●プロジェクトの実行者について●
私たちは、NPO法人日本ザ・チャレンジドゴルフ協会と申します。大会会長は片腕のプロゴルファーで、大会実行委員のメンバーも、半数が片腕、片足、半身不随などの障害をもったメンバーで構成されています。「障がい者のスポーツって?!」と言われていた30年前に、日本で初めての障がい者ゴルフ大会を始め、29年間続けてまいりました。私たちのチームは、ゴルフを通じて障がいを持つ方々に新たな可能性と希望を提供することを使命としています。これまで多くの方々が私たちの活動を支援してくださり、そのおかげで数多くの感動的なストーリーが生まれ続けています。
●このプロジェクトで実現したいこと●
第30回の障がい者ゴルフ大会を通じて、この活動を広めるための活動資金を100万円集めたい。
●プロジェクト立ち上げの背景●
30年にわたり、続けてきた障がい者スポーツ大会。この大会を通じて、選手たちは自己成長や新たな友人との出会い、自信を得ることができました。人生に前向きになり、海外交流を始められた方、ゴルフを通じてご結婚をされた方、難病と闘いながら他の方のサポートを始められた方。たくさんのドラマが生まれ、そのドラマが、携わった方々すべてに、勇気と希望を灯し続けています。
しかし、これまでの活動を広く知っていただく機会が少なく、多くの方に勇気と希望を届けることができていませんでした。そこで、30周年という節目を迎えた今こそ、これまでの成果を多くの人々に知っていただき、さらなる支援を募ることを決意しました。
●これまでの活動と準備状況●
毎年11月3日に「厚生労働大臣杯 全国身体障がい者ゴルフ大会 ザ・チャレンジドゴルフトーナメント」を開催しております。これまでの活動を通じて、多くの選手やその家族、支援者の皆様からの感謝の言葉を頂いております。今回のプロジェクトに向けて、既に実行委員会で大会準備を始めております。
●リターンについて●
①チャレンジ前夜祭の参加券
②津カントリー倶楽部 全日ラウンドラウンド招待券
③チャレンジオリジナルポロシャツ(第30回大会公式ポロシャツ)
④チャレンジオリジナルTシャツ(第29回大会公式Tシャツ)
⑤チャレンジオリジナルキャップ(第30回大会公式キャップ)
⑥チャレンジオリジナルボールマーカー
⑦チャレンジオリジナルボール(1スリーブ)
⑧大西プロ18Hラウンドレッスン券(プレー代別)
⑨お気持ち券(お礼メール)
●スケジュール●
10月末日 クラウドファンディング終了
11月3日 第30回大会開催
2024年12月 リターン発送
●繋がるドラマ〜参加者のストーリー紹介〜●
■ストーリー① 小山田雅人(大会実行委員長 プロゴルファー)
1967年5月24日生まれ。栃木県那須町出身。日本プロゴルフ協会の試験に合格し、2014年、ティーチングプロB級の資格を獲得。世界や国内で行われた様々な障害者ゴルフ大会で優勝。
幼いころの事故で右手首を失った。努力と工夫でハンディを乗り越え、さらに命にかかわる脳腫瘍などの病気にも打ち勝っていった不屈の生き方は、障害を持つ人だけでなく、一般の人にも多くの教えを示している。
■ストーリー② 小野功次郎(大会委員長)
皆さん、こんにちは。私、右足大腿義足の小野と申します。
私は1999年に右足大腿部に腫瘍を発症し、その後2007年に骨に転移し大腿骨を切断いたしました。
「これで大好きなゴルフも出来なくなるんだな・・・」と失意のどん底にいた私に、当時主治医であった内田先生(前三重大学学長/医学博士)がハンディーを持った人が集まるゴルフ大会のことを教えてくれたのがこのチャレンジド大会でした。
「義足でもゴルフが出来るのか!!」と目の前がパーッと明るくなり、ワクワク心が弾みました。
そして、2008年の第14回大会に初参加したところ、皆さんは全員明るく、楽しく、前向きで果敢に挑戦する姿を目の当たりした時、魂が揺さぶられる程わが身を忘れて感動したのを覚えています。その時の感動が忘れられず、今では実行委員として携わることがライフワークとなっています。
私は、私と同じ様にハンディーを負い塞ぎこんでいる人が、このチャレンジド大会に参加し少しでも前向きな気持ちになり笑顔になって欲しい、そしてもっと多くの方々に知って頂きチャレンジャー達の勇姿をこれからも伝え続けたいという思いで活動しています。
皆様、どうぞご支援の程よろしくお願いします。
■ストーリー③ 小島しおり(津カントリー倶楽部社長)
