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地域の課題を資源に変えるための皮革加工所づくり

千葉県で害獣として駆除された野生動物の皮を資源として活用し、獣害対策や農業の現場に還元するサーキュラーエコノミーの仕組みづくりを目指しています。今まで借りていた原皮保管用冷凍庫および作業所が使えなくなったため、新たに作業所を整え、今後安定した持続的な皮活用を行う取り組みにチャレンジします!

現在の支援総額

3,605,236

120%

目標金額は3,000,000円

支援者数

275

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2024/10/13に募集を開始し、 275人の支援により 3,605,236円の資金を集め、 2024/11/30に募集を終了しました

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地域の課題を資源に変えるための皮革加工所づくり

現在の支援総額

3,605,236

120%達成

終了

目標金額3,000,000

支援者数275

このプロジェクトは、2024/10/13に募集を開始し、 275人の支援により 3,605,236円の資金を集め、 2024/11/30に募集を終了しました

千葉県で害獣として駆除された野生動物の皮を資源として活用し、獣害対策や農業の現場に還元するサーキュラーエコノミーの仕組みづくりを目指しています。今まで借りていた原皮保管用冷凍庫および作業所が使えなくなったため、新たに作業所を整え、今後安定した持続的な皮活用を行う取り組みにチャレンジします!

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【フジテレビ「千葉の贈り物」に出演しました!】本日11/25(日)8:55~9:00、フジテレビ放映の「千葉の贈り物~まごころ配達人~」にて、「ジビエの革を活かす!レザー工房」 としてatelier lab.伝右衛門製作所と、当店の取り組みが紹介されました。看板猫のヤネさんは撮影中、一度も撮影スタッフに驚くことなく、カメラマンさんにかわいがってもらったり、撮影の様子を見守ったり、そのままうとうとしたり…自発的にテーブルのうえでくつろいでくれたので、ヤネさんもしっかりテレビに映っています!見逃した方も千葉県HP「ちばコレchannel」より視聴可能ですので、ぜひご覧くださいませ!また、クラウドファンでイングも残すところあと6日になりました!何度も繰り返し応援してくださった方、詳細を聞きに工房までいらしてくださった方、クラファンをきっかけに本当に多くの人とご縁をつながせていただいております!今回応援してくださった方へのご恩や思いはこれから先もずっと残っていくのだろうなぁ、と今から感慨深く感じております。これから先、リターン品だけではない何かの形でお返ししていければと思っております。ぜひ今回ご支援いただいた方、これから先もぜひつながり続けていただけますと嬉しいです!残り6日間も頑張ってまいりますので、もう少し皆様のお力をお貸しいただけますと幸いです。どうぞ引き続きよろしくおねがいいたします!


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クラファン70%達成の御礼本日目標金額70%達成いたしました!皆様、本当に心温まるご支援および応援をありがとうございます!本日も工房まで直接いらしていただき、クラファンリターンのオリジナルグッズ制作についてご相談いただきました!今回のクラファンがいろんな企業様とのコラボのきっかけにもなれば本当にうれしく思います。残り8日で30%達成できるように引き続き頑張ってまいりますので、よければ拡散についてご支援いただけますととてもうれしいです。レクサス千葉中央店様にてワークショップ開催しました!報告が遅くなってしまいましたが、11/9にレクサス千葉中央店様にてワークショップ開催いたしました!こちらは、かねてより活動を応援していただいている勝又自動車様とレクサス千葉中央店様のご厚意と熱い思いにて実現した企画になります。レクサスのオーナー様ご家族向けのイベントですが、最初に講義30分、ワークショップ15分というしっかりと獣害について学ぶ内容となりました。小学校低学年のお子様も多く、最初は興味をもっていただけるか心配だったのですが、獣害問題のクイズなどにたくさんの子が手を挙げて答えてくれました!下記に親子さんや社員の方からいただいたうれしいコメントを掲載いたします。●息子はクイズと製作が楽しかったとのことで早速作ったイノシシを家族に自慢しておりました(^^)山道に行くとイノシシが出そう…なんて言い出してるのでちゃんと聞いていたのかな?(笑)(小学1年生)●娘は相当楽しかったようで…帰ってから、普段書かない日記を書き、ワークショップのことを記録してました(笑)●娘はまだ小さいので命の尊さみたいな深い話は理解できていないかれど、「楽しかった」と言いながら、家に帰ってから家族に作った物を見せていました。また質問に手を挙げて答える事ができて、当たっていたのも嬉しそうに話しをしていました。(年長)●30分の座学は長いかな?と心配していたが、大阪谷さんのお話がとても上手で、皆を巻き込みながら進めてくれたお陰で、飽きる子もなく、時間的にもぴったりだった。●千葉県の抱える獣害問題・命のサーキュラーエコノミーという少し難しいテーマではあったものの、興味を示してもらえた●机、イスが足りない程、たくさんの方に参加してもらえた●親子で参加してくれて、とても良いコミュニケーションの場となり、親子で考えるいいきっかけになっていた●自宅に帰ってからも、家族に話をする程、子供の印象に残るワークショップだったこういったお声を直接届けていただき、本当に励みになりました!改めて、本当に貴重な機会をくださったレクサス千葉中央店様、勝又自動車様には深く感謝申し上げます。こういったワークショップや講演についてご興味のある方はどうぞお気軽にお問い合わせくださいませ!


