自己紹介
神主がいる地域に!!
祭で元気を!!
故郷に可能性を!!
平成26年から
生まれ故郷である
真田町(長野県)に戻り
「専業は無理だ」「やめたほうが…」
と言われた
「神主一筋」
で今なお挑戦しています
山家神社54代宮司の
押森 慎(おしもり まこと)です
真田氏発祥の地ではありますが
訪れたことがある方はわかりますよね…?
「山 山 森 森 坂 坂 川」
しかないというか…歴史はあるのですが
観光としては弱い土地柄です
その分 独自で育まれてきた良さは
もちろんありますが
いかんせん人が減り…
多くの問題を抱え
その問題に向けた動きや対策も
各地で起こりはじめています
でも思うんです!!
先を見据えた行動の中にも
もっと良い道があるのではないか?
未来の可能性をつぶしてはいないか?
もっと若い人たちの意見も
届いて欲しい…と
今回のプロジェクトは
先を見据え出された答えに対して
「待って!きっとなんとかするから!」
「まだ可能性はあるよ!」
と決定事項を覆し
一つの未来への道を示す挑戦であります
そして戦争を伝える歴史的な案件で
デリケートな部分もあり
正直なところ不安しかありませんが
このままなくしてしまうことはできません
これから各地で同様の問題が
出てくることが予想される…
といいますか
この真田ではもう限界に近い状況とも…
真田の一神主として
未来につながる形を整えなければなりません!
どうぞ一緒になって
「郷生」「維時」の旗を掲げ
支えていただけたら幸いです
よろしくお願いします
このプロジェクトで実現したいこと
①失われる歴史の保存(英霊祭祀の継続)
②建造物の移築(歴史建造物の維持)
③未来につなぐ形を構築(遺族会負担軽減)
実現のために行動を起こしています
このプロジェクトでは将来につなげ
歴史を守ることを第一に考え
山家神社境内にある真田神社の横に
以下の境内(構想図案)を整え
①遺族会がなくなってもお祭を継続
②社殿(英霊殿/旧奉安殿)を移築保存
③未来につなげられる境内整備
④未来につなぐ催事企画
を実現していきます
ープロジェクト全体の概要ー
第1期 解体運搬 基礎土台整備
第2期 再建 境内整備
第3期 玉垣 調度品 境内整備
解体することが決定してしまっているため
3期にわたり工事と同時進行で
プロジェクトを進めていきます
戦争に関係する案件であり
興味をもってもらえないのではないか?
多くの意見があるのではないか?
心配の種は尽きないのですが
考えることの重要性
そういった場所があること
当時を生きた人を
今の時代の善悪で判断せず
色々な考えのもとに
それぞれの人生を生きた
時の流れのつながりの上に
今があることを感じられる
昔に想いをはせられる
今を照らして
未来を考えていける
そんな空間をつくりあげたいです!!
その一つをあげると
現在石の剥離が進行し倒壊の危険のある
『平和の塔』
石碑を新たに納める場所を作りつつ
その台座を活かし舞の舞台に
そこでは舞のほかにも
奉納演奏が可能であったり
お茶会や展示会
勉強会などななど
こどもたちが楽しめる空間
ふとした時に気づきの場となる空間
稽古照今(けいこしょうこん)
をテーマに境内を未来につながる形に
整えていきます
「古をかんがえ今を照らす」
アスヲテラス
キノウヲテラス
という光のしるべを灯すことにより
今を生きた人たちの
連続が未来につながっている
共生の願いを込めます
昨日 今日 明日
あれ?一つぬけている!?
と思われるかと思いますが
「イマヲテラス」
のは私たちであるため
こちらは常時あるものではなく
自分たちが持つ灯りとします
プロジェクト立ち上げの背景
昨年(令和5年)末にかっかてきた
電話からはじまりました
「このまま行くと英霊殿が解体されてしまう
ようなのですが…」
ここでいう英霊殿とは
上田市遺族会本原支部
(戦後84名の戦没者遺族で組織)
で毎年慰霊祭を行いつないできた
広山寺境内にある
ご英霊をお祀りする社です
そしてそこにはもう一つの歴史があり
その前身は奉安殿という建物でした
当時全国の学校に必ずあったものですが
戦後解体されたものがほとんどで
現存しているものは数少ないとききます
詳しく話をうかがったところ
遺族会も33戸まで減少し
将来的なことを考えた末に
令和5年11月12日に総会が開催され
参加者全員一致で
解体することが決まったという…
わかるんです!!
