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70年以上続く伝統行事 丹波大文字を後世に繋ぎたい

毎年8月16日に開催される伝統行事丹波大文字を送り火に使用する薪や用具を現場に運ぶためのモノレールの修繕費用に充てたい

現在の支援総額

550,000

110%

目標金額は500,000円

支援者数

45

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2024/07/20に募集を開始し、 45人の支援により 550,000円の資金を集め、 2024/08/20に募集を終了しました

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70年以上続く伝統行事 丹波大文字を後世に繋ぎたい

現在の支援総額

550,000

110%達成

終了

目標金額500,000

支援者数45

このプロジェクトは、2024/07/20に募集を開始し、 45人の支援により 550,000円の資金を集め、 2024/08/20に募集を終了しました

毎年8月16日に開催される伝統行事丹波大文字を送り火に使用する薪や用具を現場に運ぶためのモノレールの修繕費用に充てたい

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丹波大文字保存会は、京都五山送り火と同じ趣旨として昭和26年(1951年)より、大文字点火を続けています。コロナ流行で中止・縮小を余儀なくされましたが、今年で73回目を迎える福知山の伝統行事の一つです。


収益は、老朽化が激しいモノレールの修理費用に充てたいと考えています。
約30年前に設置したモノレールは、老朽化が激しくなり坂道途中で止まることが多く、レール・ベルトの交換やモノレール本体の修理にかかる費用は、なんと1400万円以上。
このモノレール無しでは、頂上まで薪や資材の運搬が出来ず、70年以上の歴史がある伝統の送り火が実施出来ない状況になり、大変憂慮しております。
このクラウドファンディングにより修理費用が集まり、伝統行事が続きますよう、ご協力を宜しくお願い申し上げます。

※火床に使う薪や機材をモノレールの載せている様子。約30年前に設置されたこのモノレールは、運搬中度々故障するのでその都度降り、修理しながら運搬します。


京都市内から車で90分、福知山という街に大文字があるのをご存じですか?
丹波大文字送り火は、京都・福知山の姫髪山(ひめがみやま)で70年以上続く伝統行事です。
丹波大文字の送り火は京都の五山の送り火にならって毎年8月16日に点火されます。
1951年近隣の住民らがお盆に先祖の霊を送る行事としてはじまりました。

受け続けられた現在も故人への追悼、平和への祈り、安らかな毎日へ願いを込めて火を灯しています。


 「大」の文字は54ヶ所の点火場所があり、当日は保存会や地元住民約40人、消防団を含めて約70人が姫髪山に登ります。今年も大文字を無事に成功させるため、火床の修理、登山道の整備、木材を運ぶモノレールの修理等当日に向けた準備をしている最中ですが、沢山の問題を抱えています。


◎丹波保存会の高齢化

メンバーの高齢化が進み、平均年齢は70歳
点火当日までに資材の運搬だけでなく、登山道の整備やモノレール周辺の草刈、火床の足場の補強など何度も何度も山へ登ります。特に夏場は暑く、急な斜面での作業が過酷で、高齢化が進む丹波保存会のメンバーだけでは維持が難しくなっています。


モノレールの老朽化

約30年前に設置されたモノレールが劣化し、エンジンの部分が馬力が低下、全ての薪を上げるまで以前の2倍以上時間がかかります。運搬中に何度も故障してしまう為、その都度降りては修理し、何とか頂上まで運んでいます。
今年はレールが曲がっていることがわかり、急遽修繕が必要になりました。
新たにモノレールを設置するとなると1400万円以上必要なため、山頂近くまで車両が登れる道を新たに作ることも検討しています。がしかし、課題が山積みで実現するにはまだまだ先になりそうです。


◎獣害による被害

昔の丹波大文字は草が生い茂り、春になると麓の奥野部と新庄から鎌を使って急斜面の草刈をしていたと聞いています。現在は鹿が草を食べてしまうため、周りに柵をして保全に努めています。
急増した野生のシカは大文字周辺の草を食べてしまい山肌が見え、土砂による文字崩れの原因になっています。そうなると少しの雨でも斜面がぬかるみ登り降りが大変危険です。獣害対策の柵を設置しましたが、シカが飛び越えて侵入する為、効果が少ないのが現状です。


◎協力金の減少

毎年福知山の各自治会ごとに封書を配り、市民の皆様に協力金を募っていますが、伝統行事に関心の薄い若い世代が増え、集まらなくなっています。近年では無病息災や願い事を一緒に書いていただけるように呼びかけていますが、まだまだ認知度が低いのが実情です。

このような状況の中、私たち丹波大文字保存会は70年間続いた伝統行事がこのままでは廃れてしまうとの危惧から、昨年度から森の京都DMOの文化観光サポーターと一緒にクラウドファンディングに挑戦しています。クラウドファンディングに取り組むことで改めて仲間との意識が深まり、昨年は地元メディアに出たことで市内でも現状認知が深まりました。
これがきっかけで、テレビの放送にも繋がりました。こちらも是非ご覧ください。


NHK 福知山 伝統の「丹波大文字送り火」の復活に奮闘

https://www3.nhk.or.jp/lnews/kyoto/20230831/2010018317.html


※森の京都DMOとは森の京都|京都の「森」総合案内サイト (morinokyoto.jp)


※文化観光サポーターとは森の京都文化観光サポーター|森の京都|京都の「森」総合案内サイト (morinokyoto.jp)

