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「新しい水辺の祭典」利根運河シアターナイトを開催したい!!

学生が中心となって地域の方の協力、野田市・流山市の後援を頂きながら12回目の開催を迎える利根運河シアターナイト2024を成功させたい

現在の支援総額

128,750

25%

目標金額は500,000円

支援者数

35

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2024/09/11に募集を開始し、 35人の支援により 128,750円の資金を集め、 2024/10/19に募集を終了しました

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現在の支援総額

128,750

25%達成

終了

目標金額500,000

支援者数35

このプロジェクトは、2024/09/11に募集を開始し、 35人の支援により 128,750円の資金を集め、 2024/10/19に募集を終了しました

学生が中心となって地域の方の協力、野田市・流山市の後援を頂きながら12回目の開催を迎える利根運河シアターナイト2024を成功させたい

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はじめに

 皆さん!初めまして!

このページに興味を持っていただきありがとうございます!

私たちは「利根運河シアターナイト実行委員会」です。

私たち「利根運河シアターナイト実行委員会」は、東京理科大学の建築学生が主体となり、毎年秋ごろに利根運河を舞台に開催する水と光の祭典である「利根運河シアターナイト」を企画する団体です。「シアター」を映画館ではなく劇場と捉え、「利根運河を一夜限りの劇場に」というテーマで2012年より本イベントを開催しています。

今年は10月19日(土)を予定してます!

利根運河シアターナイト2023 「ほどく」


なぜクラウドファンディングが必要なのか?

今年で13年目を迎える私たちの活動を途切れさせたくないという想いに加えて、

今年度は、新たな試みとして

「開催場所を運河水辺公園近辺から眺望の丘近辺」

に移すことに挑戦します!

開催場所を変えることはイベントを企画するうえで大きな決断になりました。

企画が進行するにつれ、例年だと想定しないような出来事が多くあります。例えば、橋がない今回の会場ではどのように両岸の動線を確保するのか、街灯が少ないため光量をどう確保するのか、トイレはどうするのかといった細々した課題までたくさんあります...

一つ一つの課題を解決し、地域の方に愛されているこのイベントを今年も開催できるよう奮闘している私たちに、少しでも興味を持ってい頂き、応援頂けたら幸いです!


豊かな自然が残る眺望の丘近辺

目次

はじめに

なぜクラウドファンディングが必要なのか?

活動の背景

利根運河とは?

利根運河シアターナイトの経緯(2012年~)

2024年度の活動

利根運河シアターナイト2024

代表者からの言葉

締めくくりに


活動の背景

私たちの学び舎である東京理科大学野田キャンパスは、利根運河のほとりに建っています。毎日1,000人を超えるたくさんの学生が通い、利根運河周辺を生活の場としていますが、多くの学生にとっては一時的なものに過ぎず、自分の生活する利根運河周辺地域について知る機会は少なくなっています。また、学生がそこで生活する地域住民と関わりあう機会も少なく、ほぼ学園祭(理大祭)のみしかないような中で、学生が自ら地域に飛び出し、関わりあう機会を作りたい。


利根運河シアターナイト2023 「ほどく」

一方で、私たちが活動の舞台とする利根運河は、日本初の西洋式運河として「選奨土木遺産」や「近代化産業遺産」に登録されています。そんな歴史や豊かな自然環境を持つ利根運河を共有の場として活動していく中で、その魅力の発信につなげたい。私たちはそんな想いで活動しています。


利根運河とは?

利根運河とは、千葉県の流山市・柏市・野田市の3市に接し、利根川と江戸川を結ぶ全長約8.5kmの運河です。

江戸末期、北海道や東北の生産物を大量に早く江戸へと届けるため、利根川と江戸川を使った舟運航路が利用されました。しかし利根川と江戸川が分かれる部分である江戸川流頭部(現・野田市関宿地区)には、利根川の洪水時に江戸川への流入量を制限する棒出しが設置されており、水面幅が狭く航行最大の難所でした。


中央に見えるのが利根運河(左が江戸川、右が利根川)

利根運河は、その難所を避けるため、江戸川~利根川間を結ぶバイパスの水運ルートとして、明治23年(1890)に完成しました。運河の完成により、流頭部を通る航路よりも、距離にして約40キロ、時間にして3日から1日に短縮できるようになり、時間・費用が大きく軽減したことで、多くの船が運河を往来しました。鉄道の進出により舟運が衰退し、航路としての役目を終える昭和16年(1941)までの約50年間で、利根運河には約100万隻、年平均2万隻もの船が利用し栄えました。

