注目のリターン
もっと見る3,000円
【絵本1冊予約プラン】 \\バナナの皮で作ったメッセージカード付き// ・絵本がほしい・読んでみたいと思ってくださる方向けのリターンです。 ・いち早く本を予約してくださる方はどうぞこちらを選択してください。 <リターン内容> ・絵本『バナナのらんとごん』1冊 ・バナナの皮で作ったメッセージカード ・感謝の気持ちを込めたお礼のメール ▼絵本『バナナのらんとごん』について 判型:22cm×22cm ページ数:32p(予定) カラー:フルカラー 製本:ハードカバー、中ミシン綴じ 本文ページ: FSC認証紙または環境配慮紙を使用 目標金額が集まれば、一部ワンプラネットバナナペーパー20%(c)を使用 ▼メッセージカードについて ・ ぽこぽこバナナプロジェクトに参加している子どもたちが、規格外バランゴンバナナの皮を混ぜて手漉きで紙を作ってくれました。その紙に感謝のメッセージスタンプを押した支援者の方だけにお届けする特別なカードです。 ・メッセージカードの大きさは、ハガキサイズの1/2程度です。 ※ クリックポスト(ポストに投函する日本郵便のサービス)でお送りする予定です。 ※ リターン価格は、一般販売価格(2500円税別を予定)にお気持ちをのせていただく応援価格です。 ※ プロジェクト終了後に印刷するため、お届けは2024年12月の予定です。
支援者:96人
お届け予定:2024年12月
3,000円
【シンプルに応援プラン】 絵本を製作するプロジェクトをシンプルに応援したい人向けのリターンです。 クラウドファンディング終了後に感謝の気持ちを込めてお礼のメール、その後のプロジェクトの進捗をメールでご報告します。 <リターン内容> ・感謝の気持ちを込めたお礼のメール ・出版後のプロジェクト進捗メール ※ 上乗せ支援も大歓迎です ※ ひとり1回あたり20口まで支援することができます ※ 複数支援の場合もお送りするメールは1つとさせていただきます
支援者:20人
お届け予定:2024年10月
13,000円
残り36【お名前掲載!個人スポンサープラン】\\絵本付き// ・[絵本制作を応援したい]&[絵本を読んでみたい]と思ってくださる方向けのリターンです。 ・絵本に挟み込む別紙・サンクスペーパーにお名前を掲載させていただきます。 <リターン内容> ・絵本『バナナのらんとごん』1冊 ・バナナの皮で作ったメッセージカード ・サンクスペーパーに名前掲載 ・感謝の気持ちを込めたお礼のメール ▼絵本『バナナのらんとごん』について 判型:22cm×22cm ページ数:32p(予定) カラー:フルカラー 製本:ハードカバー、中ミシン綴じ 本文ページ: FSC認証紙または環境配慮紙を使用 目標金額が集まれば、一部ワンプラネットバナナペーパー20%(c)を使用 ▼サンクスペーパーについて ・ 掲載を希望する名前を「備考欄」にご記入ください。 (︎12文字以内、ニックネーム可) ・ ロゴデータや絵文字は使用できません。 ・ 掲載できないような文字列を希望された場合は別途相談させていただきます。 ▼メッセージカードについて ・ ぽこぽこバナナプロジェクトに参加している子どもたちが、規格外バランゴンバナナの皮を混ぜて手漉きで紙を作ってくれました。その紙に感謝のメッセージスタンプを押した支援者の方だけにお届けする特別なカードです。 ・メッセージカードの大きさは、ハガキサイズの1/2程度です。 ※ クリックポスト(ポストに投函する日本郵便のサービス)でお送りする予定です。 ※ プロジェクト終了後に印刷するため、お届けは2024年12月の予定です。
支援者:14人
お届け予定:2024年12月
はじめまして。「ぽこぽこバナナプロジェクト」事務局の福島智子と申します。ぽこぽこバナナプロジェクトとは、さまざまな理由で「規格外」となり、廃棄されてしまう=フードロスとなってしまうバランゴンバナナを、たくさんの人の力を合わせて有効活用していこうというプロジェクトです。
このプロジェクトのことを、小さな子どもさんにも楽しく知ってもらう絵本『バナナのらんとごん』を制作するため、今回、私たちはクラウドファンディングに挑戦します。
バナナは、子どもたちにとってとても身近な食べ物ですが、バナナがどう育って、どうやって手元までやってくるのか、なかなか知ることはできません。そして手元に届くまでには、捨てられてしまうたくさんのバナナ=フードロスがあるということは、大人でもなかなか気づきにくい事実です。
