2024年9月27日追記
たくさんのご支援とシェアなどの応援、ありがとうございます。
おかげさまで、これまでに97名の皆様にご支援いただき、Nextゴール100万円を達成しました。ありがとうございます。心より御礼申し上げます。
さらに沢山の方々にむらたまの理想とする養鶏を知っていただいて理想の平飼い養鶏を続けていくため、ただいま3rdゴール350万円を目指しています。
新たなリターンを追加しました。
追加リターンはトップ画像に紫の丸で文字入れしています。むらたまオリジナルや、むらたまに関係の深いものばかりです(赤ワイン、野菜箱、ホットジョグ、むらたま玄米フィナンシェ、むらたま保冷バッグ)。
応援いただけたら嬉しいです。よろしくお願いいたします。
高山村の平飼い卵むらたま 村内倫子
●応援メッセージを追加掲載しています(⑤最後に、のあとになります)。
●スマホでご覧の方へ
リターン案内は【むらたまストーリー】のあとになります。お手数ですが、下までスクロールしてください。
●ご支援額、リターンについて
リターン内容について、活動報告にてレポート予定です。
すべてのリターンに上乗せ支援が可能です。例:3,000円支援のクリアファイルコースを5,000円に変更する等
ご支援には別途システム使用料がかかります。ご了承ください。
■支援金額が1万円未満の場合:228円+消費税22円
■支援金額が1万円以上の場合:支援金額の2.27%+消費税
初めまして!
「循環する自然養鶏~高山村の平飼い卵むらたま」代表、村内倫子と申します。
前職は教師です。というと、なぜ養鶏を?とよく聞かれます。一言でいうなら「トリが好き」。
出身は熊本です。「落ち行く先は九州相良」の人吉球磨地方で生まれ、山の中で育ちました。生傷が絶えず、ちょっとした傷ならヨモギの葉っぱをもんで傷口につけておしまい。そんな自然児だったわたし。鶏も飼っていて、兄弟の中で一番、世話をしていました。小学校に上がってからは自分の責任で小鳥を飼い、セキセイインコやジュウシマツを繁殖させて、ペット屋さんに買い取ってもらうことも。
あれから何十年もたって激務で体を壊したとき、自然に近い暮らしがしたくなり、2016年に長野へ移住。幼少期の体験は大きいですね。
長野でもたくさんのご縁に恵まれ、自然豊かな高山村に出合い、2019年に開業。以来、鶏とともに暮らしています。有難うございます!
クラウドファンディングは2回目の挑戦です。
1回目は、2020年春。「100羽飼うことができる理想の鶏舎を作る」ため、100万円を目標にしました。
クラウドファンディングを通して【平飼い養鶏】と【高山村】を広報するのも目的でした。
157名の方々にご支援いただき、1,288,472円が集まりました。目標額を上回り、夏には鶏舎が完成、信州大学佐倉研究室の皆さんに運動場を作っていただき、理想の養鶏場が実現しました。
おかげさまで、ご支援くださった皆様、プロジェクトに協力くださった皆様、本当にありがとうございました。
理想の養鶏場イラストどおり!
2020秋、夢が現実になりました!
運動場つき平飼い鶏舎で育ったヒナをご覧ください!
さて、これでむらたま経営は順調にいくかと思われました。
が、しかし
現実は厳しかった・・・!
むらたま1期生20羽に加え、新鶏舎完成後に2期生100羽(ヒナ)を導入、2021年春には120羽が産卵を始めます。
これで「やっと卵をご提供できる!」とホッとしました。卵を待ってくださっていた個人のお客様、高山村の温泉旅館や飲食店様への販売で、毎日約100個の卵が余ることはなく、不足するほどでした。有難い限りです。
出口の問題はなし!と言いたいところですが、実は問題がありました(後述▶)。
そして、それとは別の、想定していなかった問題が顕在化します。
まずはエサ。むらたまの方針は、地域の未利用資源を活用した自家配合飼料です。広島産カキ殻以外、すべて地域から集めたもの。米ヌカ、くず米などの穀類、たんぱく源のカツオ節(そばつゆの出汁がら)や豆類、そして菜っ葉などの野菜、果物。クラフトビールの搾り粕や豆腐屋さんからのおから。塩分には味噌屋さんからの醤油の搾り粕。水も高山村の湧き水(藤田屋酒店さんご提供)。
米ヌカは発酵させ、豆やジャガイモは生だと毒性があるので火を通し、ヒナには野菜を刻んで与える等々、手間がかかります。市販の配合飼料なら簡単なのですが。
とにかく120羽分のエサ集めに東奔西走!