大会会場の社長として、29年大会に関わってきました。2年前に主人が脳梗塞で倒れ、その後失語症という障害が残ってしまうことに。「この先、どうなるんだろう?」「ずっとこのままコミュニケーションがままならないままなのか?」と疑問や不安が大きい中、Youtubeなどの動画で紹介される同じ障害を負った方々の様子に勇気づけられた。「こんなに状況から、ここまで回復した人もいるんだ」それを知ることが、家族の勇気にもなることを実感した。そして、チャレンジに参加されている選手の方々の元気な姿、乗り越えてきたリアルなストーリーをたくさんの方に知っていただくことが、この大会の新しい使命ではないか・・・と思い、そのためにできること、大会の広報活動に力を入れていきたいという思いになりました。
■ストーリー④ 本間正和さん(大会実行委員)
私は2011年12月9日に急性脳出血で倒れ、5ケ月間にも及ぶ入院治療、リハビリ訓練を経験しました。不安で壊れかけてた私。医師のみなさまには優しく時には厳しく治療してくださいましたが、残念ながら左片麻痺の後遺症は残ったままでした。
発症から10年後、ゴルフ好きの医療関係者の友人から”リハビリと思ってゴルフに挑戦するのはどう?”と勧められました。「左手足が自由に動かない私がゴルフ?」「18ホールも回れないよ!」と思っていましたが、彼は「具体的目標を持ち活動意欲が増せば、必ずもっと歩ける!必ず元気になれる!」と私のような障害の条件でもプレーが可能なゴルフ場を調べてくれ、津カントリー倶楽部に出会いました。
実際に訪れてみると、支配人が「今からコースを案内しますよ」と誰もいない夕暮れ時コースをカートで案内してくれました。その時に見たコースが美しかったこと!私の人生最後の挑戦と学びが始まるんだと、これからの大変さも忘れてワクワクし、帰りにはゴルフクラブを買いそろえていました。
『自分が乗り越えられない困難は自分には起きない』
チャレンジドゴルフ大会では、障がいを持つ人達がこんなに頑張っていることを知ることができたことも、励みになりました。沢山の障がい者ゴルフファーの皆さんから、チャレンジする勇気をたくさんもらいました。超感謝です!私にとって、この大会は、障がい者であっても引きこもらず、常に前に出ることを教えてくれた大会!当たり前が当たり前で無くなった障がい者こそ、必要な精神!それが【チャレンジ】ではないでしょうか?私はこの大会に出て、沢山の障がい者の皆さんから、笑顔や優しさ、元気や勇気を貰い、豊かな人生を送るための階段に乗せて頂きました。振り返ってみると、私にとって「不自由は最高の先生」でした!
また、挑戦者達の運動機能が落ちない様に、倶楽部内には様々な工夫をしてくださっています。ジムやストレッチまたヨガ等の訓練が出来る設備が新設されたり、健康を促進できるベアフットゴルフやノルデイックウオ−キング。障がい者も健常者も、もっともっと健康で元気にゴルフが出来る環境を整えてくれてるチャレンジドゴルフ大会と会場に感謝します。
■ストーリー⑤ 石原隆浩さん(大会参加者)
私は1969年7月30日生まれ、滋賀県大津市在住です。
15歳の時に骨腫瘍を患い、右股関節が人工骨となりました。ゴルフは知人の誘いもあり、22歳から始めましたが、30歳で感染症の悪化で右足を切断することになしました。
切断後、義足を付けてのゴルフに挑戦しましたが、雨天という悪条件も重なり、自信を失ってしまいました。しかし、そんな時に偶然見かけた障がい者ゴルフ大会のポスターが私の人生を変えるきっかけとなりました。
その大会に参加することを決め、片足でゴルフに再び挑戦しました。大会でのプレーを通じて、他の障がいを持つ方々と出会い、交流する機会も得ることができました。
『チャレンジド』という大会に出会い、様々な障がいを持ちながらも、自分に与えられたものを活かす方法に挑戦している姿に感動し、勇気をもらいました。
現在は、私だけでなく、大切な仲間と共にこの素晴らしい大会に参加し、毎年楽しんでいます。私たちはこの大会を通じて、障がいをを持つ人々に対しても希望と勇気を与える存在になりたいと思っています。
これからも、毎年の大会に参加し、自分の限界に挑戦し続けたいと思っています。障がいがあっても、夢を追いかけ、努力を惜しまずない前に進むことの大切さを伝えていきたいです。
●最後に●
大会を通じて、さらに多くの方々に勇気と希望を届けることができるよう、皆様のご支援を心よりお願い申し上げます。どうぞよろしくお願いいたします。
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