応援メッセージを追加しました。皆さま、ご支援、ご協力、本当にありがとうございます。
・齋藤正行さん
安吾の会世話人代表/シネ・ウインド代表。
(メッセージ)
坂口安吾のゆかりの地の一ツに松之山がある。安吾は戦前大棟山美術博物館(当時村山家)に数度逗留している。そして、松之山を舞台に「黒谷村」「逃げたい心」「木々の精、谷の精」等を作品化した。
昭和六十年十月二十日、新潟にて「安吾の会」発足。同日、松之山にて「安吾碑」が建立された。その発起人の村山政光さんも亡くなり、淋しくなりましたが、「松之山安吾の会」は継続し、大棟山美術博物館を拠点に毎年、興味深い催し「安吾まつり」が行われています。
以前「安吾の会」では、安吾が通った路を、安田駅から徒歩で、朝六時~夕方四時迄かかって大棟山迄歩きました。いつも交流させてもらっています。今後共、発展するために安吾が、まさに、居住した村山家(大棟山美術博物館)とその松之山の自然は、安吾ファンにとっては、かけがえのない物です。安吾由縁の建物は、大棟山美術博物館唯一ツです。是非ご協力を‼
・富井冨士子さん
地域開発コンサルタント。十日町市在住。一級建築士・歴史的建造物専門家として、大棟山美術博物館(村山邸)を調査し、十日町市指定文化財に導く。大棟山美術博物館友の会会員として整備活動にも参加し、この家の素晴らしさを語り伝えると共に、保存にも関与している。
(メッセージ)
大棟山美術博物館(村山邸)は、高い教養と統治力を持つ歴代の当主が、特に明治から近年まで、日本の國體を守った多くの日本人が居た証を、豪雪地の山奥に在るこの主屋に残していました。明治になってからのにわか豪農の館とは異なる落ち着いたそして秘められた趣が、主屋と表門から感じられます。
終戦の年に、主屋をマイナー改修を行っていましたが、以前の姿に戻すことの出来るように様々に残されていました。この大棟山美術博物館は、私達日本人が、日本人としての誇りを取り戻す為に、必用な教材です。ご支援の程よろしくお願いいたします。
・飯島晶子さん
童話から古典までジャンルを問わない朗読舞台を展開。坂口安吾作品等で文化庁芸術祭参加。NPO日本朗読文化協会理事。映画「おかあさんの被爆ピアノ」・NHKEテレ国語番組など出演。「朗読して幸せになる7日間声トレ」みらいパブリッシング刊、「声にして楽しむ源氏物語」キングレコード刊など出版。NPO日本朗読文化協会理事、(有)ヴォイスケ代表取締役。
(メッセージ)
大棟山美術博物館で開催の安吾まつりで、安吾作品「紫大納言」を朗読させていただいた日のこと、懐かしく思い出します。山の中に突然現れた門を潜り、丁寧に作られた木造の館へ。太い梁が見える高い天井は音の響きを広げ、小さな息遣いもみんな聴こえる空間は、とても心地よく、中野智香子さんのグランドハープの音と共に、安吾の世界に浸ったひとときでした。
大棟山美術博物館で皆さんが憩える時間が、再び戻ってきますよう、たいへん貴重な文化財の修復を心から祈ります。