初めまして!23歳新米書道家の矢野真凜(やのまりん)と申します!
母校である大阪府立今宮高校で書道講師をしながら、京都で外国人に書道を教えています。
みなさん、京都に来られたことはありますか?
修学旅⾏などで京都を訪れた⽅も多いと思いますが、
今の京都は世界各国から来るたくさんの外国⼈観光客で
とても賑い活気に溢れています。
ニュースでも連日報道されていましたよね!
そんな京都の中でも、観光地として特に有名な「祇園」という花街にて
今年 2024 年 2 ⽉に書道ワークショップ“Malligraphy”を OPEN しました。
誕⽣から間もない“Malligraphy”ですが、
世界各国から書道に興味のある⽅々がたくさん来てくださいました。
みなさんが楽しそうに書道体験をされる姿が私のモチベーションです。
“Malligraphy”
については後ほど詳しく説明させていただきますが、
まずは私、真凜の書道プロフィールをご覧ください!
3歳 習字の先生をしている母に手ほどきを受ける(あまり物心ついておらず覚えていない)
7歳~15歳 小学1年生の夏休み書道コンクールで銀賞をとって以来、毎年何かしらの賞を持ち帰るようになりルンルン
16歳 高校入学。書道の先生が担任になったため書道を教わるも、先生がとても厳しい&習字と書道って全然違いますよね...。無理できねええとなり暗黒時代へ。だが賞をとれたことで希望の光が差し込む(褒められて伸びるタイプ!)
18歳 高校卒業間近、かろうじて続けた書道の実技で花園大学の書道コースを受験。入学1か月前に花園大学に滑り込む。
19歳 書道よりもサークルとアルバイトに夢中な大学生に
20歳 不真面目書学生だったが、大学のとある先生の作品と人柄に感動し、真面目に書道を学ぶことを決意!こちらが当時の様子です
22歳 毎日書きまくり、学生最後の展覧会で文部科学大臣賞を受賞。
書道の教員免許も取得し、優秀学生として学長表彰され有終の美を飾る。
しかし私が大学時代を過ごした世はコロナ禍でした...。
厳しかった就職活動。安定を求め2番目に興味があったアパレル業界の門をたたく。
22歳 日々の仕事に向き合う中で「何かが違う」という思いが芽生え始める。私は私の道を一から切り開いていきたいのだという熱い思いがあふれ、外国人が京都で書道を体験できる場所”Malligraphy”の爆誕計画を立てる。
23歳 書道家に転身!京都・祇園にて外国人向け書道ワークショップMalligraphyを立ち上げる。
こうして新しい人生と冒険の物語が幕を開けました!
“カジュアルに書道の真髄を伝授する”をテーマにした、ショートタイムの書道体験スタジオ。
それがMalligraphyです。
Malligraphyでは、まず書道の基本であるトメ・ハネなどを短時間で徹底的に練習して、
そこから応用編へと向かっていきます。
最後には自分が書きたいと思う漢字をチョイスしてもらって、その漢字をきれいに書けるように
私、真凜が丁寧にお教えしています!
そして皆様は、書道初体験の外国人だとは思えないほどの素晴らしい作品を完成させてくれます!
こちらのオーストラリアの家族も漢字を書いたことがない、書道初経験の作品です!
めっちゃ上手くないですか!?
Malligraphyでは、書道を通して
“たくさんの人が笑顔になれる”
”もっと日本を好きになってもらえる”
”国境や人種に関係なく書道で人と人が繋がれる”
そんな場所になるよう願いを込めて、外国人でも親しみを持てるようなオープンマインドなレクチャーを
展開しています!
そんな思いの元、Malligraphy がとても⼤切にしていることに
異文化交流というコミュニケーションがあります。
書道体験を終えたお客様と⽇本茶と和菓⼦をいただきながら
お話する時間も Malligraphy の醍醐味です。
ほっと⼀息ついた会話の中でお客様から「私の国に来ることがあれば案内するね!」と優しい⾔葉を
かけてくださったり、お客様の⺟国のきれいな景⾊がみられる場所の話などをしてくれます。
オープン初日に来てくれたアメリカ人の家族は、今日がオープン日であることを伝えると温かくお祝いを
してくれ、3人の子供たちは目を輝かせながら扇子に「侍」と書き、お揃いの記念品を作りました。
書道に触れていただきながらコミュニケーションを取る。
これがMalligraphyで目指す”書で人を繋ぐ”形です!