この絵本は、バランゴンバナナのらんとごんの姉弟が、日本の誰かに食べてもらうまでの旅を通して、身近な食べ物の背景を知ることができる内容になっています。ものがたりを楽しみながら、フードロス問題やフェアトレードに触れることができ、SDGsを達成するために大切な要素もたくさん散りばめられています。
幼い子どもたちの心に響くためには、楽しく練られた物語、想いを込めて丁寧に描いた絵、触れて心地よい装丁、それらを兼ね備えた高いクオリティの絵本を作る必要があると考えました。そして、作るからには、きちんと環境に配慮した紙に印刷し、長く世代を超えて読み継がれるデザイン・製本である必要があると思っています。
絵本出版の背景やあらすじなど読んでいただき、読んでみたい・ぜひ欲しいと思ってくださいましたら、ぜひこちらで本のご予約をお願いします。一冊分を超えての制作費のご支援も大変ありがたいです。どうぞよろしくお願いいたします。
ぽこぽこバナナプロジェクトとは、規格外バランゴンバナナの有効活用をみんなで考え、フードロスを削減する参加型プロジェクトです。
日本は、食べられるのに捨てられる食品「食品ロス(フードロス)」の量が年間523万トンと推計されています。にもかかわらず、食料自給率は38%(カロリーベース)。食べ物をたくさん輸入して、たくさん廃棄している国といえます。水分を多く含む食品を可燃ごみとして燃やすにはエネルギーが必要で、環境負荷の面からも課題があります。
私たちがなんとかしたいと思っているバランゴンバナナも、フィリピンから輸入されているバナナで、まさに、「輸入しているのに、食べられるのに、捨てられる」食べ物のひとつです。
フィリピンから日本に輸入されたバランゴンバナナは、リパックセンターで、選別・袋づめされます。その時に、様々な要因で皮に傷があったり黒い部分があったりすると、「規格外」として分けられ、その多くは捨てられています。しかし、皮を剥き、一部を取り除けば、問題なく食べられることが多く、捨てるのはとてももったいないこと。そんなもったいないバナナを活用するため、2021年秋に始めたのが「ぽこぽこバナナプロジェクト」です。
プロジェクトをはじめて約3年。少しずつ利用の輪が広がり、今では平均して月100ケースほどの注文があります。2023年12月末までの集計で、1万4,570kgものバナナを救うことができました。店舗でも個人でも利用があり、そのまま販売したり、ケーキやジュースに加工したり、バナナカレーやバナナビール、バナナの皮をつかった石けんなどの商品を開発してくれた方も。プロジェクト名称に込めたように、ユニークな活用方法が様々なところで「ぽこぽこ」と生み出されています。
「ぽこぽこバナナプロジェクト」を運営しているのは、私が所属するNPO法人APLAです。APLAは、国際的な産直活動=「民衆交易」を行う「株式会社オルター・トレード・ジャパン(ATJ)」とともに、産地の人たちと直接繋がり、彼らの暮らし、地域づくりを支援するとともに、民衆交易の輪を広げる活動をしています。
「ぽこぽこバナナプロジェクト」は、APLAが取り組む複数の事業の中でも最も新しい事業で、動きながら考えるという形で始まりました。積極的にさまざまな方とつながり、できることを実践する、APLAとしてはいわば「チャレンジ枠」の事業です。意義のある活動で、担当者として、もっと広げていくためには広報ツールが必要だと感じていましたが、産地の地域づくりなど既存の継続すべき活動があるなか、大きな予算を確保することは難しいという実情があります。
バランゴンバナナは、ATJとAPLAが扱う民衆交易品の1つです。安全なバナナを求める日本の消費者と、暮らしを支える作物を作りたいフィリピンの生産者がつながり、輸入が始まってから35年経ちました。
自然な甘みとほんのりとした酸味が魅力のバランゴンバナナ。「バランゴン」とはバナナの品種名で、一般的なスーパーで販売されているバナナとはそもそも種類が異なります。この品種を日本に輸入しているのは、私たちだけです。
このバランゴンバナナには2つの顔があります。ひとつは、化学合成農薬や化学肥料に頼らず栽培され、収穫後も防カビ剤や防腐剤を使わない「安心して食べられる」バナナ。もうひとつは、「フィリピンの生産者たちの暮らしの応援につながる」バナナです。
