まず初めに
クラウドファンディングはリターンの面白さが全てだと思っています。今回は個人、法人プラン向けにここまで世界取材を2年で培った学びを成るべく落とし込めるようなものを考えました。自分がこの目で見て感じた経験が少しでも皆様のお役に立てばこれほど嬉しいことはありません。今回のクラファンの概要についてはまずはこちらの動画をご覧ください。
海外取材に出てはや2年。
本当に有り難いことにここまで様々な方に取材をさせて頂きこの海外取材でなければ会えない方から沢山のことを勉強させて頂きました。今回のクラファンにあたってはそのリターンに(クラファンってどれだけ面白いリターンを考えられるかが魅力だと思っています)正に私が2年間海外の取材生活を通して学んだ経験を活かせる様な面白い、バラエティー豊かなリターンを用意させて頂きましたので是非とも詳細ご覧いただけると嬉しいです。
自己紹介
初めまして。現在海外を取材して回りながら番組を作っているMEGURUといいます。名古屋にあるラジオ局ZIP-FMにて世界のSDGsな取り組みをしている方を取材するWORLDs SDGs、「ビジネス」+「学び」に特化した映像コンテンツを作成しているPIVOTさんで海外のビジネスパーソンに取材する番組「世界をMEGURU」そして私たちで手がけているWORLD REPORT CHANNELという主に3つの媒体向けに海外で取材したコンテンツを番組制作してきました。2022年の7月に日本を出発しアジア、ヨーロッパにアフリカ、ここまで世界60ヵ国近くを周り取材をさせてもらった方は実に1000人以上、300本近くの番組を作成してきました。
*写真はシンガポールにあるジムロジャーズ氏の邸宅にて番組収録風景の様子
見える化させたい世界の課題
海外に出て丸2年。世界では様々な事が今まさに起こっており改めて海外の情報に触れる大切さを感じる毎日です。もはや日本人のパスポート取得率は20%を切っており円安の影響もあって日本人にとって海外旅行は容易いものではなくなってしまいました。世界では良い事も悪い事も沢山起こっています。僕も15年近くこの業界にいますが日本に届く海外の情報はあまりにも一限的です。世界の諸問題を考えるときに沢山の情報ソースに触れて沢山の選択肢を持ちながら物事を考える大切さを改めて感じる限りです。豊かな思考を育むためにより生な情報をこれからも発信していきたいです。
*写真はイスラエルの占領下に置かれたパレスチナ自治区にて
難しいyoutubeという戦い(なぜクラファンなのか?)
ここは本題と少しそれるのでなるべく簡潔にまとめますが、メディアに携わりながら生きていくのにも色々な方法がありますがやはり数字を取らないと食っていけない!のでなるべく人々が注目を集める様なコンテンツをメディアは作りがちです。
みなさんご存知お茶の間のテレビを見ていれば動物系、子供系、クイズ系、音楽番組のオンパレードですしyoutubeをひらけばキラキラした観光地の紹介、はたまたスラムやエロいエリアに行ってみた!などありふれた番組構造になっています。私はこういった番組を一切ディスるつもりはありません。この手の動画でも面白いものを作るのは簡単ではないです。ただ!一つ言いたいのはここのフィールドは参入しているプレーヤーが多い!のであえて38歳のおじさんがやらなくてもいいかなと思っています。
*アフリカでストリートチルドレンを無くす保護活動をしているNGO団体取材時の様子
でも世界では様々な事が起こっています。数字が取れるコンテンツだけがありふれる様な状況でいいのでしょうか?私は最近ヒューマンビーイングという言葉が大好きです。人として、世界を育む上でできる事、知っておくべき事、取り組むべき事が沢山あります。社会課題にアクセスして今も海外で戦っている素晴らしい日本人の方々も沢山います。でもこういったコンテンツはなかなか取り上げられる機会が少ない。それは数字が取れないからという事が大きな一因としてあります。
*写真は世界最貧国ブルンジ(アフリカ)の田舎に訪れ綺麗な水にアクセスできない子供たちを取材した時の様子
