【南相馬子ども保養プロジェクト2024夏】
2015年から活動。過去6回に渡り福島県南相馬市の子ども達約100名を神奈川県秦野市へ招待させていただいております。
第一回目からご参加されている女の子がもう高校3年生となりました。毎年、楽しみに待っていてくれます。
▼はじめに ご参加されているご家族からのメッセージ
東日本大震災に伴い福島県南相馬市の子どもたちに自然豊かな神奈川県秦野市へ遊びに来ていただき海と山で遊んでいただく保養の活動で今年で7回目です。(コロナにより2回休止)
今年は今までこのプロジェクトに参加した子ども達を中心に募集をさせていただきます。
第一回目(2015年)からご参加されている福島県南相馬市のご家族からのメッセージ
南相馬保養プロジェクトの開催から9年目になりました。御協賛、御協力いただいた皆様に感謝申し上げます。
初回から参加させていただき、海はしょっぱいと初めて知ることができた息子は高校生になり、ホームステイから始まった家族の皆さんとはプロジェクト以外にも遊ぶ関係になりました。そんな経験もあり、娘は秦野に就職したいと頑張っています。1歳だった娘は10歳になり、会う度に成長を感じ、たくさん学び吸収しています。
南相馬市で開催の大人の遠足では、今まで話をして伝えてきたことが、実際に感じでいただくことができました。南三陸や海の近くなど、なかなか足を運ぶことが出来ませんでしたが、プロジェクトの皆さんがいたからこそ、行くことができ、肌で感じることができましたし、風化させてはいけないと改めて感じることが出来ました。
途中からはスタッフとして関わらせていただき、不安いっぱいで出発する子ども達が、また行きたい!、また会える?となり、次の年には久しぶり!大きくなったね!、となる瞬間がとても微笑ましく思います。
※タウンニュース紙にて記事掲載
▼活動の内容「海と山で遊ぶ」
2015年から毎年、福島県南相馬市から子どもたちを神奈川県へ招待させていただく活動をしております。多くのご参加者そして多くのご支援者の皆様のおかげで実現しております。
※昨年は南相馬市へ行き50人以上の地域の方々と交流しました。
往復新幹線や滞在費などは募金活動や周囲の方たちからのご協賛により今まで神奈川県へ7回ご招待。「海」と「山」で遊ぶことをテーマにしたこの活動は過去、神奈川県秦野市や福島県南相馬市の教育委員会の後援を4回受けたこともあり、両市長のご理解をいただき活動させていただきました。
※2015年以降、プロジェクト終了後は南相馬市役所へ伺い、寄付をさせていただいて
おります。その様子は福島県の新聞社「福島民放社」様「福島民友新聞」様にて記事掲載。
▼このプロジェクトで実現したいこと
「福島の子ども達に海や山で思いっきり遊んで欲しい」
あの東日本大震災から13年経ちました。親御さんや子ども達に楽しんでもらいたいと切に願います。
▼南相馬市から子ども達を招待することになった理由
「南相馬市出身の若者との出会い」
東日本大震災、翌年から2年間南相馬市出身の若者が当社でアルバイトとして働いておりました。当時は6人の実家が被災された若者を6人アルバイトとして雇用いたしました。
南相馬市出身の彼は社会人になったものの南相馬市の子ども達のために何かしたいと会社を1年で辞めました。自分の会社を起こすための住まいを探しに私が経営する会社へ部屋を探しにきました。そして当社で働きながら私の親友の塾でノウハウを学び南相馬市へ戻りました
彼は今、南相馬市で地域の子ども達のためにと塾を開校し8年目になりました。その塾の生徒さん達を神奈川へ招待し始めたのがきっかけで今は南相馬市,秦野市の市長のご理解と南相馬市の教育委員会様の後援をいただき、南相馬市内の全ての小学校へチラシが配布されるようになりました。
南相馬子ども保養プロジェクトは「東北を思う様々な地域の方々が東北の方々と力を合わせて福島県南相馬市から子どもたちを招待するプロジェクト」として活動。
▼資金の使い道(子ども・大人15人〜20人を想定)
福島県南相馬市から神奈川県秦野市に遊びにいらっしゃる子ども達とそのご家族の交通費や滞在費に100パーセント使わせていただきます。プロジェクト終了後は税理士チェックした収支計算書を提出いたします。
写真は福島県南相馬市の門馬市長。運営余剰金につきましては毎年、南相馬市教育委員会を通じて南相馬市へ子ども義援金として毎年、寄付をさせていただいております。(スタッフや当日のボランティアスタッフの打ち合わせ費用や出した車両のガソリン代などはすべて個人負担で運営しております。)
行政の助成金という選択肢もあるかもしれませんが、このプロジェクトは関わった様々な地域の皆さんで福島県南相馬市から子ども達とお迎えするというスタンスをとりたいので考えておりません
※本プロジェクトは「All in 方式」でエントリーしていますが目標金額に達しない場合でも実行は致します。
交通費等(新幹線):約40万円
