ACUAH の特長の一つに
「自由に選択、差し替え可能なキャラクター(VRMフォーマット)」
というのがあります。
アプリケーションでは、"ACUAH"という名前の女性キャラクターが標準で利用できるようになっています。
しかし汎用のAIアシスタントならば、やはり「自分の好きなキャラクターモデル」をアシスタントにしたいと思いませんか?
この「自分の好きなキャラクターモデル」を実現するにあたっては、アプリケーション内に登録されているキャラクターから選択したり、アプリケーション内でカスタマイズするだけではなく、
・ユーザーが自身で用意(購入、製作)したデータに差し替えできる
・そのデータが他のアプリケーションでも利用できる
ことが理想です。
そこで、様々なアプリケーションで共通に使える 3Dキャラクターデータのフォーマットが必要になるのですが、これを実現するのが "VRM"というデータフォーマットです。
”VRM" は 一般社団法人VRMコンソーシアム 様が策定、普及を目指す、プラットフォーム非依存の3Dアバターファイルフォーマット になります。
※ 詳細は VRMコンソーシアム様のホームページをご覧ください。(弊社は VRMコンソーシアムの賛助会員です。)
Google等で「VRMモデル」を検索してみてください。
沢山のモデルデータが配布、販売されているのが分かると思います。
また、ピクシブ株式会社 様からは、この"VRM"モデルを簡単に製作可能な"VRoid Studio"というアプリケーションや、製作したモデルを共有可能な 3Dキャラクターのためのプラットフォーム "VRoid Hub" というサービスが提供されています。
(※ ACUAH は VRoidHub と連携していて、VRoidHub にアップロードされたモデルデータを読み込みできます。)
是非、ACUAHをご利用の際には、標準モデルデータではなく自分の好きなキャラクターに差し替えて使って頂きたいと思います。(モデルデータの利用規約は遵守してください。)
今回は、"VRM"という共通のデータフォーマットと、「自分な好きなキャラクターモデル」を利用する事についてお話させていただきましたが、
逆に、共通のファイルフォーマットであることで、"ACUAH"アプリケーション実装上の課題もあります。
次回は、この課題について少しお話できればと思います。