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アナログゲームミュージアムの設備を拡充したい!

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アナログゲームミュージアムの設備を拡充したい!

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自己紹介・プロジェクト立ち上げの背景

一般社団法人アナログゲームミュージアム代表理事 草場純

皆さん、アナログゲームミュージアム代表理事の草場純です。

現在、ボードゲーム、カードゲーム、ダイスゲームや、テーブルトークロールプレイングゲームなどの、電源を使わないゲームが少しずつ盛り上がりを見せています。

リアルな人と人のつながりが疎遠になりがちな現代だからこそ、人と人が顔を合わせ、直に言葉を交わしながら楽しく意義深い空間を作っていくアナログゲームの魅力が際立っているのだと思います。

特に1970年代辺りから広まってきたユーロゲームと呼ばれるボードゲームの一群は、ルールがよく計算され、コンポーネントも工夫されて、アナログゲームを一段と魅力的なものにし、ディープなファンも少なくないと思われます。更に近年では、そうした練られたゲームに触発をされた人々が、自分もゲームを作ってみようと発奮し、新しいゲームを創作するようになってきています。いわゆる同人ゲームですが、中には市販され、国内はもちろん世界でも高く評価されるゲームも誕生してきているのです。そして私はこうしたことこそが、真の意味での文化の創造だと思うのです。

一方で、ボードゲームは遊び事であるが故に軽視される面があることも否めません。またボードゲームやカードゲームは殆どが紙製ですので、名作と言われるようなゲームも、経年変化で遊べなくなってしまうことも多いです。

そこで我々は、ボードゲームの図書館にして博物館にして美術館、アナログゲームミュージアムを2021年9月に、神奈川県の大磯に建設し、会員の募集を始めました。それ以降、ゲームマーケットにサンプルとして提供されたゲームの保存を中心に、活動支援の一端として差し入れられたゲームの受け入れ等で蔵書ならぬ蔵ゲームを増やし、アーカイブの構築を進めています。しかしながら様々な事情により現在は一般公開はしておらず、会員向けに内覧会を不定期に開く程度です。将来はともかく、当分の間は入場料を頂いて公開することは難しい状況です。一方、所蔵ゲームの増加に伴う建物の改装や、アナログゲームアーカイブの構築にも、お金や人手がかかります。そこで、下記に述べるような要綱でクラウドファンディングを立ち上げる次第です。


これまでの活動

アナログゲームミュージアムは、ボードゲーム、カードゲーム、テーブルトークRPG、伝統ゲームなどに代表されるアナログゲームを文化資源として捉え、文化の普及・啓発・コミュニティ育成および専門家の育成などを目標とするミュージアムです。


2020年11月に代表の草場により準備委員会の呼びかけを持って始まった活動です。2021年2月には第1回運営会議を開催し、それ以降毎月運営会議を実施しています。2021年3月よりゲームマーケットに出展し、2021年9月には一般社団法人アナログゲームミュージアム運営委員会を正式に発足しました。2023年5月には設立記念イベントをゲームマーケット内会場にて開催しました。

現在はゲームマーケットのサンプル品をご支援頂いているほか、複数のコレクターによる支援を頂いています。資料数は3000点ほどで神奈川県大磯町に構える資料館に所蔵しています。すでに複数の専門家でもあるスタッフらと共に、所蔵資料の整理やデータ化のための作業に着手しています。所蔵資料のデータはアナログゲームミュージアムの所蔵品検索サービス「AGMサーチ」で検索することが可能です。2024年8月時点で1888点の資料が登録済です。

本団体を構成するメンバーは、ゲームデザイナーや図書館員、研究者、その他のアクティビストなどで、中心メンバーは30名ほどです。

アナログゲームミュージアムの特徴は、その開放性にあると考えています。月額会費400円を支払うことで、どなたでも会員になることが可能で、議論を実施しているグループウェア、さらにはそこから運営会議や各委員会の会議に参加することができます。

コミュニティ活動でもある本活動には、すでに50名を超える一般会員のほか、ボードゲーム関連企業やテーブルトークRPG関連企業など、企業に賛助会員としてご参画いただいています。


本ミュージアムの課題は、なによりその継続性にあります。活動が初期的段階であり、アーカイブの構築という非営利な活動の性質からして、これは避け難い問題です。あらゆるポピュラー文化のアーカイブにみられる課題です。

資料整理の様子

棚からあふれる所蔵資料

現在はスタッフのボランティアにより基礎的な活動は成り立っていますが、資料現物の保管には物理的なスペースと器材が必要であり、どうしてもコストがかかります。本プロジェクトは、その一部としての保存環境の構築とデータ作成を用途とするものです。


本プロジェクトは、多くのアーカイブで不足するアーキビスト・専門家が集まり、アナログゲーム領域の専門家との協働が活発であり、さらに産業界とも連携が進んでいる、ポピュラー文化アーカイブとしては稀有なプロジェクトです。是非、本プロジェクトにご協力のほどよろしくお願いいたします。


