研修記録 - 11月10日、日曜日(初日)
東京府中市の明星高校2年生60名が、フェアトレードタウンへの理解を深めるために熊本に到着しました。
この研修は、府中市をフェアトレードタウンにしたいという生徒たちの夢を支援するため、私のこれまでの30年にわたるフェアトレードの経験をすべて盛り込み、プロデュースした特別なプランで実施されました。5社のコンペを勝ち抜き、いよいよその内容が1年をかけて形となり実行されました
到着後、生徒たちは30名ずつ2つのグループに分かれ、熊本市内の2つのマルシェに参加しました。一つは、熊本市の中心地・びぷれす広場で開催された「フェアトレードマルシェ」、もう一つは「熊本市男女共同参画センターはあもにい」での「はあもにいフェスタ」です。どちらもフェアトレードシティくまもと推進委員会が毎年参加しているイベントで、フェアトレードの普及活動を目的に参加しています。
生徒たちは各マルシェで、フェアトレード産品の販売体験や、フェアトレードコーヒーの試飲サービスを実施し、地元の熊本市民と交流しました。また、広報誌の配布やSNSへの投稿も行い、フェアトレードについての理解を深めるとともに、多くの市民にフェアトレードの重要性を伝える貴重な経験となりました。
この初日の活動を通じて、生徒たちは14年にわたりフェアトレードシティを継続している熊本市民の生の声に触れることができ、フェアトレードタウンを目指す自分たちの街への思いを一層強めたようです。
地元の学園大付属付属高校からボランティアとして参加している高校生同士の交流をしたり
明星高校もブースを出して、オリジナルコーヒーの販売体験や
マルシェリーダーの大学生あっちゃんと共に明星高校の取り組みを発表しました