりしたのはエルヴィーラではないでしょうか…。
そして、レポレッロは「私は悪くないんですよ!すべて主人のせいでして」と言い訳するアリアを歌い、その場からすきをみて逃げ出します。
今回はここまで!次回で完結しますよ~!