はじめに
明治大学交響楽団(通称:明オケ)は、1923年4月末に当団永久指揮者・尾原勝吉氏らの手によって創立された、明治大学唯一の公認オーケストラサークルです。移りゆく時代の中で、現在に至るまで戦争や自然災害、感染症の大流行など数々の困難を経験してきましたが、明オケの歴史は絶えることなく、2023年4月ついに創立100周年を迎えました。
昨年度から“創立100周年記念イベント”と題し、現役生およびOB・OGでも演奏会を開催してまいりましたが、その最後のイベントとして「これまでの100年の集大成と、これからの100年に繋ぐ企画」をテーマに、現役生とOB・OGを中心とした今回限りのオーケストラを結成し、記念演奏会を開催します。
100周年の節目としてふさわしい、演奏メンバーの人数規模、曲目、演奏会場、ゲスト指揮者、ゲストソリスト、特別企画におけるトレーナーの先生方やプロとして活躍しているOBとの共演等、全ての「明オケ」がここに集結し、通常の規模では実現できない豪華な演奏会を開催いたします!
これまでの創立100周年記念イベント
先述の通り、本演奏会は“創立100周年記念イベント”のラストを飾る演奏会となっております。
ここで、これまでの“創立100周年記念イベント”について少し紹介させていただきます。
2023年12月28日に開催された第100回記念定期演奏会では、第100回を記念してショスタコーヴィチの華やかな祝典序曲に始まり、チャイコフスキーの優美な白鳥の湖、そして壮大なラフマニノフの交響曲第2番で締めくくりました。
これまで連綿と続いてきた明オケの歴史に残る演奏を披露しました。
2024年1月21日に開催された全明治大学交響楽団創立100周年祝賀演奏会では、昭和45年卒の杉山茂氏の指揮で、ワーグナーの「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第一幕への前奏曲やベートーヴェンの交響曲第5番「運命」など全4曲を演奏し、演奏会の最後には、来場されたお客様と一緒に、ラデツキー行進曲と明治大学校歌を演奏いたしました。
出演者と客席が一体となった瞬間でした。
今回の企画「明治大学交響楽団創立100周年記念オーケストラ」について
“創立100周年記念イベント”の最後のイベントとして「これまでの100年の集大成と、これからの100年に繋ぐ企画」をテーマに、現役生とOB・OG、さらに明オケトレーナーの先生方を含む今回限りの「明治大学交響楽団創立100周年記念オーケストラ」を結成し、明治大学交響楽団創立100周年記念演奏会を2024年8月17日(土)に開催いたします。
●演奏会概要
明治大学交響楽団創立100周年記念演奏会
日時:2024年8月17日(土)
15:15開場 / 16:00開演
場所:ミューザ川崎 シンフォニーホール
指揮:ジャン=フランソワ・ヴェルディエ
(ヴィクトル・ユーゴー・フランシュ=コンテ管弦楽団音楽監督)
曲目:
交響詩『ドン・ファン』 / R.シュトラウス
ラプソディー・イン・ブルー / G.ガーシュウィン(Pf: 黒木雪音)
『海』〜管弦楽のための3つの交響的素描 / C.ドビュッシー
組曲「火の鳥」(1919年版) / I.ストラヴィンスキー
ボレロ / M.ラヴェル ※特別企画
●チケット購入に関して
チケット:全席指定 ¥2,000
teketにて販売:https://teket.jp/10073/34886
※ミューザ川崎の窓口では受け付けておりません
※当日販売あり。メール・お電話でも承ります
※未就学児入場不可
明治大学交響楽団が脈々と引き継いできた熱量の高さをもってゲスト指揮者とソリストを迎え、意欲的なプログラムに挑戦します。
指揮者はフランスでクラリネット奏者・指揮者として活躍するジャン=フランソワ・ヴェルディエ氏を招致。
また、ラプソディー・イン・ブルーのピアニストとしては、若手実力派ピアニストとして国内外で活躍する黒木雪音氏をゲストに迎えます!
