9/21-22 富山県南砺市で、ブースト会議を開催しました!
これまでのキックオフ→ https://grit-project.org/info/817/
クリエータ紹介→ https://grit-project.org/info/809/
9月21日 1日目
キックオフ会議でオンラインで見た顔が、続々と会場の南砺市さくらクリエータプラザへ集まってきます。
みんながそわそわして赤いTシャツに着替えたら、今日のゲストの蓮ちゃん(GRIT1期生!)が出演したNHKのYoutube動画をスタート
https://www.youtube.com/watch?v=D_M1AmZGTdE
オープニングでは、今回の目標、デモデイまでの目標を確認します。
「迷っていてもどこかに旗を立てる」「仲間同士がアドバイスできる関係性の構築」などがブースト会議のテーマです。
簡単そうで、難しいこの目標をみて、自分にできるかなと緊張するクリエータも・・・
オープニングトーク、統括PMの奥田さんからは
・自分がいることで1ミリでも世界が良くなる
・チームづくりでは、リーダーとして自分がどのポジションなのかを意識する
などのお話の後、感情に関するワークショップを実施。
自分自身の喜怒哀楽を強く感じた瞬間を振り返ります。
それぞれのクリエータの喜怒哀楽の話と、自然とつながる今考えているプロジェクト像・・・
やりたいことの裏には、大きく感情が動いた瞬間が隠れていることに気づく瞬間でした。
続いてはPMの自己紹介。
椎名さん、垣内さん、本田さんの3名から、どんなことをしてきたか、どんなことをしていきたいか、自分がチームではどんな立ち位置かなどを共有します。
GRITではPMも、クリエータと一緒に期間中変化を続けていきます。
そして、ブースト会議初回の発表セッションへ。
1日目の発表は、奥田さんを中心にフィードバックをいただきます。
一人一人に、経験や例えを交えながら、クリエイターの背中を押し、心を燃やす言葉を暖かく伝えてくださる奥田さん。
・達成してないことに焦るな
・もがいて でも誰かが手を差し伸べてくれるように大きくもがいた方がいい
・あなたが一つのビジョナリーになる必要がある
・みんなもお世辞を言わないで、メンバーに聞いて回るのがいい
大人が自分に対して真剣にフィードバックをくれるGRITの環境に価値を感じ、クリエータ一人一人の真剣さがどんどん上がっていきます。
PM、事務局、ゲストも、クリエータのプロダクトを伸ばすためにを1番に考えてコメントします。
6名の発表、コメントが終了したら、1日目の最後に昨年のGRITクリエータ 蓮ちゃんこと山本蓮さんのセッションです。
蓮ちゃんからは、GRIT期間中の過ごし方、GRITで得たこと、アドバイス、現在の事業の状況を紹介いただきました。
実は、昨年のGRIT期間前半はずっと自分が何をしたらいいか悩んでいた蓮ちゃん。
応募時のプロジェクトは、過去のビジコンで優勝した企画でしたが、その企画は数年間あたためたまま実現に至らず・・・GRITの機会で実現したいと応募してくれました。
GRITでやりたいことを見つめ直した上で作ったプロジェクトが、元の企画の根本ともなった「地方の女子の生きづらさ」について、まず本人たちの声を集めて届けるプロジェクト。
その名も「地方女子プロジェクト」です。
メンタリングの中で、まずユーザーの声を聞きなさい、と言われたことが転機のきっかけとのこと。アドバイスを受けたことを素直に受け取って実施する大切さ、知らないままでも動くことの大事さを語ってくれました。
1日目のコンテンツが終了したら、宿泊先のかずらへ移動!
かずらは、南砺市の伝統の合掌造りの建物で、今回は一棟貸しの貸切で使用しました。
クリエータの宿泊スペースは、3階部分の屋根裏部分!ちょっと冒険気分です。
そしてGRITの合宿、実は夜も本番です。
夕食、休憩後に、PMとのメンタリングと自習を行います。
今日の日中にもらったフィードバックを元に、どんなことを考えたか、明日どんな発表をするかを真剣に話し合い、検討します。ゲストメンターの蓮ちゃんも夜までコミットしてくれました。
自習中も、クリエータ同士がアドバイスをしあう姿がいろいろなところで見られます。きゃろ、つっきー、ゆいちゃん、たなさく、りこちゃん。みんなあだ名で呼び合います。
夜もふける中、集中して作業・・・
そして就寝。
ーー
9月22日 2日目
翌日2日目は、手と頭を動かす朝食作りワークからスタート。
机に向かっている時には見えない、それぞれの動き方やリーダーシップが感じられます。
朝食を終えたら、会場へ!
朝からピッチが開始。
今日は、クリエータ同士でもコメントを言い合います。
昨日と違い、打ち解けた雰囲気の会場で、〜〜はこうだからこうだよね!これってこうじゃない?どうなの?と鋭い質問が続きます。
そして、日中には昨年のGRITでもゲストメンターにきてくださった株式会社abaの宇井吉美さんがオンラインで参加してくださいました!
宇井さんからはまず、社会課題に取り組んできたご自身の流れと、GRIT生に向けたアドバイスを含めたお話をいただきました。
IVS2023 LAUNCHPAD KYOTOで優勝された宇井さんのピッチはこちらから!
https://www.youtube.com/watch?v=ozIo4wnfr-c
「おむつを開けずに中が見たい」という介護職員の方の言葉からスタートされた、においでわかる排泄センサー「ヘルプパッド」を作られている宇井さん。
キーワードはこちら。
・課題の解像度を上げるため、週末や夜間に介護職として働いていた
・自身の経験から、「支える人を支えたい」と思っている
・介護業界のことを本気でやるなら、介護業界以外の人を巻き込む
・Deploy or Die
キーワード以外に、一つ一つ泥臭く事業に取り組んでいらっしゃった事例を紹介いただき、ここまでやるから成功されているんだ、自分もやらないとという感動と熱意が生まれます・・・!
その後、クリエータから5分発表、5分宇井さんからのコメントをいただくピッチプレップの時間。
え、昨日から合宿に参加されていましたか!?というくらい、ズバズバとクリエータの本質を言い当てる、自身の経験に基づいた宇井さんのコメントが染み渡ります。
頑固だった部分がほぐれて、もしかして自分のやりたいことの根本ってここかも?と鱗が剥がれて行く瞬間・・・
1日の最後には、この2日間を通して、今後八号目会議に向けて何をしていくか、という宣言!
迷っていた人も、みんなどこかに旗を立てられた2日間でした!!
次の八号目会議は11/9-10 愛知県で開催です。
少しづつ固まってきた各クリエータのプロジェクトを、今後DEMODAYまでにご紹介していきますのでお楽しみに。