ダイジェスト
2016年9月、長野県諏訪市にて、一般社団法人WAKUWAKU PROJECT JAPANが、世界のおもちゃを集めた親子で遊べる場(L23CAFE)を開店いたします。このスペースのおもちゃ購入についての資金援助をお願い致します。これからお読みいただく文章の構成は①法人の説明②遊びについて③発起人の紹介です。少々長いですがお付き合い頂けると有り難いです。宜しくお願い致します。
一般社団 WAKUWAKU PROJECT JAPANの事
地域に住む障害児・者、家族を含む、総ての市民がワクワクする瞬間、経験、時間、空間を獲得できるよう応援し、ワクワクする現在、未来を思い描けるようにしたい。そして、事業に参加、関係する人達だけではなく、周囲の人もワクワクする社会を諏訪市から作りたい。それぞれが、ワクワクを刺激し合い、受け入れ合い、認め合う雰囲気を人口5万という小さな諏訪市で実現したい。それを長野県から全国に広げたいという思いからJAPANという言葉をあえて使いました。
法人の活動の柱は大きく4つあります。
① 就学前の発達障害児に対する支援
② 障害者当事者、保護者活動への支援
③ 子どもと保護者のワークショップ
④ 世界の楽しいおもちゃを集めた遊び場=(L23CAFE)づくり
④は、都市部、地方に関わらず、親子の遊ぶ場が少ない中で実施する世界のおもちゃを集めた遊び場づくりプロジェクトです。
ここでのおもちゃ購入資金が皆さんに資金調達の御協力をお願いしたい部分です。
世界のおもちゃを集めた遊び場(L23CAFE)プロジェクト!!
① 子ども達の遊びの変化
子供は遊びを通して想像力、空想する力、人と協力する大切さ、ルールを守る事、出来たという充実感、動きや心を丁度よくコントロールする事など学びます。ゲーム機やインターネットがだめ!、とは言いません。しかし、より優れた遊びが外遊びや昔ながらの『アナログ』なおもちゃです。外遊びは五感を総動員しながら身体全体を使います。『アナログ』なおもちゃは、遊ぶ側の自由なアイデアと工夫と想像力で無限の遊び時間を提供してくれます。外遊びや『アナログ』なおもちゃは、遊ぶ人の体と心と想像力など、子供の総てを注ぎ込む事で遊びとして成立します。だから、楽しく遊べた時、上手くできた時に、快感とともに充実感と自信を実感する事が出来るのです。子供には昔ながらの遊びが大切なのはそのような理由です。思いっきり遊ぶ事こそ小さい頃の子どもの成長には大切なのです。皆さんのお子さんは十分に遊んでいらっしゃいますか?
② 楽しい時間の共有と自分を信じる「チカラ」
自分を信じる人になって欲しい。人を信じる人になって欲しいと親は願います。ではどうしたらそのような子どもを育てることが出来るのでしょうか?その為には小さい頃から、楽しい経験や喜びを分かち合う経験や「楽しいね」と微笑み合う経験を、親子や友達同士で沢山、沢山することです。遊びやおもちゃは、自分や人を信じることが出来る力を育んでくれます。親子や友達同士やたまたま出会った人達と楽しい時間を分かち合うことが子ども達の信じる力を育むと言われています。経験的に感じることは、保護者が子供とどのように遊んでいいかわからないという事が増えているということです。しかし、遊びは本来難しいものではありません。是非、おもちゃを通して楽しい時間を過ごし、子供の成長、親子の豊かな時間を育んで頂きたいです。
③ 「子育てから孤育て」の時代
三世代同居の時代から核家族化に時代になり、地域社会から隔離された状態で子育てが行われています。しかし、子育ては非常に肉体的にも精神的にも大変です。表現は様々ですが、世界中のことわざに次のような言葉があります。
『子育ては村全体の智慧で育てる』
人間は、繋がりの中に安心や楽しさや幸せを感じる動物です。心地よい安心感と繋がりの中で、安心して子育ての智慧を共有できる空間が求められている時代です。
楽しいおもちゃを集めた遊び場の役割
当法人の様々な活動の中の一つが、子供の遊びの時間、親子や子供同士の交流、子育てをする地域住民同士の繋がりを目的とした世界のおもちゃを集めた遊び場(L23CAFE)の設立です。まず今回、屋内での遊び場を作り、協力者を集めて身体を大きく使う遊び場を作る予定です。名前はL23CAFEとつけます。諏訪湖は日本で23番目の大きさの湖であるところからこの名前を付けました。