正直この2年で我々も色んなコンテンツを作ってきましたが、やりながら強く思うのはやはりメディアに携わる人間として社会に、世界に出来ることは何なんだろう?ということです。悔しながら私はメディアの畑で生きてきたのでメディアなりのアプローチでしか貢献できません。世界にはまだまだ情報が発信できずに苦しんでいる人や発信されるべき情報が沢山あります。世界一周分の見聞録をビデオという形で映像化するこの作業、残すところ後はアメリカ大陸。皆さんのクラファンの支援金は無論全て海外取材に充てさせて頂きます。インフレ&円安で切り詰めながら暮らしても多額の出費がかさむ中、最後にもう一度応援して頂けると大変有り難いです。
スケジュール
・7月一杯でクラファン終了
・8月初旬にリターン施行
・8月の後半から中国大陸編スタート
・10月から半年以上かけて南米、中南米、北米と取材で回る予定です
資金の使い道
すべて基本的に取材費用に充てさせて頂きます(ドローンとカメラ、マイク、三脚など撮影機材も買い足す予定です(35万円程度)取材をしながらの旅は滞在費がかなりかかります。実際バックパッカーと呼ばれる方々は物価高、更に円安のダブルパンチで出費が嵩むヨーロッパなどを日数をかけて旅している方は少ない印象です。最近海外に行かれた方ならお分かりいただけると思いますが、特に欧米諸国は今まーじーで高いです。涙
イギリスなんてレストランでフィッシュ&チップス食べようものならドリンク1杯頼んで1食20ポンド(これでもう4000円)ヨーロッパに私も3ヶ月近く滞在しましたが節約してもやはり月に40万円近くはかかりました。内容としてはやはり一番かさむのは航空券代と移動交通費。さらに毎日寝泊まりする宿泊費用がかなり重たいです。今まで1000円台で泊まれるドミトリーやあまりよろしくない地域の安宿で過ごしてきましたが(基本ストリートフードで贅沢なディナーを食べに行ったことなど本当に無いです)取材経費なども含めると移動経費は水物なので非常に流動的ですが節約生活でも毎月15万〜20万円、ヨーロッパを回っていた時は1000円台のドミトリーなど無論なく一泊4000〜5000円が下限の下限なので、先に記述したように40万円近く費用感としては掛かってきます。(一応補足しておくと安宿に泊まってそこから全く動かなければ様々な諸費用もかからないでしょうが取材は兎に角色々な方にお会いし移動も多いので本当にちょこまか意外とお金かかります。イギリスに居た時は1日の交通費だけで6000円かかりました)そして今後向かう先の南米も話を聞くにどこも物凄く物価が上がっていて日本と変わらないような場所も多々。そして最終目的地のアメリカはというと、、、ご存じ大変な状況です。
今後かかってくる費用感、予算目安としては
上記、無論交通費、宿泊費も入っているので贅沢せずにこれくらいのお金は普通にかかってきます。潤沢な予算があれば例えば中国国内も広いですからより多くの場所に取材にいけますし南米、北米も同じように予算感が上がって来ればさまざまな場所に行って取材する選択肢が増えてきます。今回2年の旅を通して強く感じるのは勿論節約しながら海外を「ただ回る」ということは可能ですがそれでは表面的な部分しか見えてきません。その国で色んなことを経験し本質的な事を体感するにはある程度お金がかかります。仮にみなさんが日本国内旅行されても電車や飛行機でその場所を訪れただけでは何もわからないですよね?その土地の物を食べてアクティビティーに参加しローカルの方と触れ合ってこそその土地の魅力が見えてくる。本質に触れるにはある程度時間もかかるし(2〜3日の名所を訪れる観光ではわからないことが沢山ある)お金もかかります。予算があればそれだけ沢山の経験が出来るし、そしてその経験を番組に反映することが出来ます。
*写真はロシア取材時の収録風景
また最近は動画も長尺になってきて編集作業も相当大変になってきました。元々動画編集はボランティアベースで編集者さんのご好意によって運営してきたのですが動画が長尺である事、ある程度のクオリティーが求められるようになってきたことなどもあってボランティアでの運営に限界がきています。現状動画編集が全く追いつかず過去の動画も中々出したいけど出せないという矛盾を抱えているのも事実です。今回のクラウドファンディグの資金調達で今後編集者さんに編集代金をお渡しして少しでもWORLD REPORT CHANNELの運営が円滑に行くようにも使わせていただければと思っております。(これは余談というか編集者さんの名誉の為に申し上げておきたいですが過去のイスラエル編の動画などは1時間近くの長編動画でありこれを普通に動画編集者さんに発注すれば相場感で楽勝で2桁万円いくような金額です。なので動画編集者さんにお支払いしたい、いまだに未編集の動画と今後収録する動画に関しての編集想定費用は少なくとも50万円を見込んでいます(これを現状ボランティアベースでやってくださっている皆さんには本当に頭があがりません。改めてここで今日まで協力してくださっている編集者さん、翻訳家さん、構成を助けてくださっているチームの皆さんに感謝を伝えさせてください。何時も本当にありがとうございます。)
