■300万円の第2ゴールへ!
ここまでのご支援本当にありがとうございます。ご支援のおかげで、ミャンマーのクリエイターへの直接的な支援が実現できます。
次の目標は300万円。タイのミャンマー国境の町に設置した活動拠点「ドキュ・アッタン・スクエア」での支援活動の充実にむけたネクストゴールです。
+100万円が集まることで、現地でのジャーナリズム研修や、コミュニティ作りのための支援が実現できます!引き続き12/20の終了まで、どうぞよろしくお願い致します。
私たちについて
一般社団法人Docu Athan (ドキュ・アッタン)は、軍による弾圧から逃れてきたミャンマーのアーティストやジャーナリストによるクリエイティブな活動を支援しています。私たちの主な活動は、以下の3つです。
活動① オンラインプラットフォームの運営 docuathan.com
「ミャンマーについて知ること / クリエイターへの寄付を集めること」 を目的としたウェブサイト
ドキュ・アッタンのウェブサイトでは、ミャンマーの作品を日・英の字幕付きで紹介しています。作品を通してミャンマーのことを知ることができるだけでなく、そのクリエイターに直接寄付を送ることが出来ます。これまでに24作品を翻訳し、ウェブサイト上で公開しました。
また、クリエイターが新たな作品を制作するための資金提供も行なっています。
活動② 上映会イベントの開催 -ドキュ・アッタン シアター -
私たちはオンラインで映像を公開するだけでなく、定期的にオフラインの上映会を開催しています。観客たちが感想を共有し、ミャンマーのクリエイターたちへのメッセージを書くことができる機会を提供しています。
これまでに国内外の10箇所以上で上映会を実施し、500人以上が来場しました。
2023年 6月 ドキュ・アッタンシアター @東京
2023年 9月 London South Bank Universityにて上映 @ロンドン 30人
2023年11月 札幌国際短編映画祭 コラボイベント @札幌
2024年 1月 京都芸術センター企画展『当意即妙―芸術文化の抵抗戦略』に出展。
ドキュ・アッタン シアター @京都
2024年 6月 ドキュ・アッタンシアター@沖縄
2024年 9月 タイ深南部の芸術祭「Kenduri Seni Patani 2024」にて出展。
活動③ タイの国境地帯でコミュニティスペースを運営 -ドキュ・アッタン スクエア-
タイとミャンマーの国境地帯の街、メーソットにてドキュ・アッタンの事務所「ドキュ・アッタン スクエア」を設置しました。多くのミャンマー人が母国を逃れ、この街へ辿り着きました。経験豊富なジャーナリスト、アーティストなどの多くがこの街に拠点を置いています。ミャンマー軍による徴兵制が開始されてから、さらに多くの若者たちがこの街へと逃れてきました。彼らの中には、新たな表現活動を始めようとする才能溢れる若者たちも多くいます。
私たちは、映像制作などのスキル向上ワークショップを開催しながら、クリエイターたちが集まることのできる場作りを目指しています。
撮影機材の無料レンタルや、編集室の提供も行っており、新たな作品づくりのための基盤を作っています。
ミャンマーで起きていること
2021年2月1日、ミャンマー国民は一夜にして自由を奪われました。ミャンマー軍がクーデターを起こし、議会を占領してしまったのです。アウンサンスーチーさんをはじめとする、選挙で選ばれた議員たちが次々と拘束されていきました。
ミャンマー全土の国民たちは抗議デモに参加し、クーデターに反対しました。「私たちが投票して選んだ人々を解放してくれ」「私たちの未来を奪わないでくれ」と声を上げました。ところが、ミャンマー軍は平和的な抗議デモに対して銃弾で応酬し、2ヶ月間の間で500人以上の市民が殺害されました。
