◎自己紹介
♪プレイヤ-(=音楽を楽しむ人、演奏する人の意味)。福島県郡山市出身・在住。
7歳からピアノを始める。小・中学校で合唱、高校で吹奏楽を経験。音大進学・卒業。読売新人演奏会出演。オーケストラ協演を経験。レストラン、ピアノラウンジ、ミュージカルのバンド演奏でピアノ演奏を経験。全国のコンサートや学校対象の音楽鑑賞教室・各種音楽イベントの企画・営業・演奏を経験。プロデューサーを経験。
幼少の頃から「東北のウィ-ン」を何度も耳にしており、2008年「音楽都市」宣言をした『楽都郡山』の好転していない現状に落胆すると同時に、徹底的な客観的分析で大きな課題が見えて来たので、現在は根本的課題解決に向けて具体的に「少しでも未来に希望が見える形」で将来世代に繋ぐ道筋だけでも残したいと思っています。
◎このプロジェクトで実現したいこと
●特定の音楽ジャンルや個人や団体を限定して応援するのではなく、全市民音楽ファンの声を集約する形で包括的に高め、音楽都市実現に向けて「市民のための音楽の街作り」の具体化を目指す第一歩として、希望や意見やアイデアを出し合う交流の場に加え、市民の誰もがいつでも気軽に生の音楽も楽しめる市民のための「常設の広域コミュニティ・音楽カフェ」の開設が最大の目的です。 市民のための「音楽の憩いの広場」が理想です。そして「音楽の魅力溢れる街」を目指しませんか?
★音楽業界には他の芸術文化(美術・文芸等)同様に特定の音楽家やミュ-ジシャンの応援に専念しなくても、音楽業界全体を盛り上げる事で結果的に好みの音楽家やミュ-ジシャンの人気も高まる業界全体の仕組み(相乗効果)があるのです。
●恐らく、このプロジェクトは日本全国どこにも前例が無く、前代未聞で日本国内初だと思います。 ※世界的にも前例が見当たらないので史上初かも知れません。
●このプロジェクトは数十年に及ぶ音楽演奏経験とコンサ-トや音楽イベントの企画・開催の経験と詳細な分析を基に絶対の自信をもって計画していますので、実現できなければ日本全体の「音楽の街づくり」への関心が想像以上に低く、『楽都郡山』の未来は無いと思っています。
◎プロジェクト立ち上げの背景
★少々長い文章ですが、最後までお読み頂けると幸いです。また、私達同様に「音楽の街作り」にお悩みの方の参考になれば幸いです。
郡山市の現状を分析してみると、見えて来たのは主に以下の3つの課題です。
●最大の課題は「街作り」に必要不可欠な広域コミュニティが無いと言う事です。
●続く課題は市内に音楽関連産業が殆んど無いと言う事です。
●更なる課題は「音楽の街作り」『楽都郡山』専門(または専用)の行政窓口が無いと言う事です。
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●音楽を真底嫌いな人は殆んどいないと思います。音楽は喜怒哀楽を表現するだけでなく、鳥肌が立つ様な大きな感動や高揚感に加え、世代の壁や言葉の壁や地域の壁を乗り越える事も可能な素晴らしい文化だと思います。
★音楽をテーマにする最大の課題ば、クラシックやジャズやフォークやロックやJ-POPはもちろん、映画音楽をはじめシャンソンやカンツォーネやタンゴやフラメンコやハワイアンやマリアッチやサンバやボサノバやフォルクローレ、それに日本の雅楽や長唄や端唄や世界各地の民謡や民族音楽に加え、歌謡曲や演歌やアニソンやK-POP等の実に幅広い多種多様な音楽ジャンルが存在すると言う事だと思います。 更に広義の意味でば西洋のオペラや中国の京劇や日本の歌舞伎や文楽等の劇音楽やバレエやダンス等の(舞踏)音楽や日本舞踊・音頭を含む舞踊音楽。それに日本の詩吟や浪花節等の一部も含まれます。 加えて世界には純正律や12平均律では表現できない5平均律(ガムラン音楽)や7平均律(タイ王朝音楽)等の独特な音階を継承する音楽もあります。
これ等全ての「音楽」のル-ツは民衆の生活の営みから生まれてきたものです。それを育てて来たのも民衆です。権力者や一個人だけで育てて来た訳ではないのです。
当然、現在の音楽家やア-ティストも多くの音楽ファンと言う協力者が居て成り立っているのです。