いずれ山家神社と同じ地域である
遺族会長支部でも遠くない未来に
起こる事であると…
まっさきに出た言葉は
「お寺さんはどうようにお考えですか!?」
そして返ってきた言葉は
「所有の意向はないようです」
でした
それもわかるんです!!
真田に戻ってきた当初の私だったら
きっとそうしていたと思えるから
高齢化と会員減少の一途をたどる
上田市遺族会長支部の活動が
この先もずっとつづけていけるものとは
とても思えなかったから
そして神社にとっても
人が減りお祭ばなれがはじまっていて
なにかやれば文句を言われ
維持していける未来を
想像して描くことができなかったから
でもここで変わらなきゃ
私はなんとか神主できても
その先はどうなる??
突出した能力もなく
才能もない私は
愚直なまでに神社に詰めました
心配されて就職を斡旋されることもありましたし
何やってんだとひやかされることもありました
それでも自分が唯一できること
それしか他に優ることがないので
休日の概念なんかなく
ひたすら神社に詰めました
ひたすらに筆をもちました
そうしたら描くことのできなかった未来が
おぼろげながら目の前に現れてきたんですよね
毎年来て挨拶してくれる人
毎月来て挨拶してくれる人
なにかあれば駆けつけてくれる人
なにかあれば応援してくれる人
1人では未来は描けないけど
みんながいると思えると
不思議と描けるようになるんです
そして今回のこの大きな問題も
来るべくして私のもとに来たんだな…と
総代会長にも相談せず
遺族会の長支部にも相談せず
「こちらで引き取りたいという形で
上手く話をつないで欲しい」
とその場で決めてしまいました
その後すったもんだがあったことは
お察しください笑
(活動報告でお伝えしていきます)
でも解体されるのを守るには
それしかなかったんです!!
私利私欲でなく本当に大事なこと
大切にしなきゃいけない事は
やるしかないんです
後先考えずにやらなきゃいけないんです
現在の準備状況
解体する事は決定事項であるため
7月中には真田町本原にある
広山寺境内の英霊殿の
解体作業が完了する予定です
英霊殿内にお祀りされていたものは
令和6年6月9日
山家神社でお預かりしております
崩れていく止められない動きに対して
同時進行で新しく築いていく…
そんな状況のもと進んでおります
それでも行動の先には
想いが重なることもたくさんあります
遺族会長からも
後押しいただいております
リターンについて
これからに願いを込めた
「今を照らす」
灯りにつながるもの
用意させていただきました
山家神社と真田と宮司との
ご縁としてお受けいただけたら
幸いです
酒蔵さんとのご縁もつながり
信州産りんごジュースなど
今までにない
新しいことにも挑戦!!
