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「東京ストリートカウント」1000人がホームレス問題を考えるきっかけを作りたい!

東京にはどれだけの人がホームレス状態にあるのか?はじめて明らかにした取組みが「東京ストリートカウント」です。見えにくい問題だからこそ、皆で「見ようとすること」自体が解決への重要なアクションだと思います。深夜に自分の足で歩き、普段と違う街をみて、東京がどんな都市になればいいか、一緒に考えましょう。

現在の支援総額

743,000

74%

目標金額は1,000,000円

支援者数

98

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2018/07/02に募集を開始し、 98人の支援により 743,000円の資金を集め、 2018/08/05に募集を終了しました

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「東京ストリートカウント」1000人がホームレス問題を考えるきっかけを作りたい!

現在の支援総額

743,000

74%達成

終了

目標金額1,000,000

支援者数98

このプロジェクトは、2018/07/02に募集を開始し、 98人の支援により 743,000円の資金を集め、 2018/08/05に募集を終了しました

東京にはどれだけの人がホームレス状態にあるのか?はじめて明らかにした取組みが「東京ストリートカウント」です。見えにくい問題だからこそ、皆で「見ようとすること」自体が解決への重要なアクションだと思います。深夜に自分の足で歩き、普段と違う街をみて、東京がどんな都市になればいいか、一緒に考えましょう。

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▼はじめに 

みなさん、こんにちは。

東京ストリートカウントを運営している団体「ARCH」のメンバーの片田梨奈です。

「ARCH」の名前を初めて聞いた方、名前は知っているけど、どんな活動をやっているか知らないよ、という方にむけて。  ARCHとは、東京工業大学の学生・教員をはじめとし、法律家や民間企業などのプロボノボランティア、現場ワーカーがメンバーとして活動している市民団体です。2020年の東京オリンピック・パラリンピックにむけて、ホームレス問題についての研究と、政策提言をおこなうことを目的としています。

そんな私たちが行っている「東京ストリートカウント」とは、いったいどのような調査なのか。

 

 

 

ストリートカウントを行う理由は2つあります。

1つは、東京都が行う昼間の調査ではとらえきれていない、深夜、ホームレス状態にある人たちの正確な人数を把握するため。

もう1つは、みなさんと一緒に深夜のまちを歩き、気づき、東京がどんな都市になればいいのかを一緒に考えていくため。

 

 

これまでARCHは海外調査を通して、シドニーやロンドンといった過去のオリンピック開催都市が、開催をチャンスと捉えて、ホームレス問題に本気で取り組んだことを学んできました。

2020年 東京オリンピック・パラリンピックまで、あと2年。

東京がどうホームレス問題に取り組むか、世界中が注目しています。

2020年に向けて今夏、これまでにない規模として市民1000人によるストリートカウントにチャレンジしようとしています。

ご協力、どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

   参加エントリー受付中 ▶︎▶︎ https://streetcount.wixsite.com/arch-tsc
 

 

▼そもそも、ホームレス問題とは?ー見ようとしなければ、見えない問題。

ホームレスの人数を把握する調査自体は東京都も行っていて、それにもとづいてホームレス支援施策が立てられています。しかし都の調査は昼間に行われているため、たとえば昼に働いて夜のみ道路や駅、公園などで寝泊まりしている人の人数は反映されていません。

都の調査ではわからない、昼間と深夜の大きく異なる実態—これを明らかにするために、ARCHは2016年1月に東京ストリートカウントをはじめて実施しました。これまでボランティア参加者計506名、13晩5期にわたり行ってきた結果、昼間に比べて約2.6倍の人が深夜に野宿状態にあるということが明らかになりました。

東京都全体ではホームレス状態にある人は2500人以上、年間ではその10倍以上の人がホームレス状態を経験していると推計されます。これだけの人数が、既存の調査や政策には反映されていなかったということになります。

 

 

 また、そもそも「ホームレス」とはつながりや居場所を失った「状態」であり、不安定居住やネットカフェ難民、貧困ビジネス、風俗産業など様々な社会問題とも連続する流動的な存在です。その実態を捉えることは非常に難しく、「見ようとしなければ見えない問題」だと言えます。

(​写真:間庭裕基)

見えにくい問題であるからこそ、多くの市民が問題だと知り、取り組みに参加する必要があるのです。細分化され分野別では対応しきれないホームレス問題こそ、市民や地域コミュニティのちからが必要だと考えています。

 

▼東京ストリートカウントで実現したいことー1000人である理由

市民が実際に街を歩いて、ホームレス状態にある人の人数をカウントし、参加した人たちで考えを共有する。

単純に見える調査ですが、私たちはこのアクションによって、東京が変わるのだと考えています。

 

では一体、市民1000人のストリートカウントによって、東京はどう変わるのか?