映画監督や画家や詩人、音楽家など、軍に対して批判的な表現をする人は次々と逮捕されていきました。クーデター後に拘束された市民の人数は、27,000人以上にのぼります。
ミャンマーの停電は「愚か者」のせい 批判したラッパーに禁錮20年 朝日新聞デジタル
ドキュメンタリー映画監督のシンデウェ氏に終身刑 Myanmar Now
ミャンマーのジャーナリスト、クーデター以来メディアにとって最悪の年に The Guardian
ミャンマーを逃れ それでも制作を続ける人々
ミャンマー軍から命を狙われたクリエイターたちは着の身着のままで、国境を越えタイなどの隣国へと逃れています。ダイレクターHという仮名で活動している女性ジャーナリストは、命からがら逃れたときのことをこう語ります。
「ミャンマー軍に一時的に拘束されたけど、なんとか逃げ出してタイに来ました。国境を流れる川を渡るため、鼻先まで水に浸かりながら、一晩かけて渡りました。カメラだけは頭の上に置いて、濡れないようにして守ったんです。」
【画像:国境を越えて逃れたときのことを語るダイレクターHさん。「クリエイターの想い」紹介映像より】
まさに命懸けの逃亡劇です。しかし、タイ政府は難民を受け入れていないため、ミャンマーから逃れた人々の多くを「不法移民」として扱います。もしダイレクターHさんような方がミャンマーへと強制送還されてしまえば、命はありません。
経済的・政治的に不安定な生活の中でも、再びカメラを手に取り、ミャンマーで起きていることを伝えようとしている人々がいるのです。
このプロジェクトで実現したいこと
表現の自由を奪われたクリエイターたちが、作品を自由に作ることができる世界を実現したいです。彼らはミャンマーの現状を伝えたいという想いであふれています。彼らの表現を応援することで、より一層、人々の声が広がり、自由で平和なミャンマーのために一歩となります。
ミャンマーのクリエイターがどのような想いで制作を続けているのか。ドキュ・アッタンのウェブサイトの「クリエイターの想い」のページより、それぞれの制作風景とその想いを捉えたドキュメンタリーをご覧いただけます。
資金の使い道
継続的な支援活動のためには、皆様のご協力が必要です。現地のクリエイターを支援する際には、プロとしての活動をできる限り尊重して制作費などの形を取り、元の仕事を継続できるようにしています。
今回のクラウドファンディングでは、以下のゴールを設けました。集まったお金はタイの銀行口座へと送金し、私たちの現地事務所「ドキュ・アッタン スクエア」を通じて現地のクリエイターたちへと受け渡されます。資金の使い道は以下になります。なお、各項目には必要な事務経費も含みます。
プロジェクト立ち上げの背景
このプロジェクトは、ミャンマーで拘束された経験を持つ二人の日本人、ジャーナリストの北角裕樹と、ドキュメンタリー映像作家の久保田徹によって立ち上げられました。
これまでの活動
2024年10月時点で、ドキュ・アッタンを通じてタイやインドの国境地帯で活動するミャンマー人に260万円以上が届けられました。そのうち、180万円以上は、緊急支援費、新作制作費、映像提供料として20人以上のクリエイターに、70万円以上が通訳や事務作業を通じて、逃亡中のミャンマー人たちの支援に活用されています。
最後に
ミャンマーのクリエイターたちは、皆さんのお力を必要としています。ぜひクラウドファンディングに協力していただけると幸いです。寄付をすることが難しい方でも、いろいろな形で私たちの活動を応援することができます。
①このページをSNSでシェア!
このページを関心のありそうな方に送ったり、ご自身のSNSでシェアしていただけるだけで、とても大きな力になります!
②ドキュ・アッタンの各SNSをフォロー&シェア!