曲目は、情熱的で活力に満ちた音楽が聴衆を引き込む魅力を持つ『ドン・ファン』で始まり、ジャズとクラシックの融合である『ラプソディー・イン・ブルー』、3つの楽章を通じて海の静けさ、力強さ、変わりやすさが描かれ、聴衆に鮮やかなイメージを喚起する『海』、ロシアの民話を基にした物語を音楽で表現しており、魔法や伝説の世界に聴衆を引き込む『火の鳥』、そして特別企画である『ボレロ』では、NHK交響楽団や神奈川フィルハーモニー管弦楽団などでプロとして活躍している明オケトレーナーの先生を多数ゲストにお招きし、共に演奏する豪華なステージとなっています。
本演奏会では、このようなパワフルなプログラムをお届けします!
参加者については、大学1〜4年生の現役生が約80名、OB・OGが約100名、総勢180名もの演奏者が集結。10代後半の現役生〜70代のOB・OGまで幅広い年代の明オケメンバーが揃っております。演奏会の運営においても現役生とOB・OGが手を取り合い、演奏会を作り上げています。100年に一度というこの機会に、世代を超えて明オケが一つになり、「これまでの100年の集大成と、これからの100年に繋ぐ企画」というテーマに沿った演奏会となっております。
▼明治大学交響楽団創立100周年記念オーケストラのロゴについて
ロゴのコンセプトについては、演奏曲のうち「海」の水しぶきと「火の鳥」をメインモチーフに取り入れています。不死鳥のように、明オケならではの熱い火を絶やさないように、そして明オケが100年だけではなく、未来永劫ずっと続いて行くようにという想いを込めています。また、「海」の青と「火の鳥」の赤が融合することで生み出される明治大学の象徴「紫紺」カラーにより「明オケらしさ」も表現しています。タイトル横の輪は会場であるミューザ川崎のホール(十角形)と、楽譜の五線譜もイメージ。演奏会場と出演者が一体となり融合していくことを願い掲げています。
チラシのコンセプトは、ロゴのコンセプトを踏襲しつつ、チラシではより大きく表現を取り入れています。表面はロゴや波の色をより目立たせるように、シンプルなホワイトをバックにデザイン。白がより紫紺を引き立てます。裏面では指揮者とソリストを紹介。こちらは紫紺カラーをバックとし、明オケを存分に表現したデザインとなっております。
企画のコンセプト - 明オケの持ち味を全面に出した、より明オケらしさ全開の企画に!
これまで記載した通り、本演奏会は明オケの歴史100年の中でも最大規模の演奏会となります。
本企画の構想を始めたのは2年ほど前。明オケ創立100周年が迫る中、明オケOB・OG団体のメンバーを中心に集まり「OB・OGとしても100周年の節目に演奏会企画や現役への貢献をしたい」というところからスタートし、企画のテーマやコンセプト、そしてOB・OGとして現役生に何か貢献できることはないか、というところも含め検討してまいりました。
そして検討を重ねた結果…
・これまで多くの人々によって培われてきた明オケの力を全て発揮し、明オケ100年の歴史の中でも最大規模の演奏会をしたい
・その中で次世代を担う現役生に“明オケらしさ”を伝えることでこれからの明オケの発展に寄与できるような企画にしたい
・記念演奏会というビッグイベントだからこそ、今まで明オケがやったことがないことにチャレンジしたい
このような考えにまとまり、本企画のテーマは「これまでの100年の集大成と、これからの100年に繋ぐ企画」、コンセプトは「明オケの持ち味を前面に出した、“明オケらしさ”全開の企画に!」に決定いたしました。
“明オケらしさ”とは様々な捉え方がありますが、
・学生オーケストラの範疇に留まらない企画力
・初めて経験することにも果敢に挑むチャレンジ精神
・プロの音楽家との繋がりから生まれる人脈や特別な機会
・一つのイベントに対していつでも全力でやり切る行動力
といった点は明オケの持ち味であり、世代を超えて伝えていくべき“明オケらしさ”だと思っております。
このような数々の“明オケらしさ”を出すにあたり、本演奏会では、
1、プロの音楽家である明オケトレーナーの先生方との共演
2、なかなか経験できない外国人指揮者、今を時めくゲストソリストとの共演
3、国内有数の立派なホールでの演奏
の3要素を軸に企画の内容を練り、OB・OGの持つ様々な人脈や伝手、企画力などを駆使し、既述の内容での演奏会開催を決定いたしました。
2024年2月から練習をスタートし、各曲分奏や合奏をしながら曲の完成に向けて練習を重ねています。
特別企画である「ボレロ」にも多くのトレーナーの先生方がソリストや奏者として本演奏会に参加してくださることも決定し、着々と準備を進めております。
今回の記念演奏会の開催にあたり、演奏会開催支援金として、応援のクラウドファンディングを実施致します!
