応援してくれているみなさん、心から、ありがとうございます。
先週末の日曜日に、mitt house innの壁塗りワークショップを開催しました。
みなさんにぜひ、仕上がりを見て頂きたく写真をシェアします。
シュタイナー思想に基づく建築に携わる石川恒夫教授による講義では、家は人間にとっての「第3の皮膚」という考え方と、現代における人間の「巣作り」の課題と、石川先生が提案してくれる解決策を教えてもらいました。
その解決策こそが、紙と木を原料としたクロス。そして、土をベースに自然界にあるもので調合された塗料。これらを実際に自分の手で扱ってみるというワークショップです。
壁といったら一面が均一な表情のビニールクロスが当たり前なので、自分で塗っていくとムラが気になってしょうがありません。最初はみんな、「これでいいの?」と困惑気味。でも先生が「こういうものなんです。色と対話すると思ってください。仕上がりは私がフォローするので大丈夫です」と言ってくれます。「色と対話するって?」と戸惑いつつも、自分なりにやってみてみると、こんな感じかな? という感どころを掴めてきます。すると、ムラがあって大丈夫かな? という心も落ち着いていき、ムラも「表情」と捉えられるようになってくるから不思議。
みんながそれぞれの「表情」で仕上げていった壁は、アート作品のような面白みのあるものになりました。今、自宅に帰ってビニールクロスの均一の壁を見ていると「つまらないな」と感じてきます。
この壁の良いところは、ニュアンスのある表情のおしゃれ感! 壁を背景に写真を撮ると盛れるし、映える。この壁にドライフラワーでも飾ったら、すごく合う。アーミッシュのキルトを早く、飾ってみたいです。観葉植物を置いたり、家具を足していくのが楽しみになりました。
今回はたった3時間ほどで3部屋+廊下の壁を塗り上げました。リビングは黄色、主寝室が赤、洋間が青という配色です。色は心に作用します。それぞれの部屋で、ワクワクしたり、落ち着いたりという印象が違いますね。青の部屋は瞑想するのにもってこいな感じ。黄色は明るくてみんなでわいわいと活動したくなる感じ。赤の部屋は自分の中の子ども心がくすぐられる感じ。みなさんもぜひ一度、遊びに来てください。それぞれの色がどんなふうに心に作用するのが楽しんで欲しいです。
改めて告知しますが、7/27-28(土曜・日曜)にオープニングイベントを開催します。どなたでも参加できますので、10:00-16:00のご都合の良いタイミングにぜひお越しください。