私たちは普段からSNSでミャンマーで起きていることや、クリエイターの作品について発信しています。一人でも多くの方にフォローいただけると幸いです。
Instagram: https://www.instagram.com/docuathan
Twitter (X) : https://x.com/docuathan
Facebook: https://www.facebook.com/docuathan
Youtube: https://www.youtube.com/@DocuAthan
③カメラ機材などの寄付
もし周りに使わなくなったカメラ機材や、スマートフォンなどがありましたら、ぜひご寄贈ください。ミャンマー人のクリエイターたちに無償で貸し出し、新たな作品づくりの助けになります。
寄贈していただける方は、docuathan@gmail.com までご連絡ください。
最後まで読んでいただき、心より感謝申し上げます。
【応援メッセージの紹介!📢】
原貫太さん/フリーランス国際協力師
ウガンダを中心としたアフリカ現地での支援活動も豊富なスペシャリストとして、ミャンマーで自由を奪われたクリエイターたちを支援する活動についての応援メッセージをいただきました。
能條桃子さん/一般社団法人NO YOUTH NO JAPAN 代表理事
若者たちの政治参加を促す団体NO YOUTH NO JAPANや、政治分野でのジェンダー平等を目指すの代表として活動されています。民主主義が失われたミャンマーの状況についても、これを機に多くの方に知っていただければと思います。
篠田ミルさん/ 音楽家
「プロテストレイヴ」を主催し、音楽を通じた抵抗運動の実践を続けてきた篠田さんの視点から、ドキュ・アッタンの活動を応援していただきました
ナンミャーケーカインさん/ 京都精華大学特任准教授、自由と平和な表現活動を支援するWARTの共同代表
来日してから30年以上、日本とミャンマーの架け橋として活動されてきた視点からドキュ・アッタンを応援してくれています
最新の活動報告
もっと見る終了まであと2日! 人権団体のウェビナーに登壇しました!
2024/12/19 13:3112月18日、人権団体のヒューマンライツ・ナウのウェビナー「タイ国境地帯から見たミャンマーの民主化運動」にドキュ・アッタンが参加しました。代表理事の北角裕樹、久保田徹にくわえ、映像作家のピョーダナー監督が、タイのミャンマー国境から参加しました。 ピョーダナー監督はクーデター後に一時期身を隠したカレン州レイケイコーが軍に襲われ、タイに逃げざるを得なかった経緯を語りました。また、ピョーダナー監督のミュージックビデオ「春」、ダイレクターHの「救いの手」などの作品を、久保田が撮影したそれぞれのドキュメンタリー作品とともに上映しました。 ウェビナーの模様は、後日ヒューマンライツ・ナウからアーカイブ配信されるとのことです。12月20日のクラファン終了が迫り、スタッフ一同、支援者とともに支援を訴えていきます。 もっと見る
エンモーウー監督が日本の支援者に感謝
2024/12/17 15:38クラウドファンディング終了日があと4日と迫った12月16日、ドキュ・アッタンはタイのミャンマー国境地帯の街メーソットからオンラインイベントを開催しました。ゲストとして、ドキュ・アッタンが支援しているビデオジャーナリストのエンモーウー監督が出演しました。 この日行われたのは、「感謝感謝! クラファン達成と今後のドキュ・アッタン」と題した企画です。登壇したエンモーウー監督はミャンマーのジャーナリストや映像作家の苦しい現状を解説。自分もクーデター後に国を追われて一時はタイに潜伏せざるを得なかったことや、国境地帯にいるクリエイターは取材費や制作費が乏しく支援に感謝していること、今後も取り組みを続けてほしいことなどを訴えました。 12月18日には、人権団体のヒューマンライツ・ナウのウェビナー「タイ国境地帯から見るミャンマーの民主化運動」に参加します。詳しくはこちらから。https://20241218hrn.peatix.com/ もっと見る
第1ゴール達成への感謝と最後まで頑張る会をオンラインで開催します
2024/12/15 11:48みなさま、ありがとうございました! おかげさまを持ちまして、12月20日のクラウドファンディング終了を前にして、第1ゴールの200万円を超える寄付が集まりました。改めて感謝申し上げます。現在第2ゴール300万円を設定して、呼びかけを行っているところです。 目標達成にあたりまして、12月16日の午後8時(日本時間)にオンラインで「感謝感謝のクラファン終了直前イベント」を開催したいと思います。ドキュメンタリー映像作家の久保田徹、ジャーナリストの北角裕樹に加え、このほどタイの映画祭で受賞したミャンマー人ビデオジャーナリストのエンモーウー氏が登壇します。 ご視聴は無料です。お申し込みはこちらから。https://da1216.peatix.com/ もっと見る
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