自己紹介
初めまして。ギャラリー霧晴(きりはれ)です。
千葉県市川市でアクセサリー制作や、検品やクリーニング、データ入力等を行う就労継続支援B型事業所です。
ギャラリー霧晴は、心の中のモヤモヤが消え、頭の中の霧が晴れ、視野が広がり未来のイメージができる場所となれる様に活動しています。
作業だけでなく、引きこもりがちな方の憩いの場がワンストップで対応できる様に作られています。
心理カウンセラー、公認心理師、精神保健福祉士でもある管理者との対話を通じて、自信や自尊心を取り戻すお手伝いをしています。
このプロジェクトで実現したいこと
一般的に就労継続支援B型事業所は、「ワークスペース」のことです。
利用される方は、障害や病気のある方で、今現在は一般就労が難しいといった状況にある方が中心です。
利用者の日々の活動やそれぞれの個性について社会には表現しづらく、多くの方達と繋がりたい気持ちを抱いていても、そこには大きな障害が存在しています。それは精神的障害や社会的障害と言われている物です。
そこで今回、就労継続支援B型事業所ギャラリー霧晴を通して、利用者さんの個性や特技を広く社会に発信し、
『障害を越えて、社会と繋がる』
そんな就労継続支援B型事業所モデルを創りたいと思いました。
プロジェクト立ち上げの背景
事業所に「絵を描くことが大好きな利用者」さんがいます。
今回のプロジェクトテーマは
利用者である『うさぎのA子さん』にスポットを当ててご紹介します!
まずはギャラリーをご覧下さい↓(^^)
うさぎのA子さんの「ギャラリー霧晴」
「夢見心地」
解説:ゆめかわしい作品を描いてみたく思い、チャレンジしました。好きな色づかいを詰め込みました。
「夏の日の幸うさぎ」
解説:暑くても夏が好きな人はきっと小さな幸せに気付きやすい人なんだろうと思います。
「四つ葉のクローバー」
解説:小さな幸せを運ぶくまさんの作品です。みなさんの願いが叶いますように。。。
「氷上のぺんぎん」
解説:氷の色づかいを楽しく描いたのが伝わるよう願いを込めて色ぬりしました。
「虹色のあざらし」
解説:大好きなあざらしを描いてみました。いい事が起こるように虹カラーにしました。
「青い夜の夢に」
解説:青が溶けて夜になり、そんな中で眠る猫の夢がどんな夢なのか知りたくて描きました。
すみませんが、売れてしまいました(在庫ゼロです)
「ちょびっと愛して」
解説:ちょびっと愛し愛されたい気持ちをリンゴであらわしました。
「コンとおたぬ」
解説:七変化しあいながら2匹で楽しく遊んでいるイメージで描きました。
「かえるさんは待っている」
解説:かえるさんはこれから起こる楽しい事もそれを共に楽しんでくれる人達のことも待っています。
「いろは稲荷」
解説:ゆるいタッチで描いたキツネにより、身近でしたしみやすい印象になりました。
「Hello How are you?」
解説:タイトルの「How are you?」にお花を添えたいと思い描いた作品です。
「たまゆらの時」
解説:お花が綺麗でいられるのが一瞬の時の様に、輝き続けられなくとも、その瞬間、瞬間を大切に生きたいなと思いました。
「時と色のうつろい」
解説:雨があがるまでのじかんの時間の経過もあじさいが色づくまでの時間も人の力ではどうにもならない憂いを感じつつ、前向きに描きました。
「淡い 淡い」
解説:
画像ではまっ白く見えますが、オリジナルでは薄ーく色がついています。パステルチョークを茶こしで削り、粉にしたものをコットンにのせ色づけしました。
「ぽわぽわーるど」
解説:体調がかなり悪かった時に大好きな歌を聴きながら描いた絵から一部を切り取って新しく描いた作品です。
「蠢動」
解説:大好きな曲を聴いて描きましたが、虫がうごめいてもがくように、自分の力が足りないのをあらわしつつ、今描ける精一杯を出した作品です。他の作品は全てハガキサイズのイラストですがこの作品だけはA4サイズの大きさで描かれているので、白黒ですが伝わる物が大きいです。
作者「うさぎのA子さん」インタビュー
Q:今後、どんなふうに「人」や「社会」と関わりたいと思いますか?