エサ問題 →→→ 忙しい
(ご提供くださる皆様には、卵や卵加工品、鶏ふんなど、心ばかりですが御礼させていただいています。ご理解ご協力くださる方々のおかげで成り立っているエサ事情です。いつも有難うございます!)
・エサ内容について、活動報告にてレポート予定です
次に、卵回収。むらたま産卵箱は安心して産卵できるよう、もみ殻を敷いたものにしています。ケージ飼いはもちろん平飼いでも、産卵箱はコロコロ転がるタイプが普通です。鶏が産卵したら自然と転がって、外に集まる仕組みです。
人間にとっては好都合なコロコロ式ですが、鶏にとってはどうでしょうか。巣のような安心できるところで産みたいのでは?
実際むらたまでは、産卵箱以外で産むことはほぼありません。99.9%以上、産卵箱で産みます。
鶏の行動を見ていると、(だれかが産んだ)卵がある産卵箱を好んで選んでいます。空っぽの産卵箱はずっとそのまま、どこか1カ所だけ大人気!ということが起きます。みんな卵を胸元に集めて、温めながら産みたいのです。
対策として、ニセモノの卵を産卵箱に入れていますが、それでもやっぱり、本物の卵が人気ですし、2個3個とたくさんあるほうで産みたいトリたちなんです。
とにかく、こまめな回収!!!!!
なぜなら、うっかり回収が遅れた場合、産卵箱には卵こんもり、そこへ足が汚れたトリが入ったら、卵が汚れてしまい、洗わなければならなくなります。もうガックリです。
むらたま標準は無洗卵
・無洗卵にこだわる理由について、活動報告にてレポート予定です
日頃から鶏の足が汚れないよう、床の状態にも気を配ります。泥遊びも大好きなので、雨天だと無洗卵が減ります。運動場へ出すタイミングも天気を見て考えています。
卵回収問題 →→→ 忙しい
そして、卵を販売するまでの作業問題。
卵を洗う洗わない、だけでなく、選別してパック詰めする作業があります。スーパーで見かけるような見ため美しい「ザ・卵」ばかりではありません。大小さまざま、長細かったりザラついていたり、色んな卵が出てきます。それを目的ごとに分けてパック詰め。
「無洗卵で」との指定があったり、旅館の朝食(卵かけご飯)に使われる卵なら、ほぼ同じ大きさで。
納入先に合わせて選別するので、この選別包装も人に任せられない作業です。やるのは夜です。眠くて眠くて、洗いながらうっかり卵を割ってしまうことも度々です。割った卵を片付けながら(もう明日にしよう)とも思いますが、明日にはまた100個。今夜やらねばならぬ、です。
卵の選別包装 →→→ 忙しい(眠い)
エサ集め、卵回収、選別包装のほか、一日2回のエサやりも重要です。
エサやり時は調子の悪いトリを早期発見するチャンス! エサに食いつかないトリ、群れから離れてボンヤリしているのはいないか、目を配ります。もし調子の悪いトリがいれば、状態に合わせて隔離するなど対処します。
車での外回りも毎日です。卵やプリンの取引先が多いときで10カ所あり、納品時も大慌て。ゆっくり世間話もできないほどです。
運転中にウトウトしてしまい、そのたび脇に車をとめて仮眠。エサ集めの菜の花畑に倒れこむこともありました。(畑に人が倒れてる!とか通報されちゃうかもなぁ)とぼんやり思ったことを覚えています。
もう完全に、キャパオーバー。一人では消化できない作業量ということが明確になりました。
かといって、なにをどうしたら良いか考える余裕もありません。
さらには、出口問題もありました。
▶むらたま卵はネット販売が伸びなければ赤字になってしまうのです。
高山村近隣で販売しているだけでは絶対に黒字にならない価格設定なのに、広報もままならず、作業に追われる日々。
