自己紹介
初めまして。東京都の西側のあきる野市でお菓子屋「パティスリーアンシェヌマン」を経営してます田中俊幸と申します。数年前から食材の勉強がしたくて生産者を訪問してお手伝いをさせて頂く【援農】をしております。
お店ではケーキ、焼き菓子を作りながら東京の近隣の農家さんや神奈川、山梨、長野、青森などの農家さんにお邪魔し勉強も兼ねて農作業に参加させてもらってます。
旬になった食材はお店のケーキにも使わせて頂いてます。
このプロジェクトで実現したいこと
今回は私の援農でのご縁がある農家さんの食材を使用したレトルトカレーを販売したいです。またパティシエが作るカレーとして別添えで食感の変化や箸休め、お酒のおつまみになるスパイス、チーズ、などのサブレを合わせる計画です。サブレは現在試作中です。
カレー自体は誰が食べても美味しく食べれるスタンダードな味に仕上げてあります。
商品・お店が作られた背景、実績
当店は2022年12月に東京都あきる野市で開業しました。開業以前から食材の勉強、生産者の事を知るためにSNS、クラウドファンディング、人の紹介などで農家さんの繋がりを探し、訪問してお話を聞かせてもらい、作業に参加させて頂きました。
東京あきる野市内や市外、神奈川、山梨、長野、青森など。
援農を通してネットなどでは知り得ない情報や体験をさせて頂きまして農家、ケーキ屋、お客様がもっと近い距離感の関係になる様な事をしたいと思っておりました。
果物などはお店で使用させて頂いたりしますが小さい店なのでフレッシュなものは
その時の一瞬しか使えませんでした。
そんな時市内の生産者さんからお役御免で廃棄になるものの使い道を相談されまして以前より知り合いだったレトルトカレーを作ってくれる会社を紹介して双方の話を聞いてるうちに私の援農活動からも面白いものが作れるではと企画しました。
私たちの商品・お店のこだわり
今回レトルトカレーの一部には以下の生産者様の食材を使用しております。
【東京都あきる野市の堀江さんのとうもろこし】
人を何人か介して紹介してもらった農家さん。
とうもろこしの他苺も作っており苗の定植やマルチはがし、とうもろこしの間引きなどに参加させて頂いてます。2024年も苺の定植に参加しましてクリスマスケーキの一部商品にこちらの苺を使用予定です。
今回のカレーにはあきる野市の夏の名産品のとうもろこしを使用しております
お店の近くにはとうもろこし街道と呼ばれる道があり7月頃には沿道がとうもろこしでいっぱいになります。
【東京都日野市ネイバーズファームさんのトマト】
援農コミュニティーで知り合い日野トマトフェスの企画など日野市をトマトで盛り上げようとしている農家さん
トマトや他の野菜、ブルーベリーなどを栽培。トマトの収穫やパッキング、ブルーベリー収穫のお手伝いなどさせて頂きたまにブルーベリーは使わせて頂いてます。
今回のカレーには割れてしまったりした規格外のミニトマトを使用させて頂いてます。
【長野県松川町のマルカメ果樹園さんのりんご】
開園80年を超える果樹園。りんごを中心、梨、プルーンなど栽培。自社のりんごを使用したシードルの製造製造販売も行う。
醸造所立ち上げのクラウドファンディングで知り合い、以降摘花やBBQイベントの手伝いやデザートを作らせて頂いてます。
台風が接近していても早もぎせずに一番美味しい状態になるまで樹上で完熟に拘る農家さんです。
個人的にもりんごが大好きなので遊びに行った際は1日中りんごの話をしてます。
今回のカレーには夏の終わりからりんごのシーズンに入るので2024年の出来たでりんごを使わせて頂きました。
リターンについて
今回作るレトルトカレーの他に当店の焼き菓子や普段販売していないものをリターンとして支援者を募集致します。
スケジュール
【予定】
2024年7月〜 カレー試作
2024年10月 サブレ試作
2024年10月 カレー完成
2024年11月クラウドファンディング開始
2024年12月 クラウドファンディング終了
2025年1月~ リターン発送、カレーの店頭販売開始
資金の使い道
カレー製作費:約17万円
リターンのお菓子製作費:7万円
手数料(17%+税):約6万円
他援農活動費
【応援メッセージ】
堀江園 堀江様
「田中さんが実際に畑に行って吟味した食材を使ったこだわりのカレー!!どのような仕上がりになるかとても楽しみにしています。」
ネイバーズファーム代表 梅村様
「畑に通い、生産者と一緒に農作業をして、その食材ひとつひとつの背景を商品に詰め込んでくださる田中さんのスイーツはいつも美しくかわいくおいしく、大好きなケーキ屋さんです。その想いが、このカレーに乗ってさらにたくさんの人に届くことを願って、応援しています 」
マルカメ果樹園 代表 北沢様
「田中さんのこだわりと食材への想いが詰まったカレー、生産者の一人としてとても期待しています!僕らのリンゴがどのように活かされるのか、楽しみです!」
最後に
援農とは農家さんの人手不足や集中的に人手に困っている作業のお手伝い農業ボランティアです。
ただしむやみに行っても農家さんの負担や邪魔になるので先方のご都合や必要としている作業、1度だけでなく継続的に行き信頼関係を築く必要があると思います。
援農に行く事により生産者とコミュニケーションがとれ材料の事を掘り下げと同時に農家さんしか持っていない情報を教えて頂いてます。また同じように参加している援農者と仲良くなったりもします。
時には市場に出回らないものをご案内頂ける事も。
最終消費者と関わる私の仕事と繋げて作る人と食べる人の心の距離感を近づける事を目標にしております。
また援農ではベテラン農家さんからは人生の先輩としても色々教えて頂き、若手農家さんへは応援のつもりでやっています。10年後、20年後の日本の食料を支える若手の農家さんを応援しつつ共に面白い事が出来たらと思い今回の企画をクラウドファンディンにて公開させて頂きました。
その商品の向こう側にいる人の事を知れば美味しいものは愛おしくなると思っています。
店名のアンシェヌマンはフランス語の発音現象で音と音が繋がり別の発音になる事。
単語でも連鎖の意味を持ちます。
人と人、物と物が繋がっていき新しい魅力になるものを作りたく店名にしました。
今回のレトルトカレーもそんな人や物が繋がっていって出来ております。
そしてまた食べてもらえる人に繋がっていってほしいと思います。
私の店舗がある東京都あきる野市には清流が流れ自然があり小規模ですが農家さんもたくさんいて食材も豊富です。今回のクラウドファンディングではそんな自然豊かな東京も知って頂けたら幸いです。
援農が日本の耕作放棄地、継承者不足などの解決へのお手伝いになればと思って活動しております。
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
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