本来の地形を最大限に活用して開削され、今もなお、建設当初の運河の形態や自然があります。現在は、運河水辺公園をはじめとし、人々の憩いの場として親しまれています。

出典:https://www.ktr.mlit.go.jp/edogawa/edogawa00227.html

参考:https://www.ktr.mlit.go.jp/edogawa/edogawa00184.html


利根運河シアターナイトの経緯(2012年~)

利根運河シアターナイトは2012年の立ち上げ当時から、「地域との交流の場を生むこと」、「新しい利根運河の魅力を発見すること」の想いを大事にしながらも、その代の個性を大切にし開催内容、開催時期を一から検討してきました。

ここでは、学生が企画する上でコロナ禍という大きな壁も乗りこえて続いている過去2年間の私たちの活動を振り返りたいと思います。


 2022年 「環境を芸術に」

当回で10回目の開催という記念すべき年に、本来の利根運河シアターナイトの賑わいを復活させ伝統の継承をしつつ、新たな魅力の発信として昨年よりも範囲を拡大し開催致しました。また、拡大した会場に合わせて、時間ごとに会場を変えることで来場者に自然と回遊を促すことを意図しました。この代は3年ぶりに飲食などの出店をお呼びし、飲食エリアを設けました。また、水面に風船を大量に浮かべてそこに映像を投射するなどの初の試みは本番直前までドタバタしていましたが、無事に完成することができました。

2022年利根運河シアターナイト当日風景


 2023年 「ほどく」

2023年度は「ほどく」をテーマに運河を取り巻く状況を再び見つめなおし、少し新しい運河の見方を来場者と共有できる場を目指しました。会場中に点在して設置された作品「くらげ」や岩の周りの置かれた家具「あぐら」など多くの作品によって普段とは違う運河の風景が見れたと思います。また、「水面ステージ」という新しい試みも見られ、多くの方に材料を提供頂きながら素晴らしいステージが完成しました。

店舗として出店してくださった皆様、演者として祭典を盛り上げてくださった皆様、音響、警備で支えてくださった皆様のご協力もあって、会期中のトラブルはなく無事開催することができました。

2022年利根運河シアターナイト当日風景


2024年度の活動

先輩から受け継いだ理念を大事にしながら新しい場所に挑戦するため、今年度はより一層運河に対する知見を深め、地域の支援者との繋がりを深める必要があると考え活動を始めました!


・表彰

今年度のはじめに過去12年間の活動に対して、利根運河の動植物や自然環境を生かし、それらの魅力を発信するとともにその利根運河を地域交流の場として演出、地域活性化推進に貢献したとして、国土交通省が運営する利根運河協議会から感謝状を頂きました。当日は歴代の代表と共に感謝状を受け取りました。有難う御座いました。


参考:https://www.tus.ac.jp/today/archive/20240402_9049.html


過去のプレゼンボードと共に記念撮影


・運河あつめ

利根運河シアターナイト2024を開催するにあたって、開催場所を運河水辺公園に縛られるのではなく、もう少し広く運河を見ながら場所を決めることにしました。

そこで、私たちが知らない運河の魅力や歴史を知るために、地域の人たちとの対話を通してそれらを9m×4mの一枚の大きな地図にまとめる「運河あつめ」という企画から活動をはじめました。具体的には、好きな散歩道やお気に入りの場所、過去のエピソードなどを聞きながら、地図に落とし込んでしてきました。


運河あつめ パンフレット

この企画は回を重ねるごとに、大きな地図の他に少し小さめの地図を用意や、看板の用意など試行錯誤を繰り返しながら実施してきました。春休みに実施した企画のこともあり、私たち自身も毎回参加メンバーが異なったりと大変でしたが、野田市の突端にある関宿城博物館に見学に行ったり地域の方々から本には載っていないような運河の歴史や地形、自然についてのエピソードを教えて頂いたり、運河に関する知見が深まる良い機会になったと思います。


桜の木の下で地図を広げながら地域の方に話を伺い中!