2016年5月、素敵な場所をやっと見つけることが出来ました。素敵な空間づくりをしてくれる建築家、工務店さんとも出会いました。L23CAFEは地域在住の親子に御協力頂き内装づくりをした手作りの自然材木を使った安心で温かい空間を目指す予定です。
お子様が伸び伸びと遊ぶ様子を見ながら、非日常的な空間でゆっくりして欲しいという思いもあり簡単な軽食を出す計画です。L23CAFEでは、地域の高齢者のパワーも十分に活用させて頂こうと考えてます。
『普段落ち着くことが出来ない子供でも不思議に落ち着く。そんな不思議な力を持つ自然の素材に囲まれた室内に世界中から集めたおもちゃが沢山。いつもは忙しくて遊べないお父さんや喧嘩ばかりのお姉ちゃんとも笑顔で遊べる。知らない子ともおもちゃを通じて仲良くなれる。「あんなに子どもが真剣におもちゃで挑戦し集中しているの見るのは初めてだわ…」お母さんは子どもの遊ぶ姿を見つめます。たまたま居合わせた他のお母さんと自然に子どもの話が出来たりしてホッとする。見守りしてくださるシルバースタッフの方も温かい。何だかいいな。こんな場所…。』
このような雰囲気の場所づくりを目指しております。
諏訪湖の近くに自然素材を使った空間や企画やアイデアなど、ワクワクアイテムは揃いました。(諏訪市湖岸通り五丁目19番15号)
しかし、大切なものがありません。おもちゃです。
当法人には認定NPO法人グット・トイ委員会認定のおもちゃコンサルタントが在籍しています。子ども達の育ちを育む、子供同士、親子、大人同士も楽しめるおもちゃを厳選する事は出来ます。
今回のキャンプファイアーの私のサイトをここまでご覧頂いた方にお願いしたい事。それは様々なワクワクを創造するおもちゃの購入資金です。信州、諏訪の自然に囲まれたカフェに置くおもちゃ購入資金調達に是非、皆さんの御協力をお願いしたいです。
子どもの成長、自分を信じる力、人を信じる力、親子の交流、子育てをする家族の安心、地域の高齢者の皆様のパワーの活用を実現するL23CAFEのまさに『心臓部』になるおもちゃの購入資金の調達に是非お力添えをお願いしたいです。
L23CAFEに『命』を与えてください。
最後にプロジェクト責任者の事
私は原哲也と申します。大学卒業後、カナダに片道切符で渡り、BC州・ビクトリアの障害者グループホームアシスタントに合格、その後はカナダ政府外郭団体のインディアン支援プロジェクトにも採用され、オンタリオ州の田舎でインディアンの支援活動をしました。カナダでの一年間の生活後は、ヨーロッパに渡り、各国の障害児者施策を単身でリサーチしました。最終的にはインドを数か月間かけ周り帰国しました。貧困層が多いインドで触れる子どもも大人も、目がとてもキラキラでした.
日本に帰ってきてからは、東京都文京区の障害者施設の職員として一年半働いた後、厚労省管轄の4大卒要件の国立身体障害者リハビリテーションセンター・学院に入学、東京大学・付属病院などでの研修を終え、言語聴覚士になりました。長野県に来てもう20年です。小児の障害児リハビリテーション専門職として病院や近隣市町村の発達相談や障害児巡回相談の業務を中心に、専門学校の特別講師や保護者や関係職対象の講演会も時々行っております。
その一方で会社を立ち上げ飲食店の経営を中心として障害者雇用創出を試みてきました。18歳以降の障害者の生活支援こそ、当事者にとっても保護者にとっても切実かつ未解決の大切な分野であり、その部分を見て見ぬ振りが出来なかったのです。2店舗の飲食店はこれからの事業に専念するために今年の2月に11年間の営業を経て閉店をしております。カナダに渡ってから現在まで全く安定も保証もない中で、自分で創り出す毎日をワクワクしながら生きてきました。今までもこれからも、関わる人がワクワクするような事業を興し、展開できるように精一杯に歩み続けます。
長い文章にお付き合い下さいまして
本当に有難うございました。
一般社団法人WAKUWAKU PROJECT JAPAN
理事長
原 哲也
最新の活動報告
もっと見る投稿がなかなかできずにおりました。テナント少しずつ出来ております。
2016/09/11 19:40
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