初めまして。

吉村奈恵と申します。

2015年に上京し、そこから9年、

演劇集団SINKという劇団に所属し、

小劇場を中心に役者を続けてきました。

©️📷山口笑加

この度、長年憧れ続けていた作品、
『熱海殺人事件〜売春捜査官〜』を

初めてのプロデュース公演として

上演する夢を叶えるために
このプロジェクトを決意しました。

ぜひ皆さんにもわたしの思いを知って

応援していただけたらうれしいです。

【プロジェクト立ち上げの背景】

------未熟なわたしと売春捜査官という作品

わたしが『熱海殺人事件〜売春捜査官〜』を

初めて観劇したのは、2016年の10月でした。

衝撃でした。

まだ駆け出しだったわたしには、
どうしてここまで心動かされ、
何にそこまで惹かれたのか、

具体的に説明することはできませんでした。

ですが、一期間に同じ公演を2度観に行ったのは

後にも先にもこの時だけです。

『つかこうへい』という人物も作品も

知らなかったわたしには目の前の役者たちが

どれだけのことをやっているのか、
そのエネルギー、凄み、込められた感情、
きっと半分も理解できていませんでした。

ただ一つ、心に浮かんだ思いは、

「いつか、わたしも。」

その思いを胸に役者を続けていく中で、
厳しさ、難しさ、壁に直面し、
私には到底無理かもしれないと、

心折れる時も何度もありましたが、

どんな時でも「絶対にいつか、やってやる。」

という夢を持ち、それを口に出すことは

辞めずに続けてきました。

売春捜査官という作品が持つ力は凄まじく、

一度見ただけで心に残る台詞が

たくさんありました。

何十年もの間、多くの方に愛され続けて、

常にどこかで誰かが上演している名作。

作品自体にファンも多く、

台詞を暗記しているお客様も多くいるほどです。

そんな不朽の名作に挑むまでには

大きな壁もありました。

演劇界を震撼させた、あの感染症です。

-------新型コロナウィルスによる大打撃

役者としての経験を重ね、2020年、

さあ、動き出すぞ！という時に、
新型コロナウィルスが蔓延し、

演劇界は一変しました。

世の中から不要不急のものとして、

演劇だけでなく

ありとあらゆるエンターテイメントが

場所を失いました。

役者を辞めると決断する方を

たくさんみてきました。

尊敬する魅力的な役者たちが、

本意ではない去り方で演劇界から

いなくなっていく姿は忘れられません。
同時に忘れてはいけないとも思いました。

でもわたしは、

初めて売春捜査官を観た時に感じた

「いつか、わたしも。」という

思いがあったからこそ、

きっとまた舞台に立てる日が来ると信じて、

ここまで歩みを止めずに進み続けることが

できました。

不要不急だと言われていた

"演劇"によって前を向くことができたのです。

演劇には、そんな力があると信じています。

長いようで短い人生の中で、これだ！

と思えるもの、いざという時に

歩みを止めないでいられる原動力となるものに

出会えたこと、それを続けられていること。

決して楽しいだけではありませんでしたが、

わたしはとても幸運だと思います。

--------吉村奈恵と木村伝兵衛

わたしが売春捜査官という作品に、

木村伝兵衛という人物に、

惹かれるのはなぜか。

わたしは小さい頃から

人前で何かすることが好きで、

ダンスやステージに立つことを続けてきました。

そんなわたしが、芸能やエンタメに

興味をもつのはごく自然なことでした。
幼少期に新聞の切り抜きや雑誌の切り抜の

オーディション情報見つけては
親にオーディションを受けたい！と

伝えていました。

しかし、

「そういうことはすごく綺麗な人がやることだから」

と、承諾してもらえませんでした。

今思えば狭き門の道に進ませたくないと

いう親心だったのかもしれません。
しかしわたしは、

次第に夢を口にできなくなっていきました。
わたしの思いは行き場をなくしてしまいました。

夢を口にできないまま大学に入りましたが、

どうしても諦められず、

卒業と同時に身一つで上京してきました。　

上京したばかりのわたしには、

戦わなくちゃいけない。

勝たなくちゃいけない。

強くなくちゃいけない。

そんな感覚が強くあったと思います。

そんな孤独感と、ぶつけどころの無い

エネルギーを抱えていたわたしには、
売春捜査官の主人公・木村伝兵衛という

人物の生き方がとても心に刺さりました。

強く、気高く、凛とし、

愛と、義理と人情に溢れていて、

孤独、嫉妬、傷さえも力に変える。

覚悟を持って上京してきた

わたしだからこそできる役、
心の火を絶やさずに進んできた、

わたしにしかできない役だと思っています。

この売春捜査官という作品には、

女性の外見についてのシーンもあります。
今の時代にそぐわないシーンも

たくさんあります。

ただ、そのシーン一つ一つも、

わたしが経験してきたことの一部でもあり、
観客のみなさんの中にもきっと

共感できる方もいらっしゃるであろう、

辛く悲しい歴史です。

過去の自分に打ち勝つために、

わたしの未来のために、
この売春捜査官を、木村伝兵衛を、

演じ切ってみせます。

--------無名女優の下剋上

今回のわたしの夢の実現に、

演劇界に長く身を置き、経過豊富な
ベテラン俳優陣に集まって頂きました。

一回り以上年上の大先輩であるお三方を

相手に、全身全霊で挑みます。

