【01.目次】
01.目次
02.自己紹介
03.クラウドファンディングに挑戦する理由
04.クラウドファンディングで実現したいこと
05.リターン紹介
06.今後のスケジュール
07.資金の使い道
08.最後に
【02.自己紹介】
はじめまして。居積農園です。
「何て読むのですか?」
挨拶の後、必ず聞かれるのですが
「すえづみ」と申します。
宮崎県のほぼ中央に位置する、児湯郡新富町(しんとみちょう)という場所で農業をしています。
12年ほど前、父の体調不良により妻の地元(広島県尾道市)から、Uターンしてトマト農家となりました。最初は、順調に農家として過ごしていたのですが、徐々に体調を崩すようになり、「農薬アレルギー」と判明。
そこから、有機栽培(ベビーリーフとハーブ)の農家に転向しました。農薬、化学肥料を使用せず、一つ一つ手摘みにこだわっており、少量でも香り、味、色味、全てが力強い野菜を作っています。
居積農園では、その野菜の持ち味を生かしたく、基本は固定種を栽培しています。
少しだけ専門的な話にはなりますが、
固定種とは・・・
何代も、種を取り、育てていく、といった自然な育種をしていくうちに、自然とその野菜の個性が定着し、固定していったものをいいます。何世代にもわたり絶えず選抜・淘汰され、遺伝的に安定した品種のことです。
通常、市場で出回っている野菜は「F1種」といいます。為的につくられた一代限りの雑種で、別系統の野菜を掛け合わせると、一代目のときだけに現れる雑種強勢によって、野菜の成長が早くなり収穫量も増大。さらに雑種の一代目は両親の優性形質だけが現れるため、形や大きさも揃う。そんな性質を持った、大量生産・大量消費にうってつけの種のことを言います。
もちろん、綺麗な形の野菜を作りたければ「F1種」で栽培するのが良いのですが、やはり「野菜の持ち味を生かしたい」という想いのため、形は不揃いで、収穫量もぐんと下がるけれど「固定種」にこだわりを持ち続けたい、そんな農園です。
この地域では、有機栽培をされている方は皆無に等しく、色々な意見もいただきました。心も折れそうになることもありましたが、理解してくださる方々の応援もあり乗り越えてくることができました。
【03.クラウドファンディングに挑戦する理由 】
私たち農園のモットーは「今、口にしようとしている野菜がどんな味がするのか。どんな形をしているのか。何気なく食べるのではなく見ながら味わいながら食べていただきたい。」ということです。
しかし、昨今の異常気象による大型台風の被害をきっかけに、ハウスの劣化(雨漏り・浸水など)が進んでしまい先行きが見えない状況が続いています。
ハウスの修繕が追いつかず、大雨のあとはハウスとは思えない湖状態
雨が続くと、中には入れず田んぼのような光景に
そんな中でも、私たちはビニールハウスの維持に奮闘してきました。自分たちの手で修繕を行い、使えるものは全て活用しました。しかし、昨年私自身が体調を崩してしまい、農業を一時休業せざるを得なくなりました。今年からようやく復帰することができたものの、まずは収入を確保することが最優先と考え、ズッキーニ栽培に方針を変更しました。
このように、5年前の台風によるビニールハウス劣化をきっかけに苦しい農園運営が続いており、私たち農園のモットーとは程遠いのが現状です。
それでも、「農家を続けていきたい。少しでも私たちの農園の野菜を待っている方に野菜を届けたい。」
その想いを叶えるために私たちはクラウドファンディングに挑戦する決断をしました。
【04.クラウドファンディングで実現したいこと】
・地域の農業のやり方、特徴、知恵を守りながら、現代に合った農業をしていきたい。
・この土地で収穫された産物を活用し、土壌を育て、肥料を作っていきたい。
・できるだけ自然な農業を実践していきたい。
私たちは、そんな想いを実現するために、次の目標を達成したいと考えています。
●ビニールハウスの修繕と新設:
現在、農薬を使用せずベビーリーフとハーブを栽培しているビニールハウスの修繕を先行します。その後、新たなビニールハウスを建設する計画を立てます。
●露地での固定種野菜の栽培:
