自己紹介
皆様初めまして。
ビーチバレーボール選手として活動している平良伸晃と申します。
私は日本の南に位置する沖縄県の宮古島で生まれ育ち、現在は国内でビーチバレーボールが盛んに行われている神奈川県で活動しております。
この度私は2028年に行われるロサンゼルスオリンピックに挑戦するにあたって皆様にも応援していただきたくこのページを開設致しました。
私自身の事や想いについて書き記しましたので、是非ご一読いただけますと幸いです。
このプロジェクトで挑戦したいこと
まずこのプロジェクトでは、私が夢を叶えるための第一歩として海外大会のビーチバレーボールプロツアーに出場する事と、SNSでその様子を皆様へお届けすること、そして、日本の小さな島出身の選手が夢に挑戦する姿、夢を叶えていく姿を見てもらうことで、ビーチバレーボールの普及とともに、アスリートとして1人の人間として見ている方々に夢と元気と挑戦する勇気を持ってもらうきっかけになればと思っています。
どうか皆様のお力をお貸しください。
実績
2019
ワールドツアー1starフィリピンボラカイ島大会 準優勝
※2020年は世界的にコロナが流行った影響で大会が休止
2021
2020東京オリンピック日本代表決定戦 第3位
2022
ジャパンツアー都城大会 第3位
2023
ジャパンツアー横浜赤レンガ大会5位タイ
2021
川崎マリエンふれあいビーチスクール 現役選手兼講師として所属
沖縄県 ふりむんカップビーチバレーボール教室 講師
2022
沖縄県宮古島市 平良伸晃杯 開催
2023
AKTIOアンダーエイジビーチバレーボールアカデミー 山梨県 講師
このスポーツを始めたきっかけ
私は小学校2年生から高校3年生まで、地元沖縄県の宮古島でバレーボールをしていました。
高校3年生の時に隣の伊良部島の同級生を誘ってビーチバレーボールの全国大会に出場した事がきっかけでビーチバレーボールをやってみたいと思うようになりました。
ビーチバレーボールは砂浜で思うように身動きが出来ず、風の影響でボールのコントロールも難しく、今まで体育館でしていたプレーが出来ずに、なんだこの難しいスポーツは!?と衝撃を受けたのを覚えています。
そして、体育館で行うバレーボールが6人で行うのに対して、ビーチバレーボールは2人でプレーするスポーツなので、より個人のプレースキルが求められる競技です。
私はこのスポーツで自分がどこまで出来るのかやってみたいと思い、高校卒業後はビーチバレーボールをすると決めました。
これまでの歩み
①ビーチバレーボールの始め方
当時の私はビーチバレーボールに関する知識はなく、私の地元沖縄県の宮古島という所はビーチなどで観光地として知られている島ではあったのですが、そもそもビーチバレーボールについて知っている人がかなり限られていました。数少ないビーチバレーボールを知ってる人も多くの事を知っている訳ではありませんでした。
そこで私は、高校卒業後にビーチバレーボールに取り組む事が出来る環境をインターネットでひたすら調べました。
そしてビーチバレーボールが出来る専門学校を見つけ、さらに特待生として合格すると学費が安くなると両親を説得し、新潟県のフォーラム情報アカデミー専門学校に特待生として入学しました。
学校を卒業する際はビーチをとことんやりたいと思い、就職ではなく、時間を調整しながら練習出来るようにアルバイトしながら活動する道を選びました。
②ビーチバレーボールの大会について
ビーチバレーボールは海外も国内もランキングポイント方式で、参加した大会の順位に応じてポイントを獲得する事が出来ます。
ポイントを獲得すればするほど、よりグレードの高い大会に出場する事が出来るといった仕組みになっております。
ビーチバレーボールの国内大会は全国各地で行われているのですが、当時専門学生の私は平日は授業、練習、アルバイト、トレーニング。そして週末に夜行バスで10時間以上かけて大会会場でプレーする、といった生活を続けていました。
1つでも多く大会に出場するため、費用を抑え夜行バスに乗っていましたが、ずっと座りっぱなしの後にすぐに試合をするのは大変でした。
③色々な選手にご指導していただきオリンピック日本代表決定戦まで進むことが出来た。
私はアルバイトや大会で得た賞金を生活費以外はほぼすべてポイント獲得のため遠征費に使用していました。そのためビーチバレーボール専任のコーチやパーソナルトレーナー等の方と契約する費用はなく、トレーニングは独学で行い、全国各地で行われる各大会会場で積極的に他の選手の方々に話しかけ、その都度ビーチバレーボールを教えていただきながら過ごしました。
