こんばんは!
今日は文豪 太宰治ではなく、もう一人の太宰治をご紹介します!
ファンの方は知っているかもしれませんが、太宰治は作家の活動だけではなく絵を描くことも大好きだったんです。
私たちが制作しているらくがきシリーズは太宰治が弘前高等学校に在学していたときに描いたものですが、中学の頃から同人雑誌の表紙やポスターなどを描いていて、画家になるか作家になるか迷っていたと言われるほどでした。そんな時に下宿先の近所で購入した油絵が、無名時代の棟方志功の作品でした!※随筆「青森」より
作家になった後も、芸術への情熱があり、画家の友人のアトリエに赴いては絵を勉強し、何枚も作品を描いてたそうです。
「太宰治らくがきシリーズ」は若い世代にも知ってもらうため「らくがき」という柔らかなニュアンスを使っていますが、決して適当に描いた走り書きではなく、弘前大学附属図書館と本家末裔の方からの承認を得た立派なアート作品なんです。
青森県立美術館では実際に太宰治が「学生時代に描いた落書き」から「油絵」まで展示されたこともあります。
是非以下のURLから県立美術館で展示された太宰治の油絵をご覧ください!
太宰治生誕100年記念 太宰治と美術―故郷と自画像
文学でも芸術でも自分を表現することができた太宰治をもっと知ってもらえれば幸いです!