こんにちは!
大阪産業大学スポーツ健康学部でスポーツ・健康・教育について学んでいる大学生です。
私達は、今年の9月にインドネシアの小学校でアンチドーピングの授業を実施します!
そして今、そのプロジェクトの実現に向けて、日々準備や試行錯誤を重ねています!
このプロジェクトで実現したいこと
このプロジェクトでは、インドネシアの小学校で子ども達が楽しみながら学べるアンチドーピングの授業を実施し、子ども達のスポーツマンシップや健康意識を高めるきっかけを作りたいと考えています。
日本の学校教育は、質が低下していると言われることも多い昨今ですが、日本の教材研究力や教材開発力は世界に誇れるレベルです。日本では「研究授業」という形で、先生同士が授業を参観し合い、そのふりかえりなどを通して授業の質を高めていく研修が活動が当たり前のように行われており、この日本の教員研修スタイルが「レッスンスタディ」という名前で世界各国の学校教育現場に取り入れられるようになりました。
また、日本で教育に携わる人達は「子ども達が楽しく学ぶための工夫」を考えるのがとても上手いと感じています。
私達は、日本で培われた教育技術や教材をインドネシアに届けたいと考えています。
なぜインドネシアで、そんな教育活動がしたいか?
実は、インドネシアには下に記したような社会課題があります。
解決したい社会課題
<スポーツマンシップの必要性>
最近のインドネシアは、スポーツ競技力の高まりに目を見張るものが多く、国際的なスポーツ大会でも活躍が見られるようになってきました。
このような状況も相まって、インドネシアでは、政府がスポーツ振興に力を入れ始めており、全国的なスポーツ・ムーブメントが広がっています。そんな今だからこそ、将来アスリートとして活躍するかもしれないインドネシアの子ども達に正しいスポーツの知識やマナー、スポーツと健康との関わりを教育に取り入れる絶好の機会です。私たちは、インドネシアの小学校でアンチドーピング教育を実施し、子どもたちの健康とフェアプレーの精神を育てることを目指しています。
<インドネシアの健康事情(喫煙大国インドネシア)>
インドネシアは東南アジアのWHO加盟国の中で唯一たばこ規制枠組条約を批准していない国であり、喫煙率も世界的に高い水準です。また、インドネシアでは青少年の喫煙率の高さが社会問題となっており、インドネシアのスマトラ島に住む2歳児「アルディ・スガンダ君」が立て続けにたばこを吸う映像が世界中を駆け巡りました。
アルディ・スガンダ君の話は10年程前になりますが、今もなお青少年の喫煙はインドネシアが抱える健康問題なのです。
これらのことから、インドネシアでは子どもたちが不健康な行動を身に付けるリスクが高いと考えられるため、その現状を「教育」の力で打開したいと考えています。
ドーピングガーディアン
私たちは、このプロジェクトの目標を達成するためには、『ドーピング・ガーディアン』というカードゲームが有効だと考ました。
ドーピング・ガーディアンは、遊びながらアンチドーピングについて学べるカードゲームです。
ルールもそれほど難しくないので、1回プレイすれば遊び方はバッチリ!
また、「スポーツのトレーニング」「サプリメントの使用」「ケガの治療」といった、スポーツ場面で起こりうるシチュエーションを軸にゲームが展開され、まるでスポーツ選手を育成するテレビゲームのような感覚でゲームを楽しむことができます。
このドーピングガーディアンは、絵、色、数字でカード役割を識別できるので、言語の壁を越えて幅広い人々がプレイ可能です。また、アンチドーピングだけでなく、飲酒・喫煙・薬物に関する教育にも活用されていることから、総合的な健康教育が可能です。
このカードゲームを使えば、日本人の私達でも子ども達に対して、アンチドーピングや健康に関する知識を身に付けさせるための楽しい授業を実施することができるし、その授業の様子を見た現地の先生達もきっと すぐに同じような授業ができるようになると思うんです!
先にも述べた通り、日本の教育に携わる人達は「子ども達が楽しく学ぶための工夫」を考えるのがとても上手いです。このドーピングガーディアンも、その工夫の結晶の1つ!実際にプレイしてみると「もう1回!もう1回!」と何度も繰り返し遊びたくなるし、繰り返し遊ぶことで、このゲームが意図している「うっかりドーピングの防止」や「健全なスポーツ精神」に何度も触れ、それらの定着を図ることができるといえます。
この可能性に満ちた、日本で開発された教育ツールを使って、楽しく学びのあるスポーツ・健康教育を実現させたいです!!
自己紹介
山本愁斗(右端)小学校から高校までサッカーをしていました。初の海外なので不安もたくさんありますが自分らしさ全開で色々なことを学べたらいいなと思ってます!
山下弘翔(真ん中)このプロジェクトを通じて、インドネシアの子どもたちがどんな教育を受けているのか?を知りたい!そして、大学で学んできた知識や技術を使って、インドネシアの子どもたちにスポーツや健康のすばらしさを伝えたいです!
山本凌(左端)初めての海外なのですごく楽しみです!日本語が通じない場所で人に何かを教えるのはすごく難しいと思いますが、何事も経験してから始まるものだと思うのでできる限り頑張ります!よろしくお願いします!!