そのおかげで在学中に23歳以下で日本一を決める大会で優勝し、専門学校在学中に史上最年少ペアで社会人やプロ選手も参加するサテライト大会で優勝する事ができました。
専門学校を卒業後、1年後には当時の日本代表ペアに勝利するなどして、着実に実力を伸ばしていけてると実感していました。
海外の大会で表彰台を経験し、2021年に行われた東京オリンピック日本代表決定戦では最年少選手として出場し、第3位という成績で終了いたしました。
④怪我に悩まされる
私は高校生の時の怪我を引きずりながらプレーをしていました。痛みが出た場所を庇って長らくプレーを続けた結果、2023年1月の練習中にお尻に違和感を感じるようになりました。
痛みはそこまで強くなかったので、我慢すればプレー出来る、そうしながらプレーを続けた結果、パフォーマンスも落ち、そのシーズンの結果も芳しくなく、2023年9月、右坐骨疲労骨折と診断を受けました。
怪我を診て下さった担当の先生からは「この場所を骨折してる人は人生で初めて見た、いつ頃骨がくっつくのかも判断が難しい」と言われ、お尻のかなり奥の部分を骨折していたため、競技に復帰をするのであれば手術はせずにリハビリと適切な栄養をとって保存療法を行う方が良いという事で回復に努めました。
先生方のおかげで約5ヶ月間の期間で骨がくっつき、現在は定期的に診断を受けながら再発しないようリハビリも継続しています。
怪我した当時の写真、分かりにくいかもしれませんが、カーソル付近にある隙間が骨折箇所です。
⑤自分の体と向き合い新しい知識と体験をする。
お尻の骨折を診断されてからは最初はアルバイトも出来ず、体も動かせず寝たきりの日々が続きました。
体を動かせない時間が増えていくほど、この先まともにプレーできるのか、場合によってはビーチバレーボールを続けられないかもしれない。と不安な気持ちがよぎる事もありました。
しかし、体を動かせない今だからこそ出来る事をやろうと思った私は、この際、徹底的に自分の体に向き合ってみようと思い、診断、リハビリ、栄養面それぞれを担当してくださった先生方に過去の怪我から今まで経験した事を相談させてもらい、怪我の原因を根本的に解決出来るようご協力をお願いしました。
それ以外の時間では体を動かせるようになってきた時にどうトレーニングしていくのか、怪我をしないための疲労回復のとり方、ケアの仕方について本を購入したり、Youtubeの動画を見ながら勉強して過ごしました。
特に先生方から教えてもらった、怪我をした自分に必要な栄養素やトレーニングの考え方など、自分の知らない情報ばかりで、知れば知るほど、復帰する事が出来れば将来的に怪我する以前よりもパフォーマンスを高める事が出来る!と確信しました。ただ単にパフォーマンスをあげるだけでなく、怪我をしない身体作りなどの知識を知った時、自分の意識を上げるだけでなく専門の方から教えていただく事の重要さを改めて知ることになりました。
⑥自分の活動で経験した事をSNSを通して伝えたい。
私自身が挑戦していている姿やそれを見て応援してくださる方々が元気になってくれたり、喜んでくれたり、私も挑戦してみようかなって思うきかっかけになってくれたら嬉しいです。
ビーチバレーボールの魅力を他の方たちに知ってもらうために、実際に海で競技に触れ合ってみたり、ビーチバレーボールの試合を観戦したり、何かしらのきっかけがあると思います。
SNSはそのきっかけを増やす手段として、1人でも多くの方に発信して行ければと思っております。
日本の南の小さな島の、オリンピックとは縁遠い環境にいた人間でもこんな事できるんだよって、ビーチバレーボールは楽しいスポーツだよって伝えられたら良いなと思っています。
⑦沢山の方々に応援していただきたい。
ただ、この大きな挑戦も、私一人ではっきり言って実現が不可能です。達成するには皆様の応援が必要です。
実現が不可能だとしても私は1人でも挑戦すると思います。しかし、夢を叶えた後に一緒に喜んでくれる人がいたらどんなに嬉しいだろうかって思います。
私1人だけでなく、皆様と一緒に戦う事で色んな事を乗り越えた先に素晴らしいものが待っていると信じています。それを皆さんと共有したいです。
そしてその姿を見て、何かに挑戦しようとしているけど、なかなか1歩踏み出せない方にもほんの少しでも、その背中を後押しできるきっかけを与える事ができたらと思っています。
ぜひ、平良伸晃に力をお貸しください!