“明オケの100年の集大成”とも言える本演奏会。普段の演奏会では実現できない規模の演奏会を現役生とOB・OGがともに作り上げ、経験し、達成感を味わいたい、ということもコンセプトとなっています。
これまで明オケが築いてきた「人との繋がり」があってこそ成り立つ演奏会です。いま本ページをご覧になっている皆さまとも、このクラウドファンディングを機に繋がりを持ち、今後の明オケを一緒に盛り上げていく同志となれたら幸いです。是非ご協力いただき、演奏会の成功と明オケの今後の発展をともに願い、応援していただければと思います!
資金の使い道
ご支援いただいた資金は、
・演奏会の運営費(練習場やホール利用費、打楽器等運搬費、諸謝金など)
・リターン品制作費
・クラウドファンディング手数料(17%+税)
に充てさせていただきます。
リターンについて
クラウドファンディングのリターン(返礼品)としては、昨年12月28日(木)に開催された「明治大学交響楽団第100回記念定期演奏会」を記念して作成された、現役生作成のクリアファイル2種類とステッカーを用意しました。また、今回の明治大学交響楽団創立100周年記念オーケストラのオリジナルロゴが入った記念のクリアファイルとトートバッグも用意しています。さらに、演奏会当日の様子を収録したDVD/Blu-rayもご提供いたします。
返礼品のデザインは全て現役4年生の松橋月奈さん(Vc)が手掛けており、こだわり抜いたデザインに注目です!
明オケの100年に一度の企画の記念品として、現役生・OBOGが一つになる印として記念品を手にしましょう!
リターン内容:
・感謝のメールプラン:ご支援に対するお礼と演奏会の開催報告メールをお送りします
・パンフレットPDFプラン:2024年8月17日開催の「明治大学交響楽団創立100周年記念演奏会」のパンフレットのPDFデータをお届けします
・明オケ現役グッズプラン:お礼メールに加えて、明オケステッカーと明オケクリアファイルをお届けします
・100周年記念クリアファイルプラン:100周年記念クリアファイルとお礼メールをお届けします
・100周年記念トートバッグプラン:100周年記念トートバッグとお礼メールをお届けします
・【緊急追加!】100周年記念Tシャツプラン:100周年記念Tシャツとお礼メールをお届けします
・【緊急追加!】100周年記念タンブラープラン:100周年記念タンブラーとお礼メールをお届けします
・記念演奏会DVD/Blu-rayプラン:記念演奏会を収録したDVDまたはBlu-rayをお届けします。ご自宅でその感動を再び味わってください
・フルセットプラン:上記すべてのリターンをセットでお届けします。記念品を全て手にしたい方に最適です
皆様からの温かいご支援をお待ちしております。どうぞよろしくお願い致します。
リターンの発送スケジュール
●支援受付開始日:2024年7月13日(土)
●支援受付締切日:2024年8月31日(土)
●リターンの発送 グッズ:2024年9〜10月予定
DVD/Blu-ray:2024年12月予定
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
<プロジェクト運営メンバー>
遠藤 洋一(第74代・トロンボーンパート)
畑中 乾(第83代・チェロパート)
久篠 孝介(第84代・ヴァイオリンパート)
堀 創介(第88代・トランペットパート)
庭屋 太輔(第92代・ヴァイオリンパート)
鈴木 優有(第96代・ヴァイオリンパート)
金澤 亜衣子(第98代・トランペットパート)
他、明治大学交響楽団OB・OG有志一同
(明治大学交響楽団創立100周年記念オーケストラ)
最新の活動報告
もっと見る演奏会は無事に終演しました!
