◆最初に◆
ご覧頂きありがとうございます。
宮原祇園社大祭 奉納夜市実行委員長の北里優心(きたざとゆうしん)と申します。今回の夏祭りの会場である「宮原一番街」にて蕎麦屋を営んでおり、自分も夜市の賑わいを毎年楽しみにしながら育った小国っ子です。
小国杉やジャージー牛乳、温泉などたくさんの魅力であふれる小国町ですが、例にもれず少子高齢化が進んでいます。私が小学生の頃に地域に6つあった小学校は今ではたった1つになり、お祭りやイベントも少しずつ無くなっていきました。
少子高齢化、旗振り役の不在などで一度は無くなってしまったこの夏祭りを復活させることで、子供たちに小国の良さを感じてほしい、楽しかった夜市の思い出が「小国に残る」「小国に帰ってくる」きっかけになってほしい、そんな思いで今回のプロジェクトを立ち上げました。
小国町内だけに留まらず多くの人とのミーティングを重ね、夜市を7/23(火)に開催させるということを決定いたしました。
◆夏祭りの由来◆
古くは夜渡祭(よどまつり)ともいわれ、毎年7月に行われる「宮原祇園社大祭」の前夜祭として行われていました。
「宮原祇園社大祭」 は神々に疫病や災厄防止を祈願し日々の安全を願う神事です。23日の夜渡祭、24日の神幸行列(御下り)、25 日の還幸行列(御上り)という流れが長く続いていましたが、10年ほど前から夜市だけが姿を消し、24日25日の神事のみが執り行われるようになりました。
多くの出店が立ち並ぶ夜市はたくさんの子供たちでにぎわいました。小中学生にとっては夜に楽しめる地域の一大イベントとして、町を出る人も多い高校生以上にとっては町に帰るきっかけやちょっとした同窓会のような形で親しまれる存在でした。
◆高校生・大学生とのコラボでさらに親しみやすい夏祭りに◆
小国町内には高校が一つしかなく、半数近い子供たちが中学卒業後に町を出るのが現状です。
そのような環境だからこそ今回の夜市の復活には地域の高校生や大学生など「夜市の存在を知らない世代」の協力が不可欠だと考えています。
新しい夜市を参加するだけのものではなく、自分たちで作り上げたものとして愛着を持ってもらいたい。そして自分たちが大人になったときにそのバトンをまた地域の高校生、大学生に渡してほしい、そんな思いで実行委員にも学生に入ってもらうこととなりました。
杏林大学4年生の若林みらいさんと小国町出身で熊本県立大学2年生の坂本あかりさんからなる二人が、この夏祭り復活を機に「あかるいみらい」コンビを結成しました。どちらも小国町への愛にあふれた大学生です。
小国を知らなかったからこそわかる魅力と、小国で育ったからこそわかる魅力。大学生二人をきっかけに夜市に取り込んでいけたらと思っています。今回は高校生チームのまとめ役としてイベントに関わってくれることとなりました。
夜市の復活ということで多くの地元高校生も参加していただくことになりました。
実行委員としてだけでなく、当日行われるファッションショーや会場内の撮影ブースの設置など現役学生ならではの目線で夏祭りを盛り上げてくれることでしょう!
◆≪木育≫で地域の学生に伝えたい小国の魅力◆
小国町が誇る「小国杉」の魅力を若者世代に伝えるため、小国杉ランタンづくりワークショップを開催します。
小国杉は250年もの歴史を持ち、その間人々の暮らしを様々な側面から支えてきました。
建築に適した粘り強い木材としても高く評価されており全国的にも優れたブランド材として取引されています。
小国杉ランタンづくりワークショップは小中高生を対象に、その質感を感じながら小国杉のことを学べる内容になっており、地域資源や地域の環境に興味を持ってもらう機会になることを願って行います。また地元の高校生も講師役としてこのワークショップに関わってもらう予定です。
◆最後に◆
小学生のころ夏が近づくとそわそわした気持ちになりました。
毎週のようにどこかの地区で夜市が催され、それに親や友達と一緒に行くのがこの時期の一番の楽しみでした。中でも一番賑わうのがこの一番街の夜市だったと記憶しています。
祭りの掛け声や友達と引いたおみくじ。普段は食べられないものばかり並ぶ出店にどれを買うか小銭を握りしめて迷ったりと今でも夜市の思い出は心の中に残っています。
夜市が当たり前にあると思っていたのに、いつの間にか大学生ですら夜市の存在を知らなくなっていたことに今回のプロジェクトを立ち上げて初めて知ることができました。
重ねてにはなりますが、これから小国で育ち一度は地域を出るであろう子供たちに小国という地元をもっともっと好きになってもらえるよう、夜市という楽しい思い出を盛大に復活させるため皆様のご協力、ご支援をいただければと思っております。よろしくお願いいたします。
宮原祇園社大祭 奉納夜市実行委員長 北里優心
◆資金の使い道◆
・クラウドファンディング手数料 約41,000円
・リターン品の手配 約120,000円
・夜市に必要な備品の準備 約100,000円
・司会者、警備員等人件費 約80,000円
・夜市での催し物の企画費用 約50,000円
・イベント保険 約20,000円
※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。
最新の活動報告
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2024/07/28 14:2623日に行われました「宮原祇園社大祭奉納夜市」無事に終了いたしました!!皆様の応援まことにありがとうございました。当日の雰囲気をインスタグラムから少しだけお楽しみください。クラウドファンディングはもう少しだけ続きますので皆様の応援引き続きよろしくお願いいたします。実行委員一同 もっと見る
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2024/07/22 20:43皆さまのおかげさまで70%目前となりました。いよいよ明日が本番となり準備も着々と進んでおります。皆さんの応援も励みに本番前までは準備に全力!始まりましたら楽しんでもらえるように全力で頑張ります!!どうぞ引き続きよろしくお願いします。宮原祇園社大祭奉納夜市 実行委員一同 もっと見る
50%突破しました!!
2024/07/20 16:02皆さまのおかげさまで、折り返しを超え60%目前となりました。30人以上の方にご支援いただき、夜市の準備にもますます力が入ります!本当に皆様ありがとうございます。いよいよ週明けに夜市が迫ってまいりました。皆様の応援にこたえられる素敵な夏の一日にしたいと思います!どうぞ引き続きよろしくお願いします。宮原祇園社大祭奉納夜市 実行委員一同 もっと見る
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