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熊野古道沿いで宿業支援プロジェクト!過疎化地域を盛り上げたい!

「宿業をしたい人を育て、地域に根付かせる」場を作りたい!インバウンドで海外からの観光客で賑わう熊野古道の人気地域「近露」に宿業学校を作り、地域を盛り上げたい!

現在の支援総額

935,000

46%

目標金額は2,000,000円

支援者数

58

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2024/05/09に募集を開始し、 58人の支援により 935,000円の資金を集め、 2024/07/26に募集を終了しました

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【これまでの軌跡/プロジェクトの実行者】

東京で働いていた私が、2016年秋、それまで行ったこともなかった和歌山県田辺市の山奥に住み始めました。20年近く前にとった免許は身分証明書で使用していただけで一度も運転したことがない!そんな私が車が必要な田舎に移住しました。

そして2018年に和歌山県田辺市中辺路町近露という熊野古道が中心を通る村の熊野古道沿いに熊野野菜カフェをオープンしました。その1年後には、GUEST HOUSE熊野野菜、そのまた1年後には熊野野菜BASEという2つの宿をさらにオープンし、現在は世界中からたくさんのお客さんを受け入れています。

▼GUEST HOUSE熊野野菜 140年の古民家を改装。日本家屋の良さを体験できる宿です。

▼熊野野菜BASE 周りが田んぼで晴れた日には満点の星空をウッドデッキから望めます!

私の人生を遡ること、高校の時の文化祭のテーマが「人との出会い」で、私はふと「生きている間に地球上のどれだけの人たちに出会えるのだろうか?」と考えたことがありました。そのことが心のどこかにずっとありました。

そんなことを考えていたことも忘れ、大人になり、東京の広告代理店に勤めていた頃にもクライアントや協力会社の人たちなど多くの人たちと出会ってきましたが、世界中に知り合いを作るような日々ではありませんでした。

そんな私が、ここ熊野古道でカフェと宿をやることで、毎日、世界中の人たちと出会うことができる人生に変わりました。そしてコロナが明けた今年、念願だった「宿に宿泊してくれたゲストの国に行き、再会する旅」で、彼らの街に行き、彼らの家に泊めてもらい、彼らとの再会を果たしてきました。
▶︎ 旅の詳細ははこちらをご確認ください。
▶︎ 熊野野菜のインスタグラムで海外からのお客さんたちをチェック!

プラハに住む彼らとは、宿で出会い、プラハで再会。一緒にプラハを観光しました

ドイツの田舎町に住む彼らとは、一緒に日帰り旅行したり、パンを焼いたりしました


そんな私ですが、カフェや宿をやるまで飲食業や宿泊業の経験、そして経営の経験もありませんでした。自営業をはじめたことで、たくさんの失敗と学んだことがたくさんありました。会社員時代には給料をもらっているだけでお金のことなど考えたこともなかったし、まして自分が独立してビジネスをやるなんて考えたことはありませんでした。

でも、ここ熊野古道でビジネスを作ることを体験してみて、知ったんです。自営業をすることは大変なこともありますが、きちんとお金とビジネスを知ることができれば、怖いことはなく自分の夢や自由を手に入れられることを!

会社員時代に、広告代理店で学んだことや、もともとデザイナーだったこと、また、データ分析などもやっていた経験と知識が、独立しカフェと宿を経営することにとても役立ちました。そして今度は、もっといろんな人が面白いことを考えて、この地域で起業してくれたらいいのになと思ったのが今回のプロジェクトを作ろうと思ったきっかけでした。


【熊野野菜がある近露という美しい地域を知ってほしい!】

私のカフェや宿がある田辺市中辺路町近露という地域は、昔から熊野古道を歩く人たちの宿場町でした。村の真ん中を熊野古道が通るため、閉鎖的なイメージが強い田舎でもフレンドリーで協力的な人たちが多い地域です。

春には、野長瀬の枝垂れ桜(樹齢300年の桜)を中心に、村のいたるところに桜が咲き、熊野古道は海外からの観光客で溢れます。


初夏には、村のあちこちで蛍を見ることができます。ウチの宿のウッドデッキからも蛍を見ることができます。海外の人たちには、はじめて蛍を見る人も多く、とても喜んでもらえます。