ですので、旅費、機材費、人件費等の上記全てを含めたトータルの最小必要経費を約350万円程度見込んでいます。このうちの半分くらいまでは今回のクラファンで辿り着けたら嬉しいですが無論より潤沢な予算があればより良いものを作るために経費を回せるので本当に助かります。
最後に
ここまで60ヵ国近くまわりましたがおそらくこんなことをやっていなければウクライナもロシアも行ってなかったと思います。みなさんに応援してもらっている資金で海外に出ているからこそ使命感を背負って頑張れています。人など到底弱い生き物で自分一人で頑張るなぞ限界があります。海外で生活していると大変な事も無論多々あるんですがそんな中でも(いまこの文面もアフリカで綴っています)頑張れるのは皆さんの後押しの他なりません。
*写真は今も戦時下にあるウクライナを訪れた際に出会った未来ある学生たちと一緒に撮影した一枚
僕がここでこれを述べる必要はないのかもしれませんが、旅行系でyoutubeをやっている方で一部クラファンで集めた資金で海外を回るのを批判される方がいらっしゃいます。ですがメディア人として食っていくには稼がなければいけません。だからメディアはお金を払って下さる方の言うことを聞くし忖度します。そんな忖度なく自分らしくやれる!これが一番良いと思いますが悔しながら自分の実力不足もあってyoutubeだけで食べていけるほどうまくもいっていません。でも必ずや僕たちが作っている番組が後世に役に立つ、今行っている世界の諸問題をビデオ化して映像見聞録を作る事が役に立つ日が来ることを信じています。特に上記の内容と符合しないビデオもあるかもしれませんが海外の諸問題解決と豊かな思考の醸成、そして何よりこれからの日本をアップデートする為のコンテンツになることを信じて引き続き頑張っていきますのでどうか貴重なご支援検討いただければ嬉しい限りです。皆さんいつも本当にありがとうございます。
*写真はナイジェリアのラゴスにてストリートキッズたちとの一枚
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。また全てのリターンは2025年の3月までが履行期限となります。期限を超えた際のリターンの補償は致しかねますのでご了承ください。
最新の活動報告
もっと見るいよいよ後1日。
2024/08/07 17:23クラファンいよいよ残りあと1日になりました。おかげさまで無事に目標を達成した事に少し安堵を覚えながらも、無論ドル換算した上に今のアメリカのインフレ状況ではこの目標金額では活動資金として足りないので少しでも多く活動費が集められるように最後の最後まで頑張っていきたいと思っています。ただネクストゴール!という形で目標金額を先延ばしにする!という手法よりは現状のリターン商品(ネクストゴールを設定するときは新しい追加リターンを用意するのが定石)と目標のまま当初の思いで活動を支援してくださる方をどこまで募れるか頑張ってみたいと思っています。都度いただく暖かいメッセージとその思いに、歳を食ったか目頭が熱くなる時が多々あって本当に改めて皆様に支えてもらっているな、がんばらないといけないなと実感します。さてクラファンは明日で終了になりますがリターンのイベントも直後に沢山控えております。クラファンが終了しないと個別に皆さんへのご挨拶メッセージ、さらに其々のクラファンの集合場所、日時やスケジュールなどの詳細を記載したメールをお送りさせて頂きますので少々お待ちくださいませ。それでは残り1日!最後まで頑張っていこうと思います。みなさんラストまで(追加購入など含めてご検討いただけたら嬉しいです!)よろしくお願いします。 もっと見る
残り2週間で80%まできました!