A:症状が強く出ていたときに、家族も敵だと感じてしまい、寄り添ってくれても孤立してしまうと言う経験があるため、もう同じような孤独感を味わいたくないし、人を傷つけてしまうことのないようにしていきたいです。社会との関わりは一歩踏み込んだ勇気が必要だと思うので、自分の出来る事を考えながら今までの恩返しが出来ればと思います。
Q:今後、どんな「自分」でありたいと思いますか?
A:支えて下さった方から「気付き」を得るたび、私も人に「気付き」を伝えられる様になりたいと思いました。小さな気付きが生きていく上での大きなヒントになるので、私の行動や発言、表現したものすべてが、誰かの心を楽にするものとなれたら幸いです。
Q:クラウドファンディングの場において、どんな「自分」を伝えたいですか?
A:夢を持つことすら諦めていた「自分」から、クラウドファウンディングを通して「夢を持ち進んでもいいんだ」と気付きを貰いました。同じように夢を持っている方や、夢を諦めてしまった方に、この世に私という人間がいて絵を描いている事を知って貰えるだけでも、過去の自分を救ってくださったかのように思います。今つらいと感じている方に少しでも「ほんの1グラムでも勇気を分け与えられたら」嬉しいです。
Q:「風景・物・キャラクター・人物・顔」等の寄付者さんからの「依頼に沿った絵」をご負担なく描くことは可能ですか?
A:絵を学んだ経験がないため、お時間を頂戴し描かせていただく事になるかと思います。人物画、風景画などは苦手ですがご依頼くださいましたらどの作品も精一杯描かせていただきます。
Q:クラウドファンディング企画においての心配事はありますか?
A:ご依頼があった際、もしご希望とあわない作品となってしまった場合、どのように対応させていただくことになるのかと心配しております。
パンダ所長からうさぎのA子さんへのメッセージ
全ての作品を拝見して、状態が良い時には良い時にしか描けない作品が、よろしくない時にはその時にしか描けない作品が生まれるのだなという感想を持ちました。どちらの作品も「うさぎのA子さん」の作品であり、「うさぎのA子さん」の心の中を表しています。在宅中心なので、スタッフや利用者とも話す時間はとても少ないのですが、作品を通してコミュニケートしている感じです。私を含むスタッフや利用者の顔を笑顔にしたり、幸せな気持ちにさせる事ができる作品だと思っております。身内の「私達だけの幸せの」共有だけに終始させず、一般の方にも「幸せを分けてあげようか」という提案を私からA子さんにしたのがこちらの企画の発端になりました。
前向きに作風をイメージし、それを原画に起こして、色を載せていく作業をコツコツとやり続けてくれた「うさぎのA子さん」には感謝の気持ちでいっぱいです。この場を借りてお礼と感謝を申し上げたいと思っています。
今後も今まで通り、マイペースに可愛い作品を作成していきましょう!!!
リターンについて
「ギャラリー霧晴の作品」
「ご希望のオリジナル作品」
「アロマオレンジ(ドイツ&オーストリア)」
「ギャラリー霧晴展覧会参加チケット」
等ご用意しております。
リターン発送時期とお願い
オリジナル作品について、完成には
「うさぎのA子さんのペースで、思いのままに」
取り組ませてもらいたいと思います。
ご希望に添わない場合にも作品の修正や、期日の指定はお断りしております。
その代わり、誠意と熱意を持って取り組ませてもらいます。
何卒、ご理解の程を宜しくお願い申し上げます。
支援金の使用用途
額縁や設置棚の購入
ピクチャーレール設置工事代
うさぎのA子さん達の画材の購入
最後に
パンダ所長こと、ギャラリー霧晴管理者の木船宏子です。
最後まで閲覧いただき有り難うございます。
うさぎのA子さんは在宅を中心に活動している作家さんであり、うちのご利用者さんです。こちらの事業所を利用し始めた時は緊張が強く、1日来所するとその後2日は寝込むという状況でしたが、半年が経過し生活リズムもだいぶ整い、表情も柔らかくなり、緊張も緩んできた様子が伺えます。
スタッフも毎度作品を拝見し、びっくりしたり、癒されたりしております。。。
他にもサージカルステンレス(アレルギーフリー)を用いたピアスやネックレスを作成している方もいらっしゃいますし、ダイヤモンドアートを用いたコースターなどを作成している方もいらっしゃいます。ご興味ある方はサイトもご覧下さい。
こころが健康になる、もしくは幸せな気持ちになって頂けるような、製作活動を続けて行きたいと思っております。
今後とも私達の「ギャラリー霧晴」を見守っていただければ幸いです。どうぞ、よろしくお願いします。
https://www.kirihareweb.com/
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