近年、日本各地で荒廃農地が増加しています。
親世代は地方に住み、子世代は都市部で暮らすというパターンが多く、農地の管理が行き届かなくなっているのが現状です。
私たち株式会社TKG麓庵は、この問題に10年前から取り組んできました。
「農地なのに森林化している。手を貸してくれないか」
地域に密着した農業委員からのこの言葉が、私たちが荒廃農地の伐採に乗り出すきっかけとなりました。
森林化した農地には木が生え、その木を伐採すれば薪やチップにできる。
そこに私たちは新たな可能性を見出したのです。
しかし、伐採木の処理には大きな課題があります。
例えば600坪の荒廃農地を伐採すると、幹で4トン、枝葉で6トンもの廃材が出てしまいます。
これらを処理するには、約60万円もの費用がかかってしまうのです。
いかに安価に処理するかが私たちの企業努力の要となっています。
さらに、再利用できない場合は処理業者に依頼し、ウッドチップにして発電所で燃やすか、他県で処理することになります。
つまり、地元で採れたものが地元で還元されないという問題が生じているのです。
私たちは、伐採木を様々な形で再利用することで、この問題の解決を図っています。
伐採木の約80%は薪として利用しています。
主に薪ストーブの燃料として重宝されています。
また残りの20%はチップとして活用しています。
燻製用や、民家のぬかるんだアプローチに敷く用途などがあります。
私たちが作るウッドチップは細かいため、シロアリ被害の心配もありません。
ウッドチップは1年ほど経つと有機肥料になります。
リンとカリが不足しているため、鶏糞や牛糞を混ぜ込んで畑に散布することで、より効果的な肥料となります。
特に馬の有機肥料は一般にはあまり知られていませんが、非常に優れた肥料です。
この活用にも力を入れています。
このプロジェクトでは、クラウドファンディングを通じて粉砕機の購入資金を募っています。
新しい粉砕機があれば、より効率的に伐採木を処理し、再利用できるようになります。
このままでは荒廃農地はどんどん増えていくでしょう。
しかし、このプロジェクトを通じて荒廃農地を活性化することで、新たな可能性が生まれます。
将来的には、ヘーゼルナッツやサジーの生産など、新たな農産業を始めることも視野に入れています。
このプロジェクトは、環境保護と地域活性化を同時に実現する可能性を秘めています。
伐採木を再利用することで、廃棄物を減らし、新たな産業を生み出すことができるのです。
このプロジェクトを支援することで、環境保護や地域活性化に直接貢献できます。
さらに、支援者には魅力的なリターンを用意しています。
皆様のご支援に感謝を込めて、特別なリターンをご用意しました。
まず、本格的な燻製作りを楽しめる香り豊かなチップをお届けします。
サクラの甘い香り、リンゴのフルーティーな風味、くるみの深い味わい。
あなたのお好みに合わせてお選びいただけます。
アウトドア愛好家の皆様には、こだわりの薪をご用意しました。
樹種や長さ、大きさを自由に選べるので、キャンプやBBQなど、あらゆるシーンで活躍すること間違いなしです。
たくさんBBQをしましょう。
キャンプに行きましょう。
薪ストーブや、薪を使ったサウナを楽しみましょう。
日常生活の中で伐採木を再利用した製品を使うことが、環境保護や地域活性化につながります。
株式会社TKG麓庵の小林徳一郎です。
最後に、若い世代へのメッセージを送らせていただきます。
日本の多くの農地が、10年前のテレビ番組で見た荒廃農地の状態になる可能性が高いのです。
それを止める一歩として、例えば庭にウッドチップを取り入れてみてはどうでしょうか。
家庭菜園や畑でのウッドチップの活用もおすすめです。
保湿と肥料を兼ねており、毎年上から追加していくことで効果を持続できます。
犬小屋の周りやドッグランにも最適です。
ペットとの生活にも役立つウッドチップ、ぜひ試してみてください。
皆さまのご支援をお待ちしています。
・薪割り機:13万〜30万
・破砕機:220万円
・ダクト:22万円
・スクリーン:6万
・運搬車両:固定費
計:250万〜300万円
✅8月末:プロジェクト公開
✅9月末:プロジェクト終了
✅10月:リターン送付
✅11月:粉砕機購入
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