特に眺望の丘近辺は、丘陵地が浸食されて形成された谷状の地形である谷津に沿って運河が掘られることで、一般的な運河においては珍しい曲線が現れる箇所となっています。また、眺望の丘付近の両岸の道は運河が人力で掘られる前はつながっており、今でも地図上で道を見るとその痕跡が運河を挟んで両岸に見えるなどの貴重なお話をたくさん聞かせて頂きました。その他にも、運河の斜面は昔は貴重な遊び場であったなど、運河の斜面の使われ方に思いを馳せる機会になりました。

運河あつめ 活動風景


・眺望の丘マルシェへの参加

眺望の丘のすぐそばでたい焼き屋さんを営む「宝物とリボン」さんを主催として今年から眺望の丘側でマルシェが定期的に企画されることになりました。私たちも、今年度は眺望の丘側を会場とすることを企画していたので、お互いに眺望の丘近辺を盛り上げられないかと言う想いで参加させて頂きました。

徐々に認知が高まる中で、今後も地域の方に愛されるイベントとして成長して行くのを楽しみに、共に力を合わせて活動していきます。


桜の木の下でマルシェ


・南魚沼でのウッドデッキづくり

この企画は利根運河シアターナイト2023の際に木材を提供を頂き、私たちの活動に賛同して下さった、スズキ建築設計事務所様から、私たちのアイディアを実際に地域で活かし、リアルな建築施工に加わる機会を与えて頂くことで始まりました!

内容としては南魚沼の「和っぱれ」という古民家をリノベーションした宿の裏庭にウッドデッキを作るものです。春頃にシアターナイト実行委員会の有志で集まり模型を用いながら案を練り、実際に事務所の方にプレゼンし施工することになりました。

ウッドデッキは宿内の階段を延長するように前方に広がる田んぼに向かって真っすぐ伸ばすもので、雪を解かすためのため池の上を通るなど、学生ならではのユニークな発想を評価して頂きました。

ウッドデッキの模型
手前、真ん中、奥と同じ真っすぐの中にも多様な使われ方を想定した

施工はGWを利用して行い、実際に大工の方に教えて頂きなが作業したことで当初予定していたよりも速いペースで作業が進んでいき、無事完成することが出来ました。学校では習わないような細かい技術や工具の扱い方など、とても刺激的で勉強になる数日間でした。完成したウッドデッキの上はとても気持ちよく、施工の疲労を吹き飛ばすくらい充実感を得られました。


水面の上にもウッドデッキ

完成したウッドデッキの上で集合写真!


・八坂神社神輿渡御の参加

八坂神社、駒形神社(納涼祭にワークショップとして参加させてもらった神社)は、代々地域の方が大事にしてきた神社です。地域の方の中には、私たちが利根運河シアターナイトを開催するにあたってお世話になっている方々も多くいます。そのような神社の催事に学生が加わり、地域の人達と共に汗を流すことで、地域の中で本実行委員会が活動していることを実感する機会になると考えています。また今年は神輿の担ぎ手だけでなく神輿の先導をする手古舞としても参加しました。


神輿の先導をする手古舞2人!


利根運河シアターナイトの開催にあたって普段お世話になっている地域の方に、少しだけ恩返しする機会になったのではないかと思います。神輿担ぎは肩が赤くなる程ハードでしたが、利根運河シアターナイト実行委員会を引退しても学生のうちは参加しようと思うくらい充実していました!


必死に神輿を担ぐ実行委員会のメンバー


・地域の納涼祭へWS(ワークショップ)として参加、協力

駒形神社の納涼祭は小学生連れの保護者や近隣のおじちゃん、おばちゃんなど多様な年代の人が集まる場です。この様な場でワークショップを企画させてもらえることは、多くの方に本実行委員会の存在を知ってもらえる機会だと考えています。本番は、ワークショップで地域の小学生に作ってもらった「ドリームキャッチー」を手にもって納涼祭に参加してもらうことで、可愛い「ドリームキャッチャー」が会場を彩っていました。

早い段階から利根運河シアターナイト実行委員会としてワークショップを出店させてもらうことが決まっていたので、準備から片付けまで含めて参加することができました。納涼祭当日だけでなく、色々なところで接点を持つことで、いつも協力頂いている納涼祭の実行委員会や参加してくれた地域の方など多くの方との接点を持つ機会となりました。


納涼祭終わりにいつもお世話になっているか人達と集合写真!


・清辺北岸納涼祭手伝い

清辺北岸は私たちが普段利根運河シアターナイトの会場として利用している運河水辺公園沿いの地域です。普段から私たちの活動を温かい目で見守って下さり、応援して頂いている方々の助けになれば嬉しいということで参加させて頂きました。こちらも、準備から参加させて頂き、当日は焼きそばを焼くなどの手伝いをしました。普段は何気ない小さな公園に、単管パイプやすだれなどを用いて、涼を取りながら空間を作っていく経験は私たちの活動に通じるところがある様に感じ新鮮でした。

公園にある木を上手く使いながら作業中


利根運河シアターナイト2024

私たちは今年度メイン会場を運河水辺公園から眺望の丘近辺に移して開催します!

