こんにちは、東通村地域おこし協力隊の桑原です。
東通村は雪景色へと変わり、車を走らせると真っ白い美しい景色に出会います。(雪道の運転はすこし怖いけれど...)
はれのちはストーブを増やしたり毛布を準備したりと、冬支度をし暖かくしています。
ついこないだまで、半袖短パンで内装の改修作業にいそいそと励んでいた気がするので時間の経過に驚く初冬を過ごしていました。
工事期間は初めてのことが多く、多くの方や業者さんが関わってくださり、日々変化していく「はれのち」を見守っていました。業務の隙間時間で壁の漆喰塗り等の準備をしたり、来村者や見学の方の受入をしたり、夕方から夜にかけてまた内装の改修作業...作業がやっと終了したかと思えば次の日には家具の搬入や組み立て、買い出し、保健所への申請準備等々、毎日やらなければいけないことや必要なことばかり頭に浮かんで、忘れていることがないかと心配になりながらも、「はれのち」が完成したら会いたい人たちのことや、この場所で流れていく時間のことを想像しながら1日ごとに乗り越えていました。
本当に大変だっとような気もしますが、とても楽しかったような気もします。
漠然とした不安やネガティブなことへも、「はれのち」が出来上がっていくにつれて良い方向へ考えれる様にもなったような気がします。
どんな方が来てくれるのか、
そもそも人は来るのかどうか、
想像していた時間はここで生まれるのだろうか、とか
走り出したのにも関わらず、そんなことが毎日不安でした。(これは今でも)
しかし、運営をスタートしてからまだ数日ですが
初めての青森県での滞在に「はれのち」を利用して頂いたり、10年以上ぶりに来村するきっかけのひとつとして訪れた頂いたり、改修中からもう何度も来てくれている方が利用してくれたり、それぞれの旅の途中で「はれのち」に立ち寄って頂いております。また、クリスマス会や忘年会等でのリビングのご利用も。
本当に嬉しく、有難いです。ありがとうございます。
私にとっては、改修前からこの場所での暮らしが日常であり、はれのちのことを考えたり、運営することも暮らしの一部です。
誰かの旅の途中と私の日常が交差するとき、どんな特別な時間をここで過ごしてもらえるのか考えることはとても難しいなあ、と最近は考えています。その分、移住して1年半が経った東通村での暮らしが私の中で日常になってきているのはとても嬉しくも思います。
私がなにをgiveできたのか心配になりますが、利用して頂いたゲストからは本当に素敵な言葉や表情を何度も頂き、その景色にとても救われています。本当に、ありがとうございます。
寒い冬、今季は雪も多そうですが「はれのち」はみさなんが暖かく過ごせるように
心からお待ちしています。年末年始も営業しておりますので、どう過ごすかまだ未定の方や、帰省期間中でのご利用もお待ちしております!
ご宿泊でも、リビングのご利用でも
イベント開催などでも,,,
ご不明な点がございましたらお気軽にご連絡ください。
とても楽しみに、お待ちしています。
一緒に、厳しい冬乗り越えていきましょう~!
※写真は「はれのち」の外観のビフォーアフターです。
1978年と2024年。