2024年1月、産地の1つ、フィリピンのネグロス島のバランゴンバナナの圃場を初めて直接訪問しました。
生産者の皆さんは、日本の消費者の皆さんに安全で、おいしいバナナを届けるために、たくさん工夫されていました。例えば、常に葉っぱを観察し、傷ついた葉っぱはすぐに刈り取ること。除草剤は使わないので、株の周りの草取りをまめにすること。定期的に鶏ふんを巻くこと。山がちな地域では足場は悪いし、基本的には全て手作業です。
バナナの買取りの場面も見学しました。買取りが終わると、すぐにバナナの代金が支払われます。生産者のみなさんは「定期的な現金収入はありがたい」と話していました。「バランゴンバナナの収入で、月のほとんどの食費は賄える」という方も。家計を支える一部になっていることを実感しました。
以前から絵本を作りたいという想いは持っていたのですが、実際に現地を訪問して、ここで見聞きしたことを、バランゴンバナナの食べ手である子どもたちに伝えたいという想いが強くなりました。絵本には、私が現地で見聞きして伝えたいと思った、リアルな産地の姿をしっかりと描いてもらっています。
今手にしているバナナが、遠いフィリピンの生産者の手から、ここまでやって来ているということ。フィリピンのみなさんの暮らしと、私たちの暮らしがつながっていて、支え合っているということ。そんなことが、子どもたちにじんわりとやさしく伝わる絵本になっていると思っています。
◆プレゼン資料の限界とイラストによる可能性に気づく
ぽこぽこバナナプロジェクトが始まって3年。この間、私は幼稚園や学校での特別授業、ワークショップなどで、バランゴンバナナや規格外バランゴンバナナのことを伝え続けてきました。
説明に使ってきたのは、現地の写真をたくさん配置したプレゼン資料です。大人、小学校高学年以上には手応えがあったものの、小学校低学年〜幼児にはなかなか伝わらないと感じることが多々ありました。例えば、クイズには元気よく参加してくれるけれど、少し説明が続くと遊び始める子どもさんが多いのです。
写真の資料による難しさもありました。写っている細かな点(例えば、生産者のTシャツの柄)に着目して「これはなあに?」と質問してくれる子どもさんがいるのです。もちろん質問は嬉しいのですが、質問がずっと続いてしまい、うまく進められないことも。リアルに伝えるという点で写真は効果的ですが、焦点がぼやけてしまうというデメリットもありました。
ある時、保育園での講演に合わせ、知り合いにバナナの成長過程を一枚のイラストにしてもらいました。すると、小さな子どもたちがいつもよりも集中して聞いてくれました。情報が限られシンプルだったこと、イラストのやさしい雰囲気が興味を惹いてくれたのだと思います。
◆子どもにこそ規格外バナナのことを伝えるべき
子どもにプロジェクトを伝えることの大切さは「明海小学校地区児童育成クラブ」の皆さんが教えてくれたことでした。この学童保育に通う小学生が規格外バランゴンバナナのことを知って「みためが悪いだけで、捨てられるのはおかしい!」「バナナがかわいそう!」「みんなで救おうよ!」そう言って、すごく盛り上がって自主的に活動してくれているんです。オリジナルレシピを考えたり、バナナの皮で紙を作ったり、三年近く活動を継続してくれています。(活用事例はこちら)
素直な気持ちでおかしい、救おう!そう思ってくれて、ものすごいパワーと大人にはない発想で次々に活用している様子を見て、子どもにこそ規格外バナナのことを伝えていくべきなんだと思いました。
こうした経験が重なって、私は子どもに伝わる「絵本」こそが、今、プロジェクトを伝えるツールとして必要だと確信するようになりました。予算はないけれど、諦めたくない。クラウドファンディングで資金を集めて、絵本を制作しようと決心しました。
◆あらすじ
バナナの らん と ごん は、なかよしのきょうだい。
げんきでしっかりものの らん と、おっとりしていてやさしい ごん。
あるひ ついに ふたりは しゅうかくされて にほんへの ながい たびがはじまった。
でも にほんについた らん のからだには くろい きずが できていた。
みためのちがうふたりは べつべつのみちを すすまなくちゃいけなかった・・・
らんとごんは、日本でだれかにおいしく食べられるという夢をかなえることはできるのでしょうか?