眺望の丘近辺は豊かな自然や土手がしっかりと残っている一方、人の行き来ができない分対岸への意識が向きにくいように感じました。

そこで、利根運河シアターナイト2024では眺望の丘近辺に残る魅力的な土手や景観を生かしながら来場者の意識が自然と運河に向き、対岸を含めて渡らなくても会場が一体となれるような場を創り上げたいと考えています。

そんな想いを込めて今年度のテーマ

tunagu

としました。

またこのテーマには、運河を取り巻く環境で生きる人と人との出会いの場を増やすことで、「人と人とをつなぐ」、このような場を今後も続けることで「未来へつなぐ」という想いも込めています。

今年度の初期イメージパース
大きな布が運河にかかることで普段見える景色が一変することを目指した


・全体配置図

南岸には飲食店が並び斜面に家具が制作され、北岸には小学生に作った作品が飾られます。

それら2つの会場を光る膜で覆うことで利根運河で隔てられた両岸に一体感を生み出すことを目指します。



・光の膜

今回の会場となる眺望の丘付近は直接人の行き来はできないものの、豊かな自然や、本来の土手の形を色濃く残している特徴があります。

そこで、運河の上空をおよそ10m×100mの透ける布で覆うことで、布が揺れたり、光に透ける様を通して運河の目に見えない豊かな自然や何かを発見することをめざしました。

また、普段意識しない運河の上空をこの作品によって可視化することで、来場者の意識が自ずと利根運河に向かい、片岸だけでなく運河全体を会場ととらえる契機になること期待しています。

初期の模型
布の形やサイズはこれで試行錯誤中。時には扇風機を当てて布のなびき方も見る実験も!


最初は半信半疑で始まったこの企画も、模型を作り、土木学科の先生に構造に関して相談するなどして徐々に現実味を帯びてきました。また、地域説明会では実際に両岸を布で結ぶことができました!ここから先は、布のサイズを増やしていく段階です。現状の予算だと布の種類をこだわったり、サイズを大きくしたりする余裕がありません…

よろしければ、運河に大きな膜をかけると言う私たちの願いにお力添え頂けたら幸いです!

実際に運河で布を渡した様子
サイズは2m×40mで本番のよりはだいぶ小さいがそれでも圧倒的

夜に布を照らす実験


・WS(ワークショップ) 行燈

今年度は去年のWSの班員が多く残ることから、去年得た知識や経験をフルに活かしながら活動しています。参加してくれる小学校の数も増え、作品のサイズも1クラスで1つとすることで大きくなりました。


行燈
本番はサイクリングロード沿いに60個程度この作品が並ぶ予定

今年度は、集まった灯籠をサイクリングロード沿いに並べることで、長い光の道を作ることを企画しています。来場者は、対岸から背景として長い光の道を楽しんだり、歩きながら楽しんだりと多様な楽しみ方ができると考えています。歩きながら、刻々と変化する運河を野田市・流山市の小学校の皆さんが作った光が演出し、忘れられない光の道を共につくります!


地域の方にも講評して頂く


多くの子供達に、自分たちが作ったものがこの様な光になるんだという驚きと感動を味わって欲しいと思ってます。また、その感動をご家族や、友達と共有してもらうことで運河での素敵な思い出の一つになることを目指しています!応援よろしくお願い致します。


・凹凸

普段運河の斜面は階段などが整備されておらず急なためあまり使用者が直接使うことはありませんでした。一方で、運河の中でも斜面が崩れない様に作られた犬走りなどが綺麗に保存されているため、犬走りまで土手を降りると見える運河の景色が大きく変わる特徴を持っていました。そこで、運河の斜面の形状は生かしながらも、そこに竹を用いて小さな突起を作ることで、人が腰掛けたり、登り降りしたりする手掛かりを作ります。


斜面に小さな手がかりを作ることで、人の居場所が出来ていく


普段人が立ち入らない斜面からみた美しい運河の景色を光る膜と共に来場者と共有したいという思いから、この企画は始まりました。最初は、竹による突起を思いつかず、階段を作ることの難しさに絶望していました。しかし、元登山部のメンバーの思い付きでこの様な案が出てきたことで、一気に視界が開け同じ様な仕組みで階段だけじゃなくて、人の居場所も含めてデザインできる様になりました!しかし現状の予算だと作れる範囲が限られてしまっています…

より広範囲で来場者とともに運河の魅力的な風景をいつもとは違う視点で楽しむためにも、応援よろしくお願い致します!



