2024/07/09 00:35
本書『殺劫』の版元である集広舎(福岡市)の川端幸夫代表が所用で週末に上京されたので、クラウドファンディングの進め方や今後の活動計画について打ち合わせをしました。集広舎は中国、台湾、チベット、ウイグルなどアジア地域を主な対象に政治、歴史、文化、文学など他分野にわたって精力的な出版活動を行っています。文化大革命に関する研究書なども何点も刊行しています。『殺劫』のルポルタージュとしての衝撃性や資料的価値にいち早く着目し、日本語版の発行を決断されたのは川端さんです。テーマの特殊性と売れ行きへの不安から、他の出版社であったら二の足を踏んだかもしれません。個人的には、たとえ少部数であっても、歳月の流れに耐えうる、生命力の強い出版物を今後も世の中に送り出してほしいと願っています。
集広舎の出版活動については同社ホームページをご覧ください。