忙しさの解消だけなら、市販の配合飼料に変えたり、水道水にしたり、コロコロ産卵箱を採用したり、無洗卵をやめたりすればラクになります。でもそうすると、むらたまの目指す卵ではなくなります。
悩みました。
なにかを変えなければ。
とにかく、考える余裕が必要でした。
わたしの決断、それはいったん「鶏を減らして、卵の販売をやめる」でした。収入は減りますが、続けていても赤字は膨らみ、疲弊するばかりです。
それまでの120羽から半分の60羽へ。作業量が減り、ようやく心身ともにゆとりが持てるようになりました。
卵の取引先の皆様には大変なご迷惑をおかけすることになりましたが、事情を汲み取ってくださり、「再開を待つよ」とおっしゃっていただきました。お気持ち本当に有難かったです。つらい時期に寄り添ってくださった方々、いただいたお言葉を忘れません。
鶏は庭先養鶏で飼ってくださる方へ。120羽のうち、16家庭へ90羽を譲渡しました(1期生の100%、2期生の70%)。
・鶏譲渡について、活動報告にてレポート予定です
100羽用の鶏舎で60羽を飼ってみたら、当たり前ですが、鶏がのびのびとしています。冬場、外に出られないことが原因のイジメ問題も解決!良かった!
イジメ問題(つつき)について。多くの養鶏場で悩みのタネであるつつき、むらたまでは冬場に起きました。
長野では12月頃から雪が降ります。寒さに比較的強い鶏ですが、雪の上は大の苦手。雪が消える3月初め頃まで運動場は使えず、鶏舎内で過ごすだけになります。冬の間、外で遊べないストレスが弱い鶏に向かい、ボロボロになるトリが出ていました。100羽(3羽/㎡)から60羽(約2羽/㎡)に変更してからは、冬を越しても皆きれいなまま。むらたまのつつきは空間を確保することで解決しました。むらたまはこれからも2羽/㎡以下の薄飼いでいく方針です。
ご存じでしょうか、日本の9割以上を占めるケージ飼いでは1羽あたり A4の広さもありません。安価な卵を供給するには、まず効率化です。そしてつつき防止のために、約7割の鶏が生まれてすぐデビーク(くちばしの先を切断)されています。
デビークもせず、1羽あたりの広さを拡大するむらたまのような養鶏場は、ごく少数です。
心身ともにゆとりができてからは、60羽を飼いながら環境を整え、将来に向けて少しずつ動き出しました。
むらたまがやりたい理想の平飼い養鶏を続けて行くためには?
必要な羽数、少なくとも300羽。そして【エサ】【人手】【鶏舎】ネット販売を伸ばす【広報】が不可欠でした。
まずは、エサと人手の確保です。エサ協力の輪を広げつつ、2024年からはエサ用の畑の準備を始めました。4月より須坂市【特定非営利活動法人信州能力開発ネットワーク green BASIS】から週に1回2時間約4名の方々が働きに来てくださるようになりました。また、月1回お手伝いの【むらたまクラブ】をスタート。現在6名のメンバーさんがいます。まだまだメンバーさんを募集しています!
・【green BASIS】【むらたまクラブ】について、活動報告にてレポート予定です
これで【エサ】【 人手】 の見通しが見えてきました。残すは【鶏舎】【広報】です。
ここで頭に浮かんだのがクラウドファンディングです。鶏舎増築を目的にしながら理想の養鶏について広く知っていただくためには、最適な手段だと思いました。
むらたまのようなアニマルウェルフェア(動物福祉)に配慮した卵を望む方が、全国にいらっしゃるはずです。そんな方々にぜひ食べていただきたい。
クラウドファンディングでむらたまの認知度が上がれば、ネット販売が伸び、黒字化も早まります。
むらたま存続の危機を乗り越えるため、ぜひともクラウドファンディングの情報拡散にご協力をお願いいたします!