バナナの姉弟の楽しい旅と、ちょっと切ないお別れ、そしてそれぞれがたどり着く幸せを、やさしい筆致で描きます。
◆どんな絵本なの?
判型:22cm×22cm
ページ数:32p(予定)
カラー:フルカラー
製本:ハードカバー、中ミシン綴じ
本文ページ:FSC認証紙または環境配慮紙を使用
目標金額が集まれば、一部ワンプラネットバナナペーパー20%(c)を使用
印刷部数:2000部(予定)
この絵本は、伝えたいことが明確にある絵本です。ですが、子どもたちに結論や教訓を押し付けるものにはしない、ということを大事にしました。まずは、バランゴンバナナのことを好きになってもらいたい。らんとごんを、おともだちのように感じてもらいたいと思いました。バナナの目線で、ものがたりは進みます。山で育ち、カラバオ(水牛)に乗り、トラックに乗り、船に乗り・・・。初めて見る風景や旅にワクワクしながら、食べ物の背景に広がる世界を感じてもらえるはずです。
物語を通して、子どもたちは、いつも食べているバナナが、選別されていること、悲しい運命にあるバナナが存在していることを知ることになるはずです。これは、フードロス問題を感じるきっかけになります。
絵本の見返し(予定)は、小学校高学年〜中学生の調べ学習や、教員・講師の方の教材として役立つよう、絵本の内容を補足しながら詳しく紹介する内容になる予定です。バランゴンバナナと一般的なバナナとの違いや、フェアトレード・民衆交易について、フードロス問題や規格外になってしまう理由などを説明します。大人の方の学びにもなるはず資料です。
◆絵本の制作体制と進捗
企画/出版 APLA
企画/出版/編集/文 らくだ舎出帆室
装丁・ブックデザイン DOTMARKS 鈴木大輔
絵 ひなたや 加藤えりこ
この絵本は、APLAと、制作を担当するらくだ舎出帆室が共同で出版します。らくだ舎の千葉さん、絵を担当していただく加藤さんは、ぽこぽこバナナプロジェクトのウェブサイトを制作していただいたご縁から、今回もお願いすることになりました。
らくだ舎出帆室は、長年編集・ライターとして活動されてきた千葉さん夫妻が始めた和歌山県にある出版社です。千葉さんは週に3日、食品と雑貨・喫茶・本を扱う店舗も営まれています。お店では規格外バランゴンバナナを使ったスムージーやクッキーを提供したり、正規品のバランゴンバナナも量り売りするなど、民衆交易を実践しながら編集・出版業をされています。
DOTMARKSの鈴木さんは、これまで、神奈川県の真鶴出版さんと一緒に、数々の素敵な本をデザインされてきた経験をお持ちで、制作を引っ張っていってくださっています。
加藤さんは、大分県別府市を拠点に、デザイナー、イラストレーターとして活躍されています。ぽこぽこバナナプロジェクトのウェブサイトに描いていただいたイラストが、とても素敵で、たくさんの方からイラストへの反響をいただいていました。絵本を作りたい、という話をぽこぽこバナナプロジェクトの参加メンバーにお話した時、「絵は絶対あのウェブサイトのイラストが良いよ!」という声がありました。制作を進めると、とってもかわいらしいらんちゃんとごんちゃんというキャラクターを生み出してくださり、この絵本は良いものになると確信しました。
現在すでに制作を進めており、このクラウドファンディングが終了次第、印刷入稿を行うスケジュールで動いています。8/7時点で、絵本部分のレイアウトデザインまでほぼ完了し、着色と巻末資料部分のデザインを進めている段階です。
出版に賛同いただけましたら、ぜひ絵本をご予約いただけたら幸いです。「絵本関連プラン」をご覧ください。APLAの選定した子どもたちの施設に絵本を寄贈するプラン(子どもたちに絵本を贈るプラン)もあります。
出版を出資してくださる方のお名前を記載するプラン(応援プラン)や、絵本と一緒にバランゴンバナナを実際に食べていただけるプラン、バナナ以外の民衆交易品をお返しするプラン(バランゴンバナナ・民衆交易品のプラン)も用意しています。
全ての絵本には、明海学童クラブの子どもたちがこのクラウドファンディングのために手作りしてくれた、規格外バランゴンバナナの皮を利用した手漉きの紙を使ったメッセージカードを添えて発送します。