★更に音楽をテーマにする次なる課題は、長期的スパンで考える必要があると言う事です。 あまり意識されていないと思いますが、音楽を聴いて楽しむ能力=「音楽的志向や音楽的感覚」の啓発・成育が必要不可欠なのです。 ※音楽的志向=音楽に興味を持ったり、好きになる感覚・感受性 ※音楽的感覚=音感やビート感やリズム感や和声(ハ-モニ-を含む)やアゴ-ギク等 これが未発達で乏しいと、音楽への興味も薄れて感動も弱まり、コンサ-トやライブに出掛ける気力も弱まります。加えて作曲や演奏等音楽全般全ての上達も望めません。 そして楽器の演奏だけを考えても覚えるまで数年、更にプロになるまで数年が必要なのです。そしてプロになれるのは「音楽的志向や音楽的感覚」と「演奏技能」の両方を兼ね備えた一握りのほんの僅かな人数だけなのです。無事にプロになっても生活安定の保障はなく、プロとしてのレベルを落とさずに継続して技能を磨き続ける必要があるのです。これは楽器演奏に限らず歌(唄)や作曲や編曲(アレンジ)や指揮でも同様です。
★「音楽の街作り」はそれ以上の長期的スパンで考える必要があるのです。 数十年に渡り「音楽の街作り」活動を途切れる事なく、世代を超えて継続的に行う必要があると思うのです。それを覚悟の上での市民のための「常設の広域コミュニティ・音楽カフェ」開設の計画です。
●現在の郡山市の状況
現在の郡山市には市民の声が余り届いていないためか具体的な「街作り」計画はありません。 少子高齢化の今、そして新型コロナウィルス感染症(COVID-19)が「5類」に移行した今だからこそ、「音楽の街作り」のコミュニティ活動を「市民のための音楽都市」実現への具体的な道筋(ロ-ドマップ)が出来るまで、将来に渡って根気強く続ける事が何よりも重要で大切だと思います。
★常設の広域コミュニティが無いと言う事が結果的に行政の都市構想の具体化への弊害になっていますし、行政も市全体的なコミュニティを促進しておらず、活動の場所もありません。更に専門窓口も無いと言う「悪循環(負のスパイラル)」に陥ってると思うのです。
実際、過去~現在まで長年に渡って市民や企業や行政が企画した大~小の様々な音楽イベントは数え切れないほど数多くありますが、そのどれもがこの「負のスパイラル」を殆んど解消できずに今日に至っているのです。
★メディアもニュ-スや記事として取り上げ易い様々なイベントを積極的に報道・宣伝していますが、その分析・評価は殆んどされていないのです。精々「○千人の人出でした。」とする程度です。分析・評価する専門家が殆んど居ないのでしょう。
●郡山市以外に目を向けてみましょう。
世界中どこを見渡しても「街作りのスペシャリスト」なんてどこにも存在しないのです。計画する人はいますが、計画通りに作っても住民が集まって交流しなければ「街」にはならないのです。たとえ世界的にどんなに高名なア-ティストにお願いしても「街作り」には直結しないのです。
国内全国各地の音楽フェス(音楽祭)開催都市を顧みても、その多くは地元市民や音楽ファンの要望と現実が大きく懸け離れていると思います。 有名音楽家や有名ミュ-ジシャンを冠にした高額な入場料のお祭り騒ぎの音楽イベントは打ち上げ花火みたいなもので、音楽祭期間中の一時的な注目とお祭り騒ぎだけで未来の街全体の活性化に直結する確証は一切ありません。
連日イベントを行ったとしても限られた予算で行動する多くの市民音楽ファンはその中からチョイス(選択)する事しか出来ません。つまりイベントは数を多くすれば良いと言う訳ではないのです。
また、イベントの規模を大きくしても、それに見合う興行収入が必要になって、入場料の高いイベントになってしまうのです。それを多くの幅広い市民音楽ファンが求めるとは思えません。
★そもそも音楽イベントの多くは出演者が報酬や利益を得て主催者は開催実績を作る事が主な目的であるだけで、市民の希望や意見は探しても殆んどどこにも見当たらないのです。
かつてはヤマハのポピュラ-ソングコンテスト(ポプコン)の様な例もあるにはありますが、現在では音楽フェスや音楽イベントが全国各地で何倍もの数が行われていて、集客も分散してしまっていると思うのです。
実際、ヤマハもその後、「TEENS' MUSIC FESTIVAL」を経て「Music Revolution」に引き継ぎましたが、2015年を最後に撤退(休止?)しています。
結局、音楽イベントが全国各地に広まって増加した事によって、音楽ファンが分散し、集客もあまり見込めないと言う事だと思います。
つまり、日本全国の音楽ファンの総数には限りがあって、現在は少子高齢化で減少傾向です。それを日本全国の音楽イベント同士で争奪戦をしていると言う事だと思うのです。
