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地域の課題を資源に変えるための皮革加工所づくり

千葉県で害獣として駆除された野生動物の皮を資源として活用し、獣害対策や農業の現場に還元するサーキュラーエコノミーの仕組みづくりを目指しています。今まで借りていた原皮保管用冷凍庫および作業所が使えなくなったため、新たに作業所を整え、今後安定した持続的な皮活用を行う取り組みにチャレンジします!

現在の支援総額

2,012,500

67%

目標金額は3,000,000円

支援者数

159

24時間以内に8人からの支援がありました

募集終了まで残り

9

地域の課題を資源に変えるための皮革加工所づくり

現在の支援総額

2,012,500

67%達成

あと 9

目標金額3,000,000

支援者数159

千葉県で害獣として駆除された野生動物の皮を資源として活用し、獣害対策や農業の現場に還元するサーキュラーエコノミーの仕組みづくりを目指しています。今まで借りていた原皮保管用冷凍庫および作業所が使えなくなったため、新たに作業所を整え、今後安定した持続的な皮活用を行う取り組みにチャレンジします!

地方の少子高齢化は今すごいスピードで進んでいます。

私が今住む三芳村で四季折々の美しい田園風景をつくっている農家さん

そのほとんどが60~70歳以上です。

おととし、家の周りの田んぼを耕していた農家さんが亡くなりました。

あっという間に耕作放棄地が増え、イノシシが闊歩しています。

そのイノシシが、ほかの農地を荒らし、獣害問題につながっています。

今頑張っている農家さんが頑張れているうちに

この地域の景色を、農家さんを、田畑を守る「しくみ」と「仲間」をつくりたい。

その思いから自分にできることを模索して始まったプロジェクトです。


私は千葉県館山市と南房総市にまたがって地域の里山素材を活用したものづくりをしている大阪谷未久(おおさかだにみく)と申します。
今は主に千葉県内にて捕獲駆除される野生動物の廃棄される皮を活用した革製品の製造をしています。

私は、千葉県佐倉市というところで幼少期を過ごし、早稲田大学に進学しました。
そこで、千葉県南房総の「三芳村」という地域へ農家さんのお手伝いを行うイベントを企画運営する学生団体に所属。日本有機農業先駆けの地であり、50年もの間地域的に有機農業をグループで行っている三芳の農家さんたちにほれ込み、農業に興味を持つようになりました。

大学生当時の稲刈り・はざかけ援農

 そのため、卒業後は農業の情報が集まるところを意識して、農家向けの情報雑誌を出版する会社で編集者として就職。就職してからも週末お手伝いに三芳村に通っていました。そのうち、農家さんからだんだんと「今日もイノシシにやられたよ」という声を聞くようになり、獣害問題を意識するようになりました。

イノシシに入られた田んぼ。稲が倒されたのは一部分だが、
獣臭がお米について全体が出荷できなくなる。

私は、学生の頃から通った南房総という地域が大好きなのですが、そんな地域の風景がだんだんと変わりつつあります。高齢化や鳥獣被害を要因に農家が減り、耕作放棄地や放棄竹林、空き家が増え、季節ごとに表情を変える美しい田んぼが一年ごとに失われていきます。

放棄竹林の様子。倒れた竹が日差しを遮り新しい植物が育たない

地域の美しい農村風景を50年先、100年先の未来に繋ぎたいですが、自分一人ではできることがあまりにも少ない。そもそもの「地域に人が少ない」という現実を変えるために、里山の魅力あるものを発信して、少しでも多くの人たちがこの地域に興味をもってくれるきっかけを作りたいと思いました。

そんなおり、かねてから狩猟や解体を教えてくれていた方が、館山でジビエセンターを立ち上げることとなりました。その際、「ジビエとして食肉を流通させるうえで出てくる皮や骨の産業廃棄物の利活用をやってくれないか」とお話をいただき、2022年3月、「館山ジビエセンター」の指定管理者である、合同会社アルコに転職しました。

捕獲者が苦慮する駆除個体の処理の部分について、肩代わりの機能を持つジビエ加工処理施設。しかし、ジビエ加工処理施設が経営を続けるためには、駆除された動物たちのお肉を売るだけでは厳しいのが実情です。そこで、そのままだと産業廃棄物となってしまう皮や骨を製品化しようという取り組みを始めました。