代表からの言葉

共同代表 満留莉璃 riri mitutome

代表として活動して行く中で、地域の方々からの期待や応援を強く感じるようになりました。

今年もこのように私達が活動を続けられているのは、今までを築き上げてくださった先輩方、協力、参加してくださった地域の皆様のおかげだと感じております。ありがとうございます。

長く続いてきたこのプロジェクトを絶やさぬよう、また、参加してくださる皆様が運河という場所で楽しく過ごせる場、思い出に残るような場を作りたいと考えています。

また、WS班代表としても地域の子供たちとともに素晴らしい作品を作り、沢山の家族、そして地域の人達の思い出に残るものにしたいという思いもあります。私達もお手伝いした作品が自分達がこんな作品を作ったんだ、学校でこんなことしてるんだよ、など子供達の自信や家族の交流に繋がれば幸いです。

今年は、例年とは違う場所、期間での開催となります。関わってくださる方々からの心配の声も多く聞こえます。私達自身も不安がつきませんが、誠心誠意努力してまいります。

ご協力の程、よろしくお願い致します。


共同代表 淺倉みなみ minami asakura

利根運河シアターナイトは、「利根運河」という自然を舞台に活動をしています。人々を感動させるにはどのような空間をつくれば良いのか、その課題に対してその年毎に目指す最終像をかかげ、日々思考を重ねています。

空間を生かすことは、そこでふるまう人を生かすこと。

空間を作り、提供するだけでは、なにも生まれません。そこを使ってくれる「人」がいるから、その空間は生きていくと考えます。

利根運河はかつて、多くの人の手によって掘られた、「人」の力の集積とも言えるほど、生命にみなぎっている場所です。しかしながら、時代を超えていくごとに使い手のふるまい方が典型化し、無機質になっていくことでしょう。利根運河という舞台を人々が最大限に空間を生かし、使いこなせる場所にする、それこそが空間を作る意義だと考えます。シアターナイトはそのように人の手を加えることで、そこがその人にとって特別な場所となる、いつしかそれが日常になっていく、そのような体験をもたらしたいと思っています。

ここでしか味わえない体験を私たちは目指し、精進してきたいと思っています。ぜひご協力くださると幸いです。


共同代表 知念啓人 keito chinen

今年度は利根運河シアターナイト2024への足がかりとして9m×4mの巨大な地図に運河での思い出や歴史を書き込んでもらう「運河あつめ」と言う参加型企画から活動をはじめました。集まった記憶や話しはリサーチ活動としてはあまりに雑多で多様なもので、何かを結論付けることはできませんでした。その一方で、大事にされている運河というものを強く感じる機会となりました。ここで得た経験を大事にしながら、利根運河シアターナイト2024も誰かの大切な思い出の1つとして加われれるよう創り上げたいと考えています。

入学して初めて訪れた自然豊かな運河周辺は、その周りに住んでいる地域の方と実行委員会の活動を通して関わるうちに、自然が豊かである以上の価値を感じるようになりました。資材を快く無償で提供して下さる方や、毎年応援して下さる方の温かさや力強さを感じながら、建築学生として地元の方に愛される利根運河シアターナイトという「場」を創れることを嬉しく思います。

精一杯精進するので応援頂けたら幸いです。

よろしくお願い致します。


朝の利根運河
豊かな自然が本来の形のまま残っている
締めくくりに

改めて、利根運河シアターナイトとは!!

普段の活動の場である大学を出て、地域との交流を自分たちの空間演出という力を使って実現したい、という強い思いからできた有志団体です!

現状では開催場所を変えたことなどにより、仮設トイレが必要であったり、照明が足りなかったりと想像以上に予算が膨らんでしまっています…

一方で、この素晴らしい運河を舞台に今年も新たな利根運河シアターナイトを来場者と共有できたらと考えています。

10月19日(土)の「利根運河シアターナイト2024 -tunagu-」に向けて多くの方に協力頂きながらメンバー全員が全力で準備を進めています。

実行委員会のメンバー、そして私達の活動をご支援してくださる方々全員と共に利根運河で今までにない時間を過ごして頂き、最高の祭典を作り上げたいと思っております!

ご支援よろしくお願いします!!


支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • イベント運営費、作品制作費

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

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