ご支援いただいた皆様へこんにちは!illumiiroです。8/31をもちましてyura glassのクラウドファンディングが終了いたしました。121名の方々からあたたかいご支援を賜り、目標金額564%を達成することができました。心より感謝申し上げます。初めての挑戦で不安もあったクラウドファンディングでしたが、皆様よりいただいたご支援、応援メッセージが日々励みとなり、最後まで駆け抜けることができました。本当にありがとうございます。少しでも早くみなさまにお届けできるよう、全力で準備を進めていますので楽しみに待っていていただけると幸いです。お届け準備状況もこちらでUPしていきますので、引き続きよろしくお願いいたします!illumiiroチーム一同
こんにちは!illumiiroです。プロジェクト終了まで残すところあと1日となりました。あたたかいご支援、応援メッセージ等々いつも本当にありがとうございます。少しでも早くみなさまにお届けできるよう、引き続き準備を進めていますのでもう少々お待ちください。ご検討中のみなさまもこの機会にぜひ、“ガラスと薄膜で光をコントロールする技術”のつまったyura glassにご支援いただけましたら幸いです。プロジェクト終了まであと少しですが、最後までどうぞよろしくお願いいたします!illumiiroチーム一同
クラファン終了まで残り3日となりました。引き続き、多くのご支援を頂きありがとうございます!今回のプロジェクトのyura glassは、商品が出来上がるまでにたくさんのメンバーが関わっています。本日はyura glassができるまでの社内でのお話(苦労話?裏話?)をお届けします。もっとスムースにしたい ー設計ー 商品開発のプロジェクトが始まってから、今のyura glassのコンセプトにたどり着くまでに実に約1年かかりました。ようやく3面異なるデザインの揺れるグラスというコンセプトが決まり、デザインを考えて頂いた中谷氏から頂いたデザインデータをベースに、実際にプレス成型でつくれる形状(金型からの離型性や成型性を考慮した形状)に調整し、商品や金型の図面・データを作成する作業を行いました。ここを担っているのが設計チームです。 BtoBのお仕事でも、お客様からの図面をベースにお客様と相談しながら微調整していきますが、工業製品や光学製品では、長さ、幅、厚み、曲率などの“数値”で会話をすることがほとんど。今回のyura glassは1つのグラスに3面違う形状で揺れるという特徴があるため、それぞれの面のバランスを取り、面の繋ぎ方がスムースになるようにしなければならず、「ちょっとこの繋ぎ目に違和感があるから、もっと滑らかにして欲しい」「ここの揺らぎ形状がちょっと他と比べて浮いているからなじませて欲しい」など、抽象的なリクエストを設計データに反映する必要がありました。常に、意図するデザインに合っているか、崩してしまっていないかを考えながら、面のつながりをと離型性・成型性と両立させるべく、CAD上で細かな調整をしていくのはとても大変な作業でした。CADを使い、微調整をしていきました◎設計技術者よりひとこと◎「色々と苦労はありましたが、設計したものが実際にガラスになり、商品になったところを見ることができてよかったです。ぜひ一人でも多くの方に手に取っていただけると嬉しいです!」プレス成型でつくるグラス ー成型ー yura glassは坩堝から巻き取った溶けたガラス(ガラス種)をハサミで切って金型に供給し、上型と下型で種をプレスすることで形づくられています。ガラスの金型の準備から成型・検査・加工を担っているのが、ガラス技術とガラス製造のチームです。 ガラス業界といっても広く、業界や作っている製品はさまざまで、当社はそのなかでも特殊ガラスメーカー。普段は光学レンズや業務用洗濯機のカバーガラス、自動車のヘッドレンズ、特殊照明用のガラスカバーなどの工業用ガラス製品を成型しています。吹きガラス製法など作られることが多いグラスの成型は勝手も違い、うちには向かないのでは?という声もありましたが、何事も挑戦だと試行錯誤してきました。