これまでの活動

大磯にあるアナログゲームミュージアム資料館のアナログゲーム資料の保存環境の充実とそのための施設拡充、所蔵資料の撮影です。

大量の資料を保管している棚

所蔵資料のデジタルアーカイブ化の様子

・保存棚を追加します。

現在、幅90cmサイズの棚が15台あり、さらに棚板を大幅に強化して保存しています。これをおよそ倍の棚数にすることが当面の目標です。また、現在は二階建ての一階を利用して資料庫を整備していますが、二階にも保存庫のスペースを設け、さらに収納力を強化したいと考えています。

・空調設備を設置します。

資料の保存状態を向上させるためと、資料保存作業の環境構築のために、湿度と温度を一定に保つための設備を導入します。

・サムネイルのために所蔵資料を撮影します。 

オンライン目録のアクセス性を向上させるために、所蔵資料の外観を撮影します。専門の業者に委託し、カラーチャートと同時に撮影して資料価値の高い画像を撮影予定です。



今後の展望ア ナログゲームミュージアムでは、ボードゲームを始めとするアナログゲーム文化の継承と発展のための基盤となる資料群の保全環境を構築しています。本プロジェクトでは、そのための保存環境の構築と、所蔵資料データのオープン化を行います。

本プロジェクトが達成されることにより、現在ゲームマーケットのサンプルを始めとして多くのゲームを保存し、またその整理が促進される見込みです。。整理した資料は、公開中のオンライン目録サービスである「AGMサーチ」でサムネイルおよび目録データとともに公開します。それにより、これまでに発行されたゲームが検索可能となり、アナログゲームのオープンデータを提供することができます。また今後は、AGMの企画によるアナログゲームの展示、ゲーム会や、資料の貸出についてもより具体的な検討を進めていきたいと考えています。


リターンについて

以下のリターンをご用意しております。すべてのプランで、希望者はアナログゲームミュージアムサイトにお名前を掲載させていただきます。

メールプラン(2000円)

御礼のメール +アナログゲームミュージアム公式サイト(以下「サイト」)にお名前掲載

クリアファイルプラン(3000円)

オリジナルデザイン(A4サイズ)のクリアファイルをお届けします。

御礼のメール +サイトにお名前掲載+ A4オリジナルクリアファイル×1

キーホルダープラン(3000円)

オリジナルデザインのアクリルキーホルダー(縦横50mm正方形)をお送りします。

御礼のメール +サイトにお名前掲載+ アクリルキーホルダー×1 

グッズセットプラン(5000円) 

「クリアファイルプラン」「キーホルダープラン」両方に付属するグッズに加えて、ボードゲームのプレイヤー駒として使える直径30mmのロゴ入りオリジナル木製駒をお届けします。

御礼のメール +サイトにお名前掲載+

A4オリジナルクリアファイル +50mm×50mmアクリルキーホルダー+オリジナルロゴ入り木製コマ(直径30mm円形)

報告書プラン(1万円)

過去のアナログゲームミュージアム会報誌

本クラウドファンディングのために書き下ろしたアナログゲームミュージアムの活動報告書をお送りします(詳細な内容は2024年10月時点で未確定です)。
年2回発行しているアナログゲームミュージアム会報誌の特別増刊号です。

御礼のメール +サイトおよび報告書にお名前掲載+

A4オリジナルクリアファイル +50mm×50mmアクリルキーホルダー+オリジナルロゴ入り木製コマ(直径30mm円形)+

アナログゲームミュージアム活動報告書(仮)+報告書にお名前掲載

受入作業体験プラン(5万円)

アナログゲームミュージアムで普段やっているゲーム資料の受け入れ作業を会員と一緒に体験できます。

御礼のメール  +サイトおよび報告書にお名前掲載+ 

A4オリジナルクリアファイル +50mm×50mmアクリルキーホルダー+オリジナルロゴ入り木製コマ(直径30mm円形)+

アナログゲームミュージアム活動報告書(仮 )+報告書にお名前掲載 +アナログゲームミュージアム受け入れ作業体験 5万円


※本プロジェクトを利用して、プロジェクトオーナーと第三者(支援者を含む)との間の雇用関係を成立させることはございません。

また、プロジェクトオーナー以外の第三者(支援者を含む)が当事者となる雇用関係の成立をあっせんすることもございません。このことは、本プロジェクトのリターンについても同様です。

特別見学会プラン(10万円 限定5組)

貸し切りでアナログゲームミュージアムの見学会にご招待いたします。ご希望があれば所蔵している貴重なゲームで遊べます。

御礼のメール  +サイトおよび報告書にお名前掲載+ 

A4オリジナルクリアファイル +50mm×50mmアクリルキーホルダー+オリジナルロゴ入り木製コマ(直径30mm円形)+

アナログゲームミュージアム活動報告書(仮 ) +報告書にお名前掲載 +アナログゲームミュージアム特別見学会招待

代表理事派遣プラン(30万円 限定1組)