このプロジェクトで実現したいことは、むらたまのミッションを広く知っていただき、事業継続につながる鶏舎増築を実現することです。むらたまのミッションをキーワードで表すと次の4つになります。
・食の安心安全
・養鶏における動物福祉
・食糧自給率の向上
・自然環境の保全
安定した経営は基本中の基本。ですが、今年6年目となるむらたまはいまだ赤字経営です。その大きな要因を一言でいうと鶏のことを第一に考えた養鶏だから。利益を上げるために効率化すれば、そのしわ寄せは鶏が被ります。
日本の養鶏の現状について少し説明させてください。日本の9割以上を占めるケージ飼いでは、産卵箱も止まり木もなく、砂浴びはもちろん、太陽すら見ないで一生を終える鶏がほとんどです。前述したように、ストレスでつつきが起きないよう、ヒヨコの段階でくちばしの先を切られます(デビーク)。なんでもつつきまわして満足するのが鶏であるのに、家畜というだけで命のランクがペットよりも下にあり、人間に都合よく扱われます。
欧米ではアニマルウェルフェア(動物福祉)に配慮した養鶏が広く行われていて、消費者もそれを支持しています。
鶏本来の習性を尊重し、ヒヨコからのびのびと健康に育てれば、抗生物質など薬剤の投与も不要です。安心できる産卵箱、好きな時に砂浴びできるスペース、眠るときには止まり木、意地悪なトリから逃げられる広さ、光と風が入る鶏舎、そして運動場。そんな環境で暮らす鶏は免疫力が高く、生き生きとしています。鶏が幸せなら、その卵も良い卵であるはず。むらたまは、そんな生命力のある良い卵を提供していきたいと思っています。(養鶏における動物福祉/食の安心安全)
むらたまは地域内循環の中にあります。エサは地域の未利用資源を利用しているので、食糧自給率はほぼ100%です。輸入穀物主体の配合飼料は使っていません。主食の米ぬか発酵飼料のおかげで、鶏舎内の匂いはほぼなし。鶏が四六時中床をかき回すので、鶏ふんは床材と混ざり合い、発酵します。冬場は床から湯気が上がるほどです。「森の中のような匂い」と見学の方から言われたこともあります。そんな良質な鶏ふんは畑にまかれ、豊かな土になります。(食の安心安全/食糧自給率の向上/自然環境の保全)
・鶏ふん他、地域内循環について、活動報告にてレポート予定です
むらたまが取り組んでいる理想の養鶏は、日本で主流の効率的な養鶏とは対極にあります。そんな非効率な養鶏ですが、少なくとも300羽いれば事業を継続していけます。是非むらたまのミッションにご賛同いただき、応援いただけたら幸いです。
- ●むらたまのミッション (活動の目的)
- 1)鶏の習性に配慮した飼育環境と、できる限り安心安全な飼料により健康な鶏を飼育し、その良質な卵を提供することで、人々の健康に寄与する。
- 2)平飼い広報や鶏の譲渡を通して養鶏への理解を促進、消費者の行動が変わることで、日本全体の養鶏が動物福祉に配慮した形態に移行する流れをつくる。
- 3)卵および卵加工品販売を通して高山村をPRし、村の振興をはかる。
- 4)地域内循環を促進して食糧自給率を上げるとともに、より良い自然環境を後世に残す。
新鶏舎予定地はむらたま鶏舎に隣接する土地。すでに地権者の方の了解は得ています。全草が有毒のムスカリが群生しており、それを除去したり草を刈ったりして整備中です。
地目が畑なので、建築可能なビニールハウス型の鶏舎を計画しています。見積りでは、作業込みで117万8856円。内部の産卵箱や止まり木等々と、周囲の運動場や電柵を含めると、150万円は必要です。そのうちの30万円をクラウドファンディングで賄いたいと思っています。これにより、今回の目標を70万円と設定しました。
●目標70万円の内訳
・鶏舎等増築費用の一部/30万円
・クラウドファンディング手数料17%+税/約13万円
・リターン費用/約27万円
●300羽までのスケジュール