イノシシ、キョンの原皮。この状態は肉と一緒で腐っていきます。

当初、革製品製作のスキルはもちろん、「皮」をどのように「革」にするのかという知識もないままに活用を考えねばなりませんでした。しかし、とある縁で東京の両国にある100年続く革小物製作会社「東屋」さんがジビエに興味を持ってくださり、出向という形で修業をさせていただけることになりました。

そのため、ジビエ事業を始めて3年ほどは月の半分は南房総、もう半分を両国で仕事をする二拠点生活を行っていました。


同じ思いの仲間と立ち上げた「シシノメラボ」

ジビエレザーの製品化を進めていく一方で、個人の活動としての限界も感じており、横の連携を強めたいと考えていました。

シシノメラボは、そんな思いを持った害獣として駆除された野生動物の皮を素材として扱う革職人3名で立ち上げた千葉県ジビエレザー協議会です。「環境負荷が少なく、土に還すことのできる革」をテーマに「チバレザー」という地域的なブランドを創ろうとしています。

私がジビエレザーの加工をお願いしているタンナー様は、世界トップレベルの安全な繊維製品の証“エコテックススタンダード100”を取得しています。350を超える有害化学物質が対象となる厳しい分析試験にクリアした製品だけに与えられる世界最高水準の安全規格です。もちろん、最後は土に還すこともできます。

皮に「レザー」としての価値をもたせることで、その命を余すことなく地域経済に還元できる方法を模索し、「地域のなかで捕獲する、そのお肉を食す、革を作って地域のことを学ぶ、その素材を土に還す」という地域資源の循環の実現を千葉県という大きなつながりのなかで目指しています。


独立と店舗オープン

ジビエレザーの製品化を試行錯誤してから3年。たくさんの方々のおかげで、少しずつ革製品を販売できるようになってきました。そして、さらに縁がつながり、2024年4月には館山駅近くの廃ビルをリノベーションした複合施設「YANE TATEYAMA」の1区画を借りて店舗兼工房である「atelier lab.伝右衛門製作所」をオープンすることとなりました。その際、東屋さんがなんと油圧式裁断機をゆずってくださり、定量的な革製品の製作が可能になりました。

ジビエレザーを始めてから、やはりもっとたくさんの人に気軽に触れてほしい、そして地域のことを伝えたい、という思いを実現するための大きな一歩を踏み出すことができました。



皮革事業を継続するための原皮保管所の建設

たくさんの方の応援で少しずつですが確実に一歩一歩進んでくることができました。しかし、一方で、今大きな困難にも直面することとなってしまいました。

革の加工をするには、最低30枚以上のロットが必要です。今のところ1か月に集まる革は10数枚程度ですので、ロットが溜まるまで原皮(剥いだ状態の皮)を保管しなくてはいけません。今までは、農家さんから大きな冷凍庫及び加工所を借りて保管と作業をしていたのですが、とある事情でこの5月にその施設が使えなくなってしまいました

このままでは今年の皮の保管ができず、回収できない皮は廃棄となり、来年以降のジビエレザー事業が立ちいかなくなってしまいます。

そこで、かねてより空き家活用をしようと購入していた築80年の家を改装し、原皮保管と加工ができる作業所を新たに立ち上げることにしました。店舗名にも入っている「伝右衛門(でんえもん)」という名前は、南房総市に購入したこの空き家の屋号が由来。

空き家となった古民家は野生動物が安心して繁殖してしまう場にもなり、里で生きる野生動物が田畑の食害をしてしまい、いわゆる「獣害」につながっているという一面もあります。そのため、空き家は改装して使うか、解体するかのアクションが迫られている地域課題でもあります。だからこそ、原皮の加工所は空き家を改装して作りたい、と思っています。

空き家の現在の様子。

ただ、空き家の期間が長かったこちらの家はシロアリ被害や屋根の腐敗などに曝され、改修には1500万円以上と非常に大きなコストがかかることが分かりました。

全部の改修が難しくとも、水道と電気を通して土間にコンクリートをうち、皮を洗浄する作業スペースの改修と保管用の冷凍庫・冷蔵庫の設置を今年度中には行いたいのですが、それにも500~600万円ほどかかる見通しです。

まだ事業を始めたばかりで、大きな金額がすぐには用意できないため、皆様からのご支援をいただきたく、今回クラウドファンディングを立ち上げる運びとなりました。

未熟なところも多く、たくさんの人に支えられながらではありますが、自分ができる限り邁進していきたいと思っておりますので、ご支援のほどを何卒よろしくお願いいたします。