所有している露地で、固定種と呼ばれる野菜の栽培を始めることを目指します。
●単棟ビニールハウスの建設:
現在、我々のビニールハウスは7つ連なっています。これにより、一部に虫害が発生すると全てに広がってしまう問題があります。そのため、各々が独立したビニールハウス(単棟)を建設することを目指しています。
●ビニールハウスの増設とハーブ栽培:
新たに建設するビニールハウスでハーブの栽培を拡大し、そのハーブを用いた加工品を作りたいと考えています。
●新たな農地の購入と野菜の加工品の作成:
農地を売りたい人から土地を購入し、そこで栽培した野菜を用いた加工品を作りたいと思っています。
以上が、私たちがこのクラウドファンディングを通じて達成したい主な目標です。
【05.リターン紹介】
-
●3,000円(応援プラン)
お礼+活動報告
●6,000円
有機野菜 応援コース
①居積農園で栽培予定の野菜(ズッキーニ・トマト・ハーブ)の詰め合わせ
②お礼の直筆手紙
③活動報告①10月から栽培をスタートするため///// -
●10,000円(応援プラン)
お礼+活動報告 -
●10,000円
居積農園のバジルを使用したジェノバソース+お礼+活動報告 -
●15,000円
しまむら水産 ちりめんじゃこセット(85g×3) -
●15,000円
じゃこベーゼ・マンジャーレ(2個セット)+お礼+活動報告 -
●30,000円(応援プラン)
お礼+活動報告 -
●30,000円
・しまむら水産 ちりめんじゃこセット(85g×3)
・じゃこベーゼ・マンジャーレ(2個セット)
・お礼+活動報告 -
●50,000円(応援プラン)
お礼+活動報告 -
●100,000円(応援プラン)
お礼+活動報告
※応援プランとは「返礼品は不要でとにかく居積農園を応援したい!」という方のためのプランです。 -
【商品紹介】
●『しまむら水産 ちりめんじゃこセット』
居積農園を応援しますよと温かいご厚意から、今年80年目に突入された「しまむら水産」さんからのご支援で、この度リターン商品としてご提供していただくことができました。近年の異常気象によるものなのか、漁獲量減少も頭のいたいところでもある中、全国の皆様にちりめんの美味しさを知っていただければ幸いです。
宮崎県のしまむら水産のちりめんじゃこは、漁獲から製造まで一貫したシステムで行っており、とにかく新鮮そのもの。
もちろん塩以外の添加物は一切使用せず、天日干ししていますので、自然の恵みがいっぱいです。 - ●『じゃこベーゼ・マンジャーレ』
「しまむら水産」×「pappacarbone(イタリアンレストラン)」共同開発
陸と海プロジェクト第一弾【じゃこベーゼ・マンジャーレ】
宮崎の美味しいモノをたくさんの方々に食べてもらいたいそんな想いで走り出した【陸と海】プロジェクトです。
その第1弾で居積農園の「バジル」を使用したジェノベーゼソース商品です。青々とした香り豊かなバジルと、ちりめんの相性に顔がほころんでしまう美味しさです。
- ●『じゃこベーゼ・マンジャーレ』
-
陸と海 Tsunagu
- しまむら水産 × pappacarbone
- https://www.instagram.com/rikutoumi_tsunagu/
-
商品名:じゃこベーゼ・マンジャーレ
名称:ソース(具入り)
原材料名:植物油脂(大豆を含む)、ちりめんじゃこ(宮崎産)、チーズ(乳成分を含む)、くるみ、食塩、にんにくオイル、ビネガー内容量:100g
保存方法:要冷蔵
アレルギー表示:くるみ - <協力>
しまむら水産
https://www.instagram.com/shimamura_suisan/
創業80年天日干しちりめんpappacarbone(パッパカルボーネ)
https://pappacarbone.com/
宮崎市にあるイタリアンレストラン
【06. 今後のスケジュール 】
2024年
8月 クラウドファンディング開始〜終了
9月 ハウスの修繕開始
10月 作物の栽培開始
2025年
1月 リターン発送
その後、ハウス(単棟)を増設(目標!)