・2024年10月/クラウドファンディング終了、リターン発送、第3鶏舎増築、4期生大雛60羽導入
・2024年12月/4期生60羽産卵開始
・2025年5月/5期生初生雛60羽導入、働き手の増員、エサ用畑の拡大
・2025年11月/5期生60羽産卵開始(4~5期生合わせて120羽産卵)
・2026年春/第4鶏舎増設、6期生初生雛120羽導入、4期生の譲渡開始
・2026年秋/6期生120羽産卵開始(4~6期生合わせて200羽産卵)
・ 2026年冬/4期生「食べる会」開催
・2027年春/7期生120羽導入 合計羽数300羽 *5期生の譲渡開始
・2027年秋/7期生120羽産卵開始(5~7期生合わせて260羽産卵)
・2027年冬/5期生「食べる会」開催
・生後2歳までには引退する採卵鶏について、活動報告にてレポート予定です
・リターンについて、活動報告にてレポート予定です
周囲のご協力のおかげで、2019年の開業からむらたまは確実に進展しました。卵を定期購入くださる方々が増え、開発したオリジナルの加工品(むらたまプリン3種、玄米フィナンシェ3種)もご好評いただいています。ありがとうございます!これからも自信をもってお届けできる良いものを作ります。
・むらたま卵加工品(プリン、玄米フィナンシェ)について、活動報告にてレポート予定です。
開業当初にくらべて「平飼い」への理解が広がってきたと実感しています。庭先養鶏を始める方々からアドバイスを求められる機会も増えてきました。嬉しいことです。日本ではまだ1割にも満たない生業としての平飼い養鶏ですが、このプロジェクトでむらたまの思いや平飼いの裏側を知っていただくことにより、平飼い養鶏を志す方が増え、幸せな鶏が増えることを願います。鶏のことを考えるほど黒字化は遠くなります。でも俯瞰して見れば地球環境を守ることにつながると信じています。
長い文章になってしまいました。ここまで読んでくださり、本当にありがとうございます!
ささやかな養鶏場むらたまの取り組みを、今後もぜひ見守ってください。
「良い卵は良い鶏から」輝く命の卵、むらたま。大切なあなたにいつか届きますように。
応援メッセージ①
佐倉弘祐様/信州大学工学部助教
(運動場デザインの打ち合わせ。2020夏、高山村Wine&Cafeヴェレゾンにて)
村内さんは「むらたま」を始めた2019年から、鶏を介した地域との繋がりによって、鶏のことを大切に想いながらも、持続できる養鶏業のあり方を実践しながら探求されてきました。僕の研究室でも「まち畑プロジェクト」の一環で鶏を飼っているのですが、以前研究費で鶏の餌を買いたいと学生に言われた時、「村内さんは、ご近所の蕎麦屋さん、豆腐屋さん、味噌屋さんから餌をもらい、そのお礼に卵や加工品を渡している」ことを伝えました。 お金で解決させることで手間は省けますが、その分地域との繋がりは疎遠になってしまいます。 村内さんとの運動場制作プロジェクトを通じて、そのことを深く学ばせて頂きました。 ですが、現実はかなり厳しいようです。僕も今回のクラファンの記事を読むまで、「むらたま」さんのような平飼いがもっと増えれば良いな程度に、楽観視してしまっていました。「むらたま」さんが現在抱えている課題は、平飼い養鶏を生業とされている方々、更にはこれから生業にしたいと考えている方々にとっても重要な課題だと思います。 一人でも多くの方々にこのクラファンが広まり、村内さんのこれまでのご苦労や熱意が伝われば嬉しいです。最後に僕が最も感銘を受けたクラファン内の文章を転記させて頂きます。 「日本ではまだ1割にも満たない生業としての平飼い養鶏ですが、このプロジェクトでむらたまの思いや平飼いの裏側を知っていただくことにより、平飼い養鶏を志す方が増え、幸せな鶏が増えることを願います。鶏のことを考えるほど黒字化は遠くなります。でも俯瞰して見れば地球環境を守ることにつながると信じています。