森の京都は、祭り・行事等の地域文化の調査や魅力を掘り起こし、観光やまちづくりの活用へ向け、発信などを行っています。



今年も5月から点火に向け着々と準備を進めています。
大文字には、火床まで物資を運ぶモノレールが欠かせません。
しかしながら、火床まで薪や物資を運ぶモノレールが老朽化で馬力が無く、度々止まるので思うように作業が進みません。運搬中に止まることは日常茶飯事で、修繕を重ね今まで何とかやってきましたが、限界がきています。

 ※モノレールで薪を頂上まで運び、火床を組む作業の様子。モノレール無しでは、大文字を無事に遂行することは出来ません。

※火床から福知山が一望できます。この日まで着々と準備を進め、点火時間まで山頂で待機します。段々と日が落ち、福知山の夜景に変わる時間。年に一度の贅沢な時間です。



私達の取り組みをリターン無しで純粋に応援をしたいとご協力してくださる方に向け、一口5000円の純粋応援コースをご用意しました。おひとり様何口でもお申し込みいただけます。

保存会の皆が心を込めて作った新米コシヒカリは昨年大変好評でした。支援金額別に㎏を変え今年もお礼としてご用意しました。丹波大文字の消し炭とセットにしてお送りいたします。


5000円 純粋応援コース
お礼の手紙をお送りいたします。

◎10000円
リターンには、保存会の皆様が丹精込めて育てられた新米コシヒカリ3kgと、丹波大文字の消し炭を。
消し炭は、家庭の魔除け・厄除けとして昔から親しまれており、半紙などに包んでお守りとしたり飾っていただけます。

◎30000円
リターンには、保存会の皆様が丹精込めて育てられた新米コシヒカリ5Kgと、丹波大文字の消し炭を。
消し炭は、家庭の魔除け・厄除けとして昔から親しまれており、半紙などに包んでお守りとしたり飾っていただけます。

◎50000円
リターンには、保存会の皆様が丹精込めて育てられた新米コシヒカリ10Kgと、丹波大文字の消し炭を。
消し炭は、家庭の魔除け・厄除けとして昔から親しまれており、半紙などに包んでお守りとしたり飾っていただけます。

昨年度のクラウドファンディングで集まった支援金は、モノレールの修理代と返礼品発送費として大切に使用させていただきました。
今年度も同様に、現在修理中のモノレールと返礼品発送の代金として充当する予定です。


○今年度の予定○

7月20日 クラウドファンディング スタート

8月16日 丹波大文字本番

8月20日 クラウドファンディング 終了
終了次第純粋応援コースの方にお手紙を発送
~10月中旬 新米が採れ次第梱包し、消し炭と一緒に順次発送


丹波大文字は長く仏教行事として京都府福知山市の地域の保存会や関連団体様の協力の元続けられてきました。
この大切な行事を伝統文化として福知山市外の皆様にも知っていただきたい、70年続いた灯を絶やすことなく後世に繋げたいという思いです。
昨年度はテレビにもこの活動が取り上げられ、多くの方に現状を知っていただけました。激励の言葉を沢山頂けたこと、大変励みになります。本当にありがとうございます。
このクラウドファンディングをきっかけに、更に沢山の方にこの現状をご理解頂けたら幸いです。
後世に残すためにも、是非皆様のお力・お知恵をお貸しください。

支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 設備費

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

最新の活動報告

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  • 森の京都文化観光サポーター、近藤と公庄です。天候が心配でしたが、今年も無事に丹波大文字が終了しました。そして、昨夜クラウドファンディングの目標金額も達成しました。ご支援くださった皆様、本当にありがとうございます!昨年同様近藤と公庄は、このクラウドファンディングを通して、70年以上続くこの丹波大文字が抱える現状を少しでも知っていただきたくサポートさせていただきました。今回は点火もさせていただきました。皆様から頂いたメッセージを一つ一つ拝見していましたので、今回の点火は特別なものでした。昨夜の保存会の活躍は、本日両丹新聞に掲載される予定です。是非ご覧ください。来年も、再来年も、ずっとこの福知山の伝統が継承されますよう、これからも皆様の支援・応援が必要です。宜しくお願いいたします。写真中央は保存会会長の和久さん、右は副会長の芦田さん。保存会の皆様、地元消防団の皆様、有志の皆様、今年も本当にお疲れ様でした! もっと見る

  • いよいよ明日!

    2024/08/15 10:11

    いよいよ明日になりました。5月からこの日の為に、着々と準備を進めて参りました。当日山頂には、保存会や地元消防団を含め約70名とキンドラーとして、65歳の女性が初めて参加されます。皆様の想いが届きますように、そして、今年も皆が無事に終えることが出来ますように。なお、こちらのクラウドファンディングは、20日23:59まで受付ています。ご親戚やご友人にもお伝え頂けると幸いです。 もっと見る

  • 8月10日の地元紙両丹新聞に、大文字保存会の和久会長からのコメントが掲載されました。昨年から森の京都文化観光サポーターと一緒に始めた新しい取り組み、クラウドファンディング。地元福知山でも沢山の方に丹波大文字が抱える現状を知ってもらえるきっかけになりました。沢山の応援の声やサポート、励みになります。この伝統がこの先も永く続きますよう、皆様の御支持をお願い致します。 もっと見る

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