詳しくはリターン項目を
ご覧ください
☆☆オリジナル行灯☆☆
構想したものを形に
祭事や催事にはお持ちいただき
灯りを活用した空間をつくりたい
と構想しています
☆☆切り絵御朱印☆☆行灯にいれて
切絵から届く灯りを
楽しんで欲しいです
大判の御朱印帳に納められますが
飾る縁起ものとしても
ご活用いただけると嬉しいです
☆☆オリジナル燭台☆☆
☆☆和ろうそく☆☆
真田が大切にしているもの
かりがねの心
結び雁金の燭台です
地元にいる陶芸家さんの
素晴らしき宮司おすすめの一品です
和ろうそくは蝋が外に漏れず
灯りの具合も
普通のろうそくとは違うんです
家を明るく照らしてください
伝統的な良さを感じて欲しいです
☆☆御朱印☆☆
※こちらはイメージ
エンボス多色箔をのせ
色鮮やかに光る『稽古』『照今』
をはじめ
真田照今殿として鎮座していく
新たな神社の御朱印を整えました
スケジュール(予定)
ー令和6年ー
6 月 ~ 英霊殿解体
7 月 初旬 解体資材受取
7 ~ 9月 社殿基礎工事
(ここまでが第1期計画)
8 ~10月 境内整備 1期
社殿再建工事
(ここまでが第2期計画)
10月 6日 戦没者慰霊祭
10月 下旬 遷座祭
11月 ~ 境内整備 2期
12月 ~ 平和公園整備
(ここまでが第3期計画)
資金の使い道
初回のプロジェクトは全額
工事費用に当てる計画を組んでいます
~英霊殿の解体運搬~
解体費 2,673,500円
遺族会 -2,569,049円
山家神社 104,451円 ①
~倒壊危険の平和の塔再整備~
解体費 500,000円
枝打移植+ 200,000円
巨石移動+ 200,000円
基礎工事+ 600,000円
作業道 + 100,000円
合計 1,600,000円 ②
~クラウドファンディング手数料~
17% 約290,000円 ③
ーーーーーーーーーーーーーーー
以上①+②+③で
目標額 2,000,000円
を設定しております
ーーーーーーーーーーーーーーー
そのほかお祭を盛り上げていく道具
(返礼品)
和ろうそく 238,040円支払済
ぼんぼり 400,000円
燭台 200,000円
ほか 200,000円
送料 100,000円
については支援が多く集まった場合
徐々に補填していきます
最後に
真田は逆境に強い!?
そうでありたいと思いますが
内ではもうめちゃくちゃ怖いですよ
なにかを守る挑戦というのは
時に人に大きな力を与えてくれます
どこかで同じような事が起こり
同じような問題を抱え
どうしようもなくなった時
「こんな道もあるよ」
という指針を一つ作りたいという
想いもありますが
とても同じようにやれとは言えません
やるだけで大きな負担になり
多くの賛否両論が舞い込み
誹謗中傷を受け
仕事ではないのに
これだけの時間を費やして
なんのためにやっているのか…
ふと立っている場所を
見失う時もあると思います
そんな時に
「いいことやってんだろ!!」
とか
「遺族の方が御礼言っていたよ」
とか
そういった一言で
また立ち上がれるんです
こうして真田の小さな小さな
挑戦に目にとめていただける
それだけでも嬉しいんです
ありがとうございます!!
どっちに転ぼうがやり遂げます
人の想いで
歴史をつなぎ
歴史をつくる
真田のあそこに行けば
「自分が関わったものがある」
「いつか足を運んでみてくれ」
って誰かに語り継いで欲しいです
そうしたプロジェクトとなっています
掲げ続けている
『郷生』と『維時』の旗
一緒にもっていただけたら幸いです
そしてここから
一緒に今を照らしていく
私たちが笑顔でいられる今を感謝する
共に喜び合えるような
行事の企画や参加をしていただけたら
とても嬉しいです
どうぞよろしくお願いします!!
