たま(高橋 麻理)
作業療法士
プレーリーダー
まきばは何だか心地の良い所です。
私は作業療法士として、一人一人が活き活きとした生活をできるように‥と考えてきましたが、武田さんはそれを実行されている方だと感じています。
これまで、今の社会(学校や会社、制度‥)で生きることを前提に、子どもの支援をしてきましたが、武田さんは、この社会の在り方から問い直し、より自然に近い社会を想像しているように思います。人をこの社会に当て嵌めるのではなく、好きなこと・ぴったり合うことを仕事にもして、自由にのびのび、その人らしくいられるように‥元気に過ごせる場を‥無ければ作ればいい!と。なるほど!それに越したことはない!と感じました。
その方が、一人一人の異なるパーソナリティーが生き、みんなが元気に、そして、ほどよく助け合え、社会が上手く回っていくように思います。
2年前に、まきばへ来て、それを実感しています。そして私自身、ほぼストレスフリーとなりました。
困っている人がいれば、制度なんて関係無く、出来ること・やりたい関わりをすることを許されてジレンマが少なく‥
そして、まきばの上司は皆、スタッフとも子ども達とも対等に接し、でも困った時には子ども思いの良い方法を導いてくれ、とても頼りになります。また、色んな人たちに出会うことができ、助けられ、自然や動物にも助けられ、幸せだな‥と感じます。
武田さんの自叙伝が無事に出版され、年齢や障害の有無等で分けられずに、こんな風に幸せだな‥と感じられる社会が広がっていくことを願っています。
そして、苦しんでいる方の心身が癒され、活き活きした人生となりますように。