平良伸晃がオリンピックに出場するために必要なもの 【世界ランキングポイント】
オリンピックは各国最大2チームまで出場でき、全24チーム出場する事が出来ます。
オリンピック出場が決まるタイミング順でお話しますと、まず1枠はオリンピックの前年に行われる世界選手権大会の優勝チーム。
その後設けられた期間内の世界ランキングポイント上位17チーム。
各大陸予選を勝ち抜いた5チーム。
そして開催国枠の1チームとなります。
世界選手権に出場出来るチーム数はランキングポイント上位25チーム、各大陸予選を勝ち抜いた20チーム(各大陸4チーム)、FIVB(国際バレーボール連盟)推薦枠3チーム、開催国枠2チーム最大50チームで行います。
私は、まずは世界ランキングポイント(ポイントは1年間で失効となる)を獲得しながら2027年の世界選手権出場の枠と世界ランキング17位までの枠を目指していきます。
海外の各カテゴリーの大会
海外の大会は大きく分けると1番上からエリート、チャレンジ、フューチャーのカテゴリーに分けられ、それぞれ世界ランキングポイントの獲得量が違います。
各大会に参加するには「エントリーポイント」と呼ばれる直近4大会のうち、最もポイントが高い3大会分の合計ポイントが参照されます。
平良伸晃がオリンピックに出場するには
私個人の現在の世界ランキングポイントは35ポイントです。決して高い数字ではありません。なので下記の大会参戦目安の表のようにまずはランクの低いフューチャー大会にエントリーして予選から出場する事になる可能性が高いです。
所持してるポイントが低いとはいえ、大会に参戦出来る可能性は0ではありません。
(※0)は参加チームが規定チーム数に満たないため0ポイントでも参加が可能です。
(メインドローは予選を免除した状態から参戦出来ます。)
上記の表のように過去行われた各カテゴリー別の大会で、参戦出来るエントリーポイントの目安を調べた所、オリンピックが終わった後の期間は年間通して行われる大会が規定チーム数に満たないのです。
特にフューチャーとチャレンジは2022年、2023年ともに開催されて全大会のうち7割以上は規定チーム数に満たない状態でした。
エリートでも少数ですが、そのような大会を確認できました。なのでポイントが0ポイントだとしてもエントリーをすればランクが上の大会に出場し、より多くのポイントを獲得出来る可能性があります。
これはエントリーポイントという仕組みやオリンピックが終わった事により、一段落の為休んでいる、または他のチームが次のオリンピックに向けてペアを組み替えたり、それぞれの国、国外で自チームの強化を優先している可能性が高いためと考えられます。
他のチームが大会に出ない期間でもエントリーする事によってポイントを獲得しながら実力を伸ばして行き、チャレンジ、エリートと参戦する大会のレベルを積み重ねて行く事でオリンピック出場が現実的に見えてきます。
出場する大会が国内でなく何故海外なのか
僕が何故今シーズン挑戦する舞台が国内ではなく、海外なのか、その理由は3つあります。
1 国内と海外のポイント差
まず1つが国内トップツアーの大会と海外のプロツアーの獲得出来る世界ランキングポイントの差が大きい事です。
国内トップのジャパンツアー大会、実は世界ランキングポイントを国内で唯一獲得できる大会なのですが、ジャパンツアーに優勝する事で獲得できる世界ランキングポイントは1人20ポイントです。
この20ポイント、、、ここまで読んでくれた方でお気づきの方もいらっしゃると思いますが、1番ランクが低いフューチャー大会の予選1回戦敗退時の獲得ポイントより低いのです。
それくらいのポイント差があるので、海外の大会にどんどん出場する事でポイントを獲得する事が大事になってきます。
上の写真は現在世界ランキング13位のブラジルと14位のキューバです。
※ポイント数はペアの合計値
2023年の1月~2024年の4月時点まで各国のチームはポイントを獲得するためにこれくらいの数の大会に出場し、ポイントを獲得しています。