★成功したイベントとされている1970年の大阪万博は、各方面から詳細な分析・評価がされていますが、それは高度成長期の開催と「月の石」「歩く歩道」「携帯電話」等の展示コンテンツの多くが「最先端技術と言う中身」で充実していたからに他ならないのです。それが国内外からの多くの集客に結び付いただけで、その後の大阪府の産業や文化や人材育成にどの様に貢献したかまでは殆んど評価されていないのです。
その後の日本各地の長野五輪やつくば科学万博や東京五輪2020(2021年開催)を含めた各種イベントは詳細に分析・評価されているのでしょうか?少なくとも評価は十分にされているとは言えないと思います。
★つまり、単なるイベントだけでは殆んど「街作り」にはならないと言う事なのです。皆さん、イベント病から早く抜け出しましょう。
多くのイベントは料理で言う「スパイス」の様な物で、スパイスだけでは料理にならないのと同じなのです。ベースとなる新鮮な食材(肉・魚貝類・野菜等)と言う「中身」があって初めて効果を発揮できるという訳です。
視点を変えて、その肝心な「中身」である食材に”工夫や手間”を加えて「ブランド食材」に匹敵するものに育て上げて増やしませんか?と言う事なのです。
※この「中身」については次の項目で詳しく説明します。
●次に国内を代表する有名な音楽フェス(音楽祭)を分析してみましょう。
有名なクラシック系の3つの音楽フェスがありますが、いずれも「音楽の街作り」ではなく、音楽フェスだけが独り歩きしている様に感じます。 ①パシフィック・ミュ-ジック・フェスティバル(PMF)…北海道札幌市(1990年~) ②セイジ・オザワ松本フェスティバル(OMF。旧サイトウ・キネン・フェスティバル)…長野県松本市(1992年~) ③別府アルゲリッチ音楽祭…大分県別府市(1995年~) ※もちろん、上記音楽フェスは「街作り」を目指しての開催ではないので、「街作り」に結び付かないのは当然です。
ジャズやロックやJ-POP系の音楽フェスも期間前の期待感と期間中の盛り上がりだけで、具体的な「街作り」への継続的な効果は殆んど見えて来ません。
実は国内で表立って「音楽の街作り」を筆頭スロ-ガンとして企画された音楽イベントはありません。 それだけ「街作り」を「祭り事」として考えるべきではないと言う事なのでしょう。
では、「音楽の街作り」を目指す音楽フェスや音楽イベントはどうあるべきなのでしょうか? そもそも「音楽の街づくり」を年数回の音楽イベントで実現しようとする事が大きな間違いなのです。 街作りには多くの住人の賛同や同意が必要なのです。それは気が遠くなる程の日常的で継続的な活動と努力の広がりがあって初めて実現可能なのです。
つまり、「音楽の街作り」と言う最大の目的を逸脱して闇雲に年数回の音楽フェスや音楽イベントを計画しても「音楽の街作り」には殆んど結び付かないと言う事なのです。
結局、「中身」が伴わない音楽フェスや音楽イベントになってしまうと言う事なのです。
★音楽フェスや音楽イベントの「中身」に当たる重要なもの、それが市民音楽ファンの音楽を聴いて楽しむ能力=「音楽的志向や音楽的感覚」と言う事なのです。
従って、市民の「音楽的志向や音楽的感覚」が成育・成熟して、市民の価値観とのバランスが取れて、初めて音楽フェスや音楽イベントが成り立つと言う事なのです。
簡単に言うと「音楽に全く興味が無い人」の前でどんなに素晴らしい演奏をしても殆んど何も伝わらないと言う事です。 つまり、全てのイベントには対象となる「タ-ゲット」が必要だと言う事です。
いずれ、魅力の乏しい音楽イベントは自然淘汰されると思いますが、それ以上に少子高齢化社会の中で将来の「タ-ゲット」となる音楽ファンの啓発・成育が肝心だと言う事に、音楽の専門家を含め、殆んど誰も気付いていないのです。
と言う訳で、計画する音楽フェスやイベントは「街作り」計画がある程度順調に進んでいる上で企画・開催されるべきものであり、イベントありきで「街作り」を考えるのは大きな間違いだと言う事なのです。
●次に継続性と産業(雇用)面を考えてみましょう。
★郡山市の最大の問題点は、学生アマチュア(小・中・高)合唱は盛んですが、その後の受け皿(音楽関連の進学先や就職先、サ-クル等の選択肢)が極少数でかなり限定的だと言う事です。それが原因で若手人材の県外流出や首都圏一極集中の要因の一つになっていると思われます。
★現在の郡山市には音楽関連産業は何一つと言っても良い程残っていないのです。かつて三菱電機㈱が誇った「ダイヤト-ン」のスピ-カ-製造工場も現在は無くなってしまったのです。
※現在は三菱電機㈱メディアシステム事業所郡山支所として監視カメラ関連の開発や設計等を行っているに過ぎません。
