滋賀県甲賀市(こうかし)をご存知でしょうか?
日本のほぼ中央、滋賀県の南部に位置するこの町は、豊かな自然に恵まれ、「忍者の里」や伝統工芸の「信楽焼」で知られています。
そして、甲賀市信楽町は「朝宮茶(あさみやちゃ)」という歴史ある日本茶の産地でもあります。日本最古の茶産地のひとつとして、豊かな自然と肥沃な土壌から生まれた香り高い朝宮茶は、地元で長く愛され続けてきました。
志を持って頑張り続けている
あなたの心と体に潤いを届けたい!
・休めない
・心を緩めることが苦手
・無自覚なイライラが人間関係に影響する
変化し続ける現代のビジネスシーンに向き合うなかで、腰痛や肩こり、頭痛に悩まされ、そこから神経痛や気持ちの落ち込み、イライラにつながることもあるかもしれません。
体のケアも大事だけど心のケアも大切にしたい!
自宅で心身を緩められる方法は何かないのかな?
そんなあなたに知っていただきたいのが、平安時代が起源であり「日本五大銘茶」の1つでもある「朝宮茶」と、同じ甲賀市にて新たに開発した「生姜麹」です。
「朝宮茶」は、天台宗の開祖でもある最澄が、平安時代805年に中国(唐)から茶の実を持ち帰り、琵琶湖を経て現在の滋賀県甲賀市信楽町に植えたのが起源とされています。中国で見た茶畑の地形に似ていたからだとも言われています。中国からお茶が伝わった後、生姜も同様のルートをたどって日本に輸入されました。
「朝宮茶」の産地の標高は400m近くあり、昼夜や四季の寒暖差が大きく、傾斜のある地形のため、清浄な水と大気に育まれた香り高いお茶が育まれています。また、はるか昔この信楽の地には日本の首都がありました。
天平14年(760年)に聖武天皇が国家安寧を願って大仏建立を行うため、「紫香楽宮(しがらきのみや)の造営が始められていたからです。しかし、山火事や地震のため思うように造営が進まず、結局4年余りで平城宮へと再び遷都され「幻の都」となりました。
そんな歴史を持つ、日本最古にして、緑茶の最高峰といわれる「朝宮茶」。「日々の暮らしのスピードを緩めて囲炉裏に集まるように、心地の良い時間を過ごしてほしい」との想いから生まれたブランドが『彩 -iLORI』です。
飲んでいただくあなたの顔を思い浮かべながら、 茶師がひとつひとつ丁寧に手作りしています。茶葉本来の鮮烈な個性を、大切な方とコミュニケーションしながら味わいながら談笑していただいたり、また、特別な日で1人でゆったりと心と向き合う時にご利用いただけると嬉しいです。
特徴①個性を愉しむシングルオリジン
代表商品『特上煎茶』は単一農園で作られた単一品種。改植してから3〜7年の茶葉だけを使用。茎部分のかりがねなどを取り除いております。ウイスキーのシングルモルトや、果実酒のシングルヴィンヤードのように、茶葉本来の鮮烈な個性が味わえます。
品種「やぶきた」の中でも植付け3~7年の希少な茶葉のみを使用。茎部分のかりがねなどを取り除き、iLORIのフラッグシップとして品質にこだわり抜きました。ただ、その時間を楽しむためのお茶です。
■iLORIは一度で3回楽しめる
茶葉本来の鮮烈な個性があるため、次のように一度で3回楽しんでいただけます。
(1回目)
まずは50度ぐらいで。ほぼ全員の反応は身をのけぞりながら驚きます。「何だこれ、このうま味は!?」という反応。まるでスープのような味わいです。
(2回目)
次に60度ぐらいで同じようにただ飲んでいただくだけでも良いですし、だし醤油、みりん醤油、あるいは美味しい醤油単体を垂らしていただくと、醤油のほんのりした香りを楽しみながらスープとして楽しんでいただいても良いと思います。
(3回目)
最後に80度ぐらいでいわゆる一般的な煎茶のような味を楽しめます。また、茶葉を捨てずにほうれん草のように食べていただけます。2杯目同様、醤油系の調味料で召し上がっていただくと良いと思います。
特徴②茶葉コンクールで5つの賞を受賞
『彩 -iLORI』の茶葉は、大豆を用いた土壌づくりや人の手による摘採など、40年におよぶ試行錯誤の末に生まれました。その功績が認められ、農林水産大臣による「茶葉品評会」をはじめ、5つの賞を受賞しています。
特徴③年間1000個の希少性
茶葉を厳選するため年間1000個と限られた数しかご提供できませんが、思わず顔がほころぶような香り高い朝宮茶を、ぜひ1度ご賞味いただけると嬉しいです。
変化、加速し続ける現代社会において、朝宮茶の起源である最澄の「教え」に心を緩めるヒントがあります。
最澄が開いた天台宗の教えの中で、
「全ての人は仏の子どもである」
「一隅(いちぐう)を照らす」
というものがあります。