アナログゲームミュージアム代表理事の草場が日本全国に出張いたします。講演会への登壇やゲームのインストラクションなどに対応可能です。

御礼のメール +サイトおよび報告書にお名前掲載+ 

A4オリジナルクリアファイル +50mm×50mmアクリルキーホルダー+オリジナルロゴ入り木製コマ(直径30mm円形)+

アナログゲームミュージアム活動報告書(仮 ) +報告書にお名前掲載 +代表理事派遣

※派遣先は日本国内となります、また交通費はプランの料金内に含まれております。


スケジュール

2024年10月中旬:クラウドファンディング開始

2024年11月下旬:クラウドファンディング終了

2024年12月:棚増設発注の開始(予定)

2024年度内:資料のデジタル化開始

2025年03月:各種リターン品の発送予定

2025年内:見学会の実施(具体的な日程は支援者様と相談の上決定)


資金の使い道

資料用写真撮影費(専門業者に委託予定):50万

棚購入費用:20万

エアコン増設費用:20万

除湿機等の設置費用:30万

リターン製作費・送料:42万

その他諸経費:12万

Campifire手数料:16万

合計200万


ストレッチゴール

目標額は200万円ですが、200万円を超える支援が集まった場合、さらなる利便性向上のために設備・データベースに投資を行います。


最後に

どうか皆さん、我々の貴重な文化遺産であるアナログゲームを未来に残すため、ご協力ください。

何卒よろしくお願いします。


<募集方式について>

 本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

最新の活動報告

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  • クラウドファンディング期間のおよそ1/3が過ぎ、目標金額の半分以上、約120万円のご支援をいただきました。支援者の皆様、ならびに拡散などでご協力をいただいている皆様に深く感謝申し上げます。さて今回は、前回予告しました通り、リターン品の1つであるアナログゲームミュージアムの活動報告書(会報誌特別号)のもくじ(仮)をご紹介いたします。まだメンバーで記事の案を出している段階ですので、もし「こういう記事が読みたいよ」などございましたら、CampfireやSNSにてコメントいただけますと幸いです。1. アナログゲームミュージアムと大磯資料館の歴史会報誌特別号のメインコンテンツです。代表理事の草場が、われわれ一般社団法人アナログゲームミュージアムと、ボードゲームの収蔵場所である大磯資料館のこれまでをまとめる記事です。われわれの活動も5年目になろうとしており、これまでの活動をまとめるのも一苦労ではありますが、この機会に今までを振り返りたいと思っております。2. 大磯資料館の設備について設備拡充のためにご支援をお願いしておりますが、そもそも大磯資料館は今どういう状況なのか、というのをまとめたいと思っています。図面…までは公開できないでしょうが、現在の棚の数や空調などの設備を公開予定です。これまで受け入れたボードゲームの保存状況をご覧いただき、今後の保存についてご安心いただけますと(または、資金調達をして設備を追加する必要をお察しいただけますと)幸いです。3. 大磯資料館のTRPG・SLG収蔵状況当団体はボードゲームの保存団体として認識いただいているかもしれませんが、実は、テーブルトーク・ロールプレイング・ゲーム(TRPG)やシミュレーションゲーム(SLG)など非電源ゲーム全般を保存しております。そこで、そういった資料の収蔵状況をまとめ、記事にしようと考えております。もちろん、資料の受け入れ先の都合上、これらのゲームを手厚く集められているわけではございません。ですので、現状を把握いただき、われわれも把握するための記事でもあるとしてお読みいただければと思います。4. これまでの合宿についての一言コラムこれまで、資料の受け入れやデータベース作成のために、当団体のメンバーが大磯資料館に集まり作業する「合宿」を行ってきました。本記事では、そのメンバーから合宿の感想や体験談を集め、コラム集としてまとめたいと考えています。和気藹々とした合宿の様子が語られるのか、作業への愚痴が集まるのかは、読んでみてのお楽しみとさせてください。5. 本クラウドファンディングの報告このクラウドファンディングプロジェクトに対し、開始前からリターン準備までの経緯をまとめた記事です。これが成功を祝う記事になるか、大反省会となるかは、残り約30日次第でございます。ある意味で裏のメインコンテンツになるかと思います。明るい記事になるように、皆様には再度本プロジェクトの拡散などへご協力いただけますと幸いです。以上、現在予定しております5記事についてご紹介いたしました。他にも読みたい記事がございましたら、ぜひコメントなどお寄せください。がんばって執筆者を見つけます。それでは、今後ともよろしくお願いいたします。 もっと見る

  • クラウドファンディングが始まり、50万円を超えるご支援をいただきました。62名の支援者の皆様に心より感謝申し上げます。現在、リターン品であるアナログゲームミュージアムの活動報告書(会報誌特別号)のもくじを制作中です。報告書には、大磯資料館の紹介や本クラウドファンディングの報告などを掲載予定です。支援者の皆様には、プロジェクトの進行を見守っていただき、引き続きご支援とご協力をお願い申し上げます。報告書の方向性が決まり次第、改めて皆様にご報告させていただきますので、もう少々お待ちいただければ幸いです。 どうぞよろしくお願い申し上げます。 もっと見る

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