<募集方式について>
本プロジェクトは
All-in方式で実施します
目標金額に満たない場合も
計画を実行し
リターンをお届けします
最新の活動報告
もっと見る返礼品の発送を開始します
2024/11/12 09:54大変遅くなってしまいごめんなさい。ようやく返礼品がまとまりましたので、発送を開始します。今月までには、みなさまのお手元にお届けできるかと思いますので、よろしくお願いします。また、辛抱強くお待ちいただき感謝申し上げます。稽古照今の時をつなぐ願いを込めた御朱印、輝きがあってよいものとなっています。工事は無事に進んでおりまして、現在御社の基礎の土台が組みあがったところであります。継続事業ですのでまた社殿工事に向けて準備を進めて参ります。まずはお礼をみなさまにお届けするところから、ですね。今年は色々なことを考えさせられる年でありました。なにごとにも不安はやっぱりつきものですが、だったらこうしてみよう、こうなったらよいのではないか、と引き続き寄り道しつつもがきながらでも良い道を探していきたいと思います。取り急ぎお詫びのご連絡となります。見守っていただきありがとうございます!! もっと見る
形は変わるけど想いは残す形
2024/10/03 12:54本当にありがとうございます!!このプロジェクト終了日である8月31日。一つの歴史と人の想いが明日へとつながった…時がつながった維時の瞬間をひしひしと感じました。そして本当にごめんなさい!!これから御礼の作業にとりかかります。必ず感謝をお届けしますので待っていてください。ほんっといつもみなさまの優しさに甘えていてすみません。前からお話していますが、やったことのない事や、はじめての事に挑戦するのって、本当に風当りが強いんです。ホコリが飛んで来て「わっ」て目をつぶって立ち止まることを余儀なくされる時もあれば、小石や枝が飛んで来て「いやっこれは痛いぃぃ」と悶絶する時もあります。この強風にはですね、やっぱり一人では進んでいけないと思います。メンタル土筆の宮司視点では凄惨極まる状況でした。同じ神主さんからもなんか飛んできたりするので、まぁこれは誰に言ったってわかってもらえないんだなぁって思っていたんです…が!!こうして陰日向に応援してくれる方が支えてくれていて、あきらめずに今日もまた前に進むことができているんだ…と知りました(宮司の中でも過去最大級につらい案件だったようです)。この表現しか見つからなくてもどかしさもあるのですが、ありがとうございます!!支えてもらいました、引っ張ってもらいました、励ましてもらいました。今日もプロジェクトである造成工事が行われています。現在平和の塔が3分の1ほど解体されています。山家神社境内にある平和の塔は、石の剥離が著しく地震をはじめ冬季の凍みあがりにはもう耐えられないくらい、限界が来ていました。昭和の後期につくられた近代的な形の建造物であり、そこには「平和の塔建造の経緯」と「真田町長地域の戦争で亡くなられた方のお名前」が刻まれた石板が埋め込まれていました。もう危ない、なにかあったらどうする?と見積をとりましたが、大変大きな金額でとても神社と遺族会でまかなえるものではありませんでした。解体するには申し訳なさが残り、とても手がつけられないジレンマに陥っていました。それが今回プロジェクトである本原地区の英霊殿を引き取ると決めた瞬間から、この苦悩から解放された気がします。これは当初英霊殿の解体を決断した本原地区遺族会と同じ気持ちなのかもしれません。自分たちの手で無に帰してしまうのは忍びない、申し訳ない。おそらくきっと、ずっと事あるごとにそう思いながら生きていくことになっていたかもしれません。その道しかなかったにしても、心にはきっとしこりが残ります。だけど、突如として形は変われど想いがつながる…そんな新しい形、未来につなぐ形にできる道が開けたんです。幸か不幸か、そのきっかけをつくったのは、今回の本原地区の英霊殿(旧奉安殿)解体でありました。私のところに話が舞い込んできたのも、なにかの縁、他生の縁であったのかもしれません。そう考えて、みなさまの他にも、神社の神さま、そしてご先祖さまたちにも支えてもらっている事業であると、心より感謝申し上げます。さきほどの平和の塔、当時の人たちは未来に何を残したかったのでしょうか?その形?威容?それもあったかもしれませんが、その本質は「平和への祈り」「こんな悲しい苦しい同じことはもう起こさないで」「未来は明るくあって欲しい」「忘れないで」と私は感じています。その想いを埋め込んだ石板は新しい形で、これから移築再建へと動いていく英霊殿(新名称:真田照今殿)に玉垣風に安置する形で伝えていきます。このプロジェクトの他にも、翌日よりすぐ真田の仕掛けと御柱祭という大きなプロジェクトが開始され、その反動から、気力が戻らずになかなか身動きとれない日々が続いておりました。が、今日立ち直りました!!実は神主さんの中でも共感して支えて励ましてくれる仲間が4人もいたんです。昨日なんだか元気もらいまして、今日ようやく動かざること山のごとしから方向転換することとなりました。今まで腐っててほんとごめんなさい!!今日から少しでも前へ進んでいきます!!写真は暗い中に灯りを照らしていきたい…そんな想いでつくったぼんぼりです。アスヲテラス、そんな今でありますように。 もっと見る
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