
いつもお世話になっております。
長崎県の社会人サッカーチーム長崎蹴球会の成瀬と申します。
先日2月16日(日)に天皇杯長崎県予選が行われました。
一回戦の相手は昨年6月の全国社会人サッカー選手権大会長崎県予選で1-2で惜敗したMD長崎さん。
抽選で決定した組み合わせをチームに発表したとき、メンバー全体が覚悟を持った良い表情になったのを覚えています。
当日は雨も心配されましたが、2月にしてはやや暖かいくらいの天候。
特に一試合目は絶好のサッカー日和。
昨年の悔しさを晴らすために準備したすべてを発揮する、この上ない舞台となりました。
大方の想定通り相手の度重なる攻撃を何とか守りながら、チャンスを伺う試合となりました。
相手からボールを奪っても、素早いプレッシャーを受け、またボールを失う場面が多い非常に難しい試合展開。
均衡を破ったのは、長崎蹴球会。
前半23分、中盤の武石(#12)がセンターライン付近からのロングシュート。
相手GKのポジショニングを瞬時に認識した素晴らしい一撃でした。
ここからMD長崎さんからのさらなる猛攻にさらされます。
ただ、メンバーの勝利への執念は、既に疲労した自らの体やチーム全体に素晴らしい刺激を与えてくれました。
後半に1点を失うものの、そのままタイムアップ。
勝負の行方はPK戦に委ねられました。
ゴール。
ゴール。
私も後半にピッチを退き、
PK戦を手に汗握る思いで観戦していました。
GKの浦塚(#21)がシュートを止めたときは会場全体が沸いた気がします。
そして、勝利。PK 6-5。
一年越しのリベンジを達成したメンバーは、
大いに、大いに勝利を分かち合いました。

さて、実は勝利をかみしめてよいのは試合後のほんの短い時間だけ。
約一時間半後に2回戦、国見FCさんとの試合が控えています。
短い休息時間の中で最大限の休養を取り試合に臨みましたが、非常にシビアな体力・精神力の中での戦いを求められました。
前半3分、7分、13分に立て続けに失点。
システムの変更などで対応を図りましたが、
試合中にチームを立て直すことが出来ず、0-5で敗れました。
日ごろからご支援・ご声援を頂き誠にありがとうございます。
今年は「勝てたらいいな」から「必ず勝つ」という確固たる意識を持ったチームに変貌した一年でした。
その中でもたくさんの課題が見つかったことは、今後の長崎蹴球会にとって本当に素晴らしいことだと感じています。
皆様からのご期待に応え、さらに活気のあるクラブを作るために精力的に活動して参ります。
今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。
長崎蹴球会
成瀬