書道ワークショップ“Malligraphy”の海外初開催です!!
京都の活動をしていく中で、日本や書道をまだ知らない外国人にも
書道の魅力を伝えたいという気持ちが大きくなりました。
近頃、SNSのコメントやメッセージでも、
「外国人が書道をしてくれることが日本人として嬉しい!」といった、日本人の方からのお声を
いただきますが、すごく共感です!!
全世界での開催が夢ですが、まずは初開催の候補地として
オーストラリアでの開催を⽬指します。
Malligraphy に訪れる外国人はオーストラリア人の割合が多く、親しみがあるため
初開催の地にぴったりだと考えました。
今回のプロジェクトでご⽀援いただいた資⾦をもとに
開催国と滞在⽇数を決定しますので、もし多くのご⽀援が得られなかった場合でも
近隣国にて短期開催という形で必ず実現します。
とはいえ、願わくばできるだけ多くのご⽀援をいただき
初開催の地としてオーストラリアでの開催が実現ができることを願っております。
海外初開催をする事によって、今後の世界展開のための
経験と実績と実感を掴み、さらにアメリカやヨーロッパ、アフリカなど多くの地域で
活動する糧にしていきたいです。
「Malligraphy の海外開催」は、Malligraphy のオープン当初から
漠然と掲げていた⽬標でもありました。
遡れば幼少期、“国旗の本”という本を愛読していたところから始まります。
その本には、世界各国の国旗が載っていて、幼いながらもなぜか興味を惹かれた私は暇さえあればその本を眺め、いつしか国旗と⼀緒にたくさんの国を覚えていきました。
⼩さいころに好きだったものってなんだかんだ⼀⽣好きですよね!
それ以降も外国に対する興味と憧れは膨らみ続け、
「海外で様々な⼈と交流してみたい。」という想いへと変わりました。
そして時を経て、オープンすることになった”Malligraphy”
オープン当初は1から作っていくことへの不安もありましたが、
Malligraphyを訪れてくださった世界各国のお客様には予想に反して
たくさんの高評価をいただくことがました。
遠くの国から来てくださった方が、今はまだ小さいMalligraphyを見つけてくれ、
書道に触れて笑顔で帰ってくださる。その姿を見るたびに喜びと感謝の念が溢れてきます。
私の思いはさらに飛躍していきました。
しかし、オープンから4か月がたった6月、
Malligraphyは苦戦を強いられることになりました。
お客様が急激に減ってしまったのです。
外にはたくさんの人がいるのにMalligraphyには0人...。
そして梅雨の影響で、営業日はいつも土砂降りの雨がふりました。
オープンしたばかりの不安定な経営、23歳の乏しい経済力。
その逆境の中で私は思いました。
Malligraphyをもっともっと多くの人に体験してもらいたい!
そのためには待っているだけではだめだ。
行動しなければ何も始まらない!
できることは全てやってみよう!
この想いを実現すべく、このクラウドファンディングに挑みました。
世界で書道ワークショップを開催する第一歩として、京都・祇園に書道ワークショップMalligraphyを
オープンし、祇園を訪れた外国人観光客に書道を教えています。
8月時点でアメリカ、オーストラリア、ニュージーランド、トルコ、フランス、ドイツ、イタリア、インド、スイス、タイ、ルクセンブルク、スウェーデン、アイルランド、ラトビア、アルゼンチン、スロベニア、オランダ、スペイン、デンマークの20か国からのお客様に出会えました。
書道を外国の方により身近に感じてもらえるよう、Tシャツや書道用具などのグッズ作りや、外国人の名前を漢字で書いてプレゼントすることも行っています。
結婚の記念やお孫さんへのプレゼントにしていただいたりと、
こちらもかなり喜んでいただくことができました。
Malligraphyでの様子はSNS(YouTube・Instagram・Tiktok等)で発信しています。
オーストラリア人に「しんにょう」を教えるショート動画では、」再生回数が合計150万回を超える反響をいただきました。また、京都新聞の方にも取材していただき、記事にしていただくこともできました!
世界で書道ムーブメントを巻き起こすために、私ができることは今後も全てしていく所存です!
リターンについて
Malligraphyが苦境にさらされた6月。上海出身トリリンガルスタッフのテイくんが、
グッズを作るのはどうかと、私の書がデザインされたオリジナルTシャツのサンプルを作ってくれました!