また、規格外バランゴンバナナと、明海学童クラブの子どもたちが考えたオリジナルレシピ集をつけて(データ送付)お送りするリターンもあります。ぜひこちらもご検討ください。
本プロジェクトで集まった資金は、絵本の制作費と印刷費、本クラウドファンディングの諸経費に使用します。
【目標金額250万円】
・絵本制作費用
絵、文章、ブックデザイン・・・約90万円
・印刷費用 1000部分(1000部は自己負担予定)本文ページにFSC認証紙※・・・約100万円
・リターン制作費(絵本に添付するサンクスカード、原画)や送料など・・・約13万円
・クラウドファンディング広報費・・・約1万円
・クラウドファンディング手数料・・・・約47万円
※FSC認証紙から別の環境配慮紙に変更する可能性はありますが、環境配慮紙であることはお約束します。
【ネクストゴール:300万円】
・印刷費用に+50万円
クラウドファンディング支援者のお名前を掲載するサンクスカードもバナナペーパーに変更します。
【もしも300万円以上集まったら?】
・印刷費用に集まった資金を加え、環境配慮紙やバナナペーパーを利用しながら、カバーや帯を付けるなど絵本の仕様をグレードアップさせます。
まずは、基本的な印刷費用を賄うための250万円が目標です。さらに資金が集まる場合には、バナナの茎の繊維を20%利用(残りの繊維はFSC認証)したワンプラネットバナナペーパー20%を一部に使用します。ザンビアで生産されており、直接バランゴンバナナとはつながりのない紙ではありますが、成長速度の早いバナナの特性を活かし、サステナブルな紙を生産していらっしゃいます。生産過程を通して、排出するCO2よりも吸収するCO2の方が多い「クライメートポジティブ」認証紙であり、ザンビアでこの紙の生産に携わる人たちの暮らしを支えるフェアトレードの紙でもあります。
ぜひ、この紙をサンクスペーパーと、絵本のどこかに使用し、バナナで紙を作ることができることを子どもたちに知ってほしいと思っています。
なお、本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合にも、共同出版元のらくだ舎が印刷資金を拠出し、予定通り印刷・出版し、リターン品をお届けします。
実施スケジュールは下記の通りです。
7月:制作期間
8月:絵本部分デザイン確定、カラー原画作成
9月:絵本見返し資料作成
9月末:クラウドファンディング終了
10月: 印刷入稿、リターン(絵本以外)発送開始
11月:印刷・製本
12月:リターン(絵本)発送
◆クラファン応援チーム 「有志団体つながる」@鳥取県
暮らしの身近なことから、地域の皆さんを巻き込んで、SDGsについて考えるイベントを企画・運営・実施。春、夏、秋、冬と季節ごとにイベントを実施し、これまでに10回開催しました。
いつもイベントでぽこぽこバナナプロジェクトの規格外バランゴンバナナを使っています。イベントでバナナをそのまま販売するだけでなく、イベントの出店者にバナナの活用を依頼し、バナナのケーキやジャムなどを作って販売をしてもらっています。ぽこぽこバナナプロジェクトのコンセプト、「もったいないを楽しもう」が大好きです。
この絵本でもっとたくさんの人に、規格外バランゴンバナナのことを知ってもらい、捨てられるバナナが減って欲しいので、このプロジェクトを応援します。
◆応援コメントをいただきました
ぽこぽこバナナプロジェクトに参加し、規格外バランゴンバナナを活用をしてくださっている方々です。
そして、海外現地法人のオルター・トレード・フィリピン社からもいただきました。
絵本は、翻訳の上、お届けする予定です。
長くなりましたが、最後までお読みいただき、ありがとうございました。
この絵本は、物語として子どもの心にきっと残るものになっています。
その上、多くの「引っかかり」を持っている本です。
食べ物の背景、フードロス、フェアトレード・・・場面に、お話に、なぜ?という引っかかりがあることが、子どもたちの好奇心を引き出し、学びへとつながっていくはずです。
この絵本も、バナナと同じように、「ぽこ」「ぽこ」と、この絵本への共感が広がっていくと嬉しいです。皆様、ぜひご検討よろしくお願いいたします。
Q.絵本『バナナのらんとごん』はいつ頃に届きますか?
