プロジェクトについて・実現したいこと
途上国マダガスカルに行き、親がいない子供・学校に行けない子供の多さに驚きました。まず親に仕事がない事が子供が学校に行けない理由の1つなのですが、その親さえもいない子供が多いのです。
私が出来ることはないのか…と考え模索した結果、マダガスカルで児童養護施設の建設を決めました。
その施設では18歳以上になると仕事の技術を身に付ける環境もサポートしていきます。人に喜んでもらいお金を稼げるようになってほしいという思いで施設を運営していきます。
その一部として、マダガスカル人は手先が器用なので服を制作し、その商品を日本で販売していきます。その売上金は施設の運営費となります。
【アフリカで制作したロングスカート】
もう1つ、
仕事のないマダガスカル人の雇用を増やすため、日本とマダガスカルをオンラインで繋ぎ今後フランス語レッスンを定期的に行います。(マダガスカルの公用語はフランス語)
今回のリターンの1つとしてフランス語レッスンがあります。
私がマダガスカルで知り合った、日本語とフランス語が話せる先生とオンラインで繋ぎます。
もうひとつの理由
この活動をするにあたってもうひとつの理由があります。この活動を日本の若者に知ってもらいたいです。日本に生まれたというだけで恵まれていて幸せなのですが、それを実感できていない人がとても多いと感じています。
フランス語レッスンを通じて日本とマダガスカルを繋ぎ、日本の子供達の選択肢・視野を広げ、生きる目的を持ってもらう。
この活動の2つ目の目的でもあります。
【児童養護施設を運営していくスタッフ達】
「Village d'enfants SOS de Toamasina」
というマダガスカルの港町にある児童養護施設で20年以上働いているスタッフが今後運営など協力してくれます。
2024年9月10日~ マダガスカルで提出する書類作成、土地物件見学
2024年10月1日~ リターン施術開始、商品発送
【リラクゼーションサロンにて施術のリターン】
マダガスカルについて・活動に対しての思い
マダガスカルは国民の79%が1日約300円以下で生活する貧困状態にあります。慢性栄養失調率が世界で4番目に高く、5歳未満の子供の40%が発育障害に苦しんでいます。
また失業率が高く1ヶ月の給料は8000円ほど。それさえも貰えない人が沢山います。
マダガスカル人の性格は、島国ということもあり日本人と性格が似ていて真面目で穏やかでシャイなところがあります。しかし人懐っこさもあり少し会話するだけで「ナマナ(友達)」と言ってくれたりして周りの人は皆友達という他人も仲間も大切にする精神があります。
インフラが整っていないので中流家庭でも、台所にはシンクはあっても水道がなく、バケツに水を汲み、料理をし洗い物をします。シャワーやトイレも同様です。
日本に戻った際、水道で手を洗える、シャワーが使える喜びを噛み締めました!日本に生まれたことがこんなにも幸せなことだったのか…と。
現地の人達は他の国について考える余裕はありません。自分達の生活を考えることで精一杯です。しかし、日本人の私は食べたい物が食べられる・仕事は選ばなければ何でも出来る、これ以上何が欲しいのか…
私には他の国の事を考える余裕がある。
そう気付き途上国に対しての活動を始めました。
現地の人との繋がりがやっとでき、施設を作るための書類作成など現在進んでおり、長年の夢がやっと現実化してきました。あとは建設費が足りないため皆様にご協力いただけると幸いです。
参加して良かったと思っていただけるように頑張ります。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
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