私個人のアイデアですが、どうせならイベントと同じ予算規模で街の通り(道路)名に「音楽ジャンル名」等の愛称(バロック通りやR&B通りや民謡通りやアニソン通り等)を付けたり、音楽関連産業(楽器製造業に限らず、プロが挙って使いたくなるサウンドに拘った本格的レコ-ディング・スタジオや音楽ソフト配信会社や音楽雑誌・楽譜の出版社やオーディオ関連の研究機関・開発室・実験室・製造工場等)の誘致や優遇・促進する方が継続性や雇用面だけを考えても効果は大きいと思うのです。 ※インタ-ネットが日本全国に普及した現在、音楽ソフト(楽曲演奏デ-タ)の配信会社の誘致と言う方法も十分可能だと思います。 ※同様に電子楽譜(PDFデ-タが主流)のインタ-ネット販売も十分可能なので、楽譜出版社の誘致も考えられます。もちろん、一般書籍や雑誌の出版社の誘致も可能だと思います。 ※更にオーディオ関連は時代遅れと思う方も少なくないと思いますが、環境分野の振動・騒音問題等の研究・開発や対策もオーディオ関連分野です。
★ユニセフから認定された国内唯一の「音楽都市」の静岡県浜松市(人口約77万人)がありますが、そこには多くの国内楽器製造メーカーが集中しており、現在も続く120年を超える「楽器製造産業」の歴史があるのです。加えてオートバイ産業もあるのです。 ※1991年より浜松市の市政として「浜松国際ピアノコンク-ル」が3年毎に開催されています。
これだけ市内に数多くの楽器製造企業+αがあれば音楽フェスや音楽イベントを開催してもスポンサ-探しにもさほど苦労する事はないと思います。
●以上の課題を総合的にまとめると…
★郡山市民の音楽を聴いて楽しむ能力=「音楽的志向や音楽的感覚」の啓発・成育環境は十分に整備されてるとは言えないと思います。少子高齢化の今、果たしてこのままで将来の市民音楽ファンを十分に確保し続ける事ができるのでしょうか?
★結果的ですが、郡山市の現状は「音楽の街作り」に欠かせない市全体の広域コミュニティの重要性に長年気付かずに目を瞑って来た結果ですし、音楽関連産業の促進もして来なかった結果なのです。更に市民のアイデアや希望や意見を集約したくても、市全体規模の「街作り」に関する様な幅広い広域コミュニティを促進しておらず、活動の場も無いのです。
★おまけに市民から有意義な提案をしたくても「郡山市音楽都市構想推進室(仮称)」に該当する様な専門窓口部署も存在しません。 ※現在は文化振興課が担当(文化財等他業務と総括的に兼務) ※冒頭に掲げた音楽ジャンルは代表的なものだけです。細分化すると数百にも及ぶのです。
その他にも問題点は多々ありますが、一つ一つ徹底的に分析して課題を協力して洗い出し、市民音楽ファンの有意義な意見を集約し、未来を見据えて継続的に行政と連携・協力して問題解決に挑み続ける事がとても重要だと思います。
●課題解決に向けて今やるべき事を考えると…
イベント全てを否定する訳ではありませんが、市民音楽ファンにはそれ以上にベースとなる普段の日常生活の一部としての趣味や社会活動と同様に音楽談議や交流を重ねる場=コミュニティが最優先であり、最も重要で大切だと思うのです。
歴史的にもそうしたコミュニティを介して何世紀にも渡って新たな音楽(サウンド・ビート・ハーモニ―等)や美術アートや文芸作品が生み出され続けているのです。
更にそれ等は現在もバレエやダンス・デザイン・写真・映画・ファッション・スポ-ツ(新体操・フィギアスケ-ト・シンクロナイズドスイミング等)・街頭パレ-ドにまでも影響を与え続けているのです。
音楽ファンは音楽のマニアや専門家である必要は全くありません。楽器を演奏できなくても音楽が好きであれば立派な音楽ファンなのです。「音楽的志向や音楽的感覚」がある程度成熟すれば職業(社会的地位)や特技や趣味や年齢や性別は全く関係無いのです。
そうしたコミュニティから生まれ出る更なる”工夫(アイデアや要望や意見)や手間”が何より重要で大切だと思うのです。
★しかし先に述べた通り、現在の市内には市民音楽ファンが世代や音楽ジャンルを超えていつでも自由に集って音楽談議や意見交流できる「常設のコミュニティ=特定の活動場所」も存在しないのです。
中身である市民の音楽を聴いて楽しむ能力=「音楽的志向や音楽的感覚」は成育が悪く、中々成熟しないのは当然なのです。
だからと言って、「音楽都市」宣言から15年が経過した今、宣言の撤回を求めますか? 先人たちの想いや努力を無駄にしても良いと思いますか? どう考えても、宣言撤回するには時期が遅過ぎではないでしょうか?
