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綺想の繪師・岡田嘉夫が計画した 幻の画集の出版を応援してください!!限定500部

現代の浮世絵師と称される画家・岡田嘉夫は、絵筆をもって多くの分野の作家と共作してきました。今回制作する『岡田嘉夫——綺想の絵師』は、画家・岡田嘉夫の作品600点を鮮明に美しく紹介する作品集になります。『十二国記』の挿絵画家でありマンガ『BEAST of EAST』の作者でもある山田章博氏が推薦!

現在の支援総額

2,078,000

207%

目標金額は1,000,000円

支援者数

102

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2024/08/28に募集を開始し、 102人の支援により 2,078,000円の資金を集め、 2024/10/20に募集を終了しました

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現在の支援総額

2,078,000

207%達成

終了

目標金額1,000,000

支援者数102

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現代の浮世絵師と称される画家・岡田嘉夫は、絵筆をもって多くの分野の作家と共作してきました。今回制作する『岡田嘉夫——綺想の絵師』は、画家・岡田嘉夫の作品600点を鮮明に美しく紹介する作品集になります。『十二国記』の挿絵画家でありマンガ『BEAST of EAST』の作者でもある山田章博氏が推薦!

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『十二国記』などの作者である漫画家・山田章博先生から本書の推薦文をいただきましたので、帯にレイアウトしました。
http://kirakuya-honpo.hustle.ne.jp/yamada-akihiro/



漫画家の僕がどうしようもなく自分はアジア人で日本人だと思い始めた頃、ならばどう描くのが日本の漫画なのかと考えた。

岡田嘉夫のようであればいい。
そう思った。そして、これは決して短絡ではない。

岡田嘉夫という画家を意識したのがいつだったか憶えてはいないが、魅了されたのは多分、初めて見たその瞬間だ。
色彩を扱わせては絢爛にして優婉、墨は精妙な烏(カラス)彫りを思わせる。シルエットに閉じ込めた人やもの、裁ち切りの外からノシッと踏み込んで来るような構図も素敵だ。格調と崩れが矛盾しない。
庸劣な言い方で恥ずかしいが、グラフィックデザイナーの感性で再構築された当世の浮世絵だと思う。
ただ、再構築と言っても旧きを壊して出て来た人だとは思わない。
描き方の師匠を持たない僕が日本的な漫画の有り様を思った時、岡田嘉夫に辿り着いたのにはそこに僕の考える日本を見たからだが、批判を承知で言うなら日本的であるという事は何かを背負う事だ。

我々が認識する日本のやり方というのは何をどう魔改造しようが、文化だとか伝統や時間だとかそういったものをちゃんと背負っている。
小賢しく言えば、魂の緒を継いでいる。
僕はそのやり方を手本とした。

不幸な事に、様々の理由で岡田嘉夫の画業に触れる機会は得難いものになってしまったが、このままで終わってしまって良い画家ではない。
画集、画展が企画されているこの時をきっかけに、是非、その魂と技に触れて欲しいと思う。

末輩の分際で生意気なとお思いの方は少なくないだろう。僕は良いのだ。生前のご本人に誉めてもらった事があるんだから。



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