お三方に比べたらわたしは

まだまだひよっこで、
演劇界で名のある女優でもありません。

それでも、これまで感じてきた

感情の全てをぶつけて、挑みます。

上下関係の厳しさが

まだ色濃く残る演劇界ですが、
大先輩方に、若さと無謀さと

パワーで戦います。

絶対に、叶える。絶対に、負けない。

思いを胸にひた走る、熱い無名女優の

下剋上をぜひ応援・ご支援お願いします！

今回のプロジェクトでご支援いただいた資金を

公演実現の費用の一部として使用させて頂きます。

【ご支援頂いた資金の使い道】

劇場費：約25万円
台本使用料:約8万円
稽古場代:約8万円
宣伝費：約4万円

公演には多くの資金が必要です。

【リターンについて】

ご支援頂いたお礼としてご用意いたしました、
本公演のオリジナルアイテム、リターンの一部をご紹介します。

--------------------

A.ブロマイド

北川滉大さん

ハイブランドのPRや家族写真、

ウェディングフォトなど幅広い分野で

活躍されているフリーカメラマン。
今公演のメインビジュアルの

撮影をお願いしました。

わたしのイメージを形にし、

撮影していただいた写真に

キャスト直筆のサインを入れてお届けします！

--------------------

B.オリジナルステッカー

支援者様には“吉村奈恵プロデュース"の

公演オリジナルステッカーをプレゼント！

サイズ:4.7㎝×4.2㎝

--------------------

C.公演オリジナルTシャツ

北川滉大さん撮影の写真をモチーフに

デザインした公演オリジナルTシャツ！

黒／白(S/M/L/LL)の2カラーから

お選びいただけます。

---------------------

D.公演ポスター

※写真はイメージです。

公演オリジナルポスターにキャスト全員の直筆サインを入れてお届けします！

--------------------

E.公演パンフレット

パンフレット限定公開のお写真、

公演秘話や役者インタビューを含めた
全カラー8Pの公演パンフレット！

キャスト全員の直筆サインを入れてお届けします！

もし！30名以上のご支援を頂け他場合、
12Ｐへ、ページ数を増やしてのお届け！

【これまでの活動スケジュール】

これまで公演実現のため、

年明けから準備を進めてきました。

2024年1月　劇場予約
2月　キャスティング・スタッフオファー
4月 　脚本使用許可取得
5月    ビジュアル撮影
7月　クラウドファウンディング準備

〜現在の準備状況・これからの活動〜
8月　 クラウドファウンディング開始
9月　クラウドファウンディング
10月　クラウドファウンディング終了
　　　  リターン開始
11月　稽古開始
12月　本番

公演終了後　リターン完了

【最後に】

"夢を口にできない"そんな期間を

長く過ごしてきたからこそ、

諦めず、言葉にすることを辞めずに

過ごしてきました。
その甲斐あってか、ついに8年越しの

夢が形になろうとしています。

多くの方が支えてくださって今があります。
しかし、夢の実現には現実という

大きな壁が立ちはだかります。
大打撃を受けた新型コロナウイルスも、

再度猛威を振るおうとしています。

わたしができる最大限を賭けて、

今回の公演を絶対に成功させたいです。

わたしは、これからも

“諦めず、伝え続けること"を辞めません。

もし、このプロジェクトを少しでも

応援したいと思っていただけましたら、

ご支援頂けますと嬉しいです。

-----------------------------------------------------

演劇集団SINK

吉村奈恵プロデュース公演

『熱海殺人事件〜売春捜査官〜』

作・つかこうへい
脚色・演出　篠原功

◼️公演期間
2024年12月5(木)〜8日(日)

◼️キャスト
吉村奈恵
篠原功
太田清伸
村手龍太

◼️劇場
阿佐ヶ谷シアターシャイン
http://theatershine.com/access.html

〒166-0004　
東京都杉並区阿佐谷南1-15-15
東京メトロ丸の内線「南阿佐ヶ谷」駅から徒歩2分。
JR中央線「阿佐ヶ谷」駅から徒歩7分。

◼️スケジュール
12/5(木)19:00〜
12/6(金)14:00〜 ／19:00〜
12/7(土)13:00〜  ／18:00〜
12/8(日)12:00〜  ／16:00〜

全7ステージ

◼️観劇チケット
当日・前売り共4,000円
杉並区民割3,800円
※身分証にて現住所要確認

◼️チケット予約フォーム
https://www.quartet-online.net/ticket/sinknaeproduce

【予約開始】
2024年10月5日(土)12:00〜

◼️スタッフ
舞台監督・演出助手/富越博史
照明/久米美緒(株式会社パシフィックアートセンター)
音響/志和屋邦治
宣伝美術/望月亮佑
サイト制作/吉田雅捺
写真/北川滉大
制作/Office SINK

◼️協力
アイジーズ
演劇集団SINK
（株）Quick
劇団龍門
つかこうへい事務所

◼️お問い合わせ
naeproducesink@yahoo.co.jp

◼️公演特設サイト
https://naeproducesink.studio.site/

＜募集方式について＞本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。