A.プロジェクト終了後に絵本の印刷を開始するため、お届けは2024年12月の予定です。
Q.リターンの「子どもたちに絵本を贈るプラン」の寄贈先はどこですか?
A.寄贈先は2グループあります。
1つは、NPO法人APLAが、2011年の震災以降、「福島の子どもたちに届けよう・バナナ募金」として、バランゴンバナナを届けてきた福島県内の幼稚園・保育園16施設(あすなろ保育園、原町聖愛こども園、聖愛ちいろば園など)、
もう1つは、ぽこぽこバナナプロジェクトに参加し、規格外バランゴンバナナを購入してくださった幼稚園、保育園、学童クラブ10施設(明海小学校地区児童育成クラブなど)です。
寄贈する合計26施設の寄贈先については「子どもたちに絵本を贈るプラン」のリターン支援者限定で後日寄贈の報告を兼ねて詳細を送らせていただきます。
Q.一般販売の予定はありますか?
A.はい。クラウドファンディングでご注文いただいた方に発送を完了してから、2024年12月頃には、まずは出版元であるAPLA・らくだ舎出帆室のネットショップでの販売を開始したいと考えています。その後、バランゴンバナナを購入いただいている生活協同組合や小売店、一般書店などにも順次ご案内を行い、販売先を増やしていく予定です。
Q.増販の予定などはありますか?
A.はい。初版2000部が全て売り切れましたら、増刷していきます。できるだけ、たくさんの方に読んでいただきたいと考えています。
Q.電子書籍や音声配信での販売予定はありますか?
A.現在は考えていませんが、要望の声がありましたら検討していきます。
ご要望の方は、ぽこぽこバナナプロジェクト事務局までぜひご連絡ください。
Q.間違ったリターンを選んでしまいました。キャンセルできますか?
A.リターンは原則キャンセルができません。お間違えのないように選択してください。
Q.海外在住ですが、絵本など品物のリターンを発送していただけますか?