駆除だけではない里と山が共存する未来

獣害対策から出てきた皮の活用は、それ自体が獣害を減らすことはできません。

私が目指しているのは、田畑を荒らす動物を駆除するだけではなく、そもそも動物が出てくる地域のしくみ自体を変えていくところにあります。

今地方では人口減少がとてつもない勢いで進んでおり、今まで利用していた山に人の手が入らなくなったことで竹林の繁茂や高齢木の枯死などが進み、動物にとっても住みづらい環境となっています。

また、農家も減って耕作放棄地や空き家が増えてきています。

その結果、食べ物を求めて山から下りてきた動物たちが、耕作放棄地や空き家で安心して身を隠し、繁殖しながら田畑で栄養価が高くおいしい作物を食べていってしまうのです。

①荒れた里山を動物たちが生きていける山に戻すこと

②耕作放棄地の草刈りをきちんとすること

空き家を活用するか解体すること

④田畑を動物が入れないように頑丈に守ること

の4点をしっかりと行い、動物と人との境界線をしっかり引くことで動物たちを駆除しなくてもよくなる未来が見えてきます。

しかし、少子高齢化が進む地域内ではもはや根本的な対策を行う余裕がありません。一方で、自然から離れた都会では、農業や狩猟などの原体験を求めている人が多くいます。だからこそ、獣害対策から出てきた革製品を含めた地域資源を活用した取り組みで興味をもつ地域外の人を呼び込み、人手と資金を地域に還していきたいのです。

肉から皮までの活用に取り組む合同会社アルコと目指す「館山ジビエ」の循環図


そこで、山と近い場所に作る加工所はいずれはイベント会場や宿泊施設など複数の機能を持たせ、地域の外から人を呼んで、大学時代からやってきたように一緒に草刈りや里山整備、田畑のお手伝いを行うイベントを定期的に開催したいと思っています。今も定期的な開催は行っているのですが、拠点ができることでより多くの人に地域を楽しんでもらえると考えています。


現在の準備状況

現在、築80年の空き家を少しずつ自分たちの手で工事が入りやすいように整えています。
すでに工事車両が入る道の整備や不要な部分の解体なども進めています。


革製品

イノシシは千葉県では一度絶滅したといわれています。数十年前に人が放して増えたといわれています。畑では作物を根から掘り返し、農道も崩してしまうため、地域では最も被害額が最も大きい野生動物です。山では固い土を掘り返して土をふかふかにする自然界のブルドーザーです。
その革は水や傷に強くて丈夫。欧州では親子3代で使えるほどといわれています。

もともと中国や台湾で生息する柴犬くらいの大きさのちいさいシカです。30年ほど前に千葉県内のとある施設で逃げ出し、大繁殖している外来生物です。跳躍力とその小ささから田畑の防御が難しく、葉物や苗の食害が多発しています。その革は、人工繊維では再現できないほど繊維が細く、「革のシルク」ともいえる極上の手触りになります。

他にも千葉県産のシカ革もあり、製品はこの3種の革の長所が活きるように組み合わせてつくっています。

※こちらの不備で、リターン説明欄では「Sサイズ2枚orMサイズ1枚」となっておりますが、申し込みページでは「Sサイズ3枚」「Mサイズ1枚」となっております。今回申し込みページに合わせて特別に3枚お届けいたします!

アート製品

私の妹は「matagot(マタゴ)」というペンネームで活動している画家/アーティストです。
独特な色彩とタッチで生み出される唯一無二の世界観を描き出します。本プロジェクトのロゴや工房の壁画も彼女の作品です。
さらに、皮よりも活用が難しい骨への絵付けをするなどジビエ素材×アートの作品を多く生み出しています。そんな普段販売をしていない彼女の原画もリターン品として登場いたします。

matagot作品例

「館山ジビエ」テーマアート
/ロゴイラスト部分(matagot作)


ジビエ頭骨アート作品

ジビエ頭骨アート作品


2024年
10月 クラウドファンディングスタート
11月 クラウドファンディング終了
12月 改装準備

2025年
1月 電気工事
    土間解体作業
2月 水道工事・土間打ち作業
3月 加工所完成
5月 冷凍庫・冷蔵庫の購入・設置
      クラウドファンディングリターン発送