当時の仏教界では「仏になれる者となれない者を区別する」という考え方があったのですが、最澄はそうではありませんでした。「日常の中で真実を探し求める心こそが必要である」という教えでした。
「悟りを開き、煩悩や戸惑いから解放されて心豊かに生きるためには、坐禅、念仏、巡礼、写経、茶道などをおこなうことが求められる」といわれている中、決してそれらに限らず、「全ての人が仏になることができる」「自分も大切な存在、他人も大切な存在である」というものだったのです。
「一隅(いちぐう)を照らす」とは、人々を幸せにするためには「社会の片隅にいながら社会を照らす生活をすることが必要」ということ。「他人を敬って行動すること」を提唱していました。
このような「心の在り方」は、心の余裕を無くしてしまいやすい現代でもとても大切な精神性ではないでしょうか。「朝宮茶」を淹れる数分間や、飲む中で、最澄の精神性を取り入れながら心を充電し、「自分にも他人にも優しくなれる時間」を過ごしていただきたい。あなたの心を彩る存在になれればうれしく思います。
日々頑張って生きているあなたの心が整うことで、さらに仕事のパフォーマンスや良好な人間関係につながっていくと信じております。
滋賀県甲賀市信楽町の人口は、2024年6月現在で10,282人。20年で約4千人ほど減少しています。(参考:2004年末は14,120人)これからさらに人口減少・高齢化が進んでいくこともあり、何とかしないとまずい状況です。
もしかすると、このプロジェクトをご覧いただいているあなたは、「それって、うちもそうだよ」「うちの近くの地域でもそういったところがあるよ」と思われているのではないでしょうか。
我々の地域だけがそうではなく、日本は全国的に少子・高齢化が進んでおります。そういった状況の地域に残された道は「地域が持つ資源」を活かして活性化をしていくこと。朝宮茶もその一つです。
"朝宮茶"をきっかけに信楽町を知っていただきたい。そしてさらに、生姜麹を使った新たな事業で働き口を増やし、地域活性化を進めたい!
そんな思いで活動を続けています。
はじめまして、朝宮茶と生姜麹で滋賀県甲賀市信楽町を盛り上げたいと思い、プロジェクトを立ち上げました!黒田 直宏と申します。
私が『彩 -iLORI』を企画し始めたのは、2019年のある日のことでした。
・地域から人が出ていき活気がなくなっている
・「朝宮茶」の担い手も不足している
・途絶えそうな「朝宮茶」の歴史を守りたい
このままでは良くないと思い「今から行動しよう」と決意したのですが、その翌年にはコロナ禍に入っていき、「変化」をせざるを得ない状況になったことも転機になりました。
『彩 -iLORI』の朝宮茶のコンセプトは「普通の煎茶からの脱却」。
この地には最澄の精神も宿っていることも再認識し、猛スピードで変化し続ける時代の中で忙しい日々を送っているあなたの「心」を癒し、整えていただけるように・・・。また、大切な方との時間をより心地良いものにしていただけるお茶を届けたいと思ったのです。
3〜7年の茶葉のみを使用し、茎部分のかりがねは取り除き、特別な焙煎をしています。改良を重ねながらもできあがった日の衝撃は忘れられません。
「うわ!何?このうま味は!?」
確信を得て、2021年12月1日に発売開始し、現在に至ります。
この「朝宮茶」を知ってもらえるようPRしながら、抹茶大福などの和菓子づくりも進めています。原料は全て信楽産。次に紹介する手代木さんがパティシエさんと試作を進めてくれています。
また、今後はワークショップなどの開催も行い、地域の魅力をお伝えしていきたいと考えています。
生姜麹の開発のキッカケとなったのは、手代木さんとの出会い無しには語れません。2010年、手代木さんは競走馬の休養施設を信楽町で新設することになったことを機に、移住してこられました。孤軍奮闘で地元説明をして了解を得たり、施設にいらした馬主さんをおもてなしする時に黒田園(蕎麦屋)にも来てくれたのです。それを機に親しくなりました。
そんな手代木さんが、2023年夏に、NewsPicks主催の「グローカル事業創出ブートキャンプ」に参加された時の話です。移住して10年以上が経っているものの、元々信楽町で生まれ育ったわけではない視点を活かし、「何か商品を作りたい」と思われていたことからこの挑戦が始まりました。
手代木さんはキャンプの同期生の方と壁打ちする中で、「何を作っているのですか?」と聞かれ、いくつか応えているうちに思い浮かんだのが「生姜」でした。
日本の発酵食品の生かされた「うま味」を世界の人々の生きる楽しみに変える!
