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奥津軽中泊産馬肉専門店 馬神
代表 東海林薫
「どうしても講話者に推薦したい人がいる」
「とっても素晴らしい活動してるから、是非お願いします。」
数年前、ある経営者団体の一つの単会の会長を務めていたときに女性会員から何度も何度も熱心にそう言われたのです。
そんな訳のわからない活動してるおっさんの話なんか聞いてられるかい。
ここは経営者が学びの為に毎週朝早くから集まっているのに…
当時の私は正直なところ、そう思ってました(笑)
しかし、その女性会員の熱心さに負け講話をお願いすることにしました。
朝6時からのモーニングセミナーのために、武田さんは夜明け前のまだ暗い中大崎市から仙台の会場へと来てくださいました。
あの独特の武田節で講話が始まると、あれよあれよとお話に惹き込まれ、私はすっかりヤラレてしまいました。
こんなにもブッ飛んだ規格外な人、初めて見た…
言葉を選ばなければ、武田さんは非常識そのもの!
常識なんてクソ喰らえ、そこに困った人が、助けを求める人が居たならば、手を差し伸べる、受け容れる以外の選択肢は無い。
しかし、武田さんのそのやり方はそれこそ常識からは想像もつかないようなミラクルを次から次へと生み出だし、生きる意味や居場所を与えるのではなく、自らがそれに氣づく、自分から居場所を見つける、そんな機会を与えているように私には見えます。
その時の講話をきっかけに、武田さんへ県内の各単会から講話の依頼があり、全てではありませんが私も幾つか参加させていただきました。
武田さんの講話はいつも笑いあり涙あり。
これまで頑張ってきた大人ほど、武田さんの講話を聞くと、心の奥でガチガチに凝り固まったものが溶け出すかのように、ポロポロと涙を流します。
何度目かの講話に参加していた時に、ふと武田さんの口から出た言葉に私は心が熱くなるのを感じました。
『限界が来た時がチャンスの入口』
何もかも捨てて、全身全霊でぶつかった時に、道は開ける。
何か物事が上手く進まない、思わぬ障害ばかり立ち塞がる。
そう思うのは自分がまだまだ本氣じゃないから。
そう、武田さんに教えられたようでした。
武田さんの自叙伝を読んで、奮い立ち、何かを成し遂げ、その姿がまた誰かの励みになり…
そんな愛の連鎖が繋がることを心から願い、武田さんの自叙伝出版を応援します。