 

まず、1000人もの市民がストリートカウントに参加したという事実が、ホームレス問題への注目を集める社会的インパクトになります。東京が都市としてホームレス問題に本気で取り組むべきであることを、多くの人に考えてもらう機会となるでしょう。

 

​また同時に、参加してくださった1000人の周りで、ちょっとした変化が積み重なっていきます。

まちに住むみなさんが、ストリートカウントに参加する。そうすることで、見えにくかったホームレス問題についての考えが頭の片隅に残り、少しずつ日常の考えや行動が変化する。

ちょっとした変化が1000人に起こり、またそのまわりの人も変化し、広がっていくことが、東京が変わるということなのではないでしょうか。

 

また、これはホームレス問題においての変化だけにとどまらないと思います。

都市の人たちが、多様な領域にまたがるホームレス問題を考え行動するということは、コミュニティのつながりを強くし、すべての人を受けとめる、やさしい都市への変化につながっていく。そう私は考えています。

 

私たちARCHを含む東京に関わる様々な人たちの、ちょっとした変化を積み重ねていきたい。

そのために、一緒に歩いて、一緒に考えていきたいです。

(2018年1月、NYのストリートカウントにARCHメンバーが参加。2500人で夜のまちを歩いてきた。)

 

▼資金の使い道

本プロジェクトを通じてご支援いただいた資金は、今夏のストリートカウントの運営費として使わせていただきます。運営費のおおまかな内訳は以下のとおりです。

1)会場費:約45万円 

2)印刷費:約15万円

3)参加者の調査時交通費:約15万円

 (調査エリアによってタクシーを利用するため) 

4)他諸経費:約25万円

 (クラウドファンディング手数料・袋などの調査セット購入費・ノベルティ制作費・ボランティア保険費など)

 また、運営費以上にご支援金を頂いた場合、ストリートカウント後に実施予定である、クローズド報告会の準備費などにあてさせていただきます。

 ※資金の使い道に関するご報告は、ARCHの公式facebook、またはHPにて、順次行う予定です。

▼ご支援方法
1)クラウドファンディング

クラウドファンディングによるご支援の中には、下の2種類のプランをご用意しています。

①ご支援金 プラン

②ご支援金+当日参加 プラン 

※②を選択される場合、備考欄に参加に必要な情報をご記入いただきますと、別途参加登録をしなくとも登録完了となります。お忘れのないようご記入ください。

【ご案内】クラウドファンディングは、クレジットカードのほかコンビニ払い等で受け付けております。

 2)参加によるご支援

 参加のみをご希望される方は、本ページ上部のURL、またはこちらからご登録ください。

▼応援メッセージ

【一般社団法人 つくろい東京ファンド 代表理事 稲葉剛さん】

 

【With One Voice  Matt Peacockさん】

 

【東京工業大学 リベラルアーツ 弓山達也先生】

最新の活動報告

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  • お久しぶりです、ARCHの片田です。 朝晩はすっかり肌寒くなりましたが、 みなさま体調など崩されていませんか。 本日は、 ご支援いただいたみなさま宛ての送信メールと重複する内容になりますが、お届け予定のリターンについて、 お詫びとお知らせがあります。   「2018年東京ストリートカウント」のリターンを、 ご支援いただいたみなさまに10月中にお届けする予定だったのですが、報告書作成の作業が長引いてしまい、11月のお届けとなる見込みです。 本当に、申し訳ありません。 現在、報告書の最後の分析や校正作業などを行なっていますので、 もうしばらくお待ちいただければと思います。 リターンや、その他ARCHの活動に関してのご質問がございましたら、ARCH事務局(arch.cd.office@gmail.com)までお問い合わせください。   リターンの発送の準備が整い次第、 またみなさまにご連絡いたしますので、 どうぞよろしくお願いします。   もっと見る

