旅とビールと映画をこよなく愛するアマチュア小説家、堂本トランボです。先ほど長編小説『ひきこもり探偵』を脱稿しました。主人公は発達障害を抱えた二十歳の青年です。高い知能を持つものの、対人関係を維持することの難しさから社会に出ることができず、ひきこもりを続けています。心優しき青年はネットリテラシーの高さを武器に(自宅にいながらにして)失踪者を次々と見つけ出していきます。
この度、ひきこもり青年の成長物語を牧歌舎から発刊する運びとなりました。2024年10月発売予定です。
今回のクラウドファンディングを通じ、作品に登場する主要な人物(主人公を含む)の命名権を譲渡します(ネーミングライツ)。ご自分の名前を小説に刻むもよし、ご家族やご友人の名前を記すもよし。さらに完成した書籍を記念品としてお送りします。
◆ネーミングライツの対象となる登場人物について

小説「ひきこもり探偵」は全5章からなる長編小説です。それぞれの章で一つのエピソードが完結する形式で、章ごとにさまざまな人物が登場します。ネーミングライツの対象となるのは次の通りです。(カッコ内は登場する章)
■主人公
二十歳のひきこもり青年(男性)。幼少期にASD(自閉症スペクトラム障害)の診断を受ける。不動産投資家である母親の方針で、学校には通わずホームスクーリングで義務教育期間を過ごす。恩師の導きにより、学力と知性が開花。高いネットリテラシーで失踪者を次々と見つけ出していく。
■主人公の幼馴染(第1~5章)
二十歳の女性。卒業間近の短大を自主退学、母親に何も告げず姿を消す(第一章)。以後、主人公の協力者となり、外出できない主人公に代わって調査をサポートする。自由奔放、天津散漫に見える彼女だが、暗い過去を持つ。
■主人公の恩師(第5章)
元小学校教員。女性。ホームスクーリングの担当者として義務教育期間を主人公に寄り添う。母親のように主人公を愛する。ホームスクーリング終了後も主人公のことを気にかけている。
■失踪した妻の捜索を依頼する不動産投資家(第2章・第5章)
主人公の母親の知り合い。男性。失踪した妻はアルツハイマーを患っている。強引な性格、乱暴な言葉遣い。その実、心温かい一面を持つ。
■連絡がとれなくなった恋人の捜索を依頼する専門学校生(第3章・第5章)
児童養護施設の出身。二十歳の女性。現在は里親宅で暮らしている。失踪者は同じ施設出身の男。主人公の幼馴染と同じ高校の出身。堅実、勤勉な性格で春から自動車部品メーカーへの就職が決まっている。
■母親の捜索を依頼する幼い兄弟(第5章)
弟想いの兄五歳と三歳の弟。母親は仕事の関係で海外にいるという。母親に会いたい一心で訪ねて来たのだった。一旦は依頼を受けるが、事情を知る恩師に話を聞くと思ってもいなかった事実が。
◆第1章を無料公開!