2024/08/21 18:00演奏会は無事に終演しました!ご来場してくださった皆様、ありがとうございました。本演奏会には約800名のお客様にご来場していただき、30名ほどのお客様にYouTubeライブにてご視聴していただきました。演奏会を開催するにあたって、金銭面だけでなく、曲目の難しさや練習場の確保など、様々な困難がありましたが、皆様からのクラウドファウンディングを通じた温かいご支援が励みになり、団員一同一丸となって乗り越えることができました。演奏会の時間は3時間という、他の演奏会ではみられないような長丁場でしたが、各曲の演奏後は達成感を感じることができました。演奏会のプログラムが全て終わった時の、お客様からいただいた拍手の感動は今でも忘れられません。この演奏会に携わってくれた多くの方に、この場を借りて感謝いたします。そして何よりも、クラウドファウンディングに協力してくださった皆様に、心より感謝を申し上げます。そして、この度クラウドファンディングの目標金額の50%を達成しました!クラファンを開始して1ヶ月でこんなに多くのご支援をいただき、本当にありがとうございます。クラウドファウンディングは8/31まで実施しております。どうか引き続きご支援・ご声援の程よろしくお願いいたします。 もっと見る
リターンにタンブラーを追加しました!【ご支援ありがとうございます】
2024/08/14 18:00演奏会まであと3日となりました!練習もラストスパートに入りました!今回の演奏会の指揮者である、ジャン=フランソワ・ヴェルディエ氏の練習が、いよいよ明日の15日(木)からスタートします!団員一同、本番に向けて走り切ります!突然ですが、ここで皆様にお知らせです。明オケ100周年記念オリジナルタンブラーを、リターン(返礼品)として追加いたしました!THERMOS(360 ml)のタンブラーに今回の演奏会のカラーロゴを取り入れたデザインとなってます。明オケ100周年記念タンブラーを、ご自宅での晩酌で使ってみてはいかがでしょうか?ぜひ明オケ100th記念タンブラーを使って、一緒に明オケの100周年を祝いましょう!そして!この度クラウドファンディングの目標金額の40%を達成しました!クラファンを開始して1ヶ月弱ですが、多くのご支援をいただき、本当にありがとうございます。どうか引き続きご支援・ご声援の程よろしくお願いいたします。 もっと見る
挟み込みに行ってきました!
2024/08/07 18:00演奏会まであと10日となりました!練習回数も残り3回ですが、ラストスパートに向けて気合いを入れて頑張っていきます!先日、「フィルハーモニア・ブルレスケ」様の演奏会にフライヤーの挟み込みを行ってきました!こちらの団体は、早稲田大学フィルハーモニー管絃楽団のOB・OGを中心に、2004年に結成されたオーケストラです。大学のオーケストラサークルのOB・OGで構成されている点が私たちと共通しているなと感じました!私たちの団体は、「フィルハーモニア・ブルレスケ」様だけでなく、他の団体とも交流をしています。SNSでの交換宣伝やチラシの挟み込みを通じて、他の団体との交流を深めています。このような交流を通して、クラシック音楽を楽しむ仲間と出会える素晴らしい機会を作っており、これまで明オケが築いてきた「人との繋がり」を今回の演奏会でも活かしています。どうか引き続きご支援・ご声援の程よろしくお願いいたします。 もっと見る
コメント
もっと見る