※クラファン+実費でも改修工事代に届かないため、行政の補助金活用も検討しています。
そのスケジュール次第では予定が変更になる可能性があります。

大阪谷さんに初めて会ったのはヤマナハウスでの狩猟イベント。参加者だった大阪谷さんはいつの間にかイベントスタッフになるほど積極的で、次にはヤマナメンバーとなり解体したキョンの毛皮で腰当を作って、それから獣害という課題に全力で向き合うために東京での仕事を辞めて南房総へシフトすると聞いて翌年には弊社で働いてもらっていました。その情熱と推進力、献身的な姿勢に応えなくてはと自分も引き締まりましたが、それを魅せるための芸術的なセンスも彼女は持ち合わせています。

彼女の「やってみたい!」というエネルギーは留まることを知りません。普通なら捨ててしまっていた野生動物の皮を、革製品としてよみがえらせ、さらにその売上を地域や自然環境の保全に還元するという、地域の課題を解決することと還元するためのアイデアを実践しています。

だからこそ、彼女の挑戦を応援していただけたら嬉しいです。突然の革事業存続の危機を迎えたこのクラウドファンディングは、大阪谷さんの未来の一歩を支えるものです。あなたの支援が、地域と自然を守るための力となり、新たな価値を生み出す原動力になります。大阪谷さんの夢を一緒に応援していただけると幸いです。

大阪谷未久は、いつも忙しい。

あれやこれやをたくさん抱えて、走り回っている。思わず「オオイソガシミク」なんて呼んでしまったこともあるくらいだ。そんな忙しい彼女がいま夢中になって取り組んでいることが、このクラウドファンディングにはぎゅっと詰まっている。

僕は「ヤマナハウス」というシェア里山の活動をしている。「自分たちが楽しめることを自分たちでつくる」を合言葉に、仲間たちと衣食住をDIYしたり、イベントや講座をつくっている。それが結果的に、里山だったり地域だったりの課題へのアプローチにもつながることを目指している。

大阪谷さんは、それを体現している一人だ。

彼女は三芳の有機農家に通い、ヤマナでジビエと出会った。そして、ジビエの革活用という、世の中的には限りなくニッチな事業に挑み、苦戦しながらも狭い道を突き進み、里山全体の素材活用へと道を拡げようとしている。それが彼女の楽しみかた、なのだと思う。

大阪谷未久は、いつも夢中だ。常にやりたいことやアイデアで頭がいっぱいで、その中を泳いでいる。まさに夢の中にいる。楽しいってのは、楽とは違う。忙しいけれど、心はなくしていない。夢中だからこそ、楽しい。

クラウドファンディングを通して、彼女の夢のなかを一緒に泳いでみませんか。みなさんの支援が彼女の夢を後押しし、地域を支える一助となることを願っています。


最後に

「野生動物の駆除」という現場に関わっていて思うのは、多くの人が動物を積極的に殺したいわけではないということです。やらなければならない現状が全国の地方に存在しており、多くの方が責任感や使命感のみで農業や獣害対策を支えています。

この現場が崩れれば、日本の農業そのものが成り立たなくなり、私たち一人ひとりの食卓に影響が出ます。しかし、どうしても地方からの情報発信は届かないことが多いため、革製品を通じて少しでも興味をもってもらえると嬉しいです。そして、革製品の一部売上は様々な形で農家さんや捕獲者さんに還元していきたいと考えています。「人」と「資金」が地域に還る仕組みづくりについて、応援と参画をしていただけると幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。