*****
佐倉先生、ありがとうございます! 佐倉先生との出会いは、前回の2020クラウドファンディングでした。ご支援いただきたことをきっかけに運動場制作を打診させていただいたところ快諾。鶏舎完成後の秋、佐倉ゼミの若い皆さんを中心に第1運動場を制作いただきました。ありがとうございました! 高山村が学生時代の思い出のひとつになっていたら嬉しいです。
応援メッセージ②
【お蚕様とむらたま】田端智子様/中野市五岳館館長
高山村の平飼い卵のハルさんとの出会いは、もう何年前なんだろう。
仲介してくださった無農薬のお米農家さんとある日、一緒に五岳館を訪ねてくださった。
ハルさんの敷地には、昔、養蚕をした形跡がありたくさんの桑がある。
そして、私が茹でた繭の中の蚕のサナギは、鶏の餌にできる。
お互いに必要だった。
確かに始まりはそうだけど、まあ、彼女、一言でいうと「ほんとにサイコー!」
ほんとにお人好しで、なんせ働き者。自然を愛し、養鶏を愛す。おっちょこちょいで、頑張り屋。いつも息を切らしてる。←私と同類
本当にお世話になっている。死ぬほど忙しいのに桑を届けてくれるし、譲渡してくれたポッちゃん、ちーちゃんの相談にもよく乗ってくれる。話は聞き上手だし、繋がりは広い。
私は1日、養鶏場のお仕事体験に行ったが、彼女の鶏愛と仕事ぶりには脱帽した。
この度、クラファンで鶏舎を新調する。
ぜひ、みなさんにもこの高山村の平飼い卵を食べてほしい。
味が違う!私は毎日、うちの鶏の卵を食べているが、もう市販の卵は買いたくない。
幸せな鶏が産む、幸せな卵。
それが、あなたの肉体の一部になる。
インターネットでも買える。そのために今、鶏舎を新調したいのだ。
全力で応援するし、ほんとに胸を張ってみなさんにご紹介したい。
私は彼女の暮らしぶりが好きだ。実は、この養鶏場、私がこれから出版する(であろう)小説にも登場する舞台である。ぜひ、みなさんにも関わって欲しい。笑
そして、お店をしている人は彼女の卵をぜひとも使って欲しい。
現場からは以上です。
*****
ちょっと恥ずかしくなるほどの応援メッセージ、ありがとうございます!田端智子さんは本当に多彩です。ご主人が師範をなさっている剣道場「五岳館」にて、学習塾、書道、フリースクール「シルク+」を主催。北信ローカルにて「砂時計」連載中。著書に「あの日、天使が舞い降りてきて~ヤママユ奮闘記」。
応援メッセージ③
【パン屋さんにも鶏います】高橋有希様/長野市「パン焼き小屋はしご」店主
高山村のむらたまさんが、二度目のクラファンにチャレンジしています。
アニマルウェルフェアとか食料自給とか循環型の養鶏とか関係する分野はたくさんあるのですが、何より知ってほしいこと。
むらたまさんの鶏たちは、本当に幸せそうに過ごしているのです。こんなに愛情 かけてくれる方が飼い主なら、ぼくは来世はむらたまの鶏になりたいです (←わりと本気)。
むらたまさんから世代更新のために譲り受けた我が家のナッシー (今は亡きりん ごちゃんやいちごちゃんも) は、人が大好きで喋りかけてきます。それだけ大事 にされてきたということです。
時々むらたまさんが様子を見に来てくれると「会いたかったよ母ちゃん!」て感 じで、ぼくらには見せない甘えた様子で話しかけてます。(我が家の環境が不快だ と告げ口している可能性あり) 時が経っても覚えているんですかね。
そんなむらたまさんの卵は、ちょーーー美味しい。応援よろしくお願いします。詳細はクラファンページで是非お読みください!
*****
ありがとうございます! パン作りで出る麦をもらったり、パンのお客様にも可愛がっていただいたりして、幸せなトリ達です。高橋さんが薪窯で焼き上げるハード系のパンたちは、栄養学的なものだけでなく、なにか心地よい「氣」のようなものが込められていて、ひとかけ食べるだけでも大満足なのです。
ただいま夏季休業中とのこと(夏場の薪窯は灼熱!)。再開が待ち遠しい!