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前回の活動報告の続きになりますが、引き続きキョンについて少しお伝えさせていただきます。特定外来生物ってなに?「特定外来生物」という言葉は聞いたことはありますか?環境省の「外来生物法」では下記のように定義されています。「外来生物(海外起源の外来種)であって、生態系、人の生命・身体、農林水産業へ被害を及ぼすもの、又は及ぼすおそれがあるもの」指定された生物の取り扱いについては、輸入、放出、飼養等、譲渡し等の禁止といった厳しい規制がかかります。千葉県では、「キョン」以外にも「ヒアリ」「アカカミアリ」「カミツキガメ」「アライグマ」「アカゲザル」「セアカゴケグモ」などが確認されているようです。ちなみにアライグマは貴重な在来の水生生物を食べ荒らしてしまい、アカゲザルは在来動物であるニホンザルと交雑してしまい純粋なニホンザルがいなくなってしまう事態も想定されています。キョンは千葉県においては、葉物野菜や苗、家庭菜園の花などに被害が集中しており、まだ在来種への影響は確認をされていません。ただ、千葉県から出てしまえば、シカが食べなかったような貴重な在来植物や高山植物に影響がでる可能性はかなり高いと思います。キョンは有害鳥獣であり特定外来生物正直なところ、キョンの田畑への食害被害はイノシシに比べるとかなり評価としてはかなり小さくなります。(キョンの食痕がシカと見分けがつきずらい、家庭菜園での被害は報告されていない、なども考慮する必要はありますが…)そうなると、獣害問題としては低い評価となり、イノシシの捕獲報奨金が15000円程度に対し、キョンは7500円程度と約半分ほどです。また、キョンを捕まえるにはくくり罠(地面に設置した踏板を踏み抜くとワイヤーが足を絡めとる罠)が定石とされていますが、イノシシよりもずっと軽くて俊敏なため、キョン用に罠を改造する必要があります。捕まえるのは難しくて捕獲報奨金もじゅうぶんに出ない、となると捕獲圧もなかなか上がっていきません。つまり、特定外来生物は単純な「獣害問題」だけではなく、「環境問題/生態系問題」としても評価して十分な捕獲報奨金を出していただきたいところですが、「獣害対策」の予算は農水省、「特定外来生物」の予算は環境省の管轄という行政ならではの縦割り構造と、環境省の予算不足…など様々な要因から実現が難しそうです。であれば、駆除されたキョンのお肉と皮をしっかりと活用することで捕獲者さんへの還元とキョン対策に充てていこう、というのがそもそもキョン活用に取り組み始めたときに考えていた仕組みです。キョンの原皮が高いワケ現状、まだまだ革事業を回せるほどの売上が出ていないので不十分ではありますが、キョンの原皮はイノシシ原皮の2倍以上の価格で買い取っています。他県でジビエの革を扱っているところからキョンの原皮を購入できないかと相談をされることがありますが、原皮の価格が高すぎると値下げ交渉をされます。皮はあくまで、精肉の過程で出てくる副産物であり、ほとんどの皮が二束三文ですし、その前提で価格相場が成り立っているので気持ちはわかります。自分としても非常につらい…。それでも現状動いてくれている捕獲現場の人たちに、価格を下げてくれ、とは私は言いたくないのです。その状況がやはり他県の人には伝わりずらいので、できる人たちがいるのであれば、県内のキョン活用は県内でやるべきと考えています。キョンレザーに価値をつけるとキョンが増えるジレンマ?上記以外にも、特定外来生物である以上、価値をつけてビジネスになるとキョンを養殖しよう、自分のところでもキョンを増やそう、とする人間が出てくるリスクがあります。もともと千葉県ではイノシシは一度絶滅をしていました。現在爆発的に増えているイノシシは、ハンティング用に人間が離した、と言われています。哺乳類以外ですと、ブラックバスが良い例であるように、価値があると増やそうとするのも残念ながら人間の心理です。そのため、「キョンを資源に」というと、「資源として扱っていいのか?」という厳しいお声もいただきます。それに対する完璧な回答はまだ出せていません。ただ、●キョン資源はキョンが根絶されるか課題解決したら取扱いを一切やめる。●トレーサビリティを徹底し、駆除対策から出てきた皮しか使わない。●行政と協力し、売り上げの一部をキョンの生息調査や捕獲対策に持続的に還元する。上記を満たした革のみを価値のある革として行政が認定する、という仕組みを考えています。その仕組みが、シシノメラボ(旧千葉県ジビエレザー協議会)として今取り組んでいるチバレザーの一部でもあります。ちなみに本プロジェクトは令和6年度「ちば地域課題解決実証プロジェクト補助金」の助成を受けています。一部のジビエや革関係者のなかには、行政と連携し、補助金を活用しながらプロジェクトを動かすことを非難する方もいますが、連携と補助を手段とし、駆除という目的を達成するほうがよっぽど大切なのではないかと思います。(あくまで補助金は事業のスタートダッシュに使うブースターであり、その後自走ができる仕組みを目指す場合を想定しています。補助を目的とし、意味のない事業を作り出すのは論外です)大変長文にはなってしまいましたが、「キョン」を活用するうえで今まで考えてきたこと、そしてこれからも考え続けていかねばならない要点のひとつ「特定外来生物」についてお伝えをさせていただきました。まだまだ勉強中のため、未熟な論点もあり、さまざまな意見があるかと思いますが、何かを感じた方はぜひ意見を伝えに工房にいらしていただけると嬉しいです。