A.海外発送は、対応できません。
◆上記に示したウェブサイトのURLはこちらです。
・ぽこぽこバナナプロジェクト:https://poco2banana.info/
・NPO法人APLA:https://www.apla.jp/
・株式会社オルター・トレード・ジャパン(ATJ):https://altertrade.jp/
・ぽこぽこバナナプロジェクト「活用事例」:https://poco2banana.info/report/index.html
・らくだ舎出帆室:https://rakudasha.com/publication/
最新の活動報告
もっと見るリアル「らんとごん」の世界を体験してきました(その2)
2024/09/13 17:24皆様、応援ありがとうございます。昨日(9月12日)に140万円を超えました。残り20日を切りましたので、少し焦りもありますが、引き続き、応援いただけるよう、プロジェクトのこと、しっかり伝えていこうと思っています。報告⑥で、ミンダナオツアーの報告をさせていただきました。今回は「その2」として、「私たちの手元に届くまで、本当に大変なんだなー」と思ったことを報告したいと思います。バランゴンバナナの圃場は本当に様々です。平坦に近いところもあれば、今回のツアーで訪れたように、山間部の勾配のきついところもあります。メインの画像にあげた、山の中腹にある、バランゴンバナナ。立っているのも大変なくらいな斜面にあります。実際にそこまで行けませんでしたが、そこでの作業の大変さは、想像がつきます。さらにそこまで行くのも大変です。私の足だったら1時間以上は絶対かかります。でも、生産者の方は20分で行くんだそうです。慣れているとはいえ、信じられません。バランゴンバナナは高いので、収穫も大変です。写真から高さがわかるでしょうか?絵本にも収穫のシーンが出てきます。幹(茎)にナタで切り込みを入れて倒して収穫するのですが、切り込みを入れる位置もそもそも高いし、かたいので、切り込みを入れる自体が大変でした。私たちは何回も、10回くらい切り込みを入れて、なんとか倒しましたが、生産者の方はほんの2、3回やるだけで、倒れてきました。そして、重いです。絵本には、生産者が「へいきななかおで はこんでる」とありますが、本当にその通りで、軽く見えるくらいでした。私は持てませんでした。場面が変わりまして、こちらはパッキングセンターです。収穫されたバランゴンバナナがここに集まります。基準にあっているか確認して、洗って、箱に入れていきます。絵本に「みずで ばしゃばしゃ からだをあらってもらって はこのなかにおさまった」とでてくる場面です。いつ作業が終わるのか?と思うほど、大量のバナナが運ばれていました。いくつかの水槽に分かれていて、それぞれに役割がありますが、バナナについたゴミなどが1つ1つ丁寧にのぞかれていきます。勤続18年にもなるというベテランのスタッフの方は、私たちと話しながらも、作業のスピードは落ちませんでした。本当に一部を、限られた時間見ただけでも、作業の大変さを感じました。私たちが見ていない多くの部分で、大変なご苦労と努力があると思います。絵本にはバナナを送り出すまでの作業を、少しでも皆さんに伝わるように、多く入れたつもりです。絵本を予約購入してくださって皆様、楽しみに待っていてください。大変な作業の中でも皆さんの笑顔がとても印象的でした。 もっと見る
千葉県浦安市の明海学童クラブで絵本の読み聞かせ会
2024/09/09 16:29クラファンがスタートして、約1ヶ月が過ぎました。これまで170人の方にご支援いただき、支援額も130万円を超えました。皆様、応援ありがとうございます。リターン品の絵本『バナナのらんとごん』には、規格外バランゴンバナナの皮で作ったメッセージカードをおつけします。そのメッセージカードを作ってくれるのが、ぽこぽこバナナプロジェクトに積極的に参加してくれている千葉県浦安市にある、明海学童クラブの子どもたちです。9月6日、明海学童クラブを訪問し、絵本の試作版の読み聞かせ会&キッチンカーでバナナジュース販売をしてきました。キッチンカーでバナナジュース販売暑い中、多くの方に並んでいただき、こんなに短時間でバナナジュースを提供したことがない!というくらいたくさんの方にお求めいただきました。バナナジュースを楽しむ子どもたち子どもたち、そして保護者の方たちから「おいしい」とたくさん言っていただきました。中にはおかわりをするお子さんがいたり、「おいしから、妹に持って帰る」と言って、追加で買ってくれたり・・・本当にありがとうございました。絵本の読み聞かせ会はバランゴンバナナのクイズからスタート。こちらの子どもたちはバランゴンバナナについて詳しいので、少し難易度の高いクイズを用意していきました。例えば、こちらの写真にあるように「バランゴンバナナはどれでしょう?」という問題です。