支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 設備費

  • リターン仕入れ費

  • 建物改修費

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

最新の活動報告

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  • キョンって結局なに?キョンという動物をしっていますか?近年、千葉県で増殖しているキョンのニュースがたびたび放映されているので、知っている人も多いかもしれません。キョンは、もともと中国や台湾にいる柴犬くらいの大きさの小さいシカです。もともと千葉県の観光施設が閉業する際に数十頭を逃がし、たった30年で現在7万頭にまで増えています。驚異的な繁殖力と在来生態系への影響から特定外来生物に指定され、年間5000頭~8000頭ほどが駆除されています。ほかにも、害虫や疫病の運搬、田畑への被害、不気味な鳴き声への苦情…千葉県民にとって頭を悩ます「厄介者」となってしまっています。しかし、キョンからしてみれば勝手にもといたところから異国へ連れてこられ、勝手に逃がされ、増えたから駆除される…という人間勝手もいいところです。また、駆除された個体の9割9分はそのまま廃棄処分となっているのが現状ですので、せめて駆除された個体の肉活用と革活用を、と取り組んでいるところではありますが、キョンからしたら、これもたまったものではないかもしれません。ただ、キョンを連れてきたのが人間である以上、その責任とけじめをつけなければならないのも人間です。私がキョンの革活用に取り組んでいる理由は、「命を無駄にしない」「もったいない」だけではなく、「キョンの革を資源として活用し、その資金の一部をキョンの生息調査と捕獲駆除の現場に還元してキョン問題の解決を目指す」ためです。キョンのお肉や皮でビジネスをしたい、という人にキョン活用はおすすめできません。なぜなら、キョンの小ささではどんなに質が良くてもコストの方が高くついてしまい、一般的な革や肉の10倍ほどの価格をつけなければビジネスにならず、キョンの知名度が低い以上その価格で飛ぶように売れる見通しはほとんどないからです。それでも活用をしようというのはコスト度外視の環境オタクや自己犠牲バカだけです。(千葉県でキョン活用をしてくださっている皆様には言葉が悪くて申し訳ございません、最大限の賛辞ですのでどうかお気を悪くされないでください…)そして、それでいいと思います。特定外来生物が単純に価値が高いだけですと、儲けたいからと繁殖をもくろむ人間が出てきてしまいます。(※ちなみに特定外来生物は捕獲したあと逃がすこと、生きたまま運搬することは犯罪になりますのでくれぐれもご注意ください)以上のように、キョンについては難しい話が山積しますが、革にするうえでとくに困難な点は下記の3つになります。①特定外来生物であること②大きさが小さいこと③気性が荒いためケンカ傷が多いことこの3点については長くなりますので、それぞれ別の活動報告でお伝えします。キョン活用について興味のある方はぜひご覧くださいませ。 もっと見る

  • 北条海岸ビーチマーケットが開催されました!館山最大のビーチマーケットである「北条ビーチマーケット」が11月17日(日)に開催されました!総数100を超えるテントが並び、天気にも恵まれとても賑やかなイベントとなりました。北条ビーチマーケットの今回のテーマは「南総里見八犬伝」と「わんこ」。そこで今回に合わせて新商品を開発しました!今映画が上映されている「八犬伝」のモチーフになっている「南総里見八犬伝」の舞台はここ館山。そして、日本で唯一の八犬伝博物館なるものがここ館山市にあるのですが、そこで当時の版本や浮世絵が見られます。「八犬伝」に犬は八房しか登場しないはずなのですが、その表紙はまさに「犬づくし」!そんな江戸時代のかわいいわんこを抜き出してイノシシ革やシカ革に刻印した「八犬伝革シール」やイノシシ革に八犬伝の表紙を刻印した本革リングノートを製作しました!リングノートは、まるで八犬伝を持ち歩いているみたいになります!ありがたいことにリングノートは完売!シールはこれから道の駅館山グリーンファームにて販売予定ですので、ぜひお立ち寄りの際は見てみてくださいね! もっと見る

  • 読売新聞に記事を掲載いただきました!11/5 発行の読売新聞夕刊「大手小町」にて、取材いただいた内容が掲載されました!取材してくれた記者さんがとても丁寧にまとめてくださり、工房の看板猫ヤネちゃんも全国紙デビューさせていただきました。記事がきれいにスキャンできたので写真もアップさせていただきますが、紙面に掲載した記者によるコラムをのぞく記事部分は、掲載から1週間後の来週火曜日に、読売新聞オンライン内の「大手小町」ページに上がる予定とのことですので、そちらでもよければご覧くださいませ!大手小町:読売新聞オンライン応援コメントへの御礼seamalt様変わらず突き進んでください!>応援ありがとうございます!これからも体力の続くかぎり進んでいきます!user_567ee4187b54素晴らしい取り組み、応援しています!>応援とうれしいコメントありがとうございます!応援を糧にこれからもがんばってまいります!monikikaワークショップでは大変お世話になりました! とても良い企画なので今後とも長らく応援していきたいと思います!>ワークショップへのご参加と早速の応援を本当にありがとうございます!応援コメントも本当にうれしく励みになります!これからもどうぞよろしくお願いいたします!yokookutake柏からも応援しています!>奥岳さん、いつもありがとうございます!柏からの応援本当に励みになります!これからも頑張りますのでどうぞ今後ともよろしくお願いいたします。7e5c5e9b9804いろいろ大変と思いますが、 体を大切に頑張ってください!応援しています。>応援とあたたかなメッセージを本当にありがとうございます!長く続けられるよう体にも気を付けながら頑張ってまいります!Koujirou Akiyama応援しています!頑張ってください!>応援本当にありがとうございます!大変励まされております!応援を糧にこれからも頑張りますmiya_90応援しています!頑張ってください!>応援本当にありがとうございます!user_944c217b5744みくちゃん、ファイト!!!>応援本当にありがとうございます!!今が踏ん張り時と考えて頑張ります!user_a7286fac1a64様ミクちゃん!応援してるよ^ ^>あたたかな応援本当にありがとうございます!応援を励みにがんばります!user_320d141f7b84みっくー!一大プロジェクトだね!たまには一息ついて頑張ってね。健康第一>応援と温かいメッセージ本当にありがとうございます!三芳からのつながりでこんなに応援してくれる人たちがいることにすごく励まされています!これからも頑張ります! もっと見る