こうなった今は「前に進む」道しか残されていないと思うのです。
このまま黙って見過ごす事は簡単です。でも今、手を打たなければ音楽ファンは少子高齢化で全国的に減少する一方です。しかもデジタルメディアの発達により、「音楽」を家族や友人同士で楽しむ習慣が消えつつあります。「音楽」の楽しさや感動を皆さんで分かち合いたいと思いませんか?
●課題解決のための結論です。
★「街作り」はあくまで「市民が主役」です。市長や市議会や市役所職員やゆるキャラ”がくとくん”が作ってくれる訳ではありません。市民が先頭に立って要望したり行動しなければ、いつまで経っても「街作り」は前には進まないのです。その行動の一つがこのプロジェクトへの支援なのです。
★市民の音楽文化振興の未来を視野に入れた幅広い市民全体の「音楽の街作り」への関心を高めると共に、市民の声を具体的で継続的な「街作り」に長期的観点で活かす事です。 高齢者の孤独化防止のためにも、それを身近に目の当たりにする将来の音楽ファン(=お子様や将来世代)の健全な「音楽的志向や音楽的感覚」の啓発や成育のためにも、音楽を愛するあらゆる世代の市民の皆さんと一緒に、行政を味方につけて「市民のための音楽の街作り」を次世代に繋げようではありませんか?
★お子様から高齢者まで幅広く音楽都市構想のための建設的意見の交流の場にしたいと思います。この幅広い市民音楽ファンの多くの声(アイデアや希望や意見)を行政に届ける事が、継続的で有意義な「音楽の街作り」に結び付く大きな力になると思います。
★つまり、少子高齢化の中で「どれだけ多くの音楽ファンを育て続ける事が出来るか」と言う事なのです。
そうした活動や交流の場=市民のための「常設の広域コミュニティ・音楽カフェ」開設の計画です。 ※この計画は「コミュニティ」機能と市民の音楽を聴いて楽しむ能力=「音楽的志向や音楽的感覚」の啓発や成育の両機能を併せ持つプロジェクトです。
●プロジェクト成功の暁には…
★このカフェは「音楽の街作り」への第一歩です。市民の皆さんの想いを次世代に引き継ぐためにも、30万人都市、郡山市の「音楽の街作り」に、より多くの皆さんの声を活かしませんか?
そして市民の皆さんが内外に誇れる、名実共に本当の意味での未来に夢や希望が持てる、日本国内初の「市民のための音楽都市」を継続的に目指し続ける気運(流れ)を育みませんか?
★逸(はや)る気持ちはわかりますが、音楽フェス等の壮大な音楽イベント計画は、「音楽の街作り」が軌道に乗ってからでも決して遅くはありません。
「音楽都市」の将来へ見通しが明確になった段階で、市民同士でアイデアや意見を出し合って行政と協力して、『楽都郡山』に相応しい独自(オリジナル)の音楽フェスを計画しませんか?