スケジュール
7月~8月下旬 教材準備や授業実施の練習
8月31日~9月6日 インドネシアで活動
9月上旬~中旬 リターンの履行
9月下旬~ インドネシアで収集したアンケートやインタビューの分析
資金の使い道
教材の購入費:ドーピング・ガーディアンなどの教材を購入します。
授業の運営費:授業の実施や授業評価のためのデータ収集に必要な運営費です。
現地への渡航費:私達が現地の小学生に直接授業を実施するために使います。
最後に
このプロジェクトは、日本が培ってきた教育文化や授業のノウハウなどを海外へ輸出し、インドネシアの健康スポーツに関する教育力の向上をするきっかけになると信じています。
日本の教育研究力や教材開発力は、世界に誇れる力です!日本では希望が持てないと思ってしまうような暗い話題も少なくない今、日本が誇る教育力や教育文化をインドネシアで存分に活用する挑戦をしたい!そして、インドネシアの人達だけでなく、日本の人達にも日本に対して誇りを持ってもらえるような活動にしたいです!
その実現に向けて、大学の先輩方や同級生に協力してもらいながら、ドーピングガーディアンの実践を積み重ねています!
課題はまだまだ山積みですが、しっかりと実践を積み重ねて、アンチ・ドーピングの授業を成功させたい!
どうか、私達がインドネシアで練習の成果を発揮し、その結果、子ども達の健康意識が高まるよう実践の種が現地に蒔かれるよう、ご支援をお願いいたします!!!
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
最新の活動報告
もっと見る小学校の先生方に協力してもらい、ドーピングガーディアンのカードゲームを一緒にしていただきました!
2024/08/14 16:30こんにちは! 近くの小学校の先生方に協力してもらい、ドーピングガーディアンのカードゲームの説明をさせていただきました! 今までたくさんの方々に協力してもらい、カードゲームの説明をしてきて、収穫はたくさんあったのですが、あまりうまくいったことはありませんでした。 ですが今回、今までの反省点を踏まえてカードゲームの説明を行ったところ、スムーズにそして楽しく、チュートリアルをすることができました!これは自分たちの説明がうまくできたということもあると思いますが、小学校の先生方が話しやすい雰囲気を作ってくださったおかげでもあると思っています。本番はインドネシアで行うので説明がしやすい空気感かどうか分かりませんが、自分たちが話しやすい、そして聞いてもらえる雰囲気を作れるように、できるだけ笑顔で楽しく、自信を持ってやっていけたらいいなと思います。インドネシアでもこういう感じでできたらいいなという、頭の中でイメージできる理想的な目標になりました。 カードゲームとは関係ないのですが、聞く人の態度って大事だなと改めて勉強になりました。 小学校の先生方、お忙しい中私たちのカードゲームの説明を聞いてくださり、ありがとうございました! もっと見る
清水さんと練習!
2024/08/14 15:52こんにちは! ドーピングガーディアンのカードゲームの発明者である清水さんと実際にお会いして、たくさんアドバイスをもらいました! 私たちはいつも最初にゲームの大まかなルールを説明してから、チュートリアルを行っていましたが、チュートリアルをしながらゲームの説明をするといいよと教えてもらい 、大幅な改善をしました。 それと清水さんがドーピングガーディアンのカードゲームを説明をする時どうやってしているのか、私たちが生徒役となり清水さんに実際にやっていただき見本を見せてもらいました。無駄な時間をかけずとてもスムーズな説明で、私たちがまだまだ未熟で改善の余地がたくさんあることを痛感させられました。 これからは清水さんが実際にしてくれた説明を理想的な形として、そこに少しでも自分たちなりに近づけて行けるように3人で頑張っていけたらなと思います! 清水さんありがとうございました!またよろしくお願いします! もっと見る
現地にいるコーディネーターの方とミーティングを行いました!
2024/07/29 19:34こんにちは! インドネシアにいるコーディネーターの方とミーティングすることができました! コーディネーターの方は去年もこのプロジェクトに参加してくださっているということで、実際にインドネシアに行った時の不安などを自分たちから聞くことができました。 例えばインドネシアでカードゲームを9時からさせてもらえるとして、インドネシアの子どもたちにドーピングガーディアンのカードゲームをできるだけ長い時間してほしいので多くの時間を確保するため、その準備で机の移動などは9時少し前からさせてもらえるのか、学校にいるインドネシアの子どもたちと英語で会話ができるのかなどです。 今回私たちが行く学校のインドネシアの子どもたちは、残念ながら英語は授業にも組み込まれていなく、あまり話すことができないとのことでした。ですが、こういった私たちがやらせてもらうような、他国からのプロジェクトやちょっと変わった企画には、ものすごく乗り気で活気が溢れているようで、とても期待してくれています。なので私たちもその期待を裏切らないように、いい意味で裏切って楽しく、たくさんの学びがある授業にしていけたらなと思います! コーディネーターの方にはインドネシアでのおすすめのスポットなども教えていただき、教えていただいた場所、全て行きたいなと思える場所ばかりでした。今回の旅は1日しか自由時間はありませんが、自分たちも様々な経験やたくさんの良い出会いがあればなと思います。 ミーティングをしていただき、ありがとうございました!元気な姿でインドネシアで会いたいです! もっと見る
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