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      10,000

      残り20

      【Aqua Tozzoコラボリターン】 YANE TATEYAMA2階にある地産の食材を使った館山で大人気のイタリアンレストラン「Aqua tozzo」様とのコラボリターン。 有効期限1年間で使用できるお食事券と、千葉県内で捕獲駆除されたキョンとイノシシの革を組み合わせて丁寧に作ったコースター2枚をお届けします。キョン革は吸水性に優れているため、テーブルを水滴から守り、快適な食事の時間を演出します。コースターは、食事の際にだけでなく、お部屋のインテリアとしてもご活用いただけます。 ・内容  ①お食事券2000円  ②ジビエレザーコースター×2枚 ・コースターのサイズ  9cm×9cm

      支援者:10人

      お届け予定:2025年04月

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      10,000

      【法人様向け ロゴ掲載リターン】 ご購入いただいた法人様、企業様を当プロジェクトの参画メンバーとしてホームページに会社名、法人名およびロゴを掲載させていただきます。 クラウドファンディング終了後、掲載内容についてお打ち合わせをさせていただきます。 ※画像はイメージです。掲載HPは新規のものに変更の可能性があります。

      支援者:9人

      お届け予定:2025年04月

    • リターン画像

      20,000

      残り25

      【ALRIGHT COFFEEコラボリターン】 atelier lab.伝右衛門製作所があるYANE TATEYAMA内のカフェ「ALRIGHT COFFEE」とコラボした特別なリターン。 キャンプや登山のお供に、こだわりのコーヒーを。千葉県の豊かな自然の中で育ったシカの革で作られた、持ち運びにぴったりな丈夫でスタイリッシュな保管袋と、ALRIGHT COFFEE自家焙煎のコーヒー豆のセットです。アウトドアでのコーヒータイムが、さらに特別なものになります。 また、ALRIGHT COFFEEで楽しめるフリードリンクチケット×5枚もついてきます。 内容 ・ALRIGHT COFFEE自家焙煎珈琲豆 200g ・珈琲豆袋×1 ・ALRIGHT COFFEEドリンクチケット×5枚(有効期限1年) 珈琲豆袋の詳細 ・サイズ:20cm×14cm ・素材:鹿革、牛革紐

      支援者:5人

      お届け予定:2025年06月

    • リターン画像

      20,000

      残り10

      【北条文庫コラボリターン】 atelier kab.伝右衛門製作所を含む複合施設YANE TATEYAMA内の「北条文庫」(書店)とコラボした製品セット。 自然や動物に関わる文庫本一冊に、キョンレザーの極上の手触りのブックカバー、そして館山の里山を駆ける動物たちの姿を象ったしおりをセットにしました。 文庫本は、北条文庫の選書士がおすすめする一冊。まだ見ぬ本との出会いと、キョンレザーのシルクのような手触り、そしてかわいい動物のしおりがあなたの読書体験を彩ります。 自分へのご褒美に、大切な方への贈り物に、一生もののアイテムとしておすすめです。 ・文庫本×1冊  ページ数:250ページ ・キョンレザーブックカバー×1枚  サイズ:W105×H148mm  色:藍染/グレー/カーキ ・ブックマーカー×1枚  長さ:150mm

