今回は千葉市稲毛区の宮野木中央公園で活動している「いなげプレーパーク」へ。
2017年から動き出したプレーパークで、「地域の保護者の方々」というよりは「こどもたちに豊かな遊び環境を」と願う有志で集まって開催している遊び場なんだよね。
開催日が不定期だった立ち上げ当初は幼児や低学年だった子たちも、もう中学生になりなんだか見違えるよね笑 今では最初の時ほど会えなくなったけど、長期休みの時とかに変わらず姿を見せてくれるのが嬉しい限り。
普段の遊び場はというと、近隣の小学生たちが放課後に集う遊び場でさ。ロープで遊具を作ったり、工作したり、火起こしや焼きマシュマロをしたり、なんていう過ごし方がメイン。放課後の短い時間なのに子どもたちは遊びにくるし、短時間だからこそ「遊びたい!」って気持ちを前面に出して来るのがまた良いよね。
この時は15:30ごろに自転車で「おーーーーい!!」と遊び場めがけてやってくる常連の子たちがいて、ロープ遊具や焚火に群がって遊ぶわけ。
そのうち1人の子がはっとしたように「いま何時?」って聞いてくるのよ。
今は・・・15:45くらいだなと伝えると、
「よかったー!まだあと15分遊べる!17時から塾だから、16時にはここを出なきゃいけないんだ」
とのこと。
いやいやちょっと待ってよー!
遊びに来たの、15:30だよ?30分しか遊べないの?
その30分の遊び時間をプレーパークで使いに来たの?
こどもたちの中から3間(時間・空間・仲間)が失われてきていると言われて随分経ちますが、まさに遊び時間がどんどんと減っちゃってるのを見せつけられた気分。忙しいのは大人だけじゃなく、こどもたちもなんだよな。塾や習い事にも良いことがたくさんあると思うけど、同じくらい自分の好きなことができる遊びの時間も大切にされて欲しいと改めて感じました。
大人だって、ワークライフバランスが大事なんだからさ。
こどもだって、have toとwant toのバランスが大事にされると良いよねー