【07. 資金の使い道 】
ビニールハウスの設備費、人件費の他、クラウドファンディングの手数料、リターンの配送費に充てさせていただきます。
【クラウドファンディングの目標金額】3.000.000円【内訳】
・ハウス修繕の費用に充当
・単棟ハウス建設の資金に充当
・リターンの配送費用に充当
・CAMPFIREへの手数料
【08. 最後に 】
最後まで、閲覧いただきありがとうございます。
文章を通じて私たちの思いを十分伝えるのは難しいですが、私たちはこれまでの農業のあり方とこれからの農業のあり方を両立させ、次世代に伝える農家になりたいと願っています。
「居積さんの野菜が食べたい」と言ってくださる皆様へ、一日でも早く新鮮な野菜をお届けできるよう、全力を尽くします。
皆様からの温かな応援を心よりお待ちしております。
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
最新の活動報告
もっと見る新年のご挨拶
2025/01/02 15:04新年あけましておめでとうございます皆様におかれましては新春を清々しい気持ちでお迎えのこととお慶び申し上げます。昨年は多くのお力添えいただき誠にありがとうございました。今年も、美味しい野菜をお届けできるよう努めて参りますので、よろしくお願い申し上げます。居積農園の恒例、ハウスの上から初日の出を拝むことができました。毎年の恒例と言えることのありがたさを感じる時間でした。寒暖差により、野菜の成長がゆっくりで野菜コースのご支援をいただいた方にはお届けが遅れてしまい大変心苦しくはあるのですが、美味しい野菜をお届けできるよう頑張りますので、今しばらくお時間いただければと思います。てんとう虫もハウスで寒さをしのいていますが、農薬を使用しない農家にとっての益虫(害虫を食べてくれるありがたい虫)で、もう少し暖かくなるとたくさんハウス内に集まってくれることでしょう。 もっと見る
ズッキーニの定植完了です!
2024/12/22 20:33ハウスの修繕も一部完了し、ズッキーニの定植も無事終わりました。予定よりも1ヶ月ほど遅れての定植のため、なかなか出荷まで時間はかかりそうです…今年の宮崎は、12月上旬まで暖かく暖冬かなと思っていた矢先、急に寒さが強まり慌ててハウスの保温作業を進めました。私たちのハウスは、加温機と言われるハウス内を温める機械を置いていないため、最強寒波と言われるような寒さになると、作物も凍結して枯れてしまうこともあります。そのため、ハウス内にもう1枚保温のためのビニールを張り、寒さから野菜を守るようにはしております。それでも促成栽培と言われる栽培方法より成長がゆっくりなため、たくさん出荷することはできませんが、その分味の濃い野菜が育っていきます。皆様にお届けするにはもう少し時間がかかりそうですが、もう少しお待ちいただければと思います。また、少しずつ成長の更新もしていきます!! もっと見る
ハウスの修繕〜第2弾〜
2024/10/17 17:12宮崎はまだまだ暑い日が続いておりますが、朝夕は過ごしやすくなってきました。周りの農家さんの野菜の成長を見ていると、羨ましさと焦りを感じながらも、心落ち着かせながら修理する日々が続いています。ハウスの間(谷部分)の新しいシートも届き、簡易ですが雨漏り対策も進めています。これが終われば残すは、上のビニールを被せそこからやっとハウス内の作業に入れます。来週からは日中も涼しくなるとの天気予報なので、作業もしやすくなってくるかなと少し安堵しています。まだまだ野菜をお届けするには時間がかかりますが、おいしい野菜をお届けできるよう頑張ります!! もっと見る
コメント
もっと見る