2024/07/26 16:47クラファン終了まで2週間をきってありがたいことに80%達成というところまできました。やはり今回は2回目のクラファンということで前回に比べて難しい部分があることは覚悟していましたがそんな中で改めてすでにご支援くださった皆様、本当に本当にありがとうございます。実はクラファン実施にあたりこの2年で取材させてもらった様々な方々から嬉しい応援メッセージが届いているのでここでご紹介させてもらおうと思います。ベトナムでカカオ農園を運営する遠藤さんタイで藍染産業に取り組む野口さん(タイ)アフリカでシングルマザーの活動支援をする山田美緒さん(ルワンダ)といった形で他にも世界の様々な地域から沢山の応援メッセージが届いており、自分のやってきたことが少しは役に立っているのであれば嬉しい限りです。さぁクラファンは残り2週間ですが引き続きみなさん応援よろしくお願いします。 もっと見る
いよいよクラファンスタート
2024/07/01 13:17いよいよ本日クラファンがスタートしました。正直今回はクラファンやるの大分悩みました。1度目は番組を離れて海外へ!と非常にインパクトがあるので集まりやすいかもしれませんが、2回目はそうとうは行きません。ある人は「またかー」と思うでしょう。あいかわらず何かやってんなってくらいの人も沢山いらっしゃると思います。なんで1回目のクラファンで全部周りきらなかったんだよって厳しいご意見もあるのかな?自分なりにここまで精一杯やってきたつもりでしたが終わらなかったし世界は広かった。悪い言い方をすればもっと飛ばし飛ばし色んなところにいって「事実上の世界一周」を達成することは簡単です。でも○年で何カ国行ったとか、まぁわかりやすいので僕も口にすることはありますしそれを成功事例として掲げられている方もいるしそれは否定しませんが僕はそんな事にはあまり興味はありません。世界一周はあくまでも目的であってゴールじゃない。これが逆転してしまっては今回僕がやっていることの意味がないし、だからこそクラファンなんです。ここは長くなるので今回あまり言及しませんがクラファンだからこそ出来る取材旅があるんです。肝心のコンテンツ作りも最初のほうは旅行情報とかが入ったり今と比べるとブレブレでした。少しずつやりながら要領を掴んできたというのが正直な所でまだまだ改善の余地もあると思っています。ただ今僕たちに撮れる「世界の今を映しながら、日本と世界をつなぐ。そこから僕たちは何を学んで次に生かすか?」いつかどこかできっと役に立つ、意味のある情報になるはずだと信じて精一杯ここまでやってきているつもりです。海外には多くの情報発信を必要としている素晴らしい取り組みをされている、日本人や海外事例が沢山あります。そういった世界で活躍する日本人の取り組みをもっと取材していきたいし逆に日本のアップデートに貢献できるような情報の橋渡しになる世界見聞録を作るのが僕の目標です。「早く帰ってきなよ」そんな言葉をかけてもらう度、特に旅の途中心細い時に日本人の温かい温もりと優しい言葉にめげそうになる時もある。んですが、一度決めた世界一周はなんとかやりきりたい!しかも中途半端な形で投げ出すのではなくて最後までしっかりとやりきる。そんな信念はちゃんと今も持ち合わせています。みなさんの思いも当たり前だなんて一ミリも思っていません。お金のありがたみ、金銭感覚なぞ出発前と今では大きく変わりました。お金を、しかも寄付してもらえるってあたりまえじゃない(厳密にはクラファンはリターンがあるので商品購入動機の場合もありますがそれはそれで全然いい)限りある貴重なお金の使い道にこれを選んでくれた事がどれだけ貴重なことかという事は重々理解しているつもりです。なので、改めて貴重なご支援くださった皆様本当にありがとうございます(大陳謝)クラファン始まったばかりですが今回は前回より苦労すると思うので寄付していただいた方は「寄付したよー!」とSNSなどでも拡散してくださると嬉しいです。見つけられたものに関しては僕もコメント、いいね返しなどしていきますね!さてそれでは1ヶ月近くのクラファンになりますが皆さん何卒よろしくお願いします。 もっと見る
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