夏には、川で鮎釣りをする人や、お盆の花火をゆっくり座りながら見ることもできます。
※下記写真は、近くの本宮大社での花火です。
秋は、他の地域ほど紅葉はありませんが、熊野古道ハイキングにはとてもいい季節となり、村では毎朝雲海が見られます。朝、村を歩くと、雲海の上も下も見ることができるんですよ。

▼雲海の下▼雲海の上

そして、近露は熊野本宮大社に向かう中辺路ルートの最終宿泊地として人気なエリアであり多くの人たちが、朝には熊野本宮大社に向けて熊野古道を歩き出します。


【プロジェクト立ち上げの背景】

熊野古道は、世界遺産にも登録されている歴史的かつ自然豊かなハイキングルートです。近年のインバウンド需要で、より多くの海外からの観光客が訪れ、多くの宿が求められています。しかし、需要とは裏腹に、大規模な宿はなく、需要の割に宿泊施設の不足が問題になっています。
そして、この近露という地域は、人が住んでいない家も村に見られ、数年放置された家は誰も住めない家になってしまいます。人口減少とともにそんな家がこれからも増えていくと思われる中、空き家を活用した地域の宿業を支え、育てることで、地域全体の持続可能な発展を目指しています。移住者が増えることで地域に新たな活力をもたらすために、このプロジェクトを立ち上げました。


【このプロジェクトで実現したいこと】

このプロジェクトの最終目標は「熊野古道に新たな宿を増やし、地域問題である空き家増加問題と宿泊施設不足を解消することです。
空き家問題を解決する為に移住者を増やすプロジェクトは行政でも行われています。ですが、都会から知らない田舎に移住して失敗してしまった人のブログや動画を見て、田舎移住を躊躇している人や田舎での仕事が見つからず移住を諦める人が多くいるのが現実です。私も移住したばかりの頃にいろいろ失敗をしました。そんな不安をかかえずに移住ができれば、より多くの人が興味を持ってくれるのではないかと考えています。

上記の課題から、私がやろうとしていることは「お金を稼ぎながら宿泊業・接客を学べる学校」を作ることです。学校という響きが私はあまり好きではありません。学ぶことは重要ですが、実践しなければその知識には意味がないからです。

そこで、今回は考えている「お金を稼ぎながら宿泊業・接客を学べる学校」では、4つの具体的な取り組みで、リスクが少なく学びと実践をやってもらうことができるのではないかと考えます。
1、「宿泊業の実践」
世界から来るお客さんと、実際の宿を通して接し、接客すること、宿経営実務を学ぶ。
2、「利益シェアで生活費確保」
長期実践をした生徒は学費を払うのではなく宿の売り上げをレベニューシェア。学校も生徒もwin winの関係であれ。
※宿泊業やビジネスに関する授業のみ受講の場合は授業料が発生!
3、「宿泊業の必要なことを学習」
独立する為の宿泊業の知識、実際の立ち上げ方法・資格取得、独立する手順などを授業で学びます。
4、「宿泊業独立支援」
村に住むことで空き家情報などが取得しやすく、独立に向けた準備のサポート!

この学校が、都会と田舎を結び、関係人口が増えることで、興味を持った人が実際に移住できればと思っています。


【現在の準備状況】

現在、古民家と倉庫がある土地建物をこの春に購入しました。

熊野古道からは歩いて10分ほどのところで、立地もよく、また、家からは村を一望できる景色が望めます。そんな家を、海外からの観光客が泊まれる宿にし、また、学びたい人たちも泊まりながら学ぶことができる施設に改装していきたいと思っています。

古民家の間取りは下記のような感じで、古い家なので、改修がかなり必要です。

▶︎改修箇所
1、全体的な壁の壁紙補修
2、和室①、②、③、キッチンの床回収
3、トイレおよび浴室の全面改修
4、天井の雨漏り跡改修
5、屋根の一部改修
6、管理人用シャワー&トイレ設置費