  • お久しぶりです、ARCHの片田です。 もうすぐ8月も終わりとなりますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?   以前この活動報告で、私がストカン直前期に考えていたことをお話ししました。その時、ストカン後に思ったことをまたお話しできたら、と記したと思います。 (詳しくは⇒【ARCHメンバーが目指す未来】第二弾:片田梨奈)   少し間が空いた今、ストカンとクラウドファンディングの過程で起きたこと・感じたことを、忘れないうちに書き残しておきたいと思いました。 その時の私の心情を交えつつのため、口調が砕けていますがご容赦ください!   **************** 2017年11月下旬:2018年夏ストカンを1000人規模で行うという提案がでる。 2018年5月上旬:1000人でストカンを実施する意味を運営メンバーで改めて考える。 5月中旬:1000人の認識の変化を積み重ねることが、2018年夏ストカンの目的のひとつに。 6月上旬:クラウドファンディング(クラファン)実施を決定。実施準備もあるのに本当に出来るのか…?不安もあったが、①1000人の認識の変化が目的のため、一人でも多くの人に知ってもらいたい、②規模を考えると資金がかなり厳しい、③リアルタイムでストカンが進んでいく様子を発信・記録できる、などの理由より実施を決意! 6月中旬~下旬:クラファンは、始めるまでが大変なんだな…。ページ作成やリターン検討の日々。 7月2日:クラファン開始!はじめてから24時間以内に応援してくれた人が19人もいて嬉しい! 7月上旬:活動報告やSNSの重要性に気づき、何かしらを発信する毎日。発信するとき、クラファン支援のお願いと同時に、参加募集も告知したいのでバランスが悩ましい。/参加登録者数の停滞、大丈夫かな…? 7月中旬:クラファンが停滞気味。どうすればまず記事をみてくれるのか?/運営管理チーム、連日新規エリアの下見調査に出かけている。皆の体調は心配だけど、確実に地域の団体や人とのつながりを作ってきているな。/いくつかの新聞にストカンについての記事が掲載!それに伴い、アクセス数がぐんとあがる。新聞の威力はやっぱりすごい。 7月下旬:ARCH共同代表が話していた『ストカン曲線』、本当にあった!(ストカン曲線とは、直前2週間で起きる参加登録者数の異様な伸びのことを指すらしい。)ただ、何人集まるか直前まで本当に読めない…。参加人数に合わせた調査エリアの増減の仕方など、作業の合間に運営チームで話し続ける。/調査地図が129種類必要!皆で分担して地道に作業していくしかない。/ストカンと並走するように、クラファンもエネルギーが大きくなってくる。エネルギーが大きくなる嬉しさと同時に、運営がうまくいくかというプレッシャーを感じる。支援してくれた人がいるのに失敗はできないぞ…。 8月1日:OBの方達がストカンのお手伝いとして、深夜調査で使う懐中電灯に乾電池を入れ続けてくれた。ありがとうございます!! 8月2日:ストカン前日!調査グッズの袋詰め大会が開催される。なかなか終わらない…。/隣の部屋では名簿管理担当が、直前まで参加登録が増え続けたため苦しんでいるようだ。 8月3日昼:調査一回目、昼の部。多摩川河川敷を調査予定だったが、35度以上の猛暑日!元々熱中症対策については考えていたものの、これは実行不可能なレベルでは…?運営チームで話し合った結果、調査は中止し、室内プログラムのみ実施という苦渋の決断をする。 8月3日深夜:調査二回目、深夜の部。東京周辺市・区部が調査対象。静かに百人単位の人が東京各地を歩く。調査中、全体規模はわかりにくい。私も班員として歩いてみて、調査自体は少人数の静かな動きであることを改めて実感した。/どの場所でどれくらいの人が動いていたのか、少しでも伝えられるよう調査終了後に集合写真+地図を活動報告にupする。(他の調査時にも集合写真+地図はup) 8月4日深夜:調査三回目、深夜の部。東京中心区が調査対象。一日の調査規模でみると、この回が過去最高の約220人!大きなトラブルが起きずに全エリアで調査終了出来たことがわかった時、本当に安心した。 8月5日昼:最終回、昼の部!荒川河川敷を調査予定だったが、またしても熱中症の危険性が高いため調査自体は断念。室内プログラムと、15~30分程度のチュートリアルを実施。昼は中高生が多く、室内プログラムでその年代の人達と話せて新鮮だった。 8月5日夜:クラファン〆切の最後まで、発信し続ける!最後まで粘った結果、支援総額:74万3000円、支援者数:98人に!目標金額の100万円には届きませんでしたが、金額そのものよりも、98人という多くの方から応援して頂けたということが本当に有難いことだと、つくづく感じております。   ************ 上の時系列では私のクラウドファンドに関する心境が多くなっていますが、他の運営メンバーもきっと私と同じくらい不安を抱えていたと思います。その不安を乗り越えて、それぞれが責任を持って決断していったからこそ、皆さんの大きなエネルギーを集めることが出来ましたし、それを受け止めることが出来たのだと思います。 2020年に向けて、ARCHが更にエネルギーを集めるためにも、このことを忘れずに活動していきたいです。   今まで応援して下さった皆さん、これからも私たちARCHのことを、どうぞよろしくお願いします!   もっと見る