試作のTシャツを一部販売してみたところ、なんとイギリスの家族がみんなお揃いで買ってくれました。
元アパレル店員の私、自分がデザインした書道Tシャツをお客様が着てくれたことに、なんだか胸がいっぱいになりました。こちらのTシャツをもう少し、日本人にも着やすくなるようなシンプルなデザインに改良して、支援してくれた方にリターンとしてお届けしたいと思います。
その他のリターンも一生懸命考えましたので、是非リターン一覧をご覧ください!
引き続き京都でMalligraphyを開催しながら、海外開催に向けての資金調達、開催先の決定など準備を進めていく予定です。インスタグラムやTiktokなどで活動の様子を随時発信していきますので是非チェックしてみてください....!
10月 クラウドファンディング終了
12月~1月ごろ リターン発送
2025年 3月 Malligraphy海外開催
より多くの外国人に書道を体験してほしい。という思いももちろんですが、
世界で書道がもっと広まれば、日本で活動する書道家さんたち、
書道を仕事にしたい書学⽣がもっともっと活躍できる可能性が広がると思うのです。
”書道で国境をこえた世界中の⼈々を繋げる”
それは書道の発展や⽇本の魅⼒をさらに伝えていくことにもつながると確信しています!
そして最近、私が座右の銘にしている言葉がこちら!
「自分との約束を守る」です!
巻き起こせ!書道ムーブメントin地球!書道で世界中の人々を繋ぐ。そう決めたからには、
この想いを必ず実現させ、多くの人に感動や喜びを与えられるような書道家になります!
皆様、どうか熱い応援よろしくお願いします!
真凜
最新の活動報告
もっと見るリターン第一弾を発送しました!
2024/10/26 16:35先日、リターン発送第一弾を行いました!主にTシャツの皆様宛です(在庫が揃ったので早速(^^)/)少し時期がずれてしまいましたが、パーカーやシャツの下に重ね着するのが今の時期はおすすめです(^^)次は作品を選んでくれた方やメッセージの方のリターンを順番に送っていきます(^^)(作品の方にはまずヒアリングシートを送ります!)そして元旦には年賀状も送るので、第二弾の発送が終わり次第、作り始めたいと思っています!!楽しみにしておいてくださいね^_^写真で分かる通り、発送にメルカリの箱がちょうどよかったです!笑 もっと見る
ご支援ありがとうございました
2024/10/11 16:36クラウドファンディング終了しました!ご支援いただき、ありがとうございました!!残念ながら目標には届きませんでしたが、まだ小さなこの活動を見てくださり、そして支援してくださる方がいたことに驚きと感謝の気持ちでいっぱいです!リターンも準備が整い次第、配送していきます!そして目標のMallrgraphy海外開催ですが...来春3月、オーストラリア開催を目標に、既にチームで動き出しております!当初は費用が集まらなければ近隣国での開催を考えておりましたが、オーストラリアを諦めるのはまだ早い!という心境です!3月の開催が叶わず、夏や冬になってしまったとしても、近隣国ではなくオーストラリアで海外初開催ができればいいなと思っています!!これからも着実に活動と発信をして参りますので、よろしくお願いします!発信はインスタグラムがメインになっておりますので、よければフォローよろしくお願いします!【Instagram】Malligraphy⇨@malligraphy.japanまりん先生(私)⇨@mri_graphyありがとうございました! もっと見る
PRのYouTube撮影をしました!
2024/09/13 17:08海外開催に向けて、さらにMalligraphyを広めるべく、京都・祇園の街を歩いている外国人に声をかけて「書道体験に無料招待する代わりに動画撮らせて!」とお願いする企画を行いました〜3回ほど断られましたが、最後に声をかけたポーランド人2人組と素敵なご縁がありました!Malligraphyでポーランド人が来てくれたのは初めてです!2人はバックパッカーをしていて世界各国を旅しているようです!女性は「日本」男性は「龍」という文字を選び、色紙作品を作りました!体験の後にはいつもお茶を提供しています!2人はほうじ茶にチャレンジしました!ポーランドではお茶よりもコーヒーや水を主に飲んでいるそうです!2人ともすごく喜んでくださいました!遠く離れたポーランド人と私たち日本人がたまたまあの道を歩いたことで一緒に書道をすることになった思うと感慨深い気持ちになります!これでMalligraphyに来てくれたお客さんの国は21カ国となりました〜 もっと見る
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