2027年の今頃は私もこのくらいランキングポイントを獲得している必要があります。
2 パリオリンピックから考える参戦のタイミング
2つ目はパリオリンピックから考える参戦する大会のタイミングについてです。
2024年に行われるパリオリンピックは7月26日から8月11日まで開催されます。
オリンピックが始まるという事もあり、今年はどのランクの大会もエントリーチーム数がいっぱいになりポイントが低いチームは出場出来ません。
しかし、平良伸晃がオリンピックに出場するにはでお話した通り、オリンピックがない期間はプロツアー大会に参戦出来る可能性がグッと上がります。
なのでパリオリンピックが終わってからすぐに行われる海外の大会にエントリーし、参戦してポイントを獲得しながら海外のチームとの戦いを経験していくことで、翌年のシーズンがよりオリンピック出場に繋がってくるのです。
3 私の今の状態、そして準備
3つ目は私の今の状態についてです。
通常、国内ツアー参加選手のほとんどが、12月から4月までの約5ヶ月間のオフシーズンの間に強化をしてシーズンに備えます。
しかし私はというと、先述した通り2023年の9月から怪我でプレーが出来ない期間が長く続いていました。
それに伴い、今まで国内で獲得したポイントも減少し、ジャパンツアーに出場出来るポイントは今の私にはありません。
今のポイントのまま国内で活動し、地道にポイントを獲得してジャパンツアー出場を目指すとしてもかなり時間がかかるでしょう。
それだと、残された時間でオリンピックを目指すのはかなり厳しくなります。
私が怪我をしてから少しづつ動き始めたのが1月下旬頃で、リハビリを積み重ね、今はパフォーマンスを戻していくという段階で3月から練習を行えるまで回復しています。
海外の大会で翌年のシーズンに繋がる成果を得るには準備が必要です。
今の状態からさらに強化が必要になってきます。
なので私は今年の3月から7月末までをオフシーズンの強化期と捉えてみっちり強化をし、パリオリンピックが終わる8月11日の後、8月22日(木)の週から5週間かけての5大会と12月に海外のフューチャーの大会が開催されます。
それらの大会にエントリーし、大会に出て1つでも多く勝利する事がとても重要だと考えています。
オリンピックに出場するために必要な資金
ただ、やはり必要になってくるのが、お金の問題です。正直、この問題にはずっと頭を悩ましています。
私は現在ネームバリューのある選手でもなければ大会の賞金のみで生活できるほど実力がある選手でもありません。
金銭的な課題をクリアできないとかなり厳しいのが現状です。圧倒的に資金が足りない。そして遥かに金額が必要です。
自分自身の大会毎にかかってくる遠征費、ビーチバレーボールのコーチ料、パーソナルトレーナーの料金、体のケア費、ボール等の道具費、強化に必要な合宿費など、、、。
ここまで読んでいただき、もし、、もしも平良伸晃を支援してもいいよという方がいらっしゃいましたらぜひお力添えをいただけないでしょうか。
何卒よろしくお願い致します❗️
資金の使い道
遠征費6大会分 約110万円
強化費(海外合宿2週間×2)約100万円
リターン準備費 約35万円
手数料(17%+税) 約56万円
合計 約300万円
キャンプファイヤ終了後にエントリーする予定の大会一覧
8/22(木)-8/25(日)
プロツアー フューチャー チェコ大会
8/29(木)-9/1(日)
プロツアー フューチャー ポーランド大会
9/5(木)-9/9(月)
プロツアー フューチャー 中国大会
9/12(木)-9/15(日)
プロツアー フューチャー 中国大会
9/19(木)-9/22(日)
プロツアー フューチャー トルコ大会
12/19(木)-12/22(日)
プロツアー フューチャー ブラジル大会
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
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