      支援者:10人

      お届け予定:2025年04月

    • リターン画像

      20,000

      残り5

      【ジビエアートリターン】 伝衛門製作所のアーティストmatagotが贈る、世界に一つしかないジビエ素材のアート作品。 里山の素材であるシカやキョンの皮を活用した羊皮紙キャンバスに、その里山に生きる動物たちの姿を描いたドローイング3種セットをお届けします。 すべてmatagot自身が描いた原画になります。 ※写真は一例です。 ・サイズ:82mm×82mm ・内容:羊皮紙ドローイング3枚セット ・モチーフ:イノシシ、シカ、キョン、フクロウなど ※額はついておりません。壁に飾りたい方はご自身でご用意ください。

      支援者:5人

      お届け予定:2025年08月

    • リターン画像

      50,000

      残り26

      【色見本付き!革製品セミオーダーチケット】 セミオーダーチケットで自分だけの革製品をおつくりします。 「スマホポシェット」、「レザークッション」、「ポーチ」の中からお好きなアイテムを選んでいただき、さらに革の色を自由にカスタマイズできるセミオーダーチケットをご用意しました。 クラファン終了後、イノシシ革、キョン革、シカ革の色見本とオーダーシートをお送りしますので希望のカスタマイズをご記入のうえ返送ください。 ●サイズ ①スマホポシェット 20cm×13cm×4cm ②クッションSサイズ 35cm×35cm ③ポーチ 20cm×12cm ●仕様 ①スマホポシェット 全面のポケットは手触りのよいキョン革、本体と肩紐は丈夫なイノシシ革で製作します。 ②クッションSサイズ  片面がキョン革、片面がシカ革で2つの革の手触りが楽しめるクッションです。 ③ポーチ  手触りのよいキョン革が楽しめるポーチです。 ●制作の流れ ①こちらから、色見本と商品概要とオーダーシートを送付いたします。 ②オーダーシートに希望のカスタマイズをご記入ください。 ③オーダーシートをご返送ください。 ④約1か月ほどで製品を製作し返送いたします。ご到着までしばらくお待ちください。

      支援者:4人

      お届け予定:2025年08月

    • リターン画像

      50,000

      残り18

      【加工体験リターン】 今回の支援でつくった加工所にて、実際に駆除された野生動物の素材を加工する体験をしていただけます。 ①解体体験 ②毛皮なめし体験 ③頭骨クリーニング体験 をお選びいただくことができます。 1回のリターンで3名様までご参加いただけます。 ※ ・実施概要  1日×1回 ・有効期限:2026年3月末まで ・体験概要 下記の①~③のうちひとつをお選びいただけます。 ①「解体体験」 駆除された野生動物を皮、肉、骨の素材へと分ける方法を学び実践いただけます。皮、骨についてはお持ち帰りいただくことも可能です。 ②「毛皮なめし体験」 ワークショップ 素材の活用方法を学びながら、実際に自分の手で皮を「毛皮」にするまでの加工を体験いただけます。加工した野生動物の毛皮はお持ち帰りいただけます。 ③「頭骨クリーニング体験」 家に飾れるような骨格標本レベルのスカルトロフィーの作り方をお伝えし、実際に加工を体験いただけます。加工した野生動物のスカルトロフィーつきの講座です。 日程: 2025年4月~2026年3月(7月~9月を除く)に順次開催してまいります。 詳しい開催方法や募集方法につきましてはクラウドファンディング終了後にお伝えいたします。 場所: 千葉県館山市/南房総市 クラウドファンディング終了後、会場や予約方法など詳細情報をメールにてご案内します。 ※支援者様の交通費や滞在費は各自でご負担ください。 流れ: 10:30 館山駅集合 YANE TAETEYAMA内の工房を案内 11:30 ランチ ジビエを楽しめる飲食店にて食事。食事代は体験料に含まれます。 13:00 体験開始    加工所に移動し、体験を開始いたします 16:00 プログラム終了    解散 体験料に含まれるもの: ・講座代 ・体験に使う道具や消耗品 ・体験に使う素材や製品(頭骨、毛皮) ・ランチ代

