応援サポーター
香川大学教授 岡田 徹太郎さん
「鯨のレストラン」を2023年12月に初めて観ました。 反捕鯨運動の非科学性にうんざりしていていた私ですが、「鯨のレストラン」を観て、その説得的かつ科学的なドキュメンタリーに、はっと目が覚める思いをしたものです。
私が勤める香川大学で「捕鯨と鯨食について考える」90分のレクチャーと、地元高松での映画館上映を構想して、2024年5月に実現しました。八木監督に舞台挨拶に来てもらい、非常に盛況でした。
大学生たちの半分は鯨肉を食べたことがありません。彼・彼女らは、映画を観て鯨食に注目し、一度は食べてみたいと気持ちを持ち、その後、少なくない学生が親と話し合って鯨を食べに行ったそうです。
欧米での「鯨のレストラン」上映は、鯨食未経験の日本の若者と同じか、それ以上に、外国の視聴者を鯨食に惹き付けるに違いありません。
「鯨のレストラン」の世界上映を心から応援したいと思っています。
岡田徹太郎
香川大学経済研究所所長、経済学部副学部長、大学教育基盤センター調査研究部長,博士(経済学)