物語のはじまりとなる第一章「ひとり娘の失踪」をnoteで無料公開しています。第一章だけでも楽しめる内容になっていますので、どうぞご一読ください。
◆作品で描きたかったこと
本来、小説家は自らの作品の創作意図をベラベラと喋るものではないと思っています。それは読者の想像力を制限することにつながるから。小説家が創作に対して自由であるように、読者が感じることも自由でなくちゃ。そうトランポは思うのです。
でも今回は小説『ひきこもり探偵』に興味を持っていただきたいので、少しだけ語ります。(本当に少しだけですよ)
トランボのモットーは「社会課題をエンターテイメントに!」です。今回の作品の主人公は発達障害を抱え、ひきこもりを続ける青年です。他にもアルツハイマーの女性や社会の偏見のなかで生きる外国人、経済的資源の恵まれず、正規の社会活動からはじき出された青年などが登場します。皆、社会的弱者たちです。マイノリティが希望を持って生きられる社会とは? 作品はその問いに対し、特定の答えを用意してはいません。読者の皆さんが思考を深めるきっかけになればと思い、書きました。
少々重たいテーマですので、皆さんに楽しんで読んでいただくため、軽やかでコミカルな文体で書き進めました。繰り返しますが、トランボのモットーは「社会課題をエンターテイメントに!」ですから。
◆著者紹介
改めまして、アマチュア小説家の堂本トランボと申します。もちろんペンネームです。ハリウッドの偉大なる脚本家、ドルトン・トランボにちなんでつけました。ドルトン・トランボは、「ローマの休日」「黒い牡牛」「栄光への脱出」など1950年代から60年代にかけて、数々の名作を世に送り出しています。ちなみに、40年代に巻き起こった赤狩りで映画界を追放された彼は別名義で多くの作品を書いています。「ローマの休日」などは別人の名前でアカデミー賞を受賞しています(もちろん、受賞会場には現れませんでした)。才能と創作意欲、逆境の負けない精神性にあやかりたいと思い、つけたペンネームです。
『ひきこもり探偵』は長編小説としては4作品目にあたります。これまで仕上げたうちの2作品(『声』『スマートホーム』)を小説投稿サイト「エブリスタ」に公開しています。よろしければご一読ください。
【小説一覧】堂本トランボ - 小説投稿エブリスタ (estar.jp)
いずれの作品も社会派ミステリーという位置づけで、硬派な文体で書かれています。『ひきこもり探偵』のようなコミカルさは一切ありません。文体は異なりますが、社会課題をテーマに書きたいという創作意図はすべての作品に通底しています。ちなみに『声』は教育格差と児童虐待を、『スマートホーム』はシンギュラリティに達したAIとの共生をそれぞれテーマにしています。
これからも幅広いテーマで創作活動を行っていきたいと思います。
◆資金の使い道
・書籍製作費(印刷・製本・表紙デザインなど)750,000円
・マーケティング費用 200,000円
・雑費(書籍郵送費など)25,600円
・クラウドファンディングサイト利用料17%+税 224,400円
【合計】1,200,000円
◆最後に
noteに小説や映画に関するエッセイを公開しています。こちらもぜひご覧ください。それでは、堂本トランボを、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
最新の活動報告
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プロジェクトが終了しました
2024/07/29 22:08プロジェクトが終了しました。残念ながら、成立したネーミングライツはゼロ。名もないアマチュア小説家の限界を痛感しました。ただしトランボはめげません。今回、数百人の方にプロジェクトページを見ていただきました。それだけでもトライした価値はあったと感じています。引き続き、トランボをどうぞよろしくお願いいたします。 もっと見る
視点の切り替え
2024/07/23 22:54横溝正史先生、村上龍先生、山崎豊子先生、宮部みゆき先生。トランボが影響を受けた作家の皆さんです。(敬意をこめて「先生」とお呼びしたいと思います。) 最近では辻村深月先生の作品にはまっています。話題作『傲慢と善良』は映画になるらしいですね。こちらの作品、トランボは一年ほど前に読みました。前半と後半で視点が切り替わります。前半は婚約者に失踪されてしまった男性の視点で、後半は失踪した女性の視点でそれぞれ書かれています。なぜか、トランボはこの視点の切り替えに魅せられています。noteで無料公開中のトランボ作『声』で視点の切り替えにチャレンジしました。『声』は通り魔事件の関係者4人の視点(一章に一人ずつ)で物語が進行します。noteー『声』堂本トランボ闇塾経営者、専業主婦、女子高生、通り魔事件の被疑者を取り調べる刑事と、まったく立場の異なる人の視点によって、テーマが立体的に見えてくるのではないかと考えました。でもやってみると難しい。辻村先生のように鮮やかにできないものかなあと。 もっと見る
トランボは映画も大好き
2024/07/21 00:05トランボは本だけでなく、映画も大好きです。若い頃、年間100本の作品を鑑賞していた時期もあります。観る作品に偏りはあまりありません、なんでも見ます。noteに鑑賞後のエッセイをいくつか載せていますので、ご興味のある方はぜひご一読ください。note 堂本トランボ もっと見る





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