宿泊費:約30万円(3泊4日)※南相馬市の方のみ
リターン品購入並びに発送費:約10万円
※この品は宮城県南三陸町の漁師さんや福島県いわき市の水産加工会社のもの
食費 約8万円
必要経費 約90万円(そのうちクラウドファンディング50万円)
※運営スタッフに関しては全員自費での活動となります。
※上記とは別にプロジェクト終了翌年の4月以降、南相馬市「子ども未来義援金」へ10万円寄付。こちらは毎年、クラウドファンディングからではなく運営基金よりとなります。
▼実施スケジュール
7月26日から29日の3泊4日
<募集方式について>本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。夏は南相馬市の子どもたちを神奈川県秦野市へ。秋は福島県南相馬市で地域の方々や過去にご参加された子どもたちとバーベキューなどで交流(スタッフは自費にて活動)
▼リターン
プロジェクトへご協力いただいている宮城県南三陸町の漁師さんや福島県いわき市で水産加工会社をされている友人の商品など東北のものを中心に用意させていただきます。東日本大震災当時、被災された方々の商品をみなさまへお届けすることにより、東北の友人達を応援します。
またご参加された南相馬市の子どもたちからのサンキューレターをお届けします。
▼最後に「東日本大震災のあった夜」
2011.3.11の夜、私は仕事柄おつきあいがあるアパートオーナーを訪問。受け入れ用のお部屋を用意するため、停電の中、回っていました。受け入れのアパート情報を当日、投稿したらその翌日、仙台の方からのお問い合わせをはじめとして女川や石巻、いわきや双葉町や浪江町など宮城県、福島県の方から多くのお問い合わせをいただき29家族のかたとご縁がありました。2011.4月から実家が宮城県気仙沼市で被災した女子学生のアルバイト雇用を始め6人の東北の若者達、また受け入れをした東北の方達29家族のお付き合いの中から様々なこと考えました。そういったつながりの中で南相馬市出身の若者と出会い、いまに至ります。
今でも忘れません。2011.5月に宮城県南三陸町でボランティアをしに行った時の初めて見たその光景を。自分たちは忘れたいけど忘れて欲しくないと涙ながら語った東北の大切な友人達のことを。福島県いわき市から受け入れをさせていただいた若いお母さんが赤ちゃんを抱きながら電灯をつけた時に「あぁ明るい」と言ったことを。
そんな流れから2015年より福島県南相馬市の子ども達を神奈川県秦野市へ招待させていただく活動をさせていただいております。どうぞよろしくお願い申し上げます。
チーム/団体/自己紹介・活動実績など
▼自己紹介 南相馬子ども保養プロジェクト運営 福嶋秀樹
神奈川県秦野市在住の福嶋秀樹と申します。2011.3.11東日本大震災の夜から行動を開始し東北29家族の方々の受け入れ、実家が被災した東北の若者6人のアルバイト雇用、2011年5月から宮城県南三陸町を主とした災害ボランティア活動を継続し今でも南三陸町の漁師さんのお手伝いをさせていただいており今に至ります。
2018年の8月からは1年10ヶ月に渡り西日本豪雨被災の地岡山県倉敷市真備町、2019年の9月からは台風・大雨で被災した千葉県富津市、福島県南相馬市、神奈川県相模原市、福島県いわき市で災害ボランティアをして参りました。
略歴
2011年5月から災害ボランティア活動
2015年から福島県南相馬市の子どもたちを神奈川県秦野市へ招待する活動
2018年から神奈川県立秦野養護学校でボランティア活動
2020年からフードバンクはだのをスタートし毎月約200名の方へ食材を提供する活動
最新の活動報告
もっと見るタウンニュース記事掲載
2024/10/06 07:39【タウンニュース記事掲載】2015年の同PJ開始以降行っている寄付も、今年で10回目。当日は秦野で行ったPJの報告と、秋に福島県で行うPJについての報告を門馬市長に行った#南相馬子ども保養プロジェクト 【タウンニュース秦野版】今年で10回目の寄付 南相馬子ども保養PJ もっと見る
【福島民放新聞記事掲載】
2024/10/02 18:18福島民友新聞に続き本日、福島民放新聞にて記事掲載。南相馬市役所にて門馬市長、大和田教育長にお会いし義援金10万円をお渡ししました。2015年から続くこの寄付もご支援くださる皆様のおかげです。いつもありがとうございます。#南相馬子ども保養プロジェクト もっと見る
福島民友新聞記事掲載
2024/09/26 08:21【福島民友新聞記事掲載】 先週、南相馬市役所にて門馬市長、大和田教育長にお会いし義援金10万円をお渡ししたことが記事になりました。2015年から続くこの寄付もご支援くださる皆様のおかげです。いつもありがとうございます。#南相馬子ども保養プロジェクト もっと見る
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