2024/06/14 19:05

「幸せになりたい」

そう思って努力をしている方って、

多くおられると思います。

 

 

だーやまも、

以前はそんな1人でした。

 

 

でも実はその考えが、

ズレてたんですよね。

 

 

そんな方に、

書籍の一節をご紹介します♪

 

 

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第2章3節

【幸せでいたいなら、幸せになろうとするな!】

 

 

「ビジネスを成功させて幸せになりたい!」

「欲しいものを手にして幸せをつかむ!」

 

 

コーチ・コンサルタントとして活動していると、

このような言葉を発したり

意気込んでいる方々と出会うことがあります。

 

 

その時に、

次の疑問を抱きます。

 

 

「幸せになりたい」

という結果を求めているということは、

 

 

前提として

「現在のあなたは幸せではない」

と思っているのか?と。

 

 

「今よりも豊かになりたい」

という気持ち自体はよくわかります。

 

 

なぜなら、世の中では

「この状態になれていると幸せである」

というものが多くあるからです。

例えば、

・海外旅行に行けること�・タワーマンションに住めること�・高級車に乗れたり高級な外食ができること�・ブランドものを身につけられていること

 

 

などが「幸せ」で

あるという価値観が根強いです。

 

 

そういう価値観があることはわかります。

ただ、「それができていない現在のあなた」

は本当に「幸せ」ではないのか? 

この説では、この疑問について深ぼっていきましょう。

 

 

結論からいうと、

「幸せになろうと思っているから幸せになれていない」

のです。

 

 

なぜなら、

「幸せになりたい」

と思っている人は、

 

 

前提として

「幸せは他の場所にある」

と思っているからです。

 

 

ある日、

「親が倒れて意識がない」

と救急指令で自宅に向かったところ、

絵に描いたような豪邸に着きました。

 

 

倒れている人を観察したところ、

明らかに死亡状態であり

救急搬送の適応外でした。

 

 

こういった場合は警察へ引き継ぐため、

警察の到着を待つことになります。

ただ、いくつか違和感がありました。

 

 

家具も立派なものばかりで

裕福なのは一目瞭然。

 

 

にも関わらず、

生活感がなく何ヶ月も使っていない

ホコリの溜まり方でした。

 

 

長く家族が訪問をしておらず、

豪邸に一人で暮らしていた様子でした。

 

 

救急指令をしてきたのは

お子さんでしたが、

亡くなられている親御さんの病気のことや

最近の生活のことなどもあまりに知らないのです。

 

 

挙句には、

こっそりと電話で遺産の話をされていました。

 

 

一般的には

家族が亡くなっている状態であれば、

泣きついたり悲しんだりすることが多いです。

 

 

しかし、

この方にそういった素振りはなく、

遺産相続の話を続けていました。

 

 

細かい家族関係は分からないので、

憶測の域を超えませんが、

「幸せな状況だったか?」

と聞かれると疑問が多いものでした。

 

 

このように、

残念ながら世間で言われている

 

 

「良いもの」を得られていたり

「成功」できていても、

「幸せ」にはなれているとは限らないのです。

 

 

「幸せ」とはなるものではなく、気づき・感じるもの。

  

 

「成功とは、良いものを得ること」�「幸福とは、得たものを良いと感じること」

です。

 

 

幸せとは感情なので、

感受性を豊かにしたり、

自身の「好き」を明確にする必要があります。

 

 

どれだけ稼いでお金を持てていたとしても、

虚無感に襲われる人が多いのは、

この「成功」と「幸せ」を区別できていないのです。

 

 

「現在の自分が手にしていることの中で、

 幸せを感じられるかどうか?」

がポイントになります。

 

 

その上で、

先ほどのようなブランドであったり、

旅行なり、欲しいものを得たり、

好きなことをしていくことが大切なのです。

 

 

こういった状態が前提にある人は

、今自分が手にしているものを、

とても大切にしています。

 

 

それが人間関係であれば

信頼関係が築けているから安心感があり、

孤独を感じることは少なくなります。

 

 

一方、

現在手にしていないものばかりを

追いかけ続ける人は、

 

 

常に不安や焦燥感に駆られていて、

他人から見たときに余裕を感じられません。

イライラしていたり利用してくることもあります。

 

 

そんな人と関わりたい人は

なかなかいないので、

孤独になっていきます。

 

 

あらためて結論ですが、

「ないものを追いかけるな!」と、

言いたいわけではありません。

 

 

現在のあなたの手の中になくて

欲しいものがあるなら、

全力で追いかければ良いです。

 

 

ただその追いかける

行為そのものに「幸せ」を、

感じ始めることへの危険性に、

警鐘を鳴らしたいのです。

 

 

今一緒にいてくれる人や

あるものへの感謝を持ち、

そこに「幸せ」を感じた上で、

新しく得たいものを追いかける。

 

 

「幸せ」になろうとせず、

「もうすでに自分は幸せだ」

と感じられる。

そんな豊かさがいつの時代でも必要です。

 

 

「幸せを手にしようとすること」

ではなく、

「幸せを感じられる解釈を手にすること」

が重要であるとマインドセットできていると、

 

 

世界の見え方が優しくあたたかいものになっているでしょう。

あなたの世界の見え方は、どういったものですか?

 

 

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書籍の一部を抜粋して、

皆様にご紹介しています♪

 

 

クラファンで、

書籍を購入することが出来ますので

是非ご支援ください♪