      支援者:2人

      お届け予定:2025年04月

    • リターン画像

      100,000

      残り10

      【講演&ワークショップリターン】 地域の課題のことや、その課題から資源を生み出して課題解決につなげる取組みについて講演し、実際にジビエレザーを使ったワークショップを行います。 ・実施概要:最大180分×1回 ・有効期限:2026年3月末まで ・受講方法: ①館山開催  ・実施場所:千葉県館山市北条1625-25「atelier lab.伝右衛門製作所」  ・対応可能人数:1人~30人  ・備考:実施場所までの交通費は支援者でご負担ください。  ②出張開催  ・実施場所:ご指定の場所まで出張して講演とワークショップを行います。  ・対応可能人数:3人~40人  ・備考:実施場所までの交通費は別途請求いたします。  ③オンライン開催(ワークショップはミニイノシシのみ)  ・実施場所:ZOOMを使用します。  ・対応可能人数:1人~100人  ・備考:ワークショップに必要な革材料はあらかじめ送付いたします。 上記①~③から希望の形式をひとつお選びいただけます。後日メールやオンライン打ち合わせなどで詳細を詰めていきます。

      支援者:0人

      お届け予定:2025年03月

    • リターン画像

      150,000

      残り30

      【SANKAKU ドライビンググローブリターン】 地域の絆で持続可能な未来のために、獣害対策に”参画”する皆様と共に楽しめるジビエレザーブランド 「SANKAKU」を立ち上げました。 今回は「SANKAKU」のなかでも注目されている最高品質のオールキョン革の「ドライビンググローブ」がリターン品で登場しました。 手の形に合わせたオーダーメイド品になります。 ●サイズ Sサイズ、Mサイズ、Lサイズ、LLサイズ ※手の型紙をお送りそ、サイズ計測のうえ製作に入ります。 ●色 ・RED ・BLACK ・BLOWN の3種よりお選びいただけます。 ●制作の流れ ①こちらから、サイズ計測の型紙を送付いたします。 ②型紙に自身の手形とサイズをご記入いただきます。 ③型紙をご返送ください。 ④約3か月ほどで製品を製作し返送いたします。ご到着までしばらくお待ちください。

      支援者:0人

      お届け予定:2025年12月

    • リターン画像

      300,000

      残り5

      【オリジナルグッズ企画開発権】 ジビエレザーを使用した革小物のオリジナルグッズ制作を承ります。 納得がいくまで試作を行い、完成までお付き合いいたします。 ※革小物は、靴、カバン以外の製品になりますが、まずはご相談ください。 ・制作可能な内容:型紙製作、ロゴ版作成、試作、金型製作、縫製、レーザー刻印 ・制作の流れ:  ①希望内容のヒアリング  ②制作内容の提案と打ち合わせ  ③試作  ④修正 ※納得いくまで③と④を繰り返します  ⑤納品 ・納品内容:  製作した版や金型  試作過程で制作した革製品  完成品1本

      支援者:0人

      お届け予定:2025年04月

    • リターン画像

      10,000

      在庫なし

      【色見本付き!革小物セミオーダーチケットmini】 セミオーダーチケットで自分だけの革製品をおつくりします。 「キーケース」、「レザートレイ」、「三角コインケース」の中からお好きなアイテムを選んでいただき、さらに革の種類や色も自由にカスタマイズできるセミオーダーチケットをご用意しました。 クラファン終了後、イノシシ革、キョン革、シカ革の色見本とオーダーシートをお送りしますので希望のカスタマイズをご記入のうえ返送ください。 ●サイズ ①キーケース ②レザートレイ ③三角コインケース ●制作の流れ ①こちらから、色見本と商品概要とオーダーシートを送付いたします。 ②オーダーシートに希望のカスタマイズをご記入ください。 ③オーダーシートをご返送ください。 ④約1か月ほどで製品を製作し返送いたします。ご到着までしばらくお待ちください。

      支援者:30人

      お届け予定:2025年04月

    • リターン画像

      50,000

      在庫なし

      【里山原画】 伝右衛門製作所所属で活動しているアーティストmatagotの原画をお届けします。 里山からインスピレーションを受けた幻想的な動物たちを木製キャンバスに繊細な世界観で描く世界でひとつだけのアートです。 ・原画×1点 ・サイズ:300mm×300mm ・内容:①動物の種類②ベースの色についてご要望を承れます。  クラファン終了後、メールにてヒアリングフォームをお送りいたします。 ※画像はイメージです。シカやキョン、イノシシなどの動物シリーズ1点をお届けいたします。

      支援者:5人

      お届け予定:2025年10月