自己紹介
高齢者などの生活支援のために始めた「移動スーパー」を
町に根付かせ、継続させていくための支援をお願いします。
福岡県遠賀郡芦屋町は高齢化率が3割に達しています。
町には、公共交通機関も商店も少ないのです。
買い物に困窮している住民が多くいます。
買い物ができなかったら、日々の生活はどうなるのでしょう。
私たちは、芦屋町で生活支援のボランティア活動を行っている、
還暦を迎えたおばさん二人です。
代表のおばさんは、芦屋町出身・在住です。
自身が障がいを持っているのですが、障がい者支援や手話通訳などの活動を行っています。
運営・販売担当のおばさんは、芦屋町ボランティア活動センターで10余年ボランティアコーディネーターを務めました。平成30年に芦屋町で高齢者などの生活支援を行うボランティア団体の立ち上げに参加し、現在も活動を続けています。
高齢者に差し掛かる二人だからこそ、日々の生活を支える移動スーパー事業の重要性を感じ、
「誰もやろうとしないなら自分たちでやる!」と決意し、起業しました。
2022年10月から移動スーパーの営業を始めて、間もなく2年になります。
地区の公民館などでの2週間に1度の定期販売、福祉施設での買い物支援などを行っています。
また現在は個人宅への販売に力を入れています。
個人のお客様は、自家用車を所有していない方(免許を返納された方もいます)
体の不調で家から出ることのできない方、
歩くことが困難で買い物に行けない方に利用していただいています。
このプロジェクトで実現したいこと
1. 移動スーパーの周知と定着。
買い物に不便を感じている方、買い物に行けない方など、
もっと多くの方に利用していただきたい。芦屋町に潜在利用者はまだまだいます。
個人宅の目標は100件です。
現在すでに週2回訪問しているお宅もあります。
2. 高齢者などの生活支援と生活の質の向上。
生きていくために最低限の水準があります。
清潔で整った部屋で、きれいに選択された衣類を身に着けること。
最重要なのは、きちんと食事ができることだと思います。
できれば、毎食自分で作ったものを食べること。
何が食べたいかを考えて、買い物をする。
手順を考えながら調理する。
食事は食べることだけではないのです。
生活の質を向上させるためにも必要です。
プロジェクト立ち上げの背景
芦屋町では、少子高齢化、ひとり暮らし高齢者や高齢者のみの世帯といった社会から孤立しがちな人々が増加し、地域において様々な課題が生じています。
大きな課題一つは、芦屋町の公共交通機関の不便さなどから、買い物に不都合・不便さを感じる人々が増加していることです。
買い物は日常生活に欠かせないものです。食べたいものを自身で選ぶことは、大切な生活行動です。
それとともに買い物は、動くこと、会話すること、考えることなど、病気や認知症の予防などにも役立つ、
生きていく活力としても必要な行為だと思います。
私たちは、買い物の場を提供するとともに、高齢者などの生活支援を実施し、町民が安心して暮らせる地域づくりと、一人一人の生活の向上を目指しています。できるだけ長く、住み慣れた自宅で生活できるように。
さらに、芦屋町の業者と連携し、芦屋町で生産されたものや加工されたものを、芦屋町で販売する経済の流通の一役を担い、芦屋町に笑顔と元気とにぎわいをつくるために創業しました。
現在の準備状況
フェイスブックなどでの情報発信。
地元での協力要請
リターンについて
お礼状、Dooオリジナルコットンエコバッグ
スケジュール
9月 クラウドファンディング開始
9月末 クラウドファンディング終了
12月 リターン発送予定
最後に
芦屋町は、自家用車が主な交通手段です。このために、公共交通機関の便や本数が減少しています。また近隣地域に大きな店舗があるため、町内の商店も減少しています。買い物ができない高齢者が増加しているのです。このことを私たちは見逃すことができませんでした。
手ごたえは大いに感じています。けれど、まだ周知が足りず、潜在利用者の掘り起こしができていません。事業は、高齢者の生活支援として意味合いが強く、あまり利益が出せる状況ではありません。
けれど、辞めるわけにはいきません。移動スーパーを待っている方がいるのですから。
事業の継続のために、資金が必要です。どうか事業の継続に皆様の力を貸してください。
最新の活動報告
もっと見る前途困難だけど継続必須
2024/09/29 12:43月末になってかなり忙しくなりました。少し涼しくなりましたので、みなさんの食欲が出てきたようです。冷蔵庫が空になったという連絡がありました。慌てて販売にいきました。うれしい悲鳴でした。移動スーパーDooは2周年を迎えます。起業2年目の一番苦しい時期です。けれど、継続の意思は揺らぎません。少しずつですが、支援の声も上がっていますし、ご注文の連絡も増えています。絶対に移動スーパーを継続するという覚悟ができました。皆様には今回最後のお願いです。継続のための支援をお願いします。 もっと見る
移動スーパーDooの物語⑦「地元密着、地元優先」
2024/09/18 12:00移動スーパーDooは、大手スーパーには頼っていません。大手スーパーが町にはないからです。地元に儲けてもらわないと町が活性化しないじゃないですか。町の小規模店舗に協力をお願いしているので、芦屋町の現状に合った特別メニューを作っていただいてます。例えば、豆腐半丁、精肉100gパック、2/3サイズの弁当など。高齢者のために協力してもらっています。豆腐やパンなど、地元のソウルフードは販売に力を入れてます。また、芦屋町で生産されている野菜は、ぴったりのレシピを生産者さんに聞いて、それを案内しながら販売しています。さて、現在「令和の米騒動」が起こっているそうですが、芦屋町には稲がたわわに実っています。芦屋町、お米も美味しいんですよ。 もっと見る
移動スーパーDooの物語⑥「移動スーパーDooを始めるきっかけ」
2024/09/17 12:00芦屋町に生活支援を行う団体が立ち上がりました。私は、創設メンバーの一人で、生活支援の実動グループのリーダーでもあります。ある年の瀬のこと。一人の高齢女性の年末の買い物に同行しました。買い物は、女性のマンションから見えるスーパー。マンションの入口から普通なら5分とかからないところです。女性は退院してから一人で出歩いたことないので不安だというのです。(病院などはマンション入口からタクシー)「エレベーターで下まで降りるのはできるけど、マンションの入口から一人で出るのは不安なの」確かに通路はデコボコだし、横断歩道は渡らないといけないし、たとえ5分でも杖をついて歩くには障害がいっぱいです。その時に、「マンションの入口で買い物ができたらいいのに」と。移動スーパーについての一番最初の話です。この日から数日後のこと。バス停でコケてしまった高齢女性と遭遇しました。高齢者専用の巡回バスから降りて歩道に上がる時にこけたそうです。年末の買い物で両手が塞がっていました。白菜や大根など重いものがいっぱいで一人では起き上がれませんでした。この方を助けたのは通りすがりの男の子とお父さんです。私はその後、自宅まで送るのを引き受けました。年末の買い物、自宅近くで済ませられたらいいのにと強く思いました。この年末から、創業計画までは3年。当初は、自分でやるとは考えていませんでした。けれど、人に任せられないから、自分でやると決めました。 もっと見る
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