  • 参加していただいた皆さま、 ご支援くださった皆さま、 そしてこのページをご覧頂いている皆さまへ   こんばんは、ARCHの片田です。 『2018年夏 東京ストリートカウント』。 3日間全ての調査を無事に終えることが出来、また、クラウドファンディングもそろそろおしまいへと近づいてきています。 今回の東京ストリートカウントは、調査という意味だけではなく、一人でも多くの方が『見ようとしなければ見えない問題』であるホームレス問題というものに気づき、私達ARCHを含む東京に関わる人たちで共に解決に向けて考えて行きたいと考え、実施してきました。   3日間のストリートカウントで、どのくらいの参加者、調査エリアがあったのか。 ここで実施結果をお伝えするとともに、参加して下さった方々やご協力くださった方々に深く感謝いたします。 私達の呼びかけに応えてくださり、本当にありがとうございました!!   【2018夏東京ストリートカウント 3日間総計】    ◆総参加者数:約500人    ◆調査市区数:7市16区(2河川)    ◆総本部数:21本部    ◆総班数:108班   最後に、ストカン運営チームから、応援していただいたみなさまに向けたメッセージを載せたいと思います。 ------------------------ 【運営管理チーム 阿部】 2018夏東京ストリートカウントの運営をしました、ARCHの 阿部です。 今回のストリートカウントを実施するにあたり、 準備や当日の調査では高校生、大学生、調査エリアが地元の方、 ホームレス支援に関わる方、 全く関わりのない方など多くの方々にお会いすることができました 。 その中には東京在住の方だけでなく全国各地から参加してくださった方々が多数いて、「東京を変える」 には東京に住む人だけでないさらなる力が必要だということを感じ ました。 ボランティア参加者1000人には届かなかったけれど、この3日間で東京に集った約500名の力、 思いは今後の東京を変える原動力になると信じています。   ご協力下さった皆さま、本当にありがとうございました。   ------------------------ 【運営管理チーム 青山】 2018夏東京ストリートカウント応援してくださった皆さま こんばんは。ARCHの青山です。ご参加くださった皆様、 クラウドファンディングにご協力くださったみなさま、 そしてこのストリートカウントについて興味を持ち、 応援くださったすべてのみなさま、 本当にありがとうございました。 様々な立場や年代の方々が集まり、東京の街を歩き、見て、 話し合う、という、単純なようにも思えるこの活動が、 東京という街がホームレス問題に向き合い続けるための力の源にな るということを、改めて感じた数ヶ月、 そして調査当日の3日間でした。 今後も皆様と一緒に、ホームレス問題を通して、 今より少しでもやさしい東京の街をつくれたら、と思っています。 引き続き、ARCHをチェックしてくださいますよう、 どうぞよろしくお願いいたします。改めて、 本当にありがとうございました。   ------------------------ 【クラウドファンド・SNSチーム 片田】 ストリートカウントを通じて、東京に関わる多くの人々がホームレス問題があるということを認識し、少しずつ日常の考えや行動が変化する。そのちょっとした変化が広がっていくことが、東京が変わるということである。 この気持ちがあったからこそ、大勢の方から少しずつ力を貸していただき、大きなエネルギーへと変換していくクラウドファンディングにも挑戦することができました。 ストリートカウントが終わり、クラウドファンディング募集終了まで残り2時間を切った今、改めて一人ひとりのエネルギーが束になった時の強さを実感しています。   参加して下さった皆さま、ご支援くださった皆さま、そしてこのページをご覧頂いているあなたへ。 今私が感じている感謝の気持ちの大きさは伝えきれませんが、少しでもこの気持ちが渡せますように。 本当に、ありがとうございました!       クラウドファンディング募集終了までのこり一時間半、どうぞよろしくお願いします。         もっと見る

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