最新の活動報告
もっと見るプロジェクト終了!ありがとうございました!
2024/10/16 04:008/12にスタートした本プロジェクトが10/12、無事にゴールしました。128名の皆様、ご支援ありがとうございました。・支援総額 1,614,000円・達成率230%でした。開始日にまったく動かず不安になっていたのですが一転、次々にご支援いただき、心底ほっとしました。むらたまの活動をご理解いただき、賛同いただけたことがとても嬉しいです。本プロジェクトでむらたまを初めて知ってくださった方も多くいらっしゃいます。挑戦して良かった!と思うとともに、どなたかが仲介くださったことを知っては手を合わせました。皆様に心より感謝申し上げます。ご期待に応えられるよう、真摯に取り組んでまいります。今後のむらたまを見守っていただけたら幸いです。***リターンにつきまして、順々にご案内しております。10月中にご連絡を差し上げる予定ですが、11月になっても連絡がない場合は大変お手数ですが、ご一報くださいませ。CAMPFIREのページは、この「活動報告」と「メッセージ」が今後も使えるそうなので、折々に発信していきます。なお、プロジェクト本文はもう変更できないとのことでした(トップ画像だけでもゴールしたものに変えたかったのですが、そんなわけでご容赦ください)。***鶏をゼロにして、夏の間、お休みをいただいた「むらたま」は9月末から動きだしております。インスタグラムやFacebookで詳細を発信しておりますので、ぜひフォローください。(リンクです↓)インスタグラム Facebook***以下は、インスタグラム&Facebookにて発信したものです。本プロジェクトのご支援者向けではありませんが、お目通しいただけたら幸いです。沢山の方々に支えられていることを実感しています。【むらたまクラファン2024にご協力いただきました皆様へ】日頃より大変お世話になっております。エサのご提供、卵やプリンの販売等ご協力のおかげで生業を続けられています。このたびのクラウドファンディングでも格別のご厚情をいただきましたこと、心より御礼申し上げます。皆様のご尽力により、当初の目標を大きく上回るご芳志をいただいただけでなく、本事業について多くの方々に知っていただくことができました。ありがとうございます。皆様の応援を糧にして、むらたまの理念を具現化し、地域・社会に貢献できるよう努めます。今後ともよろしくお願いいたします。下記はご協力いただいた皆様です。(書き忘れ、誤り等ございましたら、是非ご指摘ください)*順不同です■リターンご協力ありがとうございました!・evolve 様・山下薬局 様・野菜・米処 樹木 様・森の古民家あだむさんち 様・信州たかやまワイナリー様■応援メッセージをありがとうございました!・パン焼き小屋はしご 様・五岳館 様・野菜・米処 樹木 様・佐倉弘祐 様・森の古民家あだむさんち 様・長野ワイントラベル 様・嶋 啓祐 様■チラシを置いてくださった皆様、 配布いただいた皆様、 情報拡散くださった皆様、 ありがとうございました!高山村・Wine&Cafe ヴェレゾン 様・村の小さなピザ屋さん和 様・子安そば文の蔵 様・子安温泉 様・道の駅アンティロープ 様・平野屋 様・見晴茶屋 様・信州たかやまワイナリー 様・米農家どろんこ祭 様・山の野菜園といろ 様・Kaya Studio 様・藤田屋酒店 様・かめはら 様・ふるさとセンター山田 様・常盤屋 様・高山村観光協会 様・わらび温泉ふれあいの湯 様・山田温泉大湯 様・YOU游ランド 様・游々亭 様・松本木材店 様・レッドウッドイン 様・サンタ牧場 様・ヴィラ藤屋 様・食事処 一 様・清水ベーカリーコルぺ 様・姉川様・ペットサロンわん太くん様・アトリエリースリング様・ピカチェ様・takayamahub様・高山村ネット様・高山村役場様須坂市・渡辺豆腐店様・塩屋醸造様・一顆とりり様・山下薬局 様・ゲストハウス蔵様・中川 様・須坂新聞社 様小布施町・evolve様・OBUSE Meguru Lab.様中野市・野菜・米処 樹木様・五岳館様信濃町・siki様長野市・パン焼き小屋はしご様・整体処ねころび堂 様・香川 様・丸山 様・小林 様・ほっとパル 様小川村・大豆フード専門店 だいず食堂パチョコ 様・Bakery24sekki 様長野県外・竹中りんご 様・かくれん穂"様・田中 様・藤井様・山﨑様最後になりましたが、CAMPFIRE様および、伴走いただきました遊覧潜水様、ありがとうございます。いつも丁寧にご対応くださり、安心して事に当たることが出来ました。まずは無事にゴールでき、ほっとしています(これから残りのリターン対応を頑張ります)。Special Thanksりえさん&あやこさん もっと見る
嶋啓祐様より、応援メッセージをいただきました!