フィリピンにはたくさんの種類のバナナが販売されているので、種類の異なるバナナの写真を混ぜてクイズを作りました。バランゴンバナナにそれほど詳しくない低学年の子どもたちもいるので、全員が正解というわけではありませんでしたが、正解率は高かったです。続いて、読み聞かせ会。クイズの時はにぎやかな時間だったのですが、読み聞かせが始まると、皆さん、とても静かに真剣に聞いてくれました。読み終わった後、感想を聞いてみました。「バランゴンバナナがどうやって育っているのかわかりやすかった」「バランゴンバナナのいろいろなことを知れてよかった」「2人がおわかれするシーンが悲しかった」「バナナは普通しゃべったりしないけど、バナナの気持ちが言葉によく表現されていてわかりやすかった」など、たくさんお話ししてくれました。絵本の後は、産地の写真を紹介しながら、実際のバナナのらんとごんの世界のお話しをして、終わりました。読み聞かせ会の後、学童の職員の方が、「規格外バランゴンバナナの活用を考える【子どもバナナプロジェクト】に参加したいか」と子どもたちに呼びかけていました。そうすると、1年生や2年生からもやってみたいという手が上がっていて、今度の活動がますます楽しみになりました。規格外バランゴンバナナの活用に熱心に取り組んでくれている子どもたち。そんな子どもたちが作るメッセージカード付きの絵本を、皆様、ぜひ楽しみにしていてください。クラウドファンディングも残り20日ほどとなり、まだ多くの方からのご支援が必要です。周りの方へもこちらのプロジェクトのことをお話しいただけるとうれしいです。引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。 もっと見る
リアル「らんとごん」の世界を体験してきました
2024/09/04 18:05昨日(9月3日)に目標金額の半分に達成しました。皆様、本当にありがとうございます。あと、半分、引き続きの応援をお願いいたします。8月最終週に、フィリピン・ミンダナオ島のツアーに行ってきました。リアルな「らんとごん」の世界を体験してきましたので、ご報告させていただきます。何か所か訪問しましたが、メインで滞在したのが、下の地図にある「レイクセブ」です。標高が高いので涼しく、地名の通り、きれいな湖が広がる、自然豊かなところです。ダバオの空港から車で5時間ほどかかります。訪問先の「レイクセブ」絵本は「多様性」をキーワードにしていますが、現地は、思ったよりも「多様な」世界でした。圃場の大きさも、育てているバランゴンバナナの数も、そして、バランゴンバナナと一緒に育てている作物も様々。そう、生産者が育てているのは、バランゴンバナナだけではないんです。絵本にも圃場のシーンが出てきて、「ココナッツ、カカオ、コーヒー、ピーナッツ。いろんなさくもつといっしょだよ」とあるのですが、本当にその通り。例えば、ある圃場で、このような作物にあいました。さとうきび、コーヒー、サトイモ(のようなもの)、キャッサバ、ココナッツ。さとうきびは少しいただきましたが、自然な甘みでおいしかったです。生産者の中には養蜂をしている方もいて、バナナの香りがするハチミツになったらいいな、買いたいな、などと思ったりしました。横道にそれますが、私たちがいった8月はドリアン、マンゴスチン、ランブータン、グヤバノなどちょうどシーズンで、圃場でも、庭先でも、お店でもいたる所で見かけました。「ここは歩いたら危ないよ」と言われて、上を見たら、たくさんのドリアンが!実際に落ちてきてケガをする場合もあるとか・・・。こんなにたくさん南国のフルーツを食べたことがないと思うくらい、たくさんいただいたのですが、この点からも多様な作物というのを感じました。そして、動物もたくさん。絵本にもカラバオ(水牛)、うま、にわとりなどが出てきますが、実際もそうです。「生」にあふれている世界でした。朝早くから鳥たちの声で起こされ(?)ました。フィリピンは他民族の国家ですが、生産者の方の背景も様々。ティボリ族、マノボ・タサダイ族、オボ族などの方々に出会いました。それぞれ言葉も違います。「どうやって通じるんだろう」と疑問に思いますが、夫婦でも異なる言葉を使うというのもあるとか。今回同行してくださった立教大学の石井正子さんも通訳する際、「混乱する〜」とおっしゃっていました。私も初めは言葉をメモしていたのですが、だんだんわからなくなってきてしまい、途中で諦めました・・・。絵本でもこのような多様で、豊かな姿が伝えられるように、と思っています。今後、バランゴンバナナを食べる時に、少し印象が変わるように思います。このバナナはどこから来たんだろう、どんな方に育てられたんだろう、などと生産地や生産者により思いを寄せて、楽しめるように思います。 もっと見る
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