このプロジェクトで実現したいこと
このプロジェクトでは、キクラデス彫刻に着想を得て制作した女性像を商品化して販売することを目指しています。
キクラデス彫刻について
キクラデス文明は、紀元前3000年頃から2000年頃に、現在のギリシャにおいて栄えた文明です。そこから出土したキクラデス彫刻はその現代的な美しさから、20世紀半ばに個人収集家たちに注目され高く評価されるようになりました。
(画像はCCO 1.0 Dedicationを付与されたパブリックドメインです。)
プロジェクト立ち上げの背景
私は愛読しているさるブログにてキクラデス彫刻の存在を知り、多くの個人収集家達と同様にキクラデス彫刻に魅せられ、レプリカを購入いたしました。大理石で作られたキクラデス彫刻は、目で見るだけでなく、指で撫でて愛でる楽しみがあります。
しかしそうしている内に不満が出てきました。頭部の触り心地はとても良いのですが、身体の触り心地はあまりよくなかったのです。
そこで、その不満点を改善するようなものを作ることができないかと考え、3DCG制作ソフトウェアであるBlenderで遊びながら妄想をふくらましておりました。
これまでの活動と準備状況
そのような理想のもと、数多くの試作を経て完成したのが、この女性像*です。
このフィギュアを立体化するために、木彫仏像の実績をもつ株式会社MORITA様に依頼することを決めました。そしてフィギュアの大きさや費用についての交渉を重ねてまいりました。
現在、支援金が集まり注文個数が確定すれば、請負契約を締結していただける段階にあります。
*この作品は、Ⓒ MSU Broad Art Museumによって、CC Attributionを付与された『Cycladic Figure』, 2016の二次的著作物です。
リターンについて
大きさは全長16cmで、握ったときに手の形に心地よくフィットするような大きさを目指しました。
最も重要な身体の触り心地には当然こだわって作成しました。
思わず指を添わせたくなるような「おなか」、
「わき」のくぼみ、肋骨の凹凸。
このようなこだわりに加えて、木製彫刻ならではの木の暖かな質感は、3Dプリンターで出力するだけでは決して到達できない満足感を得ることができると考えております。
なお、画像はイメージであって、色や見え方は現物とは異なります。商品の現物にはこのような光沢はありません。
また、販売個数の限定については、予想外に支援していただけた場合の混乱避けるためのものであって、売り切れた場合には追加される可能性があることをご了承ください。
スケジュール
2024年
6月10日 募集終了
7月 株式会社MORITA様と請負契約締結
2025年
1月 発送
最後に
このプロジェクトに興味を持っていただけたなら、是非ともご支援をお願いします。当プロジェクトが成功した場合には、この女性像は因須磨(企画者)によるLa Femme(女なるもの)三部作の第一作目となる予定です*。皆さまの支援が、このプロジェクトを成功へと導く鍵となります。ご支援いただけることを心よりお待ちしております。
*現在、テーマのみが決まっている構想段階であり、プロジェクト成功時の三部作実現を約するものではありません。
最新の活動報告
もっと見る失敗に終わりそうです
2024/06/10 20:27タイトルの通りクラファンは失敗に終わりそうですが…支援していただける方が現れてくださってとてもうれしいです。ありがとうございました。キクラデス彫刻のポテンシャルを引き出せなかったということについて反省をしなければならないと考えております。このままでこの企画を終わらせるつもりはないので、X(twitter)をチェックしてみてください。今度は(可能ならば)プロモーションに力を入れてみようと思います。それでは左様なら。 もっと見る
コメント
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