2024/10/08 04:47「むらたま」。信州高山村にて数年前に出会った生産者のハルさん。とても小さな鶏舎を作っていてそこにはかわいいヒヨコがピヨピヨと走り回っていた。 「この子たちが元気に大きくなって来年から卵を産んでくれるんですよ!」とはじける笑顔で話していたのがまるで昨日のことのようだ。 彼女は地道にコツコツ飼育と生産を続け、だんだんと認知度も高まっていった。ぼくも時折送ってもらった。その味はピュアで滑らかで飾り気のない卵の味そのものだった。スーパーに並ぶ餌に凝った色の濃い卵と違って、実に素朴だ。食べ飽きない味わいとはこのことか。 そんなハルさんがこれから鶏舎を増設し、生産量を少しずつ増やしていくと聞いた。それは決して従来型の大量生産式の飼育ではなく、あくまで平飼い。しかし多くの方に味わってもらうためにはある程度の規模感が必要と話す。 そこで今回のクラファンにたどり着いたというわけだ。目標値にはたどり着いたけどもう少し行きましょう。鶏が育っている環境を大切にして安全安心に加え、さらにおいしい卵を届けてほしいと切に願う。*****嶋啓祐氏プロフィール地域課題解決業&フードビジネスデザイナー。お取寄せネット,DANRO,ぐるなびIppin執筆、AllAboutフレンチガイド。島根県に異常に詳しく雲南市と出雲市、広島県観光大使。神社好きコンビニ嫌いな温泉ソムリエ。茶碗蒸しが好きだ。現在東京と宮崎県諸塚村の天空古民家と夏の蓼科3拠点生活中。料理人。インスタグラムより ←リンクです*****嶋さん!ありがとうございます!満を持して投稿させていただきます!せっかく卵のことを書いていただいたのに、卵のリターンがスタート早々に終了。。そこで!すべてのリターン対象、ご支援の際に備考へ【卵のお知らせ希望】とご記入いただきましたら、優先的に卵販売のお知らせをお送りいたします! *ひとつ前の「活動報告」をご参照くださいませ。 もっと見る
卵のリターンにつきまして。
2024/10/06 22:23むらたまクラファンも、残すところ6日。開始早々に卵のリターンが終わってしまい、どうしよう?と考えていました。卵のリターンを増やしたいけれど、じっさい卵に余裕はありません。考えに考えて閃いたのは、「卵が発送できるときにお知らせする」です。クラファン本文に書きましたように、ほんとうに卵が余ることはありません。お店に出せば全部売れます。でもむらたまが存続するには、ネット販売を拡大しなくてはなりません。ぜひ、ネット購入で応援いただければと思います。多くても月に2~3回ほどです。ご希望の方に、メールにてお知らせいたします。(ご注文なしならお返事不要です。スルーで!)ご支援の際、「備考欄」に【卵のお知らせ希望】とお書きください。なお、これまでにご支援くださった皆様、大変お手数ですが「卵のお知らせ希望」とメッセージをお送りください。お知らせ期間は2025年12月末までです。途中、不要になった場合はご連絡ください。すぐにお知らせを中止させていただきます。よろしくお願いいたします。 もっと見る
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