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キョンって結局なに?キョンという動物をしっていますか?近年、千葉県で増殖しているキョンのニュースがたびたび放映されているので、知っている人も多いかもしれません。キョンは、もともと中国や台湾にいる柴犬くらいの大きさの小さいシカです。もともと千葉県の観光施設が閉業する際に数十頭を逃がし、たった30年で現在7万頭にまで増えています。驚異的な繁殖力と在来生態系への影響から特定外来生物に指定され、年間5000頭~8000頭ほどが駆除されています。ほかにも、害虫や疫病の運搬、田畑への被害、不気味な鳴き声への苦情…千葉県民にとって頭を悩ます「厄介者」となってしまっています。しかし、キョンからしてみれば勝手にもといたところから異国へ連れてこられ、勝手に逃がされ、増えたから駆除される…という人間勝手もいいところです。また、駆除された個体の9割9分はそのまま廃棄処分となっているのが現状ですので、せめて駆除された個体の肉活用と革活用を、と取り組んでいるところではありますが、キョンからしたら、これもたまったものではないかもしれません。ただ、キョンを連れてきたのが人間である以上、その責任とけじめをつけなければならないのも人間です。私がキョンの革活用に取り組んでいる理由は、「命を無駄にしない」「もったいない」だけではなく、「キョンの革を資源として活用し、その資金の一部をキョンの生息調査と捕獲駆除の現場に還元してキョン問題の解決を目指す」ためです。キョンのお肉や皮でビジネスをしたい、という人にキョン活用はおすすめできません。なぜなら、キョンの小ささではどんなに質が良くてもコストの方が高くついてしまい、一般的な革や肉の10倍ほどの価格をつけなければビジネスにならず、キョンの知名度が低い以上その価格で飛ぶように売れる見通しはほとんどないからです。それでも活用をしようというのはコスト度外視の環境オタクや自己犠牲バカだけです。(千葉県でキョン活用をしてくださっている皆様には言葉が悪くて申し訳ございません、最大限の賛辞ですのでどうかお気を悪くされないでください…)そして、それでいいと思います。特定外来生物が単純に価値が高いだけですと、儲けたいからと繁殖をもくろむ人間が出てきてしまいます。(※ちなみに特定外来生物は捕獲したあと逃がすこと、生きたまま運搬することは犯罪になりますのでくれぐれもご注意ください)以上のように、キョンについては難しい話が山積しますが、革にするうえでとくに困難な点は下記の3つになります。①特定外来生物であること②大きさが小さいこと③気性が荒いためケンカ傷が多いことこの3点については長くなりますので、それぞれ別の活動報告でお伝えします。キョン活用について興味のある方はぜひご覧くださいませ。


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北条海岸ビーチマーケットが開催されました!館山最大のビーチマーケットである「北条ビーチマーケット」が11月17日(日)に開催されました!総数100を超えるテントが並び、天気にも恵まれとても賑やかなイベントとなりました。北条ビーチマーケットの今回のテーマは「南総里見八犬伝」と「わんこ」。そこで今回に合わせて新商品を開発しました!今映画が上映されている「八犬伝」のモチーフになっている「南総里見八犬伝」の舞台はここ館山。そして、日本で唯一の八犬伝博物館なるものがここ館山市にあるのですが、そこで当時の版本や浮世絵が見られます。「八犬伝」に犬は八房しか登場しないはずなのですが、その表紙はまさに「犬づくし」!そんな江戸時代のかわいいわんこを抜き出してイノシシ革やシカ革に刻印した「八犬伝革シール」やイノシシ革に八犬伝の表紙を刻印した本革リングノートを製作しました!リングノートは、まるで八犬伝を持ち歩いているみたいになります!ありがたいことにリングノートは完売!シールはこれから道の駅館山グリーンファームにて販売予定ですので、ぜひお立ち寄りの際は見てみてくださいね!