現在、大工さんと改修箇所について相談をしている状況ですが、特に総額300万から500万円ほどの予算必要となりそうです。特に大改修が必要なのが、屋根の一部が破損しているところの修理、そしてトイレと浴室の改修になります。トイレは現在ポットンなので、簡易水栓トイレを設置する予定で進めています。


【リターンについて】

リターンは、「宿業を学べる学校」ということで、熊野野菜が経営する宿に実際に宿泊してもらったり、自然豊かだけれど陸の孤島と言われる南紀を一緒に観光したりしながら知ってもらえるもの、そして、宿泊業に興味があるけれど、なかなかはじめるきっかけがなくスタートできてない人や起業したいけど自分が何をしたいのかわからない人、人生に迷っている人に受けてほしいオンライン講習を用意しました!
なんと今回は、広告代理店時代にお世話になった777の福田敏也さんや元上司でメディアに詳しい桜井徹哉さんをお招きしたオンライン講義もやります!クリエイティブな視点や、メディアが取り上げてもらいやすい話題づくりなどを一緒にお話させてもらおうと思ってます。

ぜひ、学びながら自分らしい人生の作り方を一緒に考えていきましょう!


【スケジュール】

2024年5月 / クラウドファンディング開始
2024年6月上旬 / 家内の荷物片付けを終える/物件の改修を開始
2024年7月下旬 / クラウドファンディング終了
2024年8月ごろ / 物件の改修終了
2024年9月 / 宿泊業の許可申請
2024年9月下旬 / 宿泊の受付開始/宿泊業の授業開始
2024年9月ごろから2025年1月ごろまでに各リターン発送


【最後に】

このプロジェクトに興味を持っていただき、ありがとうございます。
現在、熊野古道にはたくさんの海外からのお客さんが来てくださいます。時々「ここは日本なのか?」と思うほど日本人より海外からの観光客ばかりです。そんなお客さんとの触れ合いは、時に大変なこともあります。が、たくさんの喜びもあり、時にびっくりするほど褒めてもらい、喜んでもい、そして、人生の友になってくれたりします。そんな出会いの日々を体験できるのはここ熊野古道だからだと思っています。
そんな素晴らしいこの地域で、熊野古道の未来を一緒に明るくしていきませんか?


支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 設備費

  • リターン仕入れ費

  • 宿泊時に使っていただく家具の購入。

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

最新の活動報告

もっと見る
  • 内覧会を実施します!

    2024/09/27 21:05

    こちらの活動報告は支援者限定の公開です。

  • ようやく、部屋の改修がはじまりました。まずは天井を杉板にしてもらう予定で、天井を取ってみると(大工さんがw)すごく立派な梁が出てきました。今ではなかなかこんな太く大きな梁を使う家はなく、古民家ならではのこの梁。天井を閉じてしまうと、そう、見えなくなってしまうんです。大工のとおるちゃんに、今、相談中。一部の天井を閉じずに梁が見られる状態にできないかと。そしてライトアップできたら素敵だと思いませんか?天井の案は、1、杉板を一部、使わずに閉じない。2、杉板とプラスチックの両方を使い、一部の天井から中が見えるようにする。そんなことを企んでいるんですけど、まだ、しっくりきていない。みなさん、どう思いますか?こんな感じにしてみたら?っていう案があったら、ぜひ、教えて欲しいです。クラウドファンディングも1ヶ月を切りました!みなさんからのご支援、お待ちしてます。https://camp-fire.jp/projects/757871/ もっと見る

  • 雨の日の翌日は、よく霧が出る!霧で有名な高原の上からの景色もいいですが、近露だと、霧の上からも下からも楽しめるのが特徴です。先日の大雨の翌日、朝、霧が出ました。今度の宿の場所は少し小高いところにあるので、霧が出ると、少し上から見下ろすことができる。北海道のトマムで見た雲海ほどの雄大さはないけれど、お日様に照らされた村と雲海の景色はここだけで楽しめるもの。そして、今の時期は水がはられた田んぼが美しい。毎日の風景になりつつありますが、いつ見ても「ああ、綺麗だなぁー」と思わせてくれる自然がここにはあります。だから、海外からのお客さんは、また来たいと言ってくれるんだと思います。 もっと見る

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