※現在既存の音楽フェスの多くは市外・県外からの集客や注目を狙ったものが殆んどで、地元の活性化を促すものはその時だけの一時的なものを除けば皆無に等しいのですから。
◎現在の準備状況
●まずは音楽ファンである市民の皆さんのアイデアや希望や意見を集約するためのコミュニティ作りが第一歩と考えています。それは未来にに繋ぐ「音楽の街作り」にあらゆる市民の声を活かすための「常設の広域コミュニティ・音楽カフェ」だと思います。小さなお子様も将来の音楽ファンになる可能性がありますので保護者同伴であれば大歓迎です。 ※多少騒いでも厳格なコンサ-ト会場ではありませんから、音楽マナ-を育む場としてご活用下さい。
●ピアノ等の楽器が常設されている市内の喫茶店等は年々減少の一途で現在は殆んど壊滅状態です。計画中のカフェのコンセプトは営利最優先ではなく、将来の音楽ファンに繋がる小さなお子様~高齢者までのあらゆる世代の音楽好きがいつでも自由に気軽に幅広く集う交流の場を最優先とする市民のための「常設の広域コミュニティ・音楽カフェ」です。 目指す理想は市民のための「音楽の憩いの広場」です。
●カフェのサ-ビス(提供と返却回収)はセルフサービスのソフトドリンク(ホットまたはアイスの珈琲・紅茶・ウーロン茶または日本茶と冷たいオレンジジュース・コーラまたは炭酸飲料、お代わりは別料金)のみとし、食事等はキッチンカーの招致を考えています。そして更に提供したもの以外はゴミ持ち帰り前提で手作りのお弁当等や菓子等も含め、飲み物以外全て店内持込可能にする予定です。 ※但し、店内音楽イベント開催時は大きな声での会話や大きな音が発生する飲食はご遠慮下さい。
●カフェの規模は客席50以上(最大200程度)で営業時間は11:00~22:00(ラストオーダー21:30)の予定です。 ※店内音楽イベントは近隣への配慮から21:00までに終了の予定です。
●運営は経費削減のため、常駐2人体制(タイムシフトで計3~4人体制)の最小限を予定しています。
●定休日は多くの公共音楽施設と同じ月曜日(祝日と重なる場合は翌日)とお盆と年末年始とする予定です。
●カフェはちょっとしたミニ・ライブや歌声喫茶等の店内音楽イベントが出来る程度の規模を考えています。 ※設置スぺ-スや運搬費や調律費等の維持費を考え、私物ですが88鍵・最大同時発音数64の電子ピアノ(YAMAHA P-120S)を常設予定です。店内規模(キャパシティ)が125を超える場合はアップライト・ピアノを常設予定です。
●店内規模(キャパシティ)に寄りますが、喫煙所は空間を分けて別室(喫煙室)にする予定です。 ※但し、店内規模(キャパシティ)が50未満の場合は屋外に設置の予定です。
●カフェの名前やロゴデザインの公募も検討中です。
●更にカフェ運営の長期に渡る継続性の観点から共同経営者や後継者の募集・育成も考えています。
●店内音楽イベント等はご来場のお客様の意見やアンケート等を元に計画して予定作成・スケジュール管理の上、日程や時間帯を限定して告知して行う予定です。 ※店内音楽イベントは、あくまで市民音楽ファンのコミュニティ活動の活性化と長期継続の促進が目的です。 ※店内音楽イベントをメインにする予定はなく、カフェのコンセプトにできるだけ添った市民参加型を中心に検討・計画しています。
●現在計画中の店内音楽イベント(提案も受付中です。)は基本的に参加無料で以下の通りです。 ※使用楽器は自由ですが、(電子)ピアノ以外の楽器は持込でお願いします。 (持込可能なサイズ・重量の物・使用機材の消費電力は合計300Wまで)
★計画①>市民演奏タイム(音楽ジャンル不問の市民が歌や楽器を演奏できる時間帯)の設置、1回1時間程度。最大1日2回週3日程度。(電子)ピアノ以外の楽器等は持込。弾き語りも可。伴奏者は出演希望者が手配。年齢制限なし。演奏時間は1グル-プにつき1~2曲(3~10分程度)。要事前申込。希望者多数の場合は初出場優先及び抽選。 (2025年4月1日より火・木・土曜開催で計画中、当初計画は1日1回19:45~。)
★計画②>歌声喫茶タイム(かつて流行った「歌声喫茶」の時間帯)の設置、1回1時間程度。最大1日2回週3日程度。(電子)ピアノ伴奏。楽曲リスト(50~60曲程度、複数リクエストで随時追加予定)から選択。自由参加。 (2025年4月2日より水・金・日曜開催で計画中、当初計画は1日1回19:45~。)★計画③>市民音楽コンテスト(音楽ジャンル不問の歌や楽器のコンテスト)の時間帯の設置、1~2時間程度。最大月1回程度。(電子)ピアノ以外の楽器は持込。弾き語りも可。伴奏者は出演希望者が手配。年齢制限なし、要事前申込。出場希望が多数の場合は初出場の方優先及び抽選。審査(合・否判定)員はご来場のお客様。合・否判定の集計結果は後日店内掲示(次回開催まで)で発表。合格証の発行(カードサイズ。再発行無し1回のみ。集計結果発表=掲示期間中限り。合格者または合格グル-プ代表者のみ)。 (2025年4月20日頃に初回開催検討中、詳細日時未定。)
