今回の劇の中にご飯の話も出てきます。
そこて、体験学習として「戦争中の食事」を食べてみることに!
「カテ飯」と「すいとん」
「カテ飯」は当時貴重だった白米。
少しでも多く見せようと野菜や海藻雑穀などを混ぜかさ増ししたもの。
「すいとん」は小麦粉などの粉ものを練ってだんご状にちぎったものを汁の中にいれたもの。
当時は、砂糖もなく、しょうゆやみそ、塩などの調味料も不足していたといいます。
引津地域は、海も近く、農家もあったので、他の地域よりはちゃんと食べていくことができていたとか。
梨や琵琶などの果物もあって、兵隊さんに分けていたという話もあります。
養鶏場もあったので、そこに寄宿していた兵員さんにあげたり、
いかの刺身を差し入れたり・・・
兵員さんの食事の少なさに見かねて
地元の人達も「若い人がこんだけで足るもんか!」と良くしていたようです。
子どもたちからは、おいしかったけど、これが毎日だと飽きてしまいそう。
確かに、飽食の時代に生きている私たち、その感想にも納得。
「崩食」「放食」の時代ともいわれる現代
戦後の食事を見ながら、今一度「食」についても考えさせられました!