普段生産している製品でも、溶かしたガラスの状態を常に見極めながら、なるべく泡を含まないような種の巻き取り方や種の落とし方を巻き手の職人が工夫し、種をどこでどう切るかで決まるガラスの重量を成型の職人が緻密にコントロールしながら、職人たちが連携してひとつひとつ手づくりで成型をしていますが、今回のyura glassは種の巻き取り方や切り方に特に繊細な作業が求められました。また、表面を磨いたり、検査の方法であったりも普段とは異なることも多く、新しいやり方を考えながら進めてきました。 3面デザインの表情や、厚めでしっかりした形状は当社のプレス成型ならではのグラスになっていますので、そのあたりも手に取って感じていただきながらお楽しみいただけると嬉しいです。種を巻いて、ハサミで切って金型に供給します◎ガラスチームよりひとこと◎「新しい分野に挑戦しました。多くの方に応援頂き、自分たちが関わったものを手に取って頂けることが嬉しいです。ありがとうございます!」絶妙な色出しと治具 ー蒸着ー yura glassの絶妙な色は蒸着と呼ばれる製法で成膜(コーティング)をしています。蒸着装置にガラスの生地(グラス)をセットし、装置を真空状態にした後、材料を加熱し蒸発させてガラス生地に付着させるという方法です。yura glassの色を担っているのが、薄膜技術と薄膜製造チームです。 yura glassの色を決めるために、こんな感じの赤、青、黄色といった色のイメージをベースに、何種類も色出しサンプルを作り、それぞれ透過率(透け感)を変えながらトライしました。色出しの際には想定外の色が出てしまったサンプルもあり、失敗しちゃった…と見せられたサンプルが、この色すごくいい!となったものもありました。ちなみに、薄膜技術者のお気に入りはillusion green。色出しサンプルを見た際に、この色はラインナップに入れたい!と企画チームとも意見合致・即決でした。採用しなかった色出しサンプルの内のひとつ。なかなか個性的なカラー 笑 もう一つ、蒸着の際に重要なのがグラスを保持する治具です。グラスをセットする角度や位置が少しでも違えば色も変わってきてしまいます。ガラス生地にきちんと成膜するためにはガラス生地をどのように蒸着装置にセットするのかが非常に重要で、ここが各社のノウハウになっています。反射鏡や化粧瓶など、お椀型の製品や筒状の製品に均一に(あるいは意図的に不均一に)成膜することを得意としている当社ですが、今回、グラスを蒸着機の中でどう保持するか治具の設計の工夫が必要でした。(ノウハウなのでこれ以上は言えず…すみません…!)◎薄膜技術者よりひとこと◎「ご購入頂き、本当に本当にありがとうございます!もうこの言葉しかありません!」-----このように商品ができるまで色々と苦労もありましたが、とっても岡本硝子らしいグラスになったのではないかなと思います。岡本硝子の技術とみんなの想いがつまったyura glass、あと3日ラストスパートとなりますが、最後までどうぞよろしくお願いいたします ☺♡illumiiroチーム一同
こんにちは!illumiiroです。今日はyura glassのつくり方をご紹介します!yura glassは職人が1200℃以上にもなる溶けたガラスを坩堝から巻き取り、ハサミで切って金型に供給し、プレスをする方法で形を作っています。ガラスを坩堝から巻き取る工程とガラスをハサミで切る工程は手作業なので重量、温度のコントロールやガラスの切り方など、長年のガラス成型から培った職人の技によってyura glassは作られています。手づくりのグラスのため個体差がございますが、そのグラス特有の表情としてお愉しみいただけますと嬉しいです。夏場は暑さもありなかなか大変な現場ですがひとつひとつ大切につくった商品を皆さまにお届けできることを楽しみに日々生産を進めております。ご質問などございましたら、ぜひお気軽にコメントをお寄せください。プロジェクト終了までSNSシェアなど、引き続きご支援ご協力をよろしくお願いいたします♪illumiiroチーム一同