「朝宮茶」は、心から元気になれる商品。
「生姜麹」は、体自体を元気にできる商品。
共通するのは、海外でも通じる
「うま味=Umami」!
生姜麹は、整腸・美肌への効能があると共に、麹によるうま味により調味料として使う塩分量を50%抑えることができるものです。
また、手代木さんが大事にしたいと話していたのは、原料は100%自然由来で安全なものを使うこと。そして、「地域内外はもちろん、国境を超えて人がつながり、食を楽しんでもらえる商品」にすることでした。
「料理の中に隠れて応援する生姜麹のように、人の心の中に隠れた「心の種」を見つけ、自分らしく輝けるよう積極的にサポートしたい」と話されていたのを覚えています。※「心の種」=人の心の中にあるチャレンジ精神や勇気の種
この「生姜麹(コウカ・ジンジャー)」の誕生は、神奈川県にある路地裏食堂Rokuの伏見さんの存在があってこそです。手代木さんはヘルスケアコーチもされているのですが、その先輩から伏見さんを紹介していただいたことがきかっけです。
伏見さんからいただいたアイデアは次の2つ。
①生姜の粉砕の粒度は荒くして食感が残るようにすること
②肉、魚、野菜、ご飯、パスタのどれにも合うソースにすること
実際に試作品ができ、料理を何人かで試食したところ、本当に肉、魚、野菜、ご飯、パスタなど、どれにも合うソースなのです!
「これはいける!」と確信し12月に、和・洋・中・伊など料理を選ばないソースが完成。この「生姜麹」を通して、世界の人々と交流し、仲良くなっていける。
また、生姜麹は、災害時などの非常時にも役立つ発酵調味料です。レトルトパックに封入されていて、未開封なら常温で12か月間保管可能。災害時でもご近所さんと生姜麹を分け合い、互いの腸の働きを助けることができます。
これから、生姜麹の専用サイトにて、世界中の人々がレシピ自慢をしながらワイワイとつながり、盛り上がってもらえる状態にしていきます!つながりをつくりながら、地域を盛り上げていきたいです!
最後まで読んでいただきありがとうございました。甲賀市信楽町のように、少子・高齢化の地域は日本にたくさんあると思います。ただ、ネガティブにとらえるのではなく、
「特産品の朝宮茶や生姜麹を味わってみたい」
「信楽町に興味が湧いた、行ってみたい」
「地域活性に興味がある」
というように、変化することやあなたとのご縁をいただけるチャンスでもあると思っています。何より「信楽町」という漢字には、「楽」が入ってます。
地域内外に「楽しさ」と「活気」を広げていきたい!そう思い、公に想いを発信できるクラウドファンディングにチャレンジすることを決意しました。
これからも活動を進め、地域活性の1つの事例となれるように頑張っていきますので、ぜひ応援・ご協力お願いいたします!
・お礼のメール
・スポンサー
・特上煎茶/朝霞煎茶
・生姜麹セット
などのリターンをご用意しています。詳しくはリターン一覧をご覧ください。
ご支援いただいた資金は「朝宮茶」と「生姜麹」を多くの人に届けるための活動資金として大切に使わせていただきます。
※総支援金額の17%はクラウドファンディングサイトCAMPFIREの掲載手数料
【実施スケジュール】
クラウドファンディング終了:2024年12月28日
リターンの発送時期:2025年1月から順次実施いたします。
最新の活動報告
もっと見るお歳暮用に特上・朝露を増量しお得なリターンをご用意します。
2024/11/17 15:33新たにご支援いただけそうな方より、現在掲載しているリターンのうち、特上煎茶、朝露上煎について、上客の方へお贈りするには量が少な過ぎるというご指摘をいただきましたので、増量しお得なお値段にてご提供するリターンを追加させていただくことになりました。もちろん、迅速発送いたします!申請手続完了まで、楽しみにお待ちください。 もっと見る
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