◎リターンについて
大変申し訳ございませんが、社会貢献事業プロジェクトですので大きなリタ-ンはできません。
●ご支援額とお名前の店内掲示(ご支援額5,000円以上の希望者のみ)と店内音楽イベントのご案内や運営状況報告等のメール配信(不定期)を予定しています。 ※ご支援金額5万円未満の場合は店内掲示期間は開業から約1か月間(初回市民音楽コンテスト開催まで)です。ご支援金額により文字サイズをS/M/Lの3段階で掲示します。 ※5万円以上のご支援者のお名前の店内掲示の文字サイズは全て「L」で、ご支援額によって店内掲示期間が異なります。(約3か月間~、5段階)
●ご支援の際、備考欄に必ずお名前の店内掲示希望の有・無の記載をお願いします。(5,000円以上のご支援の方のみ。5000円未満のご支援やお名前の店内掲示を希望なさらない場合は計○名様の店内掲示となります。) ※誠に勝手ではございますが、備考欄に店内掲示希望の記載が無い場合は、お名前の店内掲示を希望しないと判断させて頂きます。 ※ご支援後の取り消しや金額変更は出来ません。追加は可能です。 ※複数のご支援や組み合わせのご支援も可能です。 例:10,000円×2+5,000円=25,000円のご支援=文字サイズM、約1か月間の店内掲示 ※店内掲示の文字サイズや店内掲示期間は最終的なご支援額の合計で判断します。 ※誠に申し訳ございませんが、ご支援の総額が目標額に達しない場合は店内規模(キャパシティ)の小さなカフェになります。
●不動産物件の提供によるご支援も大歓迎です。相続時精算課税制度を使えば総資産額3600万円以内の方であれば不動産査定額2500万円までなら非課税で譲渡可能です。ご支援募集期間中に右側(スマホ等では下方に表示)の「リタ-ン」の上にある「メッセージを送る」からご連絡をお願いします。(但し、リターンは100万円ご支援と同様の店内長期掲示と店内音楽イベントのご案内や運営状況報告等のメール配信の予定です。)
●備品(冷蔵庫・製氷機・冷水器・ドリンクサ-バ-等・食器類・テーブル・椅子等)の提供でのご支援も大歓迎です。ご支援募集期間中に右側(スマホ等では下方に表示)の「リタ-ン」の上にある「メッセージを送る」からご連絡をお願いします。(但し、正常に使える物でお願いします。リタ-ンは店内掲示約1か月間のみです。)
●今回のプロジェクトが私の年齢的にも最初で最後の挑戦と考えています。ご支援総数やご支援総額がほぼそのまま市民の関心の高さ=ご支援総額=店内規模(キャパシティ)になると思いますので、再挑戦(リトライ)はしない予定です。
●基本的にカフェのご利用は郡山市民または市内の職場・学校に通勤・通学している方及びご同伴の方が対象ですが、郡山市近隣(本宮市・三春町・田村市西部=旧船引町・須賀川市・鏡石町)にお住いの方及びご同伴の方もご利用可能対象とする予定です。 ★ご支援頂いた市外の方及びご同伴の方もご利用可能です。 ※対象範囲内にお住まいの方も含め確認をお願いする場合がございますので、念のためお名前や住所または職場の所在地等を確認できる学生証・運転免許証・マイナンバ-カ-ド・健康保険証・名刺等を複数ご用意下さい。 ※満席の場合や対象地域外にお住まいの方(ご支援頂いた方を除く)のみでのご利用は、時間帯限定でのご利用のお願いやご利用をお断りする場合がございます。また、カスタマー・ハラスメント等の営業妨害行為と判断した場合もご利用をお断りする場合がございます。予めご了承下さい。
なお、ご支援頂いた方は優先的に市民演奏タイムや市民音楽コンテストに参加可能です。 ※ご支援頂いた対象エリア外の方も参加可能です。 ※歌声喫茶タイムはご来場者全員が参加可能です。
◎スケジュール
●ご支援募集期間の半分を経過した時点で候補物件の選定開始予定です。
●物件は直接物件提供でご支援頂いた場合を除き、ご支援頂いた合計予算内で内装工事費・設備費等を含めて調達可能な範囲となります。
●物件が決定次第、営業許可申請、事業計画作成、内装工事や冷蔵庫・製氷機・冷水器・ドリンクサ-バ-等・食器類・テーブル・椅子等の選定・手配、食品衛生責任者および防火管理講習受講、店舗名称・ロゴデザイン公募、スタッフ募集の予定です。 ※店内規模に応じて保健所および消防法関連の適用(検査)対応の予定です。 ※直接備品でご支援頂いた分で浮いた予算は他の備品や運営維持費に回す予定です。 ※備品は中古品やレンタル・リ-スを含めて幅広く検討する予定です。
●令和6年10月物件決定予定。令和7年3月開業予定。
●令和7年4月1日、初回店内音楽イベント「市民演奏タイム」、4月2日「歌声喫茶タイム」開催予定。 ※日程や内容は事前にメールや店内掲示の他、メディア等で告知予定。
◎最後に
●1960年代から一向に進まない、恐らく殆んど行政任せだった郡山市の音楽都市『楽都郡山」の中身実現に向けて、市民音楽ファンの皆さんの想いやアイデアや知恵を集約して行政に提示し、行政を味方につけて協力して一歩でも近づきませんか?
●郡山市の将来世代に「夢と希望を継続的に与えて続けてくれる社会の実現」への第一歩としての「市民のための音楽の街作り」へと繋ぐ、市民のための「常設の広域コミュニティ・音楽カフェ」開設に向けての社会貢献事業プロジェクトです。
●店内での歓談や店内音楽イベントの音楽ジャンルは一切制限ございません。 (但し、他のお客様にご迷惑となる行為はお控え下さい。)
●店内音楽イベントは店舗規模(キャパシティ)から独唱・独奏(小規模編成)~となる予定です。 ※なお、ご支援総額が目標額を大きく上回ればそれなりに店内規模(キャパシティ)を大きなカフェ(最大200程度)にする予定です。
●演奏する人はもちろん音楽ファンだと思いますが、カラオケを楽しむ人も、音楽を聴いて楽しむ人も大切で立派な音楽ファンです。 ※基本的にカラオケソフトの店内使用は予定しておりません。 ※マイクや店内BGM機器等の設置はキャパシティやご来場のお客様の要望等で検討する予定です。 ※お客様の音楽関連のお悩みやご相談にも可能な範囲で対応の予定です。
●気が早いのですが、幅広い世代の市民の皆さんがご来場して楽しまれる笑顔がとても楽しみです。
●カフェ開業成功後の新たな計画になりますが、郡山市の音楽都市構想に関する市民の意見交換会の開催を将来に向けて検討中です。 ※日時未定、開催規模により別会場になる可能性あり。
★このコミュニティ・音楽カフェ開設プロジェクトにご賛同頂ける全国の皆様のホットな想いと、そして幅広い沢山の暖かいご支援を心よりお待ちしております。
※このプロジェクトに関するディスカッション用のWebコミュニティを以下に立ち上げましたので、ご希望の方はお気軽にアクセスしてご参加下さい。 ♥[mixi]「音楽の街作りに音楽カフェ開設を計画」(スマ-トフォンでのアクセス可能、完全無料です。) https://mixi.jp/view_community.pl?id=6384208
最新の活動報告
もっと見る海外から新たな問い合わせがありました。
2024/08/31 19:29先日、海外から新たな問い合わせがありました。詳細は後日改めて発表します。 もっと見る
7月21日、郡山市出身の作曲家、湯浅譲二先生がお亡くなりになりました。
2024/08/08 19:59先月21日、郡山市出身の作曲家、湯浅譲二先生がお亡くなりになられました。(享年94歳)NHK連続テレビ小説「藍より青く」(1972年)のテ-マ音楽の演奏会(郡山市民会館)で初めて湯浅先生の楽曲に触れ、それ以来ずっと同郷の作曲家として尊敬して来ましたが、ご高齢とは言え、とても残念です。約20年前に最後に東京でお会いした時、郡山は今どんな風になっているのかね?と尋ねられて、どう答えて良いか迷ってしまって満足にお答えできなかった事が心残りです。心よりご冥福を祈ります。 もっと見る
クラウドファンディング告知用チラシを商工会議所へ配布
2024/08/07 12:56昨日郡山市役所と郡山市民文化センタ-に配布したクラウドファンディング告知用チラシと同じものを本日、郡山市商工会議所に配布して来ました。 もっと見る
7月31日に郡山市文化振興課へこのプロジェクトの公開の報告をして来ました。 市のスタンスとしては関心を持ちつつ静観していますという感じです。 私としては、年々少子高齢化が進んでいる現状ではそれほど時間的余裕は無いと考えているのですが… なお、市の国際交流サロンでは掲示して頂けるそうですので、早急に掲示用チラシを作成して掲示をお願いする予定です。
イギリス在住のウクライナ人イゴ-ルさんから大きな興味を持って頂きました。今後更に交流を深めて行きたいと思います。 後日経過を報告したいと思いますので、どうぞお楽しみに~♪
このプロジェクトに対するアイデアや意見や疑問を自由にディスカッションして頂けるコミュニティをmixiに開設しましたので